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履歴書の「免許・資格」の書き方は?読みやすく高評価になる履歴書を作るコツ

更新: 2020.06.16

「履歴書にある免許・資格の項目の書き方がわからない…正しく書くにはどうすればいいのだろう」

このように考えていませんか?

書類選考は、就職・転職活動の第一関門。魅力的な履歴書をかけるかどうかで、面接まで進める可能性は変わってきます。

転職を成功させるためには、自分の持つスキルやポテンシャルを、うまく伝えられる履歴書を書きたいところです。職種によっては、取得している免許や資格が有利になることもあるでしょう。

そこでこの記事では、履歴書の「免許・資格」の項目の書き方について詳しく解説します。

履歴書にある「免許・資格」の基本的な書き方

まずは、履歴書の「免許・資格」項目の書き方を理解しましょう。

基本的なものですが、意外と知らない書き方もあるでしょう。すでに知っているという方でも、自分の知識が合っているかどうか確認のために目を通してください。

取得した年月日の順に書く

まず、履歴書の資格欄を書く際にもっとも注意すべきなのは、「取得した年月日順」に書くことです。

取得した免許や合格証に、正式な年月日が書いているはずなので、確認して書くようにしましょう。

受験日や交付された日ではない点に注意が必要です。

運転免許は最初に書こう

履歴書には正式な書き方というものはありませんが、運転免許とその他の資格は分けて書くのがベターです。

先に運転免許をまとめて記載し、そのほかの職務に役立つ資格はその後に取得順に記入していくと、わかりやすいでしょう。

免許・資格は正式名称で書く

免許や資格は、必ず正式名称で書くことを心がけましょう。

例えば車の免許の場合は「普通自動車第一種運転免許」、中型バイクの場合は「普通自動二輪車免許」などの正式な名称で記載しなければなりません。

他にも「英検」や「宅建」など、日常生活で使うような名称も、略称である場合が多いです。英検は「実用英語技能検」、宅建は「宅地建物取引士」です。

履歴書は正式な文書なので、略称を使うことは推奨されません。必ず正式名称を用いるように注意しましょう。

なお、民間資格の場合は、資格名称だけでなく、実施団体も記載すると良いでしょう。

例えば「日本商工会議所簿記検定」など。細かい部分ですが、履歴書は採用担当者が一番に目にする書類なので、気をつけておいた方が良いでしょう。

応募する企業の業務に関する資格を優先して書く

履歴書に資格や免許を記載する際に重要なのは、応募する企業に関係のある資格を書くことです。

例えば、不動産と全く関係のない企業の業務に応募する履歴書に、「宅建」や「マンション管理士」などの資格を書いても、あまり評価対象にはならないでしょう。

履歴書の資格欄は、自身のスキルをアピールする場でもあるので、応募先の業務と関係のある資格を優先して書くべきです。

西暦か和暦かで統一する

資格の取得日は、西暦か和暦かで統一しましょう。他の記入欄の表記と合わせることも忘れてはなりません。

「学歴・職歴欄」で和暦を使っているなら、免許・資格欄も和暦を使いましょう。

履歴書の表記がバラバラだと、採用担当者にあまりいい印象を与えません。「雑だ」というような印象を与えてしまっては、非常にもったいないので、履歴書の書き方には最新の注意を払いましょう。

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履歴書に書ける資格の例

履歴書に書ける資格の例を紹介します。あくまで一例なので、志望する業界・業種によってはこの限りではありません。幅広く役立つ資格をピックアップして紹介します。

国家資格

国家資格は、国や国から委託を受けた機関によって実施される資格です。法律に基づいたものであり、有資格者は、知識やスキルを国によって認定されることになります。

取得のハードルは非常に高いですが、国から知識や技能を保証されているため、社会的信用も高い資格であると言えます。

国家資格は、これまでの職歴を証明するものにもなるので、志望する職種・業種に関わらず、書いておくことをおすすめします。

「○○試験合格」「○○免許取得」と記載します。同じ資格で、複数の級に合格済みの場合は、もっとも上級のものを記載しましょう。

国家資格の具体例

・公認会計士
・税理士
・行政書士
・司法書士
・宅地建物取引士
・調理師

自動車免許

運転免許は、特定の車種を運転する資格があることを証明するものです。

・普通免許
・大型二輪免許
・普通二輪免許
・原付免許
・大型免許

などがあります。

営業職などは業務で車を使うこともあり、自動車免許の取得が必須条件となっている場合があります。

語学系の資格

業務によっては、語学系の資格が高く評価されることもあります。海外の会社とやり取りをしている企業も少なくありません。外国語、特に英語や中国語のスキルは重要です。

語学系の資格の具体例

・実用英語技能検定(英検)
・TOEIC
・TOEFL

TOEICのスコアがマイナスになることも

TOEICは、合格/不合格ではなく、英語レベルによってスコアで判定されます。

一般的に、ビジネスレベルと言われるスコアが600点、外資系など国際色の強い企業では700点以上が必要と言われています。

高スコアであれば、充分アピールポイントとなりますが、500点以下のスコアの場合、「あまり英語力がない」と判断されることもあるようです。

高得点が取れていない場合は、逆効果となってしまう恐れがあります。明記が義務でないのであれば、書かないでおく方が良いでしょう。

TOEICのスコアに有効期限はありませんが、公式認定証が再発行されるのは、最終受験日から2年以内です。なので、基本的には2年以内のスコアを記載しましょう。

金融・事務系スキル

他業界から金融系の仕事に転職する際には、資格が評価されることもあります。また金融業界では、資格取得と同時に手当が支給されることも多いようです。

事務職に転職する場合、簿記検定などの資格があると転職しやすいでしょう。事務系資格の有無は、業務レベルを判断する目安となりますので、待遇やキャリアアップに直結する可能性もあります。

金融・事務系スキルの具体例

・FP技能士(ファイナンシャルプランナー)
・年金アドバイザー
・秘書検定
・簿記検定

パソコン・IT系の資格

現代の仕事には、パソコンが欠かせません。見やすい資料を作成したり、エクセルでデータをまとめるスキルは、もはや必須と言えるでしょう。

パソコン・IT系の資格は自身のITスキルを示すことができ、業務に活かせることも多いので転職に有利です。

パソコン・IT系資格の具体例

・MOS
・ITパスポート試験
・基本情報技術者試験
・応用情報技術者試験

資格が多い場合には書かなくてよいものもある

取得している資格が多い場合、業務とあまり関係のない資格まで全て書いてしまうと、履歴書も見づらくなり、資格をうまくアピールできません。

なので、業務とあまり関わりのあに資格に関しては、書かなくてもよいこともあります。

例えば漢字検定など、業務に必須とは言えないものなので、重視する企業は少ないかもしれません。ただ、日本語力を問われる業務の場合には強みとなるので記載すると良いでしょう。

スポーツの級・段に関しては、ほとんど仕事と関わりがないので、優先的に書くものではありません。ですが、面接の際の話題作りになる場合もあるので、「趣味・特技」の欄に記入することをおすすめします。

その他、世界遺産検定や日本酒検定など、珍しい検定資格についても、面接の際の話題となりやすいので、「趣味・特技」の欄に書いておくとよいでしょう。

免許・資格を書くときに知っておきたいポイント

免許・資格の欄を記入する際は、以下の点も把握しておきましょう。

資格がプラスにならない場合あり

人気のある有名な資格で、かつ比較的スムーズに取得できる資格については、プラスにならない場合もあります。

例えば、日本漢字能力検定3級、実用英語技能検定準2級など。このような資格は、採用担当者も見慣れていることも多いようです。

勉強中の資格も書いてOK

業務に活かせる資格であり、取得に向けて勉強している場合は、「○○取得に向けて勉強中」のように記載しても構いません。

向上心やポテンシャルをアピールすることができます。すでに試験日も決まっていている場合は、「○月に取得予定」と書いておきましょう。

経理職なら「日商簿記1級取得を目指して勉強中」、不動産職なら「宅地建物取引士を目指し、受験予定」などと書いておくと評価対象となる場合があります。

また、「級」が設けられている資格で、現在よりも上位資格合格に向けて勉強中である場合は、向上心をよりアピールできるでしょう。

免許名の後ろに1文字空けて「取得」「合格」と書く

免許・資格名は、1文字分のスペースを空け、その資格に合わせて「合格」「取得」と記載するのが一般的です。

資格のレベルで悩むなら書いておく

履歴書に資格を記載する時に、「どのレベルまでなら書いてもいいのだろう」と悩むこともあると思います。

例えば英検の場合、準一級や一級を取得しているのであれば、語学力のアピールポイントとなりますが、英検二級などは高校卒業レベルなので、アピールになることは少ないです。

ただし、書くか書かないか悩むなら書いておくことをおすすめします。採用担当者には、できるだけ判断材料を与えておくべきです。

書く資格がなければ「特になし」と記入

現状特に書く資格がない場合は、空欄にせずに「特になし」と記入しましょう。

嘘を書くのはNG

履歴書に嘘を書くのは絶対にやめておきましょう。万が一嘘に気づかれることなく、採用されたとしても、実務の段階で事実が判明してしまう可能性が高いです。

積極的に免許・資格を取得しよう

「転職をしてキャリアアップを図りたい」「条件の合う職場や待遇の良い職場に転職したい」という方は、積極的に資格取得を目指しましょう。

転職活動でのアピールポイントになります。また実務に使うスキルの習得は、将来的なキャリアアップにもつながります。

将来の自分のキャリアビジョンを考え、そこから逆算して資格取得に挑戦しましょう。

独学か専門スクールを利用するか検討する

資格を取得するための道は主に「独学」「専門スクールの利用」があります。

独学の場合は、学習コストも低く、自分のペースで勉強を進めやすいというメリットがあります。ただし、独学だとモチベーションの維持が難しかったり、途中で挫折してしまう可能性も高いです。

一方、専門スクールを利用する場合は、上記のような挫折の可能性が低くなります。専門スクールであれば、資格取得までのカリキュラムが組まれており、講師の指導を受けながら、学習を進めることができます。

もし独学で勉強するならば、以下の記事もおすすめです。

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さいごに

履歴書の資格・免許欄について解説しました。資格は転職を成功させる鍵となるものです。

未経験業界・職種の場合でも、資格によりスキルを客観的に示すことができ、採用につながる場合もあります。転職を検討している方は、積極的に資格を取得していきましょう。

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