例文1
プログラミングを趣味としており、個人でWebアプリの開発を行っていました。
過去に数件の受託開発を行ったこともあり、本業にできるレベルではないかと考え、システムエンジニアへの転職を考えました。
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更新: 2023.05.03
「システムエンジニア(SE)に転職しようと思っている」
「SEの志望動機をどう書けばいいのか分からない」
「システムエンジニアの志望動機の考え方や例文が知りたい」
システムエンジニアに転職するとき、面接を受ける企業の事業内容やあなた自身の経験などによって志望動機は異なるはずです。
しかし、最適な志望動機が思いつかず、転職面接や履歴書の対策がうまくいっていないとお悩みの方も多いでしょう。
そこで本記事では、システムエンジニアに転職する際の志望動機を考えるポイントや例文を紹介。未経験からシステムエンジニアに転職したい方はぜひ参考にしてください。
この記事の目次
では早速、システムエンジニアに転職するための志望動機を考える際、どのようなポイントを意識すれば良いのか。ここでは、4つのポイントを紹介します。
前提として、あなたがなぜエンジニアに転職したいのかを説明できるようにしましょう。
面接官としても、確固たる理由があってシステムエンジニアを採用したいはず。
「なんとなく」や「前職より給料が良いから」といった理由だと、プラスの評価にはなりにくいでしょう。以下、3つの例文を紹介します。
例文1
プログラミングを趣味としており、個人でWebアプリの開発を行っていました。
過去に数件の受託開発を行ったこともあり、本業にできるレベルではないかと考え、システムエンジニアへの転職を考えました。
例文2
将来的にシステムエンジニアの需要は高まると感じ、プログラミングスクールに通ってスキルアップを図っていました。
そのスキルを実際の開発現場で活用したいと考え、システムエンジニアへの転職を決めました。
例文3
前職で社内のシステムエンジニアと連携して仕事を行うことがありました。
その時に、私の依頼した案件にも誠実かつ迅速に対応してもらい、システムエンジニアの重要性をひしひしと感じました。
そこで、私もシステムエンジニアとして働きたいと感じたのがきっかけです。
このような志望動機を参考にしてください。
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志望した理由を「システムエンジニアに憧れている」「システムエンジニアになって手に職をつけたい」と説明するのは、ベストとはいえません。
なぜなら「企業にとってのメリットが説明できていないため」です。
企業が転職採用を行う目的は、人材育成ではなく業績アップのためです。中途社員に対しては、新卒社員以上に即戦力であることが求められています。
あなた自身の成長意欲に加えて、それが企業に取ってどんなプラスになるのかまで説明できるとより良い志望動機となります。
「なぜその企業を志望しているのか」は、志望動機において最も重要な部分であり、採用担当者が最も耳を傾ける内容です。
システムエンジニアに転職するのであれば、他の企業でも問題ないはず。その中でなぜその企業なのかを説明できることで、高い評価につながるでしょう。
企業によって事業内容は異なるので、共通して使える志望動機を組み立てるのは難しいです。企業研究を通して、最適な内容を考えましょう。
参考までに、以下2つの例文を紹介します。
例文1
御社のシステム開発はRubyを使っているとサイトで拝見しました。
私自身プログラミングスクールでRubyを学習しており、基礎から実践的なスキルまで身につけました。
私のプログラミングスキルが御社の成長に貢献できると考え、志望しました。
例文2
御社の説明会において、システムエンジニアにも円滑なコミュニケーションが求められると伺いました。
私はプログラミングの経験こそ少ないものの、前職までの営業経験からコミュニケーション能力には自信があります。
私の過去の経験が御社でも役立つと考えたため、志望しました。
その企業で扱うプログラミング言語や、今後の方針、事業内容などと絡めて志望動機を説明するように意識しましょう。
するとより具体性が上がり、志望動機の説得力も高まります。
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「なぜその企業を志望しているのか」を説明するためには企業分析が欠かせません。
コーポレートサイトや日々のニュースに目を通し、会社が行っている説明会などに参加して情報を集めましょう。
志望動機を考える上で情報収集は大切。それだけでなく「熱心に御社への転職を考えている」という意欲もアピールできます。
「御社の説明会に幾度となく足を運び」や「コーポレートサイトを隅々まで読みまして」という説明は付け加える必要はありません。
あなたの話の中から、面接官はどれだけ企業分析を行ってきたか理解してくれるはずです。
中途採用では、どのようなスキル・経験・資格を持っているかも大きな評価ポイント。
すでにシステムエンジニア経験がある、プログラミングを使った仕事の経験があるといった場合は、そのままアピールして問題はありません。
面接の前に、どのようなスキルを持っているか洗い出しましょう。
例として、以下のようなスキル・経験は転職でアピールポイントとなるでしょう。
未経験や新卒でシステムエンジニアを志望するならば、「意欲やそのための行動」を伝えることが重要です。
上記で紹介したスキル・経験以外でも、システムエンジニアへの転職においてアピールポイントとなるものはあります。
その判断をするコツとしては、「システムエンジニアの仕事内容につながるかどうか」を考えることです。
システムエンジニアの仕事は、大まかに以下のような流れで進みます。
これらのことに活用できるスキル・経験であれば面接で説明しましょう。
具体的な例文を考えてみます。
「質問が上手だと評価される」ことをアピールすると想定しましょう。
私は前職で営業を行っていましたが、同僚や先輩社員からは「質問上手」だと言われることが多かったです。
私自身「取引先が気づいていない問題も発掘しよう」という意識はしており、失礼のない範囲で質問を投げかけていました。
こうすることで、より深いニーズの発掘とそれを解決する提案ができたので、先方と長い付き合いを築けました。
これはエンジニアの仕事の1つである要件定義の部分で役立つと考えています。
相手の潜在的なニーズを引き出す質問をすれば、取引先により満足してもらえるシステム開発ができるでしょう。
この点で私の「質問上手」な部分を役立てることができます。
少々強引に感じるかもしれませんが、このようなアプローチも可能です。
ポートフォリオとして作ったアプリやサービスなどがあれば、積極的にアピールしましょう。
実際の制作物を見てもらった方が、あなたのスキルをスムーズに証明できるでしょう。
この時に注意したいのは、制作物の自慢だけで終わらないこと。
「制作にあたり、〇〇の技術を身につけた。これを御社の業務でも役立てたい」というようなアピールにつなげることが重要です。
制作の過程で培った技術をアピールするというイメージです。
もし制作物はない場合、実際に自分で作ってみることをおすすめします。手間はかかりますが、強いアピールポイントとなるのは間違いありません。
スキル・経験が重視される中途採用ですが、仕事に対する意欲も見られています。
高いスキルを持っていることに加えて、入社後も意欲的に働いてくれそうな人材であれば、採用される確率は上がるでしょう。
入社後に達成した目標や、今後のキャリアについてなどを具体的に説明できると、より意欲が伝わりやすいです。
以下、例文を2つ紹介します。
例文1
御社に入社後は〇〇のサービス開発に携わりたいです。
△△のシステムをよりグレードアップし、お客様に使いやすいサービスになるよう貢献していきたいと考えています。
例文2
入社後は開発を行いながら、マネジメント職へのキャリアアップを考えています。
自分で開発するのはもちろん、自分と同じくらいのスキルを持つ人材を育成し、これまで以上に効率的な開発が行える環境を作り出したいです。
このように説明してみましょう。
未経験でアピールできるスキル・経験が少ない場合は、意欲のアピールは非常に重要。
「入社に向けてどんな行動を起こしているか」を伝えましょう。
未経験のうちから大きすぎる目標を掲げても「本当にこの人は達成しようと考えているのだろうか」と面接官に疑念を持たれてしまうかもしれません。
以下のような説明をするといいでしょう。
私は御社の「〇〇サービス」に興味があります。
もともと「〇〇」の業界におりまして、既存サービスの不便さや、同じように悩む同業者の声を数多く聞いてまいりました。
御社の「〇〇サービス」は過去に私や企業が抱えていた悩みを解決する最善策になると感じています。今度はユーザーではなく
サービスを提供し、「〇〇」業界の問題点を解決する側に立ちたいと考え、御社を志望しました。
ただ、私にはWebサービスの開発経験や高いプログラミングスキルはありません。
現在プログラミングスクールに通い、御社の開発に使っている言語Rubyの学習を行っています。
入社までに学習を終え、前職での経験を活用したシステムエンジニアになる準備を整えておきます。
もちろん口で説明するだけでなく、実際の行動に起こすことで入社後の実務に役立ちます。積極的に行動し、面接でもアピールしていきましょう。
システムエンジニアの仕事において文系・理系は関係ありません。文系出身の人でもIT業界でバリバリ活躍する方はたくさんいます。
入社後の活躍次第で、どんどんステップアップできるでしょう。
また、システムエンジニアの求人には「未経験可」という条件のものもあります。
20代後半の第二新卒であれば、ポテンシャル採用として十分通用するので、プログラミング経験がなくても採用される可能性はあるでしょう。
30代以降になると、経験者採用が増えてきます。そのため、20代と比較すると未経験から採用される確率は低くなります。
その場合、場当たり的な転職活動では失敗します。そのため、失敗しない確実な方法で転職を目指すべきです。
システムエンジニアへの転職を本気で目指すなら、転職サポート付きのプログラミングスクールがおすすめです。
弊社サービスのテックキャンプでも転職支援付きのスクールを展開しております。気になる方はぜひ、無料カウンセリングへの参加をご検討下さい。
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ここまでは、志望動機を考える際の基本的なポイントと例文を紹介しました。ここでは、働き方別にシステムエンジニアの志望動機を見ていきましょう。
以下3つの種類に分けました。
外部の企業からシステム開発の依頼を受けて開発を行う、受託開発企業でのシステムエンジニアに転職する際の志望動機から考えます。
このようなシステムエンジニアは、社内外でやりとりする機会も多いと考えられます。
そのため、プログラミングスキルに加えて、コミュニケーション能力もアピールしたいです。
またシステムエンジニア全体に共通することとして、システム開発の作業には複数名の人員が関わるのが一般的。
チームメンバーと共に作業をする協調性のアピールも重要となるでしょう。
例文1
私は「クライアントのニーズに沿った提案・開発のできるシステムエンジニアとして活躍できる」と考え、御社を志望しました。
前職でもシステムエンジニアをしており、クライアントと直接打合せする機会はありました。しかし、社内のスケジュールや予算の関係で、ニーズはあっても解決の提案ができないという思いを何度も経験しました。
御社でも大手から中小まで様々な企業と取引しており、エンジニアがクライアントと打ち合わすることも多いと思われます。さらに御社の成長性や企業規模を考えた時、クライアントのニーズに沿った提案を自由に行えるのではないかとも考えております。
これまでできなかったクライアントに寄り添った提案・開発ができると考え、御社を志望しました。
この例文のポイント
例文2
「人員を管理し、スムーズな受託開発を行うためのマネジメントスキルを活用して働ける」と感じたことが、御社を志望した理由です。
説明会の場で担当者の方が、開発現場の課題は「人員は揃っているのだが、指揮系統が整っていないことでやや作業の遅延が見られる」ということでした。私は、前職は開発チームを取りまとめていたわけではありませんが、マネジメント職として10人ほどのチームを率いていました。
この中で培ったマネジメントスキルが御社でも役立て、開発の効率化に貢献できると考えた次第です。
プログラミングについては知識不足のところもありますが、入社までに基礎部分の勉強を完了させておきます。実務の中で開発を行いながら、エンジニアチームを取りまとめていくことが入社後の目標です。
この例文のポイント
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自社開発企業のシステムエンジニアヘ転職する場合は、プログラミング・コミュニケーション・マネジメントといったスキルのアピールは盛り込みましょう。
さらに、志望する企業のサービスの現状や今後どのように発展していく予定なのかを把握。
その上で、あなたのスキルや経験がどのように活かせるのかを説明できると理想的です。
例文1
御社を志望した理由は、御社で運営する「スポーツクラブ比較サイト」に興味を持ったことです。
私は前職でスポーツクラブでインストラクターをしていました。その時に体験したこととして、集客の難しさがありました。
スポーツクラブはIT技術に疎い部分があり、自社サイトさえ何年も更新していないという施設は珍しくありません。私がいたスポーツクラブもこのような状態。ネット集客が一般的となった昨今では、集客に苦労していました。
そんな折、御社の比較サイトの利用を始めたところ、ネット経由でのお客様が多く入会するようになりました。
私が勤めていたクラブと同様な悩みを抱えているクラブは世の中に数多くあると思われます。そこで、スポーツクラブで働いていた経験を御社のサービス開発に活用し、クラブの抱える悩みの解消に貢献したいと思いました。これが志望理由です。
開発に必要なプログラミングは、現在プログラミングスクールにて学習しています。入社までに実践的なスキルを身につけておくつもりです。
この記事のポイント
例文2
私は、個人的にスマホアプリの開発を行ってきました。この時に身につけた技術が御社でも活かせると考え志望しました。
御社ではゲームやライフハック系のアプリをiPhone向け、Android向け両方で開発しているかと存じます。私も両方とも開発経験があり、Swift、Kotlinを扱ってきました。
また私は、御社で開発したアプリのユーザーでもあり、アプリ開発の際に研究にしていました。御社のアプリの仕組みやコーディングなどはイメージができています。
私の技術が活かせること、そしてアプリのユーザーとして新しい機能の提案などもできるのではないかと考えています。
この記事のポイント
スタートアップのシステムエンジニアへ転職する際の志望動機です。
アピールポイントはこれまでに紹介した2つのケースと大きく変わりません。ただ、野心を持って成長しようとしているのがスタートアップです。
そのため「いかに意欲があるか」や「会社の現状を理解しているか」という点が評価されることを意識しましょう。
スタートアップは大量に人材を採用できる余裕がありません。そのため、自分の裁量で動き長く働いてくれる人材を積極的に採用したいと考える傾向があります。
例文1
御社の「プログラミング学習サービス」に興味を持ち、志望しました。
私自身、システムエンジニアを目指すにあたりプログラミングを学習しておりました。その際は書籍を使って学習していたのですが、自分に適した参考書を見つけることが難しく、幾度となく挫折しかけた経験があります。
当時はプログラミング学習のハードルは非常に高かったですが、御社のようなサービスがあることでハードルは下がってきていると感じます。当時苦労した経験を思い出し、これからプログラミングを学ぶ人々の助けになるべく、御社のサービス開発に携わりたいと思いました。
また、御社の少人数であることを活かした行動の早さは私の理想に近いものです。前職では1つの仕事をこなすためにも上司の許可や社内でりん議を通す必要があり、窮屈に感じておりました。御社は自分に責任はあるものの迅速な行動ができるという点で、私にとって働きやすい環境となりそうです。
この記事のポイント
例文2
御社が開発を予定している「マッチングアプリ」に興味を持ちました。
空きスペースを所有する個人と、収納スペースが欲しい個人とをマッチングさせるサービスは非常にニーズが高いと感じております。今はまだ一般的なサービスとなっていませんが、将来的に利用者が急増するでしょう。
そのサービスの開発に携わりたいと感じました。
可能であれば私がサービスの指揮をとり、人員が増えた際にマネジメントを行う立場になりたいと考えています。
この記事のポイント
システムエンジニアは人材不足が続いており、転職はしやすい業種だとされています。
しかし、きちんと対策をしておかなければ不採用になっても不思議ではありません。
特に志望動機は相手のスキルや経験、意欲を図れるポイントです。面接官は重視しています。
志望動機でシステムエンジニアへの熱意と応募先の企業で働くイメージを伝え、IT人材としての一歩を踏み出しましょう。
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