「インターンシップに参加しようと考えているけど、どうやって探せばいいのだろうか」
「自分に合ったインターンシップは、どのように見つけたらいいのだろうか」
現在あなたはこう考えていませんか。
この記事では、これから就活を控えている方に向けて、インターンシップの探し方や選び方のポイントを紹介します。
この記事の目次
インターンシップの探し方
「働くこと」を実際に体験する貴重な機会である「インターンシップ」。
インターンシップの探し方は、以下5つの方法があります。
大学のキャリアセンターを利用する
大学のキャリアセンター(就職部・就職センター)では、就職活動におけるあらゆる情報をキャッチでき、インターンシップ関連情報も基本的に取り扱っています。
インターンシップの中には、キャリアセンターと企業とが連携し、授業の一環として実施されているものも。
このようなインターンシップはキャリアセンターでしか募集を行なっていません。貴重な機会を逃さないように、キャリアセンターの情報も収集しておきましょう。
求人サイトやアプリで探す
求人サイトやアプリでもインターン情報をキャッチ可能です。
リクナビやマイナビといった大手求人サイトをはじめ、インターンシップに特化したサイトもあります。
中には学年問わず参加できるものや、1dayインターンシップなど単発のプログラムも。
以下の記事では「インターンシップを探せるサイト」で紹介しますので、参考にしてください。
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コーポレートサイトを確かめる
先述したような求人サイトやインターンシップ情報サイトをチェックしても、目星の企業のインターン情報が得られないこともあります。
そのような場合は、企業のホームページ(コーポレートサイト)をチェックしましょう。
近年はTwitterやFacebookなどのSNSを使って、インターンシップ募集をかける企業も増えています。アカウントを持っている場合は、SNSで検索するのも一つの方法です。
企業の中には、コーポレートサイトでのみインターン募集を受け付けている場合も。
中には募集期間が短いものもあるため、事前にインターンシップ受付時期や募集方法をリサーチしておくことをおすすめします。
会社説明会に参加する
会社説明会でインターンシップの案内が行われることもあります。希望する企業があれば、会社説明会に参加してみましょう。
もし現時点で希望する企業がなくても、まずは合同説明会に参加し、様々な企業の情報を収集してみてください。中にはインターンシップを一緒に行う説明会も開催されています。
もし説明会でインターンについての話が出なくても、直接質問に行くことで情報が得られる可能性もあるので、時間が許す限り足を運びましょう。
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先輩などから紹介してもらう
インターンシップの情報は、ネットや会社説明だけで得るものではありません。例えば、OB/OG訪問など自分の先輩にあたる方から紹介してもらうことも可能でしょう。
もちろん、その先輩がインターンシップを開催している企業に勤めていることが前提となります。
開催している企業でも、先輩が人事や採用を担当していないとインターンの有無まで把握していない可能性があるので注意が必要です。参考までに確認するのがいいでしょう。
参加するインターンシップを選ぶ基準
それぞれ把握しておくと、あなたに最適なインターンシップを選びやすくなります。
業界・職種
志望する業界や職種が定まっているのであれば、そこに属する企業のインターンシップを選びましょう。
インターンシップは実際に働くことを体験し、就職後のイメージをもつための機会です。
これまで思い描いていたイメージと実際とのギャップに気づくことができ、よい意味でリアル感を持って就職活動を進めるきっかけを掴めるでしょう。
業界の内情を知る機会にもなるため、就職活動で採用側の気持ちを汲み取ることもしやすくなります。
希望の企業
すでに志望する企業があれば、インターンシップを募集しているかを確認し、応募しましょう。
前述したように、インターンシップ情報サイトでは募集していなくても、企業ホームページやSNSでインターンを募っている企業もあります。
求人サイトで情報が載っていなくても諦めず、様々な情報を収集しましょう。
もし希望する企業でインターン募集が行われていなくても、その企業が属する業界で探してみるのもよい方法です。
同じ業界のインターンシップに参加することで、同業他社の情報が得られ、志望企業の理解を深めることにも役立ちます。
インターンシップの内容
インターンシップの内容で選ぶ方法もあります。例えば以下のような条件です。
・インターンシップで行う内容(あなたの就活に役立つか)
・長期インターンか短期インターンか
・有給か無給か
・開催時期
例えば、ベンチャー企業に興味があるのであれば、ベンチャー企業が実施するインターンシップに参加するのがよいでしょう。
あるいは、英語を活かせる、経営を学べるなど、活かせるor得られるスキルから選ぶのもおすすめです。
また、インターンシップには有給のものもあります。3ヶ月以上の長期インターン(短期インターンは1日〜2週間)は有給で実施されるのが一般的です。
インターンシップを探せるサイト7選
ここでは7つの情報サイトを紹介しましょう。
マイナビ
出典:マイナビ2021 – 学生向けインターンシップ・就職情報サイト
国内大手の就職情報サイトが「マイナビ」です。公式アプリからもインターンシップ検索ができるため、スマホで気になる情報をチェックすることも可能。
マイナビのインターンシップ情報は、開催地域や業種、開催時期だけでなく、開催期間や理系対象など、様々な条件で検索できるようになっています。
サイト上では、インターンシップで提出するエントリーシートの書き方も学べます。便利なエントリーシート作成ツールも使えるため、学生の強い味方となるでしょう。
また、「マイナビインターンシップEXP」などの大規模な合同説明会も開催されています。まだ志望する業界や職種が定まっていない場合は、このようなイベントからインターンシップの情報を得てみましょう。
参照:マイナビ2021 – 学生向けインターンシップ・就職情報サイト
リクナビ
こちらも「マイナビ」に並ぶ国内大手の求人情報サイトです。インターンシップ掲載企業数5年連続No.1で、2021年度は5,600社以上のインターンシップを取り扱っています。
リクナビのインターンシップ情報は、実施開始月や業種、実施場所、実施日数などの基本的な条件だけでなく、体験内容や学業配慮といったこだわり条件でも検索できます。マイナビ同様アプリからも検索可能です。
書類選考や面接なしで参加できるインターンシップや、「働きがいのある会社」ランキングに選ばれた企業の特集など、就職活動中に知りたい情報が詰まっています。
SPI開発部監修の自己分析・テストやエントリーシート作成ツールなど、便利な機能も利用できます。
JEEK
JEEKは国内最大級のインターンシップ特化型情報サイトです。職種や業界、エリアなどの基本的な情報だけでなく、細かな条件からインターンシップ情報を検索できます。
例えば「プログラムスキル」「経営に携われる」「企画力が身につく」など、インターンシップの内容から検索できます。やりがいを求めている人にぴったりでしょう。
また、インターンやキャリアに関するコラムも充実。インターンシップにおける履歴書や志望動機の書き方、業界別のインターン内容の特徴などが解説されています。
どのインターンが向いているかわからない場合は、キャリアアドバイザーに相談することも可能です。
インターンシップガイド
出典:インターンシップガイド
日本最大級の掲載企業数を誇る、国内唯一のインターンシップ総合サイトです。大学1・2年生でも参加できるインターンシップも掲載されています。
厳選された短期開催のインターンシップ締め切りカレンダーや、注目のインターンシップ企業、就活生イベントランキングなどが公開されています。
また、インターンシップ参加までの流れや、週ごとの編集部おすすめインターンなど、学生・就活生向けコンテンツが充実しています。
参照:インターンシップガイド
Wantedlyインターン
ビジネスSNSとして知られるWantedlyの学生版です。30,000社以上の企業が情報を掲載しており、大手企業、ベンチャー企業、NPO法人、地方公共団体など様々です。
「先輩の会社」「注目企業」「インターンシップ先の先輩へのインタビュー」など、あらゆる情報からあなたが興味のあるインターンシップを見つけられるでしょう。
「社長のもとで企画に携わる」「ビジコンではない本当のビジネス」など、魅力的なインターンシップ情報が掲載されています。
キャリアインターン
出典:キャリアインターン
パソナが運営する、インターンシップと就活に関する情報サイトです。長期・短期インターンだけでなく、会社説明会・選考会の情報をキャッチできます。
長期インターンシップは時間的制約が気になる人がいるかもしれません。しかしキャリアインターンでは、「曜日・時間が選べる」「週1回からの勤務OK」といった詳細条件から検索できるため便利でしょう。
他にも「全学年対象」「英語を使う」「新規事業に携われる」など、内容の特徴からインターンシップを選べるようになっています。
参照:キャリアインターン
ゼロワンインターン
出典:ゼロワンインターン
就活に有利に働くインターン情報が得られるサイトです。
長期インターンに特化したインターンシップ情報が掲載されており、3ヶ月の長期インターンを頑張ると、「社長の推薦状」をもらえます。
そして就職活動時期に、あなたの「社長の推薦状」を見た企業からスカウトが届きます。
時給や働く時間帯、ベンチャー、上場企業、少数精鋭など、こだわり条件からインターンシップを検索可能です。
参照:ゼロワンインターン
HRテックによって採用はネットで活発化
大手からベンチャー企業まで、様々な企業が採用をネットで行なっているのが現状です。
そのため、インターンをはじめ採用情報を得るのであれば、ネットの活用は必須と言えます。
HRテックとは
HRテックとは「Human Resource(人材)」と「Technology(テクノロジー)」を組み合わせた造語です。
企業の人事部が行う以下のような業務を、ITツールを用いて効率化させることができます。
・人事戦略
・採用
・教育・研修
・評価
・労務
中でも採用分野のHRテックは、学生側にとってもメリットが多々あります。
スマートフォンのアプリで就職情報が入手できるようになったのもそうですし、履歴書やレジュメ作成、面接対策、キャリアサポートが受けられるアプリもリリースされています。
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また企業側としては、応募者の管理を採用管理ツールで効率的に行うことができるようになりました。
これによって連絡漏れを防いだり、優秀な人材を集めやすい掲載先を把握することなども可能に。
このようなHRテックが発展する背景には、労働人口の減少や、ビッグデータ分析技術の進歩が挙がります。
企業は限られた労働人口の中から、より会社にマッチする人材を効率的に採用するため、テクノロジーを活用しているのです。
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無理にインターンシップに行く必要はない
インターンシップには無理に行く必要はなく、自分に必要な場合のみ参加すれば基本的に問題ありません。
インターンシップに参加したからといってすぐに採用されるケースはかなり稀です。
やりたいことが漠然としたまま参加しても、時間を使うだけになってしまう可能性も。
目的がないまま参加するよりは、自己分析やエントリーシートの作成、面接対策に時間をかける方がいいでしょう。
ただし参加必須の企業もあるので注意
企業によっては、選考を受けるのにインターンシップ参加が必須の場合もあるので注意が必要です。
外資系企業によく見られる傾向なので、希望する企業があればよく確認しておきましょう。
インターンシップはやみくもに参加せずあなたに必要なもののみに絞る
インターンシップは、今後の就活を有利にする情報を得られたり、就職後のスキルを身につけるよい機会となります。
しかし、「友達が参加しているから自分も参加しておこう」というようなモチベーションでは、参加しても意味がなくなってしまうことが考えられます。
明確な目的があり、そのためにインターンシップの参加が必要ならば、応募を検討するといいでしょう。あなたの必要なもののみに絞って探してみてください。
あなたに最適なインターンシップを見つけよう
インターンシップは求人サイトだけでなく、大学のキャリアセンターや企業のホームページからも募集しています。
希望する企業があれば、SNSなどもチェックしてインターンシップの情報を収集しましょう。
中には就職活動が有利に進められるインターンシップ情報を掲載するサービスもあります。
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