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【現在のエンジニア募集】傾向から転職の流れまでを説明

更新: 2020.04.02

あなたはエンジニアに転職することについてどのように考えていますか?

専門職ですので、入社したからといってすぐにバリバリ働けるかと思ったらそうではありません。エンジニアになる為に必要な準備があります。

そして、実際に転職をしようと考えてもエンジニアの募集がどのようになっているか不安ですよね。
この記事では、最近のエンジニアの募集の傾向、必要な知識や持っていると役に立つ資格などを
経済産業省などのデータを参考にしつつ紹介していきます。

エンジニア募集の実態

転職するとき、エンジニアの募集が今どのようになっているか気になりませんか?

非エンジニアからエンジニアへの転職することは勇気のいる決断だと思います。

ここでは、まず経済産業省の調査した市場規模、傾向からプログラミング言語の求人ランキングを見ていきましょう。

経済産業省から見る市場規模

経産省が国勢調査をもとにエンジニアの需要についてデータを出しています。

これからの時代においてエンジニアが飽和するのか、または不足するのかがとても気になるところです。

merket-trend

引用:IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果 商務情報政策局 情報処理振興課

このグラフは2010年の国勢調査をもとにしています。今、日本の人口は現在減少の一途をたどっています。

2016年においては92万名あまりのエンジニアが供給されていますが、その一方では20万人弱の不足もみられます。

また、今後のエンジニアの需要が中位シナリオのように進んでいくとすると、2030年には59万人弱のエンジニア不足になります。

しかし、人材供給に関しては2019年下降しはじめるため、供給人数も86万人ほどに減少する予想です。

今現在でもエンジニアは不足していますが、これからどんどん情報社会が進むにつれ、さらにエンジニアは不足する見込みです。

最近の募集の傾向

次に、企業によりどのような募集があるか、またその傾向を見ていきましょう。

募集としては大企業もエンジニアを必要としています。

しかし大企業だけではなく、中小のベンチャー企業においても最近ではエンジニア募集が増加傾向にあります。

ベンチャー企業もスタートアップの段階であったり、その後も継続して募集を続けているところが多いです。

実際に大企業だけでなく、ベンチャー企業でも関係なくエンジニアは広く募集しています。

エンジニアの募集要項

傾向から広くエンジニアを募集していることがわかりました。

企業がエンジニアの募集要項を出しています。

様々な企業が募集している要項をまとめるとおおよそ以下のようになります。

採用 正社員
給与 20〜30万円
歓迎スキル プログラミングの知識、経験
勤務時間 9〜18時
研修期間 1〜3ヶ月

給与体系に関しては、年俸制になってる企業もなかにはあります。

また勤務時間もパソコンを使うエンジニアだからこそ可能なリモートワークを取り入れている企業やコアタイムフレックスタイム制にしているところが多いです。

全体的に福利厚生は書籍購入の補助をはじめ、育児休暇制度、時短勤務制度など充実している企業が多いです。

プログラミング言語別求人ランキング

様々なプログラミング言語がありますが、各々の求人をみてみましょう。

 

出典:Readwrite.jp

ランキングのトップ5まではこのようになっています。

1, JavaScript 30.6%

2, Python 15.4%

3, Ruby on Rails 13.3%

4, Java 12.1%

5, PHP 7.2%

JavaScriptは全てのブラウザとの相性が良いとされており、特別な開発環境は必要が無いため、HTMLファイルに書き込むだけで簡単に実行することができます。

また、スクリプト言語なので、コンパイルを必要としないという特徴もあります。

Pythonもプログラミング初心者にも使いやすいとされている言語で、「コンピュータサイエンス」や「データ解析」といったアカデミックなコミュニティ分野でも人気のある言語です。

「Google」や「Instagram」などに使用されています。

Rubyは日本で生まれたプログラミング言語です。

他のプログラミング言語よりもわかりやすく、Webサービスを手軽に作れるというメリットから、最近ではベンチャー企業でも使われており、需要が伸びてきています。

実際に使われているWebサービスとしては料理のレシピを調べるとき必ず出てくるCookPadや、価格.comなどに使われています。

JavaはWebサイト上で動くゲームやアプリケーションにも広く使われ、MinecraftなどはJavaにより作られています。

また、近年のスマートフォンの普及により、多くがJavaで作られているAndroidアプリケーションが多いため求人数にも比例しています。

 

PHP初心者にもとても学びやすい言語であることでも知られています。

PHPを理解できれば日頃見ているWebサイトの仕組みも何となく分かることができます。

また、様々なサイトでも使用されていたり、情報が豊富にある点でも人気につながっています。

また、動作がとても安定していることが人気にもつながっています。

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エンジニアとして転職するには

はじめに、エンジニアの現在の需要を見てきました。

しかし、エンジニアに転職すると考えてみてもどのように進めていけばいいのでしょうか。

ここでは準備から、就職後の年収などをみていきます。

転職する際の準備・流れ

はじめに、一般的には転職サイトに登録して進めていきますが、エージェントをつけて転職活動を行う方も多いです。

非エンジニアの方がエンジニアに転職するときの一連の流れの例です。

引用:リクルートエージェントのサービスの流れ

流れとしては、サイトへの登録ををおこない、求人の確認をおこないます。

その後、エージェントとの面談をおこない、今までのキャリアを整理し、それをもとにした求人が紹介されます。

求人を調べて、応募、面接を受けて転職先を確定させます。

また、このリクルートエージェントによるとIT系、Webエンジニアの約85%が非公開求人であるとされています。

転職活動を考える際にエージェントをつけることで自分にあった企業を円滑に進めることができます

未経験から転職する際に役立つプログラミングスクール

テックキャンプ エンジニア転職

テックキャンプ エンジニア転職は最短2ヶ月でプロのエンジニアになれる即戦力エンジニア育成プログラムです。

即戦力レベルのエンジニアになれる教育コンテンツから就職先の支援まで、どこよりも最高品質の教育体制であなたのエンジニアとしてのキャリアをお約束します。

対象は完全未経験者なので、異業種からの転職や全く違う職種からのキャリアチェンジが可能です。

転職後の平均年収

引用:賃金構造基本統計調査

エンジニアとして転職するとき、その年収はどうなるのでしょうか。

この統計には、月給やボーナスなどと書いてはありませんが、

きまって支給する現金給与額=月給

年間賞与その他特別給与額=1年のボーナス

とすると、エンジニアの月給は約38万円、1年間のボーナスは約92万円となっています。

月給とボーナスのを計算すると、約548万円になります。

この金額に加えて、残業代なども加わるため、実際の年収はもう少し上がるでしょう。

エンジニアとして転職した方のブログ

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引用:30代からの未経験プログラマーへの道

30代で製造業からプログラマーへ転職した方のブログです。

この方は転職前の低収入の状態を脱するために転職を考えています。

ハローワークを利用したものの、年齢がネックになり難しいと言われています。

しかし、転職アドバイザーの無料相談会に相談したことで不安や迷いがなくなり、転職を成功させています。

転職前は18万円ほどだった給料も27万円にアップし、現在では30万円に昇給しています。

この方は、

・誰か(できればプロ)に相談すること

・進みたい分野のプロに聞くこと

・行動を起こすこと

が大事であると書いてあります。

また転職の際には、エージェントなどを使うことでより円滑に転職活動が進みます。

転職に有利になるもの

転職の時に有利になるものといえば資格とスキルが思いつくでしょう。

ここではIT 系の資格に絞って、3つご紹介いたします。

取得すべきIT系の資格3選

IT系の資格といってもたくさんの資格があります。

今回紹介する資格は、いずれも年2回(4月と10月)のチャンスがあります。

基本情報技術者

参考:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 基本情報技術者

プログラマーの能力を測るものさしとして今までも重要視されてきた資格になっています。

出題範囲は、午前は4肢選択式になっており、テクノロジ、マネジメント、ストラテジと大きく3つに分かれ、計80問解答することになります。

午後は多肢選択式の問題を13問中7問解きます。

この資格の合格率は約25%ほどになっており比較的高くはありませんが、ITの基本的な知識を問う問題なので、文系出身者でも勉強しやすい試験になっています。

取得後は、プログラムの設計から開発、テストまでの一連の流れを担当することになります。

 ITパスポート

参考:[ITパスポート試験] 情報処理推進機構

情報技術において基本的な知識を持つこと、そしてその技術に携わる業務に就き、業務に対しその技術を使う人対象している試験になっています。

商業高校では日商簿記とともに必修になっているところもあり、学生の受験者が多いのも特徴になっています。

試験内容は四肢選択式の小問100問となっており、時間は120分です。

合格率は約45%ほどとなっており、他の情報系資格に比べて易しい傾向にあります。

応用情報技術者

参考:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 応用情報技術者

2009年以前はソフトウェア開発技術者と呼ばれていました。

試験は1日にかけて行われ、午前はテクノロジ、マネジメント、ストラテジから合計80問が4肢選択式で出題されます。

午後は、記述式で11問出題され、時間は午前午後ともに150分です。

合格率は約20%ほどになっており、合格者はIT技術者であったり基本情報技術者試験に合格した方がほとんどであるため、試験内容は基本情報技術者試験に比べて難しくなっています。

高度IT人材となるための知識、技能を持つ方を求める資格です。

取得後は、需要者が抱えている課題に、情報戦略をもって解決、サービスの実現へ向けていくことが大事です。

エンジニア転職サイトおすすめ5選

最後に、エンジニアとして転職するときに、便利な転職サイトを5つご紹介いたします。

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引用:マイナビエージェント

マイナビが運営している、IT向けの転職サイトです。

マイナビエージェントの案内する求人のうち、約80%が非公開求人になっています。

また、はじめての転職を考えている人向けと2回目以降の転職を考えている人でページが分かれています。

それだけでなく年代でも分かれているため、各々に合わせたアドバイスがしっかり書いてるので、転職前に準備すべきことがしっかり分かります。

 

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引用:レバテック キャリア

カウンセラーが面接の日程調整を行なってくれるだけでなく、面接官などの把握もしてくれます。

転職を始めるところから現職の退職までのアドバイスを一貫してサポートしてもらえるのが売りです。

またカウンセラー自身もIT勉強会に参加したり、IT業界に特化したカウンセラーがいます。

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引用:Green

ベンチャー企業に転職を考えている方に向けてのサイトです。

企業に応募する前に、事前にその企業の担当者に会うことができることが売りになっています。

また、現職に見つからないようにブロック企業も登録できます。

登録もトップページから行うことができ、とても分かりやすくなっています。

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引用:Switch.

fecebookを利用した、企業からのアプローチを待つ新しい求人サービスになっています。

facebookアカウントを持っている場合はそのアカウントを利用し、ない場合は短時間でアカウント登録を済ませます。

その後は企業があなたに興味を持つのを待ち、返信は「いいね!」をするだけになっています。

企業とはチャットを使ってやりとりし、あなたのポートフォリオを添付することも可能になっています。

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引用:type 転職エージェント

最後にもうひとつ、エージェントを利用できる転職サイトです。

業界別にエージェントがいるため、より詳しく求人を知ることができます。

また、転職を悩んでいる人向けに、相談会やセミナーも開いています。

サイトではその一部を見ることも可能になっています。

まとめ

いかがだったでしょうか?エンジニアの募集傾向から転職の流れまでをゴリかいただけましたでしょうか。

今回はエンジニアの募集がどのようなところにあり、最近の募集傾向や年収、さらに有利になる資格をみてきました。

これからの情報化社会では更にエンジニアが必要になってきます。

最近では、需要がどんどん増えているエンジニアへの転職を一度考えてみてはいかがでしょうか。

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