この記事では、オンラインホワイトボード「Miro」を紹介します。
Miroは、オンライン上で共同編集ができるホワイトボードを探している人におすすめのサービスです。
本記事を参考にして、ぜひ導入を検討してみてください。
この記事の目次
Miroとは
出典:Miro
先述したように、Miroは「オンラインホワイトボード」サービスです。
マインドマップ・ブレインストーミング・メモ書きなど、さまざまな目的で利用することができます。共同編集もできるので、Web会議が流行る昨今で注目が集まっています。
実際2020年4月24日には、来る需要増加に備えて、シリーズBラウンドで5,000万ドルの資金調達を達成しました。
公式サイトによると、NETFLIX・CISCO・Twitterなど、IT業界の先端を走る企業が率先して導入しています。
アプリのダウンロード
Miroは以下よりダウンロードできます。
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Miroの料金プラン
Miroの料金プランは以下のとおりです。
プラン | 料金 | おもな内容 |
Free | $0 | 3つのボード 規制テンプレート など |
Team | $8 | Freeに加え 無制限のボード カスタムテンプレート リモート会議ツールキット など |
Business | $16 | Teamに加え SSO 外部編集者 など |
Enterprose | 要問合せ | Businessに加え アカウント一元管理 高度な権限管理 プレミアムサポート など |
※料金は2021年7月13日時点のものです
無料プランもあるので、手軽に始めることができます。
無料プランでできること
無料プランでできることは以下の通り。
- 共同編集が可能
- 既存のテンプレートを利用可能
- 3つのホワイトボードを編集可能
データ容量は300MBまでという制限がありますが、無料でも十分使えます。
ビデオチャットは使えないのですが、Zoomなどの外部サービスを使えば問題ないでしょう。
▶Web会議アプリ「Zoom」の使い方をわかりやすく解説 「化粧なし」やバーチャル背景も
有料プランでできること
一方、月8ドルの有料プランだとより便利に。
- エクスポートが可能
- ビデオチャットが利用可能
- ホワイトボードを無制限に利用可能
- プロジェクト管理ツール「Asana」と連携可能
- データ容量が3GBに拡張
まずは無料プランから始めて、頻繁に使うようになったら有料プランも検討してみましょう。
Miroの料金について詳細:https://miro.com/pricing/
Miroの使い方
Miroのアカウント登録から基本的な使い方を解説します。
1分でできるアカウント登録
- Miroのサイトにアクセスします
- 無料プランで始める場合は画面中央にある「Sign up free」をクリック。すると以下の画面が表示されます
- 「名前」「メールアドレス」「Miroを知った経緯」「8桁以上のパスワード」を登録。入力を終えたら、四角いボックス2つにチェックを入れて「Get started now」をクリックします。
- 登録したメールアドレスに送られる6桁の暗証番号を入力して登録完了となります。
Miroの使い方
Miroの基本的な使い方を解説します
- Miroのホーム画面となります
- デフォルトの状態でさまざまテンプレートがありますが、今回は試しに「Mind Map」を選択してみましょう。ホーム画面でテンプレートをクリックすると、下記のようなポップアップが表示されます。
- アップグレードを要求しているように見えますが、構わず右の「Create a bord anyway」をクリックしてください。画面が遷移して、以下のような画面が表示されます。
- 左側のメニューバーからアイコンをクリックして機能を選択することが可能。マインドマップのテキストボックス上でクリックすると、テキストを編集することもできます。以下は飲食店の会議をイメージして作成したマインドマップです。
付箋や手書き文字もあるので、実際のホワイトボードに似たビジュアルとなっています。
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Miroのおすすめポイント 6つ
Miroのおすすめポイントを3つ紹介します。
おすすめポイント①外部アプリとの連携が可能
Miroは外部アプリとの連携が可能です。例えば、Google Drive・Dropbox・Slack・Trello・Sketchなど。
コミュニケーションツールのSlackと連携させれば、ホワイトボードに新しいコメントが入るたびに通知が届きます。
また、タスク管理ツールのTrelloと連携すると、Trelloの画面からホワイトボードを表示して編集することも可能です。
このように外部アプリと連携させることで、ますます利便性を高めることができます。
おすすめポイント②iPadで手書きも可能
MiroはPCで使っても十分便利なのですが、iPadで使うとより便利になります。Apple Pencilを使うと手書きで入力することも可能です。
ビジュアル的に操作ができるので、PCよりむしろiPadのほうが向いているでしょう。
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おすすめポイント③自動補正機能がある
iPadで図形を描くときに、線がゆがんでしまうことはありませんか?
Miroでは、そのような心配は不要です。自動補正機能(ドローイング機能)があるため、きれいな図形を描けます。
おすすめポイント④実際の付箋をデータに変換できる
Miroには、OCR(文字認識)機能が搭載されています。
そのため、実物の付箋を写真撮影することで、そこに書かれた文字を認識してデータに変換することができるのです。
性能もかなり高いため、一括で10枚ほど認識することが可能。
会議でブレストをした際に、データとして保管しておきたいといった場合に重宝するでしょう。
おすすめポイント⑤ショートカット機能が豊富
Miroにはショートカット機能が充実しています。
メニューバーにある「カーソル選択」「付箋」「消しゴム」などは、すべてショートカットで操作が可能。
会議中など、素早い操作が求められるシーンでも十分対応できるでしょう。
詳しく以下の参照記事で紹介されているので、こちらを参考にしてください。
参照:Qiita
おすすめポイント⑥テンプレートが豊富
Miroには6つのテンプレートが用意されています。
Kanban Framework
トヨタで生まれた看板方式のフレームワークです。
視覚的に「何が終わって」「何が進行中で」「何がまだなのか」を把握することができる図です。
Mind Map
マインドマップとは、「アイディア出し」や「思考の整理」に役立つフレームワークのこと。
関連するものを枝葉のように書き出すので、アイディアが生まれやすくなります。
▶【無料あり】マインドマップアプリおすすめ11選!作り方の基本やコツも紹介
User Story Map Framework
ユーザーストーリーマップは、主に開発の現場で用いられます。
ユーザーの行動をもとにサービスの設計を考えるフレームワークです。
Concept Map
コンセプトマップは、別名「概念図」と呼ばれます。
それぞれの関係性を図に書き表すもので、ブレインストーミングでアウトプットしたものを整理する際にも用いられます。
Brainwriting
ブレインライティングとは、回覧版のようにチーム内でアイディア出しをするもの。
アイディアを半強制的に発散させることで、みんなが意見を述べられる雰囲気になります。
Flowchart
フローチャートは、もともと開発の現場で用いられていました。
現在では開発以外の場でも使われており、業務フローなどのプロセスを考える際に役立ちます。
Miroを使ってみた感想
リモートだからmiroを使うというより、miroをつかうほうが物理的なホワイトボードよりも優位性があるので、そのためにリモートのほうが良いって感覚。
miroに限らずリモートに最適化したツールを使うために、人は一緒にいないほうがやりやすいからリモート化していくって流れもあるんじゃないかな。
— wadap / アルCTO🎸✨🎶 (@wadap) May 26, 2020
Twitterで調べたところ、Miroのほうがホワイトボードより便利との声も。
実際に私も使ってみたのですが、本当に使いやすいです。直感で操作できるので、ある程度PCに慣れていれば迷わす使うことができます。ブラウザ上で利用できるので、操作もサクサク。
今後はWeb会議がますます普及するので、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。
Miroの詳細はこちら→公式サイト
※本記事で利用した画像はMiroより引用
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