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ITエンジニアへの転職を考えている人が読んでおきたいおすすめの本14選

更新: 2020.01.10

就職・転職でITエンジニアになりたい、と考えてはいませんか。

エンジニアと一言で言っても、使用するプログラミング言語や開発するものによって求められるスキルや知識が異なります。

そのため、就職・転職活動の前に、ある程度業界知識を身に着けておいた方が、より自身にあった会社選びができるのです。

この記事では、ITエンジニアへの転職を考えている人を対象に、読んでおくべきおすすめの本を紹介します。

IT業界についてを学べる本

「IT業界に興味はあるが、そもそもどのような業界なのか分からない」という方は、まず業界の基本についてを知る必要があるでしょう。

「IT業界とはどのような仕事をする業界なのか」「どういった知識を持っているべきか」などがわかる本を紹介します。

就活、転職の役に立つ デジタル・IT業界がよくわかる本

宣伝会議が出版する本書は、デジタル・IT業界についてとにかく「丁寧に」「わかりやすく」解説してあることが特徴です。

IT・デジタル・インターネットなど、今更聞けない基本的な言葉の意味の解説や、Google・AppleなどのIT大手企業の歴史ビジネスモデルについても解説されています。

また、業界の仕組みやビジネスモデルについても知ることができるので、IT業界のことを知らない文系学生が業界研究のために読むのはもちろん、管理職やマネジメント職の人にもおすすめです。

IT用語図鑑 ビジネスで使える厳選キーワード256

専門用語の多いIT業界では、RPA・IoT・プロトコル・UI・チャネル・EC・LP・コンバージョンなどといった言葉が日常的に使われます。

言葉の意味を正しく理解していないと、先輩や上司の話を理解できないところが、知識がない人だと思われる可能性もあるでしょう。

そのような状況を避けるために使えるのがこのIT用語図鑑です。本書では、AIなど話題の用語から、Web用語やセキュリティ用語、さらにIT業界で働く上で知っておくべき有名人についても紹介しています。

イラスト付きでわかりやすいことに加えて、巻末には索引も付いているため、辞書代わりに持っておきたい一冊です。

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ITエンジニアの仕事がわかる本

「AIに奪われない仕事」の一つとして知られるITエンジニアは、将来性を考えて目指す人も多くいます。

そんなITエンジニアがどのような仕事なのか、これから目指す人が心得としてまず読んでおくべき本を紹介します。

エンジニアとしての生き方

本書は、米マイクロソフトでWindows 95/98やInternet Explorer3.0/4.0の開発に携わった後、同国でソフトウェア開発のベンチャー企業を設立し、今もなおエンジニアとして第一線で活躍する著者の人気ブログを書籍化した一冊です。

プログラマーとして、そして経営者として、自らの体験を語りつつ、これからのIT業界を担うべくエンジニアに対してエールを送っています。

世界のIT企業から求められる人材やエンジニアとしての生き方について書かれてある本書は、全てのプログラマーやSEにとって必読の一冊です。

エンジニアになりたい君へ

「技術至上主義」で業界の常識を打ち破ってきた、エンジニアリング企業社長である著書が、自身の経験から得た知見をもとに、業界の内情や会社選びのポイントを詳しく紹介しています。

大手メーカーに就職できたとしても、そこで待っているのは安定した生活とは限りません。

システムが大規模であればあるほど、開発や設計といった上流工程を担うことが出来るのは一部の限られたエンジニアのみ。

組織の中で同じ作業を繰り返すだけの日々を送っているエンジニアも少なくありません。

一流のエンジニアとして、好きな仕事で一生安定した収入を得るためにはどうすればよいか、その秘訣や心構えを知ることが出来る本書は、これからIT業界を目指す人・活躍したい人がぜひ読んでおきたい一冊です。

最低限知っておくべきITスキルを学べる本

年齢や経験に関わらず、実力主義で仕事を任されることの多いIT業界では、働く前にどれだけの知識を持っているかがその後のキャリアアップやスキルアップにも大きく影響します。

ここでは、ITエンジニアとしてのキャリアをスタートさせる前に、最低限知っておくべきスキルを紹介します。

できるWord&Excel 2019 Office 2019

もはやどの業界においても社会人として必須のスキルとなっている「Word」と「Excel」をマスターするための本です。

Wordを使った文字入力の基本や書式設定や表・画像の挿入方法、またExcelでは定番の数式や関数だけでなく、グラフの作り方などビジネスの現場で使える機能を幅広く紹介しています。

ビジネスシーンはもちろん、プライベートでも使える知識満載です。

はじめてのGoogle スプレッドシートの教科書2019

IT初心者の方やパソコン音痴の方向けに、Googleスプレッドシートを使い方を丁寧にわかりやすく解説しています。

知識ゼロの方でも、解説の手順通りに操作を進めるだけで四則演算、データの並び替え、グラフの作成など表計算ソフトの基本を学ぶことが出来ます。

「請求書や売上管理表を作成したい」「ファイルを誰かと共同編集したい」「ピボットテーブルを作りたい」など、この本を読むことであなたのやりたいことの実現方法がわかります。

プログラミングの基礎が学べる本

プログラミングとは何か、といった基礎の基礎から教えてくれる本を紹介します。

いくらプログラミング言語を学んでも、基礎を理解してなければいつまでも一人前のエンジニアになることは出来ません。

就職・転職先で頼りにされるためにも、基礎知識はしっかりと身につけておきましょう。

教えて♪ プログラミング まずはなんとなく分かることが大切よ!

コードを1行も用いずにプログラミングの原理と全体像を解説した一冊。ITについて全く知識のない人を対象としています。

タイトルの通り「なんとなく」わかることを目的としているため、ある程度の知識がある人にとっては少し物足りなく感じてしまうでしょう。

プログラミング初心者やITについての基礎知識を付けたい他業界のビジネスマンにおすすめです。

プログラミングをはじめよう

プログラミングを始めたいが何から手を付ければよいかわからない、という方におすすめの一冊です。

プログラミングスキルを身に付けるためには、各プログラミング言語によって異なる文法やルールの学習に加え、どの言語にも共通する「プログラミングの真髄」の学習が欠かせません。

しかし、これらの内容は初心者にとっては難易度が高く、途中で挫折してしまう人も少なくありません。

本書では、文字による解説だけでなく、視覚的にプログラミングについてのイメージを掴めます。

さらに、Pythonを使ってプログラミング体験をしながら学ぶことで、初心者でも無理のない学習が可能。「そもそもプログラミングって何」という方にもおすすめの一冊です。

プログラミング言語を初めて学ぶ人向けの本

プログラミングをまったく学んだことのない人向けに、初心者でもわかりやすいプログラミング言語の学習本を紹介します。

「Ruby」「Python」「JavaScriopt」といった、比較的わかりやすく需要の高い言語から選びました。

スラスラ読める Rubyふりがなプログラミング

プログラミングって専門用語が多くて分からない、という方におすすめの一冊です。

登場する各コードに対して、何をやっているのか「ふりがな」がふってあり、プログラムの中の記号や英語を、日本語で理解しながら学習を進められます。

実際に手を動かしながら進むだけでなく、自分でプログラムを考える応用問題もあり、この一冊でRubyの基礎文法はしっかりと身に付けられるでしょう。

初めてのプログラミング言語としてRubyを学ぶ人や、過去に他の参考書でのRuby習得に挫折してしまった人にぴったりです。

プログラミング超初心者が初心者になるためのPython入門

Pythonのインストールから文字列の表示、変数の使い方など、Pythonの基本操作を解説している本書では、Python習得の基礎となる基本的な概念を自然と身に付けられます。

超初心者を対象として、短いコードをわかりやすく説明しているため、難しい解説や専門用語が苦手な方、過去に他の入門書や初心者向けの参考書で挫折してしまった方におすすめです。

確かな力が身につくJavaScript「超」入門

実際に手を動かしながらサンプルプログラムを一つずつ作っていくことで、JavaScriptの基礎力を身に付けることが可能。

「勉強のためのサンプルプログラム」ではなく、実際に仕事で使えそうなサンプルを多用することで、楽しみながら学習ができます。さらに、初心者がつまずきやすいポイントを丁寧に解説。

共感しながら読み進められる文章で「絶対に挫折しない・させない」内容の本書は、使える知識を効率的に身に付けたい方におすすめです。

プログラミング言語の知識をより深めるための本

さいごに、一通りプログラミング技術のある人が読むことで、さらに知識を深めることができる本を紹介します。

こちらも、先程と同じように「Ruby」「Python」「JavaScriopt」の言語から紹介しています。

プロを目指す人のためのRuby入門

プログラミング経験者のためのRuby入門書です。

未経験者向けの入門書にあるような基本的な専門用語などの解説は最小限にとどめ、代わりにRubyの特徴やRuby開発におけるポイントなど、開発現場で使える知識を多く紹介しています。

サンプルコードや例題などを通して、開発の現場で必要とされる、一通りのRuby関連知識が習得可能

第2、第3プログラミング言語としてRubyを学習したい人はもちろん、すでにRubyエンジニアではあるけれど、文法や構造については実はよくわかっていない、という方にもおすすめです。

ゼロから作るDeep Learning

ディープラーニングの本格的な入門書です。ディープラーニングを理解するために必要な知識を一つずつ丁寧に解説。

「そもそもディープラーニングとは何か」「どのような原理で動作しているのか」といった基礎から始まり、実際に開発をする際のテクニックや、最新トレンドなどの解説もあります。

内部構造の分かりづらい外部ライブラリは極力使わず、Python 3によってゼロからディープラーニングを作ることで、楽しみながらディープラーニングの原理を学べます。

技術の概要だけでなく、一歩踏み込んで深く理解したいという方におすすめです。

何となくJavaScriptを書いていた人が一歩先に進むための本

タイトルの通り、今までサンプルコードなどを参考にしながら「なんとなく」プログラミングをしていたエンジニアが、一つレベルアップするための一冊です。

「詳しく理解しようとすると分かりづらいポイント」や「他の言語と違う見逃しやすいポイント」などを上手に解説しています。

JavaやC#などの知識・経験がある人や、初級者から中上級者へのステップアップをしたい人におすすめです。

まとめ

日々研究開発が盛んに行われているIT業界では、数年前の最新技術がすでに古いものとして扱われることも珍しくありません。

そのような業界で活躍するためには、キャリアをスタートする時点で最新の知識を持っていることはもちろん、仕事に就いた後も継続的なキャッチアップが必要です。

この記事で紹介した本やセミナー、ワークショップなどを活用しながら、仕事で使える知識を身に付けていきましょう。


この記事は新卒での退職から未経験でエンジニア転職を目指す方法について説明している12ステップ記事のひとつです。

前のstep4の記事は、以下からご覧下さい。

次のstep6の記事は、以下からご覧下さい。

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この記事を書いた人

石田ゆり
元システムエンジニア・コンサルタント。ERPパッケージソフトウェア会社にて設計から開発、品質保証、導入、保守までシステム開発の一通りの業務を経験し、その面白さと大変さを学ぶ。働く人々を支援するバックオフィス系システム・業務効率化ツール等に特に興味あり。趣味は旅行、ヨガ、読書など。

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