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週休2日制とは?完全週休2日制との違いやメリット・デメリットを解説

更新: 2018.04.02

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就職活動する時、週休は何日とれるのかは労働者としては気になるところです。

最近では土日が休日となる会社が多いため、志望先の福利厚生欄を見て「週休2日制」と記載があると土日が休みだと思い込んでしまう人が多いのです。

しかし実際には、「完全週休2日制」と書いていない限り週2日の休みはもらえません。

「週休2日制」と「完全週休2日制」を混同しないようにしないといけません。また労働基準法は日曜日は休日と保証しているものではないため、日曜に絶対に休めるという保障もないのです。
就職先を選ぶとき、給与や福利厚生、仕事内容もさることながら「週休」の日数はとても気になるところです。

リフレッシュできたりプライベートが充実したりすることは、仕事のモチベーションも上げてくれます。
この会社に就職したら、休日はこうなる。そこは明確にしておきたいですね。

就職活動の成功のためにもまずは「週休2日制」と「完全週休2日制」の違いをはっきりと理解しましょう。

この記事のまとめ

週休2日制は「月に1回以上週に2日の休みがある」ということ

あなたは週休2日制と完全週休2日制は、全く違う制度なのをご存知ですか?同じもののように聞こえるため混同されやすいのですが、それぞれ別の物なのです。

しかし大半の人は「どちらも土日が休みになる制度のことだろう」と考えているのではないでしょうか。この2つの制度の違いを詳しく申し上げます。

まずは週休2日制について説明します。

週休2日制とは「月に1回以上週に2日の休みがある」という制度です。

ですから1ヶ月(4週間のうち)3週が週1日休みで1週だけ2日休みなどの場合は、週休2日制となります。

完全週休2日制は「毎週必ず2日の休みがある」ということ

対して完全週休2日制とは「毎週必ず2日の休みがある」という制度です。

一般的には土曜日と日曜日を休みとしている会社が多いです。

平成29年から経済産業省が推進を始めたプレミアムフライデーは土日が休みになるのを前提として、金曜日をお楽しみの日に設定しています。しかし完全週休2日制であっても、何曜日が週2日の休みになるかは会社の制度によって異なるため、必ずしも土日に休みがくるわけではないのです。

完全週休2日制が生まれた背景には36(サブロク)協定なるものがあったことはご存知でしたか?また、36(サブロク)協定を聞いたことはありますか?

これは簡単に言うと、労働基準法によって労働者に週40時間以上、1日8時間以上働かせてはいけないと定めているものです。

もしこれ以上労働させる場合企業は労働組合と36協定を結びそれを労働基準監督署に提出しないといけないと定めるものです。日本では1日8時間以上働くことが多いため、週40時間労働を遵守すると必然的に週休2日になるというわけです。

週休2日制で働くメリット

週休2日制で働くメリットとは何でしょうか。

まずは「週5日で終わらない仕事でもこなせること」があります。

就労日が週6日あったりするのですから、仕事のペース配分を比較的ゆっくりにすることもできるでしょう。スケジュールがとにかくタイトで、いつも納期に追われているような職場の労働者にはこの方がいいのではないでしょうか。

また、週休2日制だと平日休みになることがあるのもメリットです。

週休2日制を導入している職場には飲食店やアパレルなど、週末に多くの収益が見込めるところが多いです。彼らの休みは平日になることが頻繁にあります。

これはメリットになります。

例えば土曜日日曜日は混んでいる場所に行く場合は、平日のほうが混雑が少なくてすみます。

子供を夏休みにディズニーランドに連れて行こうという場合、混雑を避けて楽しむことが出来るので平日休みのほうが良いです。

またエンジニアにとっても、セミナーに参加できる確率が上がるかもしれません。技術的なセミナーなどは意外に平日開催が多く、残業が多いエンジニアにはとても駆け付けられないことも多いのです。

平日休みであれば、私服でリラックスしてセミナーに参加できます。

週休2日制で働くデメリット

それでは週休2日制で働くデメリットとは何でしょうか。

デメリットとしては、まず休日が減ることがあります。

毎週2日休みとは限らないので、完全週休2日制よりも大幅に休日が減るのは確実でしょう。

また、週休2日制と言っても休みの日数は会社によって異なるため、同じ制度を施行していても会社によって全く休日数が違ってくることも特徴です。

週休2日制を「完全土日休み」と勘違いすると、とんでもないことになります。

また、労働基準法は「完全日曜休み」は保証していません。

ですから週休2日制の会社で平日に週1休みが殆どだとしても、違法行為にはならないのです。

それでは労働基準法は、どこまでの休みを保証しているのでしょうか。

次の点をまとめておきます。

・労働基準法が保障する休みは週1のみ

・週1の休みは日曜日でなくてもよい

・2日休める週が月に1週しかなくても週休2日制となる

・月末4日間が休日、それ以外は休みなしで就労であっても労働基準法違反にはならない

捕捉しておきたいのが、労働基準法による週1回の休日の保障には例外があり、毎週休みがもらえなくても違法とはならない点です。

労働基準法では、「4週を通じ、月4日以上の休日が与えられていればよい」としています。

ですから、「月末4日間が休日、それ以外は休みなしで就労」であっても労働基準法違反にはならないのです。

土日休みの会社が増えている世の中の現状からすると、このような会社は労働基準法違反に違いないと思ってしまいます。

しかし、週40時間を超過しないなどを守っていればセーフになります。

このような労働基準法の限界については我々労働者も理解しておくべきでしょう。

福利厚生の確認は、就職活動の段階でしっかりとしておきたいところです。

求人の表記だけではわからないこともあるので、面接での確認が必要です。

週休3日制の企業もある

それでは「週休3日制」は聞いたことがありますか?宅配業者ドライバーの超過労働問題が世間で取り沙汰されたのち、佐川急便はドライバーの週休3日制を導入しました。

ニュースでも話題になりましたね。

週休3日制を導入した企業を挙げていきます。

・佐川急便

・ヤフー株式会社

・日本IBM

・株式会社ファーストリテイリング

ヤフー株式会社は週休3日制を試験導入しています。対象は介護や育児などを抱える社員の中で、週休3日を希望する人となっています。ヤフーは機械学習の導入に積極的な企業です。単純作業は人間の力を使わなくて済むように、業務の置き換えを進めています。

AI(人工知能)の導入によって、業務を効率化。将来的には給与を下げることなく、週休3日制を全社的な試みへと拡大することを検討しています。

週休3日制の狙い

・ライフワークバランスの実現により、離職率を低下させる

・企業のイメージアップを図る

・効率性、生産性アップを図る

まずは更なるイノベーションを狙ってです。可能な限り、単純作業をプログラムに置き換えることで、人間にはよりクリエイティブで発想力を活かせる仕事を割り振ることが可能になります。

また将来的には、週休3日を実現し、優秀な社員の離職を防ぐことも狙いの1つです。特に介護や子育てを行っている社員のサポートを目的としています。彼らのライフワークバランスの実現を支える企業であるために、です。

社会の高齢化により介護を行う労働者の割合は増えています。また子育て世代にも保育園不足など、様々な問題があります。仕事と育児の両立はまだまだ難しいものです。

そのような中でヤフーは試験的に週休3日制を導入しました。これには社員のライフワークバランスの実現をサポートする企業であることをアピールし、イメージアップを図る狙いもあります。

ただ週休3日制には問題もあります。

まずはIT企業においてです。

エンジニアの仕事は概して忙しいので、週4日の勤務で業務をこなし切れるのかという問題です。

週4日勤務で従来のボリュームをこなすためには次の改善が必須です。

・エンジニアのモチベーションアップ

・エンジニアの更なるスキルアップ

・AI、ロボットなど先端技術のの導入

そして賃金の問題もあります。

ヤフーは現時点では、週休3日制を利用した分の休暇は無給になると発表しています。

そうすると毎週週休3日にした場合、社員の賃金はどうなるでしょうか。

なんと20%もダウンするとの試算が出ています。賃金が20%ダウンしても週休3日制が良い人は、どのくらいいるのでしょうか。

ヤフーは、将来的には賃金を下げずに週休3日制の実現を目指すと発表しています。

実は週休3日制には、まだ労働基準法による保障や完全な定義がないという問題もあります。

週休3日制には、週休2日制と完全週休2日制のような明確な区別はまだないのが現状なのです。

作業ロスを確実に防ぐ

もし、あなたが休みたいのに仕事が多すぎて休みがとれないなら、自分の仕事の効率を見直してみませんか?

自分の仕事や作業全般を見直し、作業ロスがないか見つけてみましょう。

工数がかかりすぎていて、時間を必要以上に取っている作業はないですか?

そういったロスがあるとしたらもったいないですよね。

急速なシステム化が進む今、どの企業も非効率的な要因は放置できない時代になってきました。あなたの仕事を効率アップできるアプリやアイディアが、実はあるのかもしれません。

いいアイディアがないか周りに意見を求めてみましょう。また周りと仕事を分担するなどしてみましょう。

ロスのない効率的な仕事を、今こそ目指していきしょう!

コードレビューを徹底し、作業ミスを防ぐ

これはプログラムを書くエンジニアの方への提案です。

エンジニアは1日に大量のコードを書きます。書いたコードが一発で正常に動くのが理想ですが、現実には多くのエラーが発生します。エラーは付き物なのです。

エラーの発見は、コンパイルやコードレビューを通じて行います。近年ではコンパイル不要のスクリプト言語でシステムを構築する機会も多いです。そのため、現実にはコードレビューを通じて文法ミスの発見を行うのが主流とも言えるでしょう。

忙しい現場では、コードレビューを徹底的に行うほどの時間は取れない・・・ということもあるかもしれません。しかしたとえベテランエンジニアであろうとも、必ずコードレビューはしましょう。

その小さなミスが重大なセキュリティホールにもなりえます。

 

プログラミングを使って単純作業を効率化する

先述したように、ヤフーの週休3日制導入には次の狙いがあります。

・社員のモチベーションアップ

・作業の生産性アップ

その背景には、成長著しいAIなどのIT先端技術の導入があります。

更なる効率化のために積極的にテクノロジーを取り込もうというヤフーの強い意志もあります。

ヤフーの働き方改革は、私達にも必然性がある内容だと思いませんか?

自分の作業の中でも、プログラミングで効率化できる工程はないでしょうか?

もしあるなら、自分でシステムを開発するのも良いでしょう。

またはもっと使えるアプリを導入するのはどうでしょうか。

私達にも、効率的に仕事をするための最高の環境が必要です。

例えば手動では時間がかかる数字のリストアップ。

または集計業務。

こういった非効率な要素へのソリューションを、私達も是非図ってみましょう。

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「週休2日制」と「完全週休2日制」の違いは?

ここでより詳しく「週休2日制」と「完全週休2日制」の違いについて解説していきます。

求人情報などを見ていると、福利厚生の欄に休日に関する記述がありますが、

多くの場合この欄に「週休2日制」「完全週休2日制」のどちらかが記載されていると思います。

先述した通り、この2つの制度は似ているようで全くの別物です。

両者の違いを知らないと就職活動で正しいエントリーができません。

働き始めてから自分が思っていた休日と全く違っていると慌てても遅いのです。

是非今のうちに正しく理解しておきましょう。

週休2日制とは?

・月に1回以上、週に2日休みがある制度であること

・月の休日の目安は5日であること

・労働基準法で保障されているのは「週1日の休み」であるため、月5日休みでも違法にはならないこと

・週40時間以上の労働をさせてはいけないので、1日当たりの労働時間が短くなる場合があること

・土曜半日など労働時間の調節がされる場合があること

完全週休2日制とは?

・毎週必ず2日以上の休みがある制度であること

・土日休みとしている企業が多いこと、したがって土曜出勤が生じた場合には代休が取れる場合が多いこと

・休みの曜日は契約内容によって異なるということ、就業規則をよくチェックする必要あり

・祝日が休みかどうかは契約内容によること、就業規則をよくチェックする必要あり

週休2日制で働くメリット

週休2日制で働くメリットをもっと詳しく挙げていきます。

是非就職先を探すときの参考にしてください。

先述したように業種によっては週休2日制の方がよいものもあります。また週休2日制は休みが平日になることもありますが、それにもメリットはあります。

週5日で終わらない仕事もできる

完全週休2日制の場合、土日に出勤するとしたら手続きを行う必要があります。

土日出勤になり超過労働した分、代休も生じるわけです。

しかし勤務日数がもともと多い週休2日制ならば、週5日では終わらない仕事をこなすことができます。

忙しい職場ならばこれは大きなメリットになります。

平日休みの場合が多い

先述したように、週休2日制を採用している企業は飲食業界やアパレル業界の企業など、土日に出勤する事のある企業が多いです。

この業種は収益が上がるのが休日ですから仕方がありません。

労働者にとっては土日休み返上になってしまいますが、その分平日に休みがとれる事も多いです。

これも考えようによってはメリットもあります。

例えばテーマパークや繁盛しているお店などに行く場合です。

土日に人が大勢来るテーマパークやお店などには、平日だとかえって行きやすくなるからです。

週休2日制で働くデメリット

それでは週休2日制で働くデメリットとは何でしょうか。

休みが少ないと、心身ともに影響がでたり、プライベートの充実感の不足で不調になったりしそうな気がします。

家族サービスがなかなか出来なそうなどいろいろな弊害が考えられます。

休日が少ない

週休2日制のデメリットはやはり、1年を通してみると休みの日が少なくなる点です。

完全週休2日制の場合は、週2日休みだとしたら年間で少なくとも104日、祝日や年末年始の休みまで含めると120日ほどの休日があります。

週休2日制の場合は1日しか休みがない週もありますので、1年を通して見ると半減とまではいきませんがだいぶ違います。

年間休日はかなり少なくなります。

これが最大のデメリットでしょう。

求人の表記があいまいな場合もある

一口に週休2日制といっても、会社によって年間の休日数に実に幅があるのが実態です。

週休2日制は「月に1回以上2日休みの週がある」と定義されています。

ですから年間のほとんどが週1日休みだとしても、月1回でも週2日休みのときがあれば週休2日制となる場合もあれば、この逆に大半が週休2日の場合もあります。

このように見ると、求人に「週休2日制」と書かれていても、具体的な実際の休みのペースが分からないことが多いのです。

具体的にはどれくらいのペースで週2日休めるのか表記があいまいな場合が多いのです。

気になる場合は確認してみることが必要です。

完全週休2日制を採用する理由は?

それでは、多くの企業が完全週休2日制を採用する理由は何でしょうか。

その理由として次の2点が挙げられます。

・労働基準法では従業員に週40時間以上の労働をさせていけないと定められていること

・日本では1日8時間働く企業が多いので週5日勤務の2日休日にしている

日本では最低限の人数しか雇用せず、作業の進捗が悪ければ全員に残業させてカバーさせるのが標準的な雇用の仕方です。

そうすると1日の労働時間は必然的に8時間以上になるため5日間で週40時間の労働になります。

そのため週5勤務にしているのです。

週休2日制の導入率は?

企業では「週休2日制」と「完全週休2日制」のどちらを多く導入しているのでしょうか?

企業による導入の最新の割合を見てみましょう。

・平成28年度の週休2日制の導入率は全体の企業の88.6%

・月3回や隔週で週休2日制を導入している企業は39.6%

・完全週休2日制を導入している企業は49%

完全週休2日制を導入している企業はおおよそ半数です。

完全週休2日制が多数派に見える根拠を表す数字だとも思われますし、まだまだ浸透していないという印象も受けます。

週休3日制を導入している企業もある

既に紹介しましたが新しく週休3日制も導入されています。

佐川急便、ヤフー、日本IBM、株式会社ファーストリテイリングなどが導入企業です。

週休3日制ももちろんメリットデメリットがあります。

・作業の効率化が大前提

・休みが3日になる分、1日の勤務時間が長くなる場合がある

・現時点では、週休3日制による休暇分は減給になる

この制度の実現には介護や子育てによる離職者を減らすという社会的な意義もあることは既に述べました。

制度の充実を応援したいものです。

自宅作業やフレックスタイム制を認めている企業もある

週休3日制以外にも様々な働き方の改革は見られています。例えば、次のような就業スタイルも働き方改革の一端です。

・テレワーク、リモートワークと呼ばれる在宅勤務

・フレックス制勤務

テレワークを率先して導入した企業ではサイボウズ株式会社が有名です。

プログラマーなどのエンジニアは、会社に出社しなくても自宅で作業できる仕事があります。

例えば週休2日制で休日が少なくなった分、自宅勤務を認めている場合があるのです。

労働者としては通勤時間にかかる結構な負担を減らせます。

リラックスした環境で仕事が出来るのもメリットでしょう。

またフレックスタイム制導入も同様に、労働者の通勤時間のストレスを軽減させることができます。

満員電車の時間帯を避けて通勤出来るだけでも、ストレス軽減はかなり図れるからです。

またフレックス制により自分のライフスタイルに合った働き方ができます。

例えば子供を保育園にドロップオフしてからの出勤も楽になります。

このようなメリットを持つテレワークやフレックスタイム制を導入し、休日の減少をカバーする施策を取っている企業もあります。

さいごに

いかがでしたか。週休2日制と完全週休2日制の違いを理解していただけましたか。

この2つは非常に間違いやすいです。

就活段階で志望先の休日制度を正しく理解していないと、たとえ就職できてもいいスタートが切れなくなります。

働き始めてから「条件と違う」と慌てても、もう遅い場合も多いのです。

自分の希望に合った条件で働きたいならば、企業の福利厚生や就業規則の確認は必須です。

忘れずにおこなった上でエントリーするようにしましょう。

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この記事を書いた人

椎名 妙子
2016年までは小さな英会話スクールで働く。システム開発業の夫を手伝ううちに、IT業界に魅せられる。夫と育児系のiphoneアプリをリリースしたことも。2017年からIT関連のライティングを開始。日々いろいろ勉強中。最近は、子供達と動画チャンネルを作っています。

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