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転職エージェントと直接応募の注意点を解説。事例も紹介

更新: 2023.12.23

転職エージェントを利用する場合と、直接応募をする場合で、それぞれ気をつけなければいけないことがあります。

本記事では、転職エージェントの利用または、直接応募をする際の注意点を解説します。

また、実際に転職エージェントを利用した人または、直接応募をした人の声も紹介。ぜひ転職活動の参考にして下さい。

転職エージェントを利用する際の注意点

転職エージェントは転職活動のあらゆるサポートをしてくれる強い味方です。

ただし、転職エージェントを利用する際は以下の4点に注意する必要があります。

自分でもやれる範囲の努力はする

「エージェントがやってくれるから」といって、何でも任せきりにするのはやめましょう

これはエージェントから「転職活動に積極的ではない」と思われる要因になりますし、転職エージェントの言われるがままになってしまう可能性もあります。

転職が決まったとしても、入社後に「エージェントから言われていたイメージとは違った」という事態にもなりかねません。

例えば企業研究や口コミサイトの活用などは、自分で必ずしておくべきです。

できるだけ妥協しない

転職エージェントを利用する際も、自分で定めた軸はブレないようにしておくべきです。

そこでエージェントに遠慮してしまっては、自分が思うような企業に転職できず、結局転職を繰り返すことになりかねないからです。

自分の希望は遠慮せずに伝え、疑問があればしっかり質問し、納得した上でオファーを受けましょう。そして、納得できない応募先であれば、潔く断りましょう。

自分に合わないと感じたら利用しない

前述したように、転職エージェントも三者三様です。幅広い人脈を持つ人や、業界に精通する人がいれば、まだエージェントとしての経験が浅い人や、自分の利益を追求する人もいます。

もし、転職活動を進める中でエージェントに不満があったり、「自分とは合わない」と感じれば、その転職エージェントを利用するのは辞めましょう。

中には転職エージェントに対して悪い気持ちになる人もいるかもしれませんが、エージェントも仕事としてやっていますので、そこまで気にする必要はありません。

他社のエージェントを利用するなどして、信頼できるエージェントと出会えるようにしましょう。

全てを鵜呑みにしない

エージェントの言っていることを、全て鵜呑みにするのはやめましょう。エージェントも仕事として転職活動のサポートを行なっているため、企業や自身の利益を追求する場合もあります。

何か情報をもらったとしても、それが本当に信頼できる情報なのか、疑うことも大事です。

特に雇用条件は、オープンになっている情報と実際は異なるケースが発生しています。エージェントに踏み込んだ質問をする、口コミサイトを確認するなど、自分なりに調査するべきでしょう。

「転職エージェントにすすめられる通りに入社してみたら、ブラック企業だった」というケースも、残念ながらあるのです。

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直接応募する際の注意点

直接応募の場合、企業はあなたの情報を、あなたが応募してきた書類や言動から得るしかありません。

ですから、以下のようなことに注意し、選考を進められるようにしましょう。

電話やメールのやりとりに気をつける

企業の人事担当者との電話やメールのやり取りは、非常に大切です。例えば面接の日程を打ち合わせする際も、スピーディーなレスポンスを心がけましょう。

転職活動を進める上では、複数社と選考スケジュールを調整しなければならないため、すぐには返事ができない場合もあるでしょう。

そのような場合も、他社の選考スケジュールを確認し、「◯日までにご連絡差し上げます」と期限を定めて伝えるのがマナーです。

「いつ返事をくれるのだろうか」と、相手にストレスを与えるようなやり取りにならないよう心がけて下さい

また、相手に対して失礼となるようなメールの文面や電話での言葉遣いには十分気をつけましょう。

企業研究はしっかりと行う

転職エージェントを利用する場合、エージェント経由で様々な情報を入手できます。しかし直接応募では、自分自身で企業研究をしっかりと行う必要があります。

例えば、応募する企業の商品やサービスを実際に購入して使ってみるなど、自分なりに工夫する必要があります。

また、応募する企業に即したポートフォリオを提示できるのであれば、事前に作成しておきましょう。

雇用条件は徹底的にチェック

直接応募の場合、「入社したら話が違った」とならないように、年収や勤務時間などの雇用条件を自分自身で徹底的にチェックしましょう。

また、希望する条件に合わなければ自分で交渉する必要があります。どうしても譲れない条件があれば、採用担当者と交渉しましょう。

しかし、転職で年収アップが狙いたいとしても、特に異業種への転職の場合は、交渉が叶わないケースもあります。

また、交渉のタイミングを間違えると、評価が下がって内定が出ない可能性も。交渉は慎重に行う必要があるでしょう。

スケジュール管理に気をつける

仕事を続けながら転職活動をする場合、スケジュール管理がハードになります。複数社の選考を受けていると混乱を招きやすく、最悪「面接日をすっかり忘れていた」という事態になることも。

企業ごとに選考スケジュールをしっかり把握し、採用側の迷惑にならないよう気を付けましょう。

また、晴れて内定が出た場合も、他の企業でも最終選考に残っている場合は、いつまで返事を待ってもらうのかを伝え、失礼のないよう心がけて下さい。

転職エージェント・直接応募を実際に利用した人の声を紹介

転職エージェントか直接応募かを選ぶ際は、実際に利用した人の声を聞くのも良い方法です。

ここでいくつか紹介するので、参考にしてください。

利用してよかった人の声

「転職はしたいが、先のことはまだわからない」と言う段階でも、転職エージェントのカウンセリングで自分のやりたいことや強みが整理できる人は多いです。

「転職の軸」がしっかりして面接対策ができる上に、長期的なキャリアデザイン形成にも役立ちます。

また、このような長期的なキャリアを考えるきっかけをくれる転職エージェントに出会うためには、複数社のエージェントとやりとりするのもポイントです。

その中で、本当に信頼できるエージェントと出会うことができるでしょう。

利用して後悔した人の声

転職エージェントの中には、より早く転職させようとする人もいます。

そのようなエージェントに当たってしまった場合は、じっくり検討する時間が得られず、納得できないまま選考が進められてしまうケースもあります。

また、「ある日急に連絡が途絶えた」という声もしばしば見られます。もし、コミュニケーション上で不満があれば、他の転職エージェントとコンタクトを取ってみるのも一つの手です。

直接応募してよかった人の声

企業側としては、転職エージェントを介さないほうが採用コストを下げられます。その点を考えると、直接応募の方が年収の交渉をしやすいメリットもあるでしょう。

転職エージェントを利用すると、応募できる案件がどうしても限られます。自分で応募先を決められる直接応募のほうが、転職をスムーズに進められるケースもあります。

直接応募で後悔した人の声

やはり、直接応募は自分自身で書類添削やスケジュール管理、年収交渉をする手間が発生します。

メール一つ一つにも気を配る必要があるため、仕事を続けながら転職活動する人にとってはハードルが高いものがあるでしょう。

まとめ

転職活動の方法に正解・不正解はありません。「転職エージェントと直接応募、どちらが選考に有利なのか」も、あなたの状況によって異なります。

今回紹介したポイントを踏まえて、自分は転職エージェントを利用した方がいいのか、あるいは直接応募をした方がいいのかを慎重に判断しましょう。

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フリーランスのWebライターです。小学生の娘と一緒にプログラミングを学習中です。テックキャンプブログではITの最先端を学びつつ記事を書いています。

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