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Webデザイナーに将来性はある?ニーズの高いデザイナーであり続けるコツ

更新: 2024.01.25

Webデザイナーへの就職・転職を考えているが、将来的に食べていける職業なのか気になる…。

現在あなたはこのように考えていませんか。

この記事では、Webデザイナーに必要なスキルや、キャリアアップの選択肢について解説します。これを読めば、ニーズの高いWebデザイナーになるためのコツがわかるでしょう。

Webデザイナーの将来性はスキルによって決まる

これからWebデザイナーを目指す人にとって、Webデザイナーの将来性は気になるところでしょう。

結論から言うと、Webデザイナーの将来性はスキルによって決まります。ここからはその理由を、順を追って解説していきます。

クリエイティブ職の求人は増加傾向

まず、Webデザイナーのニーズについて説明します。

dodaが発表している2019年上半期の転職市場予想によると、Webデザイナーを含めたWeb系のクリエイティブ職は増加傾向。今後もこの傾向は続くと考えられています。

しかしWebデザイナー自体の求人も同様ですが、専業のWebデザイナーの仕事が増えているとは言い切れません。

クリエイティブ職の中には、Webデザイナー以外も含まれるからです。また、「Webデザイナー」という肩書きでも、Webディレクターやフロントエンドエンジニアの仕事内容も兼ねている場合もあります。

例えば中小企業、零細企業といった人員の少ない会社だとWebデザイン専門の部署を設け、クリエイティブディレクターやフロントエンジニアなど役割を細かに分けて人材をそろえる余裕がないケースが考えられるでしょう。

この場合、一人のWebディレクターがデザインの打ち合わせから企画、制作、時にはWebサイト全体の制作まで一通りの作業を行っています。

Webデザインの制作工程を一人で担当するとしたら、ただWebデザインができるだけではスキル不足。求人に応募しても採用につながらないケースもあるでしょう。

Webデザイナーを含むクリエイティブ系職種の求人数は増えていますが、採用されるかどうかはスキル次第な側面があるのです。

他にも、Webデザイナーを目指す上で知っておくべきことがあります。

外注した方がコストカットになるケース

Webデザインは個人でも行える仕事であるため、フリーランスが多い職種です。中には非常に安い価格でデザイン制作を請け負う、フリーWebデザイナーも存在します。

例えば副業Webデザイナーは、本業が別にあるため低めの価格設定で仕事を受注していることがあります。

より安く請け負ってくれるフリーのWebデザイナーがいるならば、雇って内製するよりもコストカットにつながると判断する企業もあるでしょう。

また頻繁にWebデザインを必要とするわけではない企業だと、必要になったら際に都度外注のWebデザイナーに依頼した方が安く上がると考えるはずです。そのような企業では、Webデザイナーの採用を行わないケースもあります。

簡単なデザインならWebデザイナーを必要としない

簡単なデザインであれば、Webデザイナーを必要としないケースもあります。なぜなら近年は、無料で商用利用可能なイラストやデザイン、Webサイトのデザインテンプレートが利用可能になっているからです。

これらを使えば、デザインの知識がなくてもそれなりに見栄えの良いサイト作りができてしまいます。

例えば以下の記事で紹介しているようなSTUDIOなどのツールを使えば、HTML/CSSのコーディングができなくてもWebサイトが制作可能です。

Web製作にコーディングは不要。進化したデザインツール「STUDIO 2.0」の使い方を解説

「デザインができるだけ」では生き残りにくい

ここまで解説した通り、現状Webデザイナーの需要はあるものの、「ただWebデザインができるだけ」ではその需要を保つことは難しいです。

安価で外注する企業もあるため支払われる報酬額が低くなったり、企業が無料のデザインを使うようになり仕事の依頼数が減ってしまう恐れもあります。

特に専業のWebデザイナーとして生活していくハードルは、これから上がっていくことが予想されるのです。

「なぜあなたにデザインを依頼したくなるのか」を考える

Webデザイナーとして働くには、企業に所属する、あるいは独立してフリーランスとして活動する選択肢があります。しかしいずれの場合も、雇用主・クライアントが「なぜあなたにデザインを依頼するのか」を考えることが重要です。

お金を払ってでもあなたに仕事を依頼したい。クライアントがそのように感じてくれるWebデザイナーとは、どんな人材でしょうか。

その答えは、「他のWebデザイナーにないスキルを持っている」ことです。

いかにWebデザイン以外のスキルを身につけ、付加価値をつけられるかがニーズの高いWebデザイナーになる鍵となります。

Webデザイナープラスαのスキルをビジネスレベルにまでアップさせられるかが、将来的に活躍できるかどうかの分かれ目になるのです。

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Webデザイナーが身につけたいプラスαのスキル

ではニーズの高いWebデザイナーになるには、どのようなスキルを身につければいいのでしょうか。ここではデザインの基本的な知識・スキルにプラスαで身につけたい、6つのスキルを解説します。

プログラミングスキル

ニーズの高いWebデザイナーになるためには、プログラミングスキルを身につけることをおすすめします。

なぜなら、Webに適したデザイン制作にはプログラミングの知識が必要となるシーンが多いからです。

例えばWebサイト制作などのプロジェクト規模が大きくなると、デザイナーとプログラマが連携して案件を進めていく状況になります。

その際デザインを担当するWebデザイナーにもプログラミングの知識があると、プログラマーとのコミュニケーションが円滑になるでしょう。またデザイナー自身の表現の幅も広がり、スキル向上にも役立ちます。

具体的には以下のようなスキルを持っておくと、Webデザイナーとして重宝されます。HTML/CSSはプログラミング言語ではありませんが、Webデザイナーに必要な言語として併せて記載しました。

・HTML/CSS
・PHP
・Ruby
・JavaScript

コミュニケーションスキル

ビジネスパーソンにとって、コミュニケーションスキルはなくてはならないものでしょう。

中でもWebデザイナーとして必要とされるコミュニケーションスキルは、プログラマやエンジニアと連携するために重要になります。

具体的には以下のような3つのスキルが必要です。

・デザインの要件を聞き出す力
・デザインの目的を理解する力
・デザインの意図を伝える力

またこのようなコミュニケーションスキルは、Webデザイナーからのキャリアアップを見据える際も非常に重要です。後ほど詳しく解説しますが、ディレクターやプロジェクトマネージャーにキャリアアップしたいのであれば、これらのスキルを持ち合わせておきましょう。

UI/UXデザイン

常に求められるWebデザイナーを目指すためには、ユーザー目線でデザインできるかどうかがポイント。これを「UI/UXデザイン」と言います。

UIとはユーザーインターフェイス、UXはユーザーエクスペリエンスの略です。

例えばユーザーがECサイトを訪問した際に、商品購入までの導線がわかりやすいデザインにしたり、アプリゲームで遊んでいる際に直感的にキャラクターを動かせるようなデザインにしたりすることを指します。

UI/UXデザインもWebデザインに含まれますが、デザインの目的が異なります。UI/UXデザインは、ユーザーが心地よく利用できることも目指すデザインです。心理学的な知識も必要となるでしょう。

このようなユーザー目線のデザインスキルを身につけるためには、顧客の行動を考え、満足感を与えるようなデザイン心がけるべきです。特にECサイト制作においては、UI/UXデザインが商品購入と言う成果(コンバージョン)に大きく影響するのです。

マネジメントスキル

マネジメントスキルと聞くと、プロジェクトマネージャーなど管理職に必要なスキルのイメージを持つ人がいるかもしれません。

しかしセルフマネジメントをしっかり行うことも、ニーズの高いWebデザイナーを目指すためには重要です。

例えば自分の目の前のタスクだけでなく、プロダクト全体のスケジュールを把握して、そこから自身の時間管理やタスクマネジメントを考える癖をつけていきましょう。その際はディレクターとのコミュニケーションスキルも重要になってきます。


このような視点でセルフマネジメントを行なうと、プロジェクトに関わる他の人のタスクも考えるきっかけにもなります。結果的に総合的なマネジメントスキルを上げることにもつながるのです。

Webデザイナーからのキャリアアップを見据えるのであれば、このようなマネジメントスキルも重要なポイントになります。

マーケティングの知識・スキル

先ほども触れたように、ECサイト制作ではWebデザインがコンバージョン(商品購入などの成果)に与える影響が大きいです。

例えば商品購入ボタンまでの導線がわかりにくいと、ユーザーが「もう少し考えて購入しよう」とサイトから離れてしまうケースも多々あります。

そのような状況も理解し、Webデザイナーは「どのようなデザインにすればコンバージョンに繋がりやすいのか」という、マーケティングの知識・スキルも持つべきです。

Webサイト制作でのマーケティングスキルを身につけるためには、アクセス解析を行う必要があります。例えばGoogle Analyticsなどのツールを使って、ユーザーがコンバージョンに至るまでのページ経由を解析すると、効率的にコンバージョンまで誘導できるルートやデザインが見えてきます。

以下の記事でもWebマーケティングについて解説していますので、参考にしてください。

【おすすめマーケティング資格17選】難易度や資格がいらない人の特徴も解説

SEOやWebライティングの知識・スキル

SEOとは、直訳すると「サーチエンジン最適化」。例えばあるキーワードで検索をかけた時に、制作するWebサイトが上位に上がるように対策を取ることを指します。

上位に上がるサイトとは、検索エンジンに評価されるサイトのことです。例えば以下のようなポイントが、検索エンジンの評価に影響します。

・直帰率の低さ
・滞在時間の長さ
・ページの表示速度
・モバイルファーストになっているか

これらの項目は、いずれもWebデザインに関わるものです。

例えば直帰率の低さは、見やすいデザインにすることで叶えられます。整えられたデザインのサイトの記事は、「他の記事も読んでみたい」と感じるでしょう。これは直帰率を低く抑えるだけでなく、滞在時間を長くすることにもつながります。

ページの表示速度は、Webデザインがどのようにしてコーディングされているのかに関係します。例えばHTMLのコードが乱れていたり、無駄なコードが入っていたりすると、クロールしにくくなって評価が下がる原因になるのです。

またパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットでもデザインが乱れないようなデザイン構造にすることも大切。これをレスポンシブデザインと言います。レスポンシブデザインのためには、HTML/CSSの知識が必要になります。

Webデザイナーに必要なWebライティングの知識

「デザイナーにライティングスキルが必要」と聞いても、あまりイメージが湧かない人もいるかもしれません。しかしWebデザインには「言葉」が必要になることがほとんどです。

例えばサイトやアプリのボタンやアイコンに言葉を入れたり、商品の使い方を図式で解説したりすることもあるでしょう。

ユーザーが「わかりやすい」「商品を購入したい」「もっと記事を読みたい」と思うかどうかは、このような箇所に書かれた言葉にも影響されます。

パッと見ただけでどう使うかがわかるような表現や、コピーライティングスキル(広告文章を書く技術)、Webライティングのスキルは、デザイナーにも必要になってくるのです。いずれもユーザーの立場になって考える想像力が重要となります。

プラスαのスキルを身につけるには

ここまで解説した「Webデザインプラスα」のスキルを身につけるためには、どのような方法があるのでしょうか。4つの方法を解説します。

本やWebサイトで独学する

独学は、今からでもプラスαのスキルを身につけられる方法です。Webデザイナーに関する書籍は多数ありますし、Webサイトでデザインを学ぶこともできます。

またWebデザイナーが更新するブログでは、実際の現場で使えるツールも紹介されています。そこで最新のWebデザイントレンドを学んだり、ノウハウをインプットするのもおすすめです。

しかし独学はつまずきやすく、挫折しやすいというデメリットもあります。モチベーションを上げる工夫をする必要が出てくるでしょう。

経験者に指導してもらう

ニーズの高いWebデザイナーを目指すためには、実践力をつけるのが大切です。実践的なスキルを身につけるためには、実際にWebデザイナーとして働く経験者に指導してもらうのがいい方法でしょう。

デザインを進める上でつまずきがちなポイントやそれらを解決する方法は、経験者から学んだ方がインプットしやすいです。

例えばWebデザイナーが開催する勉強会やセミナーに参加するのも一つの方法です。TECHPLAYというサイトではWebデザイナー向けのイベント情報が発信されていますので、ぜひ参考にしてください。

また次の項目で紹介するような専門のスクールなら、経験豊富な講師から学べるものもあります。

専門のスクールを受講する

Webデザイン専門のスクールを受講すると、初心者でも学びやすいカリキュラムで知識を身につけられます。

Webデザインを学べるスクールは数多くあります。その中でも自分の身につけたいスキルをしっかり学べるもの、そして継続しやすい学習形態であることをポイントに選ぶようにしましょう。

例えばここまで解説したようなプログラミングスキルやコミュニケーションスキル、UI/UXデザインスキルを身につけられるスクールを選ぶと、将来的にも活躍できるWebデザイナーを目指すことができるでしょう。また通学だけでなくオンラインでも学べるサービスなら、自宅でも学習を進められます。

副業として始めてみる

プラスαのスキルを習得したとしても、いきなり大きく稼ぐことは難しいケースもあります。まずは副業として始めて、スキルがビジネスレベルで通用するのか、報酬をもらうにふさわしいのかを試してみましょう。

副業として始めるメリットは、未経験のことにも挑戦しやすい点です。本業である程度安定した収入を得られるため、副業では普段チャレンジしにくいことも始めやすいでしょう。

キャリアアップも視野に入れる

転職サイトdodaのデータによると、Webデザイナーの平均年収は約357万円。これはクリエイティブ系職種、他職種全体の平均年収と比較しても、低い水準です。

Webデザイナーが収入アップを目指すのであれば、キャリアアップが重要になってきます。

主なキャリアアップの事例としては、以下のような職種があります。

Webディレクター(アートディレクター)

Webディレクターとは、Webデザイナーよりも管理者寄りのポジション。プロジェクトを監督・指導・管理する立場にあります。

例えばクライアントからWebサイト制作における要望・課題を聞き出し、それらを解決するようなデザインの方針を決定したり、デザイン制作に関わるWebデザイナーやプログラマなどのスケジュール管理を行なったりします。

スタッフを管理する能力やリーダーシップ、プログラマとのコミュニケーションに必要なIT知識が必要になるでしょう。

クリエイティブディレクター

WebディレクターがWeb制作に携わるのに対し、クリエイティブディレクターは雑誌の広告やテレビCM制作など、Webに限らない様々な制作のディレクションを行なう職種です。

またポジションとしては、アートディレクターの上にクリエイティブディレクターが存在します。

クリエイティブディレクターに求められるスキルは、Webディレクター同様クライアントの要望を聞き出す力や、制作に関わるメンバーのスケジュール管理能力などが挙がります。以下の記事でも解説していますので、参考にしてください。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャー(PM)は、プロジェクト全体の管理に携わります。

自社のメンバーだけでなく、必要に応じてWebコンサル会社やSIerといった、プロジェクトに関わる他社のメンバーともコミュニケーションを取りつつ、案件を進行させてい9こともあるでしょう。

またマネージャーであることから、経営の視点も求められます。予算や契約周りの内容を把握し、その上でプロジェクト全体を管理していく必要があります。

さいごに

Webデザイナーの将来性は、持っているスキルの幅広さによって左右されます。常にニーズのあるWebデザイナーを目指すためには、プロジェクト全体の工程を把握し、プログラマやコーダーなどとコミュニケーションを取りながら仕事を進めるスキルが求められるでしょう。

そのためにはプログラミングスキルやSEOの知識など、プラスαのスキルを持つことが重要です。このようなプラスαのスキルは、ディレクター職などへのキャリアアップの際も役立つでしょう。

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フリーランスのWebライターです。小学生の娘と一緒にプログラミングを学習中です。テックキャンプブログではITの最先端を学びつつ記事を書いています。

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