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最近、何かと話題のテレワーク(リモートワーク)。新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、新たに導入した企業も多いと思います。
しかし、職場のパソコンが使えないことで、在宅勤務の弊害を感じている人も多いはずです。
そこで今回ご紹介するのが、自宅にいながら離れた場所のパソコンを操作できる「Chrome リモートデスクトップ」です。
「テレワークが導入されたので、リモートデスクトップに興味がある」
「テレワークでChrome リモートデスクトップが便利と聞いたけど、どのような機能なのか知りたい」
「Chrome リモートデスクトップのメリットとデメリットを教えてほしい」
このような疑問を持つ方におすすめの記事ですので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
Chrome リモートデスクトップとは
近年、テレワークを導入する企業が着実に増えています。
加えて、2020年は新型コロナウィルスの感染拡大防止のために、在宅勤務を余儀なくされた方も多いでしょう。
なかには「職場のパソコンが使えず仕事にならない」という悩みを持つ方もいるかもしれません。
これを解決するのが、Googleの「Chrome リモートデスクトップ」です。一体どのような機能なのか、本章で解説します。
パソコンを遠隔操作できる機能
Chrome リモートデスクトップとは、Google Chromeの拡張機能の1つです。
本機能を使うと、職場や離れた場所にあるパソコンを、手元にある端末を通して遠隔操作できます。
例えば、職場でお使いの端末がデスクトップパソコンの場合や、職場のパソコンは持ち出し厳禁といったケースにおいて、自宅にいながら職場のパソコンを操作して仕事ができるのです。
パソコンの設定も非常に簡単なため、IT知識に自信のない方でもすぐに始められるでしょう。
ちなみに、以前はアプリ版でしたが、2019年6月4日よりWeb版がリリースされ、さらに使いやすくなりました。
iPhoneやAndroidスマホからも遠隔操作が可能
遠隔操作する側の端末は、パソコンだけでなく、タブレットやスマートフォンも使えます。
例えば、リモートデスクトップ設定後の動作確認、ファイルの閲覧などのちょっとした作業であれば、iPhoneやAndroid端末で事足りるでしょう。
スマートフォンを使う場合は、App Store、あるいはGoogle Playからアプリをダウンロードしてください。
ちなみに、パソコンの右クリックが2本指タッチに置き換わるなど、操作方法に手間取るかもしれません。
その際は、Googleのサポートページ「Chrome リモート デスクトップを使って他のパソコンにアクセスする」で操作方法を確認してください。
テレワークに役立つ
Chrome リモートデスクトップを活用できる場面は、以下の通りです。
- テレワークで自宅から職場のパソコンを操作する
- 仕事でサポートを行う
- 不明点のサポートを受ける
急きょテレワークを余儀なくされた方であれば、職場のパソコンを遠隔操作できることは、非常に助かると思います。
また、仕事で相手のパソコンを遠隔操作してサポートする際にも、非常に便利です。
逆に、相手に自分のパソコンを遠隔操作してもらい、不明点のサポートを受けるのにも役立ちます。
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Chrome リモートデスクトップを使うメリット・デメリット
Chrome リモートデスクトップを活用すれば、突発的なテレワークや外出先からの職場パソコンへのアクセスにも対応できるでしょう。
続いては、本機能のメリットとデメリットを解説します。
特に、デメリットは重要なポイントについて言及していますから、使う前に必ず確認してください。
Chrome リモートデスクトップを使うメリット
Chrome リモートデスクトップを使うメリットは、以下の5つです。
- 無料で使える
- 面倒な準備が必要ない
- MacもWindowsも使える
- タブレットやスマートフォンでも操作できる
- 交通費の削減
本機能は、Google Chromeの拡張機能であり、お金が一切かかりません。特殊なツールのインストール、複雑な手順などの面倒な手間もありません。
また、本機能はOSに依存しないため、MacからWindows、WindowsからMacと異なるOSのパソコンにアクセスすることも可能です。
加えて、操作する側はタブレットやスマートフォンなど、好きな端末が使えます。さらに、出社する手間がなくなるため、交通費の削減にもつながるでしょう。
Chrome リモートデスクトップを使うデメリット
一方で、Chrome リモートデスクトップのデメリットは、以下の4つです。
- 操作される側のパソコンにトラブルがあると、対処が難しい
- インターネット回線が安定しないと、操作が不安定になる
- 万全なセキュリティ対策が求められる
- 職場のパソコンを使う場合、使用許可を取る必要がある
職場のパソコンにスリープやフリーズなどのトラブルが起きると、自宅では対応できません。
そのため、職場のパソコンは常に電源をオンにする、トラブルの際は出社しなければならない、などのデメリットがあることを考慮してください。
また、リモートデスクトップは不正アクセスの危険性も潜んでいます。
モニターの電源を切る、パスワード管理を徹底するなどのセキュリティ対策は、確実に行いましょう。
さらに、会社のパソコンを使う場合は、事前に社内のシステム部などに使用許可を取る必要があります。
自分の判断で勝手にChrome リモートデスクトップで接続すると、社内規定に反する場合もあるので注意してください。
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Chrome リモートデスクトップに必要なもの・準備
Chrome リモートデスクトップに必要なものは、以下の5つです。
- ホストPC(操作される側のパソコン)
- クライアントPC(操作する側のパソコン)
- 最新版のGoogle Chrome
- Google アカウント
- インターネット環境
上記の通りで、Google Chromeが入っていない場合は、公式サイトから適宜ダウンロードしてください。
また、会社のパソコンを使う場合は、前述の通り使用許可を必ず取りましょう。
Chrome リモートデスクトップの設定手順や使い方は、後半の記事「Chrome リモートデスクトップの設定と使い方 接続できない時の対処法も」で詳しく解説します。