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家事を捨てよ、本を読もう–ワンオペ3人育児のワーキングマザーが本を月最低4冊読む方法と1日のスケジュール

更新: 2021.06.11

いま日本では、育児をしながら働いている女性が非常に増えています。一方で、旦那さんは平日なかなか早く帰宅できない、週末しか子どもと関わることができないという家庭も多いのではないでしょうか。

わたしたちが運営するTECH::NOTE(テックノート)の編集長もそんな1人。旦那さんは月の半分は海外にいることもめずらしくなく、親は両方地元の関西。ほぼワンオペ(Oneオペレーション=1人で育児)で3人の育児をしています。

そんな中で、本を月最低4冊、多いときは6冊くらい読んでいることに驚きます。一体どんな壮絶な毎日を過ごしているのでしょうか。毎日3時間しか寝てないとか?その疑問を本人にぶつけると、意外とアッサリと「基本ロングスリーパーなので睡眠時間はちゃんと確保しないと死にます。ほぼ毎日6時間くらい寝てますよ。育児はまぁやるしかない。読書に関しては、テクノロジーで隙間時間を今までより活用できる」と言います。さすがテクノロジースクールのメディア編集長。

というわけで、以下コラムです。ぜひ最後までお楽しみください!(TECH::NOTE編集部スタッフ)

家事を捨てよ、本を読もう

こんにちは!桜口アサミ(asami81)です。

記事トップの画像は、わたしのKindleアプリ内の本たちです。小説は基本的に紙の本を買いますが、それ以外はすべてKindleで購入しています。

入社当時に書いたこちらの記事。お陰様でたくさんの方に見てもらうことができました。ギリギリ面目が保たれました。ありがとうございます。

「どうやって3人ワンオペで育ててフルタイムで働いているの?」

記事公開後も聞かれましたが、最近また聞かれることが増えました。4月から保育園が始まり「産休復帰組」の人たちにとっては特に気になることのようです。

私だけじゃなく世の中には「夫はいるけどほとんど自分が育児も家事もしている」というワーキングマザーの方が多いのではないでしょうか。(もちろんその逆のパターンもあるとは思いますが、周囲観測でもネット観測でも数は多くないため、今回は「ワーキングマザー」目線に絞らせていただきます。ご了承ください。)

そういうワーキングマザーの1日を、私も東京でフルタイムの仕事を開始する前は非常に気になっていました。「よそはよそ、うちはうち」とは言え、みんなどうやってるのかなーって気になりますよね。

また、最近は月に最低4冊は本を読めるようになりまし

速読している方は1日1冊くらいはサラリと読むので「たった4冊かよ」と思うかもしれませんが、1ヶ月の平均読書数は2.58冊と言われています。それに比べると、フルタイムワーカー&ワンオペ育児ということを考慮いただくと、まぁ少しは頑張ってるな、と思っていただけるのではないでしょうか。

今さらですが、本はいいですね。知識を増やすという成長は当然ながら、自分の成長が会社への貢献になり、その先にはお客様、社会へつながっています。最近はマーケティング系の本が多いです。理由は後述。

本は自分との対話でもあると私は思っています。本を通じて自分自身を振り返る。こんな良い時間を、育児と仕事が忙しいからと言って放棄するのはもったいない。

今回の記事が、働きながら育児している方々に少しでもお役に立てれば幸いです。

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やらないことを決める

育児をしながら働くことにおいては「やらないことを決める」ということが大切だと思います。わたしが「やらない」こと。まずこれをご紹介します。これを踏まえて、のちほどご紹介する1日のタイムスケジュールをご覧いただくと納得感が強いと思います。

1:家事をやめる。外注する。

これが最も大切です。これができれば夫婦の喧嘩も絶対減ります。超おすすめ。おすすめどころか「まだ家事で消耗してるの?」ってデコに書いて生活したいレベル

とはいえ、私にもありました。導入前は葛藤することが。

  • 家事をしているところを子どもに見せることで教育になるんじゃないか
  • 人に家に入られるのがストレスに感じる
  • 家事をしないなんてダメな母親(妻)なんじゃないか
  • そもそも家事の外注ってすごく高いんじゃ

etc…

でね、やってみたんですよ。さいしょ。働きながら家事も育児も。

結論、ぜったい無理。やめたほうがいい。

子どもに家事の姿を見せたくても、家事できるのは子どもが寝たあとしか時間がない。週末は掃除ばっかりしていると子どもと遊べない。これは本末転倒な気分。

何より体力の限界がすぐやってきます。

1ヶ月やりましたが常にイライラするし散らかりまくっている家に帰りたくなくなる。こんな気持ちを持つくらいなら、上記の葛藤なんて小さなものです。

我が家はシルバー人材センターの方に週2回、13時間、掃除していただいています。なんと御年83歳。最初は「逆にこちらが手助けしないといけないようなお歳では・・・」とか「夏とか掃除しながら倒れないかな・・・」と心配していましたが、そんな心配は失礼なことでした。

きちんと、綺麗にしてくれます。目が悪いせいか食器の洗い残しが多いですが、洗わずにシンク内に放置するよりずっとマシ。日々の家事で必要なのは隅々までピカピカなことではなく、全体が8割くらいきれいになっていることなんです。

3時間で、皿洗い、洗濯物たたみ、床掃除、トイレ掃除、お風呂掃除をやってくれて、1時間1300円。3万円くらいの出費と自分のストレスを考えると鬼のように安いと思っています。「これで夫に対してイライラしない」こう思っただけで、安く感じません?笑

シルバー人材センターでは適任の方を見つけることは非常に難しいと、センタースタッフの方に言われたのですが、幸いうちは近所から来てくれる方が見つかりました。もし見つからない方は、東京だと色々他にもサービスがあるので色々試してみてください!地方の人のほうがシルバー人材センターで見つかりやすいかもしれませんね。

2:「毎日栄養のある食事を作らないといけない」をやめる。栄養よりも楽しく食べることを重視!

私は読書が好きなので、子どもを産んだあと様々な本を読みました。育児ノウハウ本から児童発達心理学などの専門書、そして食育関係の本。

本を読むと「理想の子育て」が見えてきます。子どもを承認してあげ、スキンシップをたくさんとり、母親はストレスをためず、子どもを否定せず、ひどいことを言わず、料理はなるだけ子どもに手伝ってもらいながら、食事は家族で食卓を囲む・・・。

しかし現実はその理想どおりにはいきません。特にワンオペで、充分な心の余裕も時間の余裕もある人なんているでしょうか。いたとしたら相当前世で徳を積んできたのでしょう。

現実、できないものはできない。とはいえ、大事なことを全て考えなくていいかというとそうでもない。

うまいところに着地することが必要ですよね。

私が行き着いた育児、特に食に関しての現実的な着地点は栄養よりも楽しく食べることを重視するということです。

栄養のことを一切考えないわけではありませんが、何よりも大切なことは楽しく食べること。これは作り手である自分のことも考えるべきです。

以前はメインのおかずと副菜、それに汁ものを作るのが当たり前に思っていて、野菜は5種類以上を入れることを目安に料理をしていました。それを作っても、小さい子どもって全部食べるわけじゃない。あれがいや、これが嫌。作るのが大変だと、残されるとものすごくストレスを感じます。

じゃあ一旦それを手放しましょう、ということです。簡単でいいから作って、楽しく食べます。週末の余裕のあるときに、きちんと作ればいい。

もっと言うと外食でもいいと思っています。母親が疲れることが1番ダメだと信じて。(もちろん、ちゃんと食事を作ってそれをストレスに感じてないのが1番子どもにとってもいいと思っています!)

  • 料理がストレスになるくらいなら、外食でいい。
  • 片付けが億劫なら、デリバリーを頼もう。
  • サラダを切って洗って水切りしては面倒だから、コンビニの袋入りサラダにしよう。

こう考えるようになってから、ぐっと毎日が楽になりました。牛丼お持ち帰りにして、コンビニで袋入りのサラダ買って、それを出すという日もあります。マクドナルドに行く日だってある。そう頻繁じゃなければOKよ、と自分に許可を与えてください。罪悪感を感じることはないのです。罪悪感を持つくらいなら、保育園で栄養たっぷりの食事を食べさせてもらってることに感謝しましょう。

3:「しんどいなんて言っちゃだめ」をやめる。夫に自分のわがままも聞いてもらう

じつはワンオペワーキングマザーが最もストレスに感じるのは、育児よりも料理よりも「なぜ自分ばかりがこんな負担を?!?!?」と感じることではないでしょうか。

子どもは私が1人で望んで産んだわけじゃないのに、なんで私が1人で育ててるんだ。と。

苗字が夫の姓の方は更に「これだけ協力してもらえないで、子どもは夫側の家系に入る・・・だと・・・?!」という、社会そのものの構造に腹が立ってきますよね。(ね?)

やはり、なるだけ負担はシェアしたい。平日は仕事で忙しくても、週末くらいはみてもらいたい。

「しんどい」って言っちゃいましょう。子どもは愛してるけど、しんどいものはしんどいです。

我が家は、できるだけ土日のどちらかは私は1日1人で過ごすことにしています。あと、たまに私が旅行へいって数日間夫だけで子どもたちをみる、という機会もあります。旅行は本当におすすめ。育児からの開放とリフレッシュ、そして夫にどれだけ毎日大変かをわかってもらえます。

読書を人と約束する

次に読書についてです。月に最低4冊になったきっかけは、マーケティングチームで毎週輪読会を始めたことでした。週1冊、課題図書を出し同じ本をみんなで読み、その感想と学びをランチしながら共有しあう会です。

感想を前日までにテキストでSlackに送ることもポイント。テキストにできるくらいには本を理解しなければいけない・必ず読み終えないといけない期限がある、これが自分にとって非常にいいきっかけになりました。

このおかげで、もともと好きだった読書ですが、趣味から習慣に変わりました。

本は全てKindleで購入し、iPhoneの音声読上げ機能で聴きながら読書(聴書)

月4冊も読む時間ないわ!と言う人もいるかもしれませんが、私はこれでできるようになりました。

音声読み上げ機能(VoiceOver

紙の本を開いて、読書だけに使う時間は平日ありません。

Kindleで買って、この機能を使い聴きながら他の作業をします。

やり方は、iPhoneの場合画面上部から指二本で下にスワイプ。実際に編集部スタッフにやってもらいました(GIF)。まず上記リンクから設定する必要があるので忘れずに。


BeatsXイヤフォン - ホワイト朝起きて準備している間と、出社・退社中・翌日の準備中など、子どもと一緒にいない(子どもが寝ている)時は基本ずっと聴いています。

ワイヤレスイヤホンが大活躍です。私はBeatsXイヤフォンを愛用。

家事を捨てよ、本を読もう

私の代わりに家事をやってくれる人はいますが、私の代わりに私の知識にできるよう本を読める人はいません。

家事に時間をたくさん使うより、本や漫画を読む時間や、素晴らしい映像作品を観るほうがいいです。人生をどう豊かにするのか、忙しくても忘れないでいたいです。(家事が楽しくて仕方ない人は、レッツ継続!)

ワンオペワーキングマザー1日のスケジュール

  • 5:30-6:00の間 起床・準備 Kindleを開き、音声読上げ機能で聴きながら読書(45分)
  • 6:40 子どもたちを起こす・子どもの着替え
  • 7:00 朝食
  • 7:30 自転車で出発
  • 8:00 上2人の保育園に到着
  • 8:25 末っ子の保育園に到着
  • 8:55 出社Kindle音声読書(30分)
  • 9:00 業務開始
  • 18:00 業務終了・退社Kindle音声読書(30分)
  • 18:30 末っ子の保育園到着
  • 19:00 上二人の保育園到着
  • 19:30 帰宅・夕食準備
  • 20:00 夕食・子どもとのコミュニケーションタイム
  • 21:00 お風呂・寝る準備
  • 22:00 子ども就寝・保育園の準備Kindle音声読書(30分)
  • 22:30 仕事または読書(1時間30分 聴きながら気になったところをブックマークしているので、そこを読み返したり、紙しかない本を読んだりする時間)
  • 23:30-0:00の間 就寝

赤文字のところが読書時間です。今は保育園が2箇所で、両方結構遠いのでその時間が読書も仕事もできず辛いですが、子どもとのコミュニケーションの時間だと思って割り切っています。

グリーンスムージーもつくってないし、ヨガもしてませんが、寝る前はストレッチと瞑想をしてます。瞑想は毎日朝会でもやっているので、1日2回。瞑想すごくいいですよ。

瞑想の「今ここに集中することを訓練する」というのはつまり「自分自身に集中する」「自分がコントロールできない課題には集中しない」という訓練になると思っています。まぁこのあたり話し出すと長くなるのでまたどこかで。

これならできるかも or ここまで大変なら自分はやりたくない

私が1日のスケジュールを伝えると反応が二分します。「なるほど〜!自分にもできそう!」というパターンと、結構引き気味で「ここまで大変なら自分はフルタイムでは働きたくないな」というパターンです。

どちらが正解とかは、ありません。

前者の人の意見は「うちは子ども3人もいないし、夫はもう少しは家にいるからできそう」という感じが多いですね。後者の方はどちらかと言うと、どれだけ周囲に言われても育児は自分でしっかりやりたい、と思っているイメージです。

どちらが正解とかは、ありません。(2度目)

これを読んであなたがどう感じたのか、自分が本当に進みたい道に少しでも気づいてもらえたら光栄です

最後に「仕事をしながら働く」についての素晴らしいブログ記事をご紹介します。執筆者は、私も尊敬する奥田浩美さんです。

子供を他人に託す時間は他人に対する感謝を育む時間 – BE THE CHANGE

 

奥田さん親子の貴重なインタビューがTECH::NOTEにあるのでそちらも是非。

IT業界の女帝、奥田浩美さんインタビュー「これからの激動の10年を生き抜くために必要なこと」

エネルギーを使う先は「自分にしかできないこと」にしよう

今回お伝えしたいことを一言でまとめると、エネルギーを使う先は自分にしかできないことにする、です。家事とか外注が可能なことにエネルギーを使わず、自分にしかできないことにエネルギーをつかいましょう。エネルギーは有限なので。

 

現場からは以上です!!!

 

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この記事を書いた人

asami81
桜口アサミです。テックキャンプブログの編集長をやっています。関西人。 大学卒業後に渡米しオーペア(ベビーシッター)として働きながら1年間滞在。帰国後OLをしながら個人ブログ運営やWebサービスをつくってました。Movable Type なつかしい…。その後 nanapi というハウツーサイトの立ち上げメンバーになり、2年くらい東京で過ごし 2011年に長男出産のため関西に戻る。そこから+2娘を出産し、6年程在宅中心で働いていました。末っ子の育休終了タイミングで再度上京、2017年7月div入社。 「どんなときも幸せかどうかは自分が決める」というテーマで人生を過ごしています。

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