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フリーランス向けの失業保険は存在するのか。フリーランス向けの安心の保険を紹介

正社員であれば、退職した際に次の仕事を探している間も失業保険が受給されます。そのような失業保険がフリーランスにもあるのか気になる方もいらっしゃるでしょう。

そのような保険が利用できれば、万が一フリーランスから再び正社員を志す場合にも安心です。

そこでこの記事では、フリーランス向けの失業保険の有無や、利用できる保険について詳しく紹介します。また、正社員からフリーランスになる場合に、失業保険が受け取れるのかも解説。フリーランスとして働くことに保険や補償の面で不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。

フリーランスの失業保険はまだない

企業に所属せず、自分自身のスキルや経験を武器に仕事を行って収入を得る働き方「フリーランス」。フリーランスは、国民健康保険程度しか加入することができず、雇用保険もありません。

そのような中で、2017年に政府が推進してフリーランスの失業保険ができるというニュースが話題を集めました。しかし、残念ながら2019年になっても、フリーランス向けの失業保険はまだ実現にはいたっていません。

参考サイト: フリーランス協会/フリーランスのための保険、福利厚生、コミュニティ

フリーランス向けの保険がついた福利厚生サービスはある

ただし、業務中の対物・対人の事故や、情報の漏洩や著作権の侵害といったリスクに備える補償がある福利厚生サービスはあります。

それが、フリーランス協会が損保ジャパン日本興亜と提携して提供しているベネフィットプランです。また、病気やケガで仕事ができなくなった場合に収入が得られる所得補償制度にも任意で加入できます。

ベネフィットプランは、フリーランス協会に入会すると利用が可能。ペネフィットプランには、保険だけでなく福利厚生・ツール・会計・仕事探しなど、フリーランスで働く方にとってうれしいオプションが用意されていることも魅力です。フリーランスによって考えられただけあり、利用者からの満足度はとても高くなっています。

ベネフィットプランを利用する一般会員は2019年2月1日現在 1548名。一般会員の約85%が「周囲のフリーランスに勧めたい」と答えており、これまで広告出稿などのマーケティング施策を一切行っていないにも関わらず口コミで会員が増加しています。
引用元:フリーランス協会ブログ

失業保険はまだありませんが、フリーランスが働きやすい環境は徐々に整いつつあります。リスクを下げて安心してフリーランスとして働きたい方は、フリーランス協会への入会を検討すると良いでしょう。

Webサイト:フリーランス協会/フリーランスのための保険、福利厚生、コミュニティ

フリーランス協会とは

上記で紹介したベネフィットプランを提供するフリーランス協会とは、どのような組織なのかについて以下で解説していきます。

フリーランスによるフリーランスのためのプラットフォームを提供

フリーランス協会はフリーランスによるフリーランスのための労働のプラットフォームです。フリーランスやパラレルワーカーがメインとなって設立された、個人・法人・政府といった異なる組織をゆるやかに結びつける団体です。

2017年1月26日に設立され、正式名称を「一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会」と言います。

フリーランスが頭を悩ませることが多い、収入の安定や働けなくなった場合の不安に対するサポートを提供。確定申告・保険・税金といったフリーランスに必要となる雑務の効率化を実現するツールやサービスも紹介しています。

フリーランスの支援やイベントの企画運営も実施。フリーランス協会は、フリーランスとしての働き方を後押しするために設立された団体と言えるでしょう。

公式Webサイト:フリーランス協会/フリーランスのための保険、福利厚生、コミュニティ


フリーランス協会に入会するメリット

フリーランス協会には損害責任補償や福利厚生の面など、入会によってさまざまなメリットが存在。以下でフリーランス協会に入会するメリットを詳しく紹介します。

保険が利用できる

フリーランス協会に入会すると、ベネフィットプランの一環として「フリーランス賠償責任補償」が自動付与されます。業務中の対物・対人の事故をはじめ、情報漏えい・著作権侵害・納期遅延など、フリーランスに起こり得るリスクに備えることが可能です。

さらに任意で所得補償制度に割引料金で加入できます。病気・ケガなどで仕事を請けられなくなった際に、失った所得を保険金として受け取ることが可能です。

福利厚生

企業が自社の社員に対して給与にプラスして支給する非金銭的報酬が福利厚生です。正社員として働く上で、この福利厚生の充実を判断基準の1つとする方も少なくないでしょう。

フリーランス協会に入会することで、この福利厚生をフリーランスの方も受けられます。イーウェルが提供する「WELBOX」が利用可能。健康診断や人間ドックの会員価格での利用や、子育て両立支援・スキルアップ支援が受けられます。

受注が請けやすい

受注が請けやすくなることも、フリーランス協会に入会するメリットです。フリーランス賠償責任補償は、本人だけでなく発注者も対象。それにより、発注者は安心して仕事が依頼できます。

独自優待がある

チャットツール・会計サービス・税金の相談・クレジットカードなどの金融サービスなと、フリーランスに便利なサービスの独自優待が受けられる点も魅力。コワーキングスペースも割引料金で利用できます。

節税につながる

フリーランス協会の年会費は経費として計上できるので節税につながります。フリーランスにとってうれしいサポートが受けられるだけでなく、節税にもつながることを考ると入会へのハードルも低くなるのではないでしょうか。

フリーランス協会への入会方法・入会資格・年会費について

フリーランス協会への入会は、公式Webサイトから申し込みが可能。フリーランスとして働いている方やフリーランスを目指している方であれば、誰でも入会できます。

フリーランス協会のベネフィットプランが利用できる一般会員の年会費は10,000円です。年会費は上記の通り、経費として計上できます。

入会を検討している方はメルマガの登録からはじめよう

フリーランス協会は、ベネフィットプランが利用できる一般会員登録だけでなく、無料のメルマガ会員登録も募集しています。

メルマガ会員の登録に必要となる資格や条件は一切ありません。フリーランス協会が主催するイベントやベネフィットプランなどのサービスの案内、フリーランスやパラレルワークに関する情報が届きます。

一般会員への登録を検討されている方は、まずメルマガ会員から登録してみましょう。

公式サイト:新規会員登録のご案内 フリーランス協会/フリーランスのための保険、福利厚生、コミュニティ

そもそも失業保険とは

保険などは充実してきていますが、フリーランスが加入できる失業保険は現状は残念ながらありません。この失業保険とは、そもそも何なのかについて以下で解説していきます。

雇用保険の失業給付

失業保険は正式名称ではなく、雇用保険の機能の一部である失業給付を指すのです。そして、失業給付はおもに基本手当として受給されます。少しややこしいですが、受給を受ける予定がない場合には、ひとまず基本手当が失業保険にあたると覚えておけば良いでしょう。

この記事では、わかりやすいように失業給付を一般的な呼び方である失業保険として表記しています。

誤って認識している方もいらっしゃるかもしれませんが、失業保険は「仕事を失った人がもらえる給付金」ではありません。

雇用保険の被保険者の方が、定年、倒産、契約期間の満了等により離職し、失業中の生活を心配しないで、新しい仕事を探し、1日も早く再就職していただくために支給されるものです。
引用元:ハローワークインターネットサービス – 基本手当について

つまり、仕事を失った働く意志を持つ人が早く仕事を見つけるのをサポートする給付金とと言えるでしょう。

参考Webサイト:ハローワークインターネットサービス – 雇用保険手続きのご案内

雇用保険は対象者なら加入させなければならない

雇用保険は保険者が日本政府の保険で、従業員を雇用する企業は原則として必ず適用されます。雇い主は、対象となる労働者を雇用保険に加入させなければなりません。

雇用保険は仕事を失った時に給付金の支給を行うなど、就職の促進・雇用の安定・福祉の増進といった雇用に関わるさまざまな機能を持つ保険です。雇用保険に加入することで、失業保険・教育訓練給付金・育児休業給付金が受け取れます。

失業保険が受給される条件について

失業保険の受給の対象となる条件と、金額や日数の目安について紹介します。

再就職の意思のある失業状態の人が対象

失業保険が受給される対象となる人は、以下の2つの条件を満たす人です。

1.ハローワークに来所し、求職の申込みを行い、就職しようとする積極的な意思があり、いつでも就職できる能力があるにもかかわらず、本人やハローワークの努力によっても、職業に就くことができない「失業の状態」にあること。
引用元:ハローワークインターネットサービス – 基本手当について

まず、1つ目は働く意志があり、仕事がない状態にあること。

2.離職の日以前2年間に、被保険者期間(※補足2)が通算して12か月以上あること。 ただし、特定受給資格者又は特定理由離職者については、離職の日以前1年間に、被保険者期間が通算して6か月以上ある場合でも可。
引用元:ハローワークインターネットサービス – 基本手当について

2つ目は、基本的として雇用保険の保険料を12カ月以上払っていることです。この2つを満たすと、失業給付の基本手当の支給対象となります。

ハローワークで手続きが必要

失業保険は離職した場合に自動的に払われるのではなく、ハローワークで手続きを行わなければなりません。その際には、会社から送られてくる離職票が必要となります。

支給される金額と期間

失業保険の受給期間は、原則として1年間。離職の前の6カ月の賃金を180で割った50〜80%が、1日あたりの受給額である「基本手当日額」です。まとめると基本手当日額は、以下の式によって算出されます。

離職前の6カ月の賃金÷180(6カ月の日数)× 0.5から0.8(50%〜80%)=基本手当日額

基本手当日額には、年齢によって上限が定められています。



このように、失業保険は給与と同じ額が支給されるわけではなく、また受給期間も限られていることを覚えておきましょう。

正社員からフリーランスになって失業保険はもらえるのか

以上の失業保険とは何かを踏まえて、正社員からフリーランスになった際に受給ができるのかについて解説します。

フリーランスは失業状態ではないのでもらえない

結論から言うと、フリーランスは失業状態ではないので失業保険は受け取れません。 働きたいけれど、働けない状態の方を支援するのが失業保険です。個人で仕事を請けるフリーランスは、失業の状態ではありません。失業保険は、仕事を辞めた人に給付されるお金ではないのです。

不正に受給した場合にはペナルティがある

フリーランスで働いていることを隠して失業保険を受け取った場合には、受給される資格がないため不正受給にあたります。

不正受給がバレた場合には、それ以降失業保険は受け取れません。それだけでなく、下記の3倍返しのペナルティがあります。

返還が命ぜられた不正受給金額とは別に、直接不正の行為により支給を受けた額の2倍に相当する額以下の金額の納付(いわゆる「3倍返し」)が命ぜられることとなります。
引用元:ハローワークインターネットサービス

再就職手当は条件を満たせばもらえる

フリーランスは失業保険はもらえませんが、再就職手当は条件を満たせばもらえる可能性があります。

目安としては、待機期間終了後に1カ月経過しており、1年を超える継続した仕事を請ける方です。

退職の理由などによって、条件は異なります。再就職手当を受け取るための詳細な条件については、以下のハローワークの資料をご確認ください。

参考資料:再就職手当のご案内

 

 

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Kimura Hiroto Kimura Hiroto
音楽・ITをはじめとするさまざまなジャンルのライティングを行っています。ITエンジニアの経験を生かし、TECH::NOTEでの執筆を担当。好きな食べ物は豆腐。
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