あなたは今こんな悩みを抱えていませんか?
「フレームワークを学びたくて本を探しているけど、数が多すぎて自分に最適な本が分からない」「複数の本で段階を経て、フレームワークに関する知識をアップデートしていきたい」
この記事では、初心者がフレームワークを仕事で使いこなせるようになるために役立つ本をレベル別に紹介いたします。
この記事を読めば、本選びに時間をかけることなく、フレームークを身につけることに集中して取り組めるでしょう。
関連記事:【初心者必見】一度は聞いたことがある基本的なフレームワークを分かりやすく解説
この記事の目次
フレームワークを学ぶ前に。問題解決を理解する入門書
フレームワークとはものごとに取り組むときに利用する「考え方の枠組み」です。
手段であって目的ではありません。特に仕事でフレームワークを用いるときは「問題解決」が目的であることが多いです。
そのため、そもそも「問題解決」について理解できていないと、フレームワークを正しく選び取り、効果的に使いこなすことができません。
もし、あなたが「問題解決」と言われてピンとこないなら、まずは問題解決について理解しましょう。
ここでは、問題解決を理解するために最適な本を紹介します。
関連記事:フレームワークとは?あなたのアウトプットの質を高める最強ツール
関連記事:ビジネスの問題解決に役立つフレームワーク21選!おすすめツールや本も紹介
10歳でもわかる問題解決の授業
この本は、読者が小学生でも分かるように書かれていることが特徴です。
そのため、内容がシンプルで分かりやすい。小学生でも理解できる表現なので、大人のあなたならサクサクと読みすすめることができます。
まずは、簡単な本を読んで問題解決の概要をつかみたいという人にオススメです。
世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく
この本は、イラストがふんだんに使われており、まるで絵本のようなわかりやすい雰囲気が特徴です。初心者の方でも、問題解決について直感的に理解できるでしょう。
本の売り出し文句にある「中高生にもわかる」の言葉通り、中高生でも十分理解できる内容。身近な例をもとに問題解決について解説してくれるので、イメージがわきやすく納得感をもって読み進めることができます。
文字がビッチリ詰まったビジネス書を読むのが苦手と感じている人にオススメです。
フレームワークを学ぶなら。まずはじめに読みたい一冊
フレームワークは奥が深いツール。
そのため汎用性が高く有名なものもあれば、専門性が高くてあまり聞き慣れないものもあります。
そこで、「そもそもフレームワークとは?」というところから、「具体的にどう仕事に活かせるのか?」という内容を簡潔に学べる本を、はじめにご紹介します。
マンガで身につくフレームワークの使い方がわかる本
この本は、フレームワークの説明とその使い方を漫画のストーリーを通して解説していることが特徴です。
ストーリーがあることで、フレームワークを具体的にどういったシチュエーションや悩みで利用すれば良いのか、イメージが湧きやすいです。
本を読むことに慣れていない人や、具体的なシチュエーションを通してフレームワークを学びたい人にオススメです。
ストーリーで学ぶ戦略思考入門―――仕事にすぐ活かせる10のフレームワーク
この本は、MBAでおなじみのグロービス経営大学院教授荒木博行氏によって書かれたことが特徴です。
実際の仕事に活かせるフレームワークの解説を軸に展開される内容は、すべてのビジネスマンにとって非常に分かりやすく実践的な内容と言えるでしょう。
また、グロービスで教えることで得た経験をもとに、各フレームワークに対する著者ならではの注意点やポイントも記載されています。
一冊を何度もくり返し読んで理解を深めたいと考えている人にオススメです。
フレームワークを一度学んだ方が読んでも、さらなる理解を深めることができる良書です。
いつも手元においておきたい。様々な種類のフレームワークがつまった辞書的な本
「この問題に最適なフレームワークを探したい」
そんな時にオススメしたいのは、複数のフレームワークをまとめた辞典のような本です。
ここでは、様々な種類のフレームワークがまとめられている本をご紹介いたします。
特定の目的に対してフレームワークを探す時、大活躍間違いなしです!
ビジネス・フレームワーク
この本は、フレームワークの本にはめずらしい文庫本サイズが特徴です。それなのに200種類ものフレームワークを網羅しているんです。
持ち歩きに便利なサイズなので、家でも会社でも必要な時にすぐ本の内容を確認できるのも便利なポイント。
スマートな大きさのため、さすがにそれぞれについて詳細な解説はありませんが、大量のフレームワークの種類を素早く網羅したいという方にオススメです。
知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク100
この本は、ひとつひとつのフレームワークを図と表をふんだんに使って説明しているのが特徴です。
100種類のフレームワークを学ぶことができ、解説も端的でサラリと読み切れます。しかしながら、具体的な事例の提示や使用時の注意点についての記載はあまりないので、詳細を学べる本と併用するといいでしょう。
「あのフレームワークなんだっけ?」と思った時にすぐに概要を知りたい人にオススメです。
ビジネスフレームワーク図鑑
この本は、フレームワークの「基本情報」「使い方」「使用前と使用後に抑えるべきポイント」を簡潔に見開き1ページでまとめてあるのが特徴。しかも全ページカラーで読みやすいです。
紹介しているフレームワークは70種類。すべてのフレームワークのパワーポイントがダウンロードできる特典付きです。
ビジュアルでものごとを理解するのが得意な人や特定の決まった形式の方が読み進めやすいと感じる人にオススメです。
フレームワークを仕事で使いこなす。実践に役立つ良書
ビジネスにおけるフレームワークは、あくまでもひとつの「思考ツール」にすぎません。
フレームワークそれぞれについての理解を深めたあとは、フレームワークの理論や事例に触れていきましょう。
ここでは、いままで知ったフレーワムークの理論を理解しながら、実際の現場で使えるようになるために役立つ本を紹介します。
フレームワークを使いこなすための50問
この本は、問題集形式で書かれているのが特徴です。
読者が実践することを考えてつくられており、「読む→問題を解く→答え合わせ」といった構成になっています。このルーティンによって知識をしっかりと身につけることが可能に。
知ったフレームワークを実際に使ってみたいという人にオススメです。
「結果を出す会議」に今すぐ変えるフレームワーク38
この本は、フレームワークを用いて結果を出す会議を行うための方法を解説しているのが特徴です。
フレームワーク以外にも、「会議を活性化させるポイント」や「会議が上手く行かない時の対処法」など、より良い会議の場を作るためのコツがふんだんに散りばめられています。
フレームワークを使って会議の生産性を高めたいという人にオススメです。
あなたが会議のファシリテーターをつとめる立場なら、一読しておくべきでしょう。
図で考える。シンプルになる。
この本は、よくあるビジネスの枠組みを図にするための独自の方法論が説かれているのが特徴です。
フレームワークを用いて思考を整理する時、思考を分かりやすく書き出すという作業が発生します。その書き出す作業が上手であればあるほど、思考が整理されやすく、他の人への共情報共有もしやすいです。
本書では、この「書き出す」という技術を身につけることができます。
フレームワークを使ってもイマイチ思考がまとまらない、思考が整理されないという人にオススメです。
おわりに
ビジネスの現場でフレームワークは、考えるためのツールとして広く利用されています。
様々なフレームワークを知り、使用する時のポイントや注意点を学び、実際に使ってみる。このくり返しがフレームワークを使いこなすための近道です。
今回の記事で紹介した本の中から、今の自分のレベルや状況に適した本を選び、フレームワークに触れる機会を設けてみてください。
次の記事では、チームの問題解決・メンバー育成に役立つフレームワークを紹介。以下からぜひご覧下さい。
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