「どの仕事も長続きしない」
「転職を繰り返している自分はダメな人間なのか?」
現在のあなたはこう悩んでいませんか。
この記事では、まずあなたの仕事が長続きしない原因を、7つの側面から考えていきましょう。その上で、一つの職場で長く働くための対策方法を紹介します。
この記事の目次
仕事が長続きしない原因
そもそもあなたの仕事が長続きしない原因は、どこにあるのでしょうか。
ここから7つの例を挙げますので、当てはまる内容をチェックしてみてください。
仕事の目的がない
あなたが現在の仕事をする目的とは何でしょうか。
・生活のため
・家族を養うため
・食べていくため
・スキルアップのため
・社会貢献のため
・楽しみのため
このように少し挙げるだけでも、仕事をする目的はさまざまです。
もしいずれの項目にもピンとこない場合、あなたには現在の仕事に目的意識を見いだせていない可能性があります。
例えば、実家暮らしであったり、実家からの仕送りが十分得られていたりする場合は、「生計を立てるため」と言う目的は当てはまらないでしょう。
このような仕事の目的がないと、一つの職場で働き続ける目的も見失いがちです。
仕事内容が合っていない
マイナビが行ったアンケートによると、「今、好きなことを仕事にしていますか?」と言う質問に対して、「はい」と答えた人はおよそ4割。残りの6割の人は「いいえ」と答えています。
参照:好きなことを仕事にしている人は4割 |マイナビニュース
つまり過半数の人が、仕事内容が自分に合っているかどうかにかかわらず、「お金のため」「プライベートを重視できるため」「希望の職につけなかったから」といった理由で現在の仕事を続けていると言えます。
そのため、経済面やワークライフバランスが崩れてしまうと、現在の仕事を続ける目的が失われてしまう要因になります。
つまり、そもそも仕事内容自体が合っていないと、仕事を継続するのが難しくなる可能性も高まるのです。
給料が低い
お金のために仕事をしている場合、給料が低いと仕事の目的を見失いやすいです。
実際にエンジャパンで実施されたアンケートによると、「退職を考え始めたきっかけ」として第1位に挙がったのが、「給料の低さ」でした。
仕事内容が合っていないと感じているのであればなおさら、「好きでもない仕事を続けているのに、給料もそれほどもらえない」と嫌気がさしてしまう原因になるでしょう。
参照:8,600名に聞いた「退職のきっかけ」調査。|エンジャパン
人間関係がうまくいっていない
人間関係を理由に、仕事を辞める人は多いです。
先に紹介したエンジャパンのアンケートでも、退職を考え始めたきっかけの第4位に、「人間関係が悪かった」がランクインしています。
また男女別の回答データによると、女性の場合はこの「人間関係」が第3位になっており、女性は特に職場での人間関係を重視する傾向があると伺えます。
人間関係がうまくいっていないと、たとえ好きな仕事内容であってもストレスを感じやすくなります。人との関わりが多い職場であればあるほど、この人間関係に左右される側面が大きくなるでしょう。
お金に困っていない
「何のために働くのですか?」と聞かれた時に、真っ先に挙がる回答は「生活のため」や「家族を養うため」でしょう。つまり、お金のために仕事をしている人が大半なのです。
しかしお金に困っていないと、仕事を続ける目的を見失う原因になります。例えば、両親から経済的な支援を受けていて、仕事をやめてもお金の余裕がある状態だと、働く必要性を感じなくなってしまうでしょう。
さらにそれが自分の好きな仕事ではなかったり、やりがいを感じられない仕事内容であったりする場合は、働き続ける意欲もなくなってしまいがちです。
ミスに対して落ち込みすぎている
あなたは「仕事を辞めよう」と思う少し前に、何かミスをしませんでしたか。
仕事にミスがあると、誰もが落ち込み、会社に行きたくないと思うことさえあります。
特に、ミスが原因で上司に怒られたり、先輩にダメ出しされたりすると、職場での人間関係にも自信がなくなり、「もう辞めてしまおうか」という気持ちになる人もいます。
仕事の疲れがたまる一方
初めは仕事にやりがいを感じていても、あまりにも業務内容がきつく「もう続けられない」「辞めたい」と感じるケースもあります。
例えば業務内容が力仕事であったり、精神的にストレスがかかる内容であったりすると、継続していくうちにどんどん疲れがたまる原因になります。
休日も仕事の疲労を回復させるために寝て過ごすだけで、自分の生活の大半が仕事で占められている状況に嫌気がさしてしまっていることも考えられます。
職場での人間関係が良好であったり、好きな仕事であったりする場合は、かろうじて仕事を続けられる可能性もあります。しかしそれらの条件も満たさない場合は、「もう辞めてしまおう」と言う気持ちになりやすいでしょう。
すぐに仕事をやめてしまうとマイナスになるのか?
一つの職場で働き続けられず、すぐに辞めてしまうことはマイナスになるケースもあります。
ここでは2つのポイントから解説しましょう。
転職での印象に関わる
転職を繰り返していることが履歴書でわかると、「ジョブホッパー」と見なされる可能性も。これは面接官が、「うちに入社してもすぐに辞めてしまうのでは」と感じる要因になります。
退職理由が明確に述べられるのであれば、問題ないケースもあります。例えば「キャリアアップのため」「未経験分野にチャレンジするため」などです。
明確に自分のやりたいことがあって、その目的のための道筋が見えるような転職歴であれば、理解の余地はあるでしょう。
しかしそうではなく、マイナスの理由(遅刻・無断欠勤・ルールを守れない・人間関係のトラブルなど)による退職を繰り返していると、面接官からは不安要素と見なされることも考えられます。
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長く続けられるならそれがベスト
仕事を「すぐ辞めるか」「長く続けるか」の二択であれば、やはり後者の方がいいです。
なぜならいずれ転職するにしても、同じ職場で1〜2年働いたことがわかれば、「組織で働く基本的な能力はある」と判断される可能性があるからです。
しかし、およそ1年未満で転職を繰り返している履歴があると、「協調性」や「基本的なビジネススキル」に不安要素があると判断される可能性があります。
続かなそうならしっかり対策をしよう
もし、「仕事を辞めたい」「続けられない」と感じてしまうのであれば対策してみましょう。退職以外にも、自分から起こせるアクションはあります。
例えば信頼できる人にいまの気持ちを打ち明けてアドバイスをもらったり、新たなスキルを身につけて、仕事を「面白い」と思えるような工夫をしたりするのも対策の一つです。
以下の記事では、今回取り上げた「仕事が続かない原因」を踏まえた対策について解説しています。合わせてご覧ください。
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