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コンパイラ型言語とインタプリタ型言語の違いとは?メリット・デメリットや種類を解説

更新: 2024.03.11

コンパイラ型言語」と「インタプリタ型言語」は、学習するプログラミング言語を選ぶときに理解しておきたいポイントの1つ。

特に、これからITエンジニアを目指して勉強をはじめたいという人は、基礎的な知識として習得しておくことをおすすめします。

そこで本記事では、コンパイラ型言語とインタプリタ型言語、それぞれのメリット・デメリットを交えながら、代表的な種類についても解説します。

※この記事は現役エンジニアによって監修済みです。

コンパイラ型言語とは?

コンパイル型言語とインタプリタ型言語の違いを理解するには、それぞれの言語がどういった特徴を持っているのか押さえておく必要があります。

ここではまず、コンパイル型言語とは何かについて見ていきましょう。

コンパイル型言語とは「コンパイラ」と呼ばれる特別なプログラムを使用して、人間(エンジニア)が書いたプログラムをコンピュータが分かる機械語、もしくはその他の実行可能な形式に変換してから実行するプログラミング言語のことです。

そもそも、プログラムが実行される過程でプログラミング言語を機械語にコンパイル(変換・翻訳)するのは、インタプリタ言語でも同様です。

そしてコンパイラ言語では、あらかじめプログラムをコンパイルした実行ファイルを作成し、その実行ファイルをもとに処理を行います

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インタプリタ型言語とは?

続いてはインタプリタ型言語とは何かについて見ていきましょう。

インタプリタ型言語とは、人間(エンジニア)が書いたプログラムを1行ずつ読み込み、その都度コンピュータが分かる機械語、もしくはその他の実行可能な形式に変換してから実行するプログラミング言語のことです。

つまり、コンパイル型言語とインタプリタ言語の大きな違いは「コンパイルされるタイミング」です。コンパイル型言語は前述した通り、あらかじめプログラムをコンパイルした実行ファイルを作成し、まとめて実行します。

これに対してインタプリタ型言語は、1行ずつプログラムを読み込んでその都度コンパイルしていく形態を取っているのです。

こうした違いにより、それぞれメリットとデメリットが浮き彫りになってきます。次の章で具体的な内容について触れていきましょう。

コンパイラ型言語を扱うメリット・デメリット

まずは、コンパイラ型言語を扱うメリットとデメリットを見ていきましょう。

  • 【メリット】プログラムの実行が高速
  • 【デメリット1】プログラムの実行に手間と時間がかかる
  • 【デメリット2】プログラムのデバッグが行いづらい

【メリット】プログラムの実行が高速

コンパイラ型言語の最大のメリットは、プログラムの実行速度が高速だということです。

コンパイラ型言語は、プログラミングが完了したファイルを実行ファイル(.exeファイルなど)に変換するとき、コンパイルという翻訳作業を行います。

これによって、プログラムの無駄を省き効率化されるため、処理速度が速まるのです。

【デメリット1】プログラムの実行に手間と時間がかかる

上述のように、コンパイラ型言語は、プログラムを実行するためにコンパイルという作業を行わなければなりません。

ですので、手間と時間がかかるというデメリットがあります。簡単にいえば、プログラムがすべて完成するまで実行結果を確認できないということです。

【デメリット2】プログラムのデバッグが行いづらい

コンパイラ型言語は、プログラムをまとめてコンパイルしますので、エラーにもまとめて対応しなければなりません。

つまり、インタプリタ型言語(後述)に比べて、プログラムを修正するデバッグがしづらいというデメリットもあります。

プログラミングを始めたばかりの人にとって、このデバッグのしづらさも挫折の原因になるでしょう。

インタプリタ型言語を扱うメリット・デメリット

続いて、インタプリタ型言語を扱うメリットとデメリットを解説します。

順番に見ていきましょう。

  • 【メリット1】プログラムをすぐに実行できる
  • 【メリット2】プログラムのデバッグが行いやすい
  • 【デメリット】実行速度がコンパイラ型言語と比較すると遅い

【メリット1】プログラムをすぐに実行できる

インタプリタ型言語のメリットは、作成したプログラムの実行結果をすぐに確認できることです。

例えば、Webサイトの画面を作るときでも、書いたコードをすぐに実行することで、画面デザインを確認しながらプログラミングを進められます。

配色を変えたり、オブジェクトのサイズを変更したりといった細かな修正も、変更したらすぐに実行してその変化を目で確認できるのです。

【メリット2】プログラムのデバッグが行いやすい

プログラムをすぐに実行できるということは、不具合があればその場でエラーが確認できるということでもあります。

コンパイラ型言語のように、全体のプログラミングを終えてから1つずつエラーを確認していくよりも、はるかにデバッグしやすいこともインタプリタ型言語のメリットです。

実務でもデバッグのスピードは上がりますし、プログラミング学習においても、比較的エラーが分かりやすく、改修しやすいといえるでしょう。

【デメリット】実行速度がコンパイラ型言語と比較すると遅い

インタプリタ型言語は、コンパイラ型言語と比較して実行速度が遅いというデメリットがあります。

コンパイラ型言語は、まとめてソースコードをコンパイルして、効率的にコンピュータを使えるように編集されるため、高速な処理が可能です。

一方、インタプリタ型言語は、「今の命令を読んで実行→次の命令を読んで実行」というように、記述されたプログラムを少しずつ実行します。そのため、コンパイラ型言語に比べて処理速度が遅くなります

実際にプログラミングをする上では扱いやすい言語ですが、処理速度が求められるシステムには向いていないといえるでしょう。

代表的なコンパイラ型言語の種類

それぞれのメリットとデメリットが分かったところで、コンパイラ型言語の代表的なプログラミング言語を確認していきましょう。

  • C言語
  • Java
  • C++
  • C#
  • Objective-C

C言語

C言語は、コンパイラ型言語の中でも代表的なプログラミング言語です。プログラミングについて学んだことがある人なら、1度は見聞きしたことがあるでしょう。

長きにわたり主流のプログラミング言語として人気があり、その歴史は約40年にもなります。

C言語を理解することで、コンピューターの動きも意識できますし、現在ではロボット制御などの分野でも活躍しています。

Java

Java言語は、どのようなOSでも動作し、処理速度も速いことで人気のプログラミング言語です。

Javaは現在でも需要が高く、コンパイラ型言語の中でも重宝されるスキルだといえるでしょう。

インターネット上にも情報が豊富なため、学習しやすいプログラミング言語です。

C++

C++は、C言語にオブジェクト指向を追加したプログラミング言語です。

大規模なシステムからスマートフォンアプリまで、広く利用されています。C++は、需要の高いプログラミング言語の1つです。

C#

C#は、Microsoftが開発したプログラミング言語です。Java言語やC++のようにオブジェクト指向を採用した言語で、文法はJava言語に似ています。

C#はGUIアプリの開発に向いており、例えばVRゲームの開発環境「Unity」で利用する開発言語はC#です。

もともとJava言語を知っている人や、これから普及するであろうVRゲームを開発したい人はC#の学習がおすすめです。

Objective-C

Objective-Cは、JavaやC++と同じようにオブジェクト指向のプログラミング言語です。主に、Apple社のmacOSで利用されていることでも知られています。

Objective-CはC言語と互換性があるため、C言語も使用可能です。つまり、C言語をコンパイルできるということですね。

習得難易度が比較的高い言語だともいえますが、macOS用ソフトの開発をしたいという人には必須の言語だといえるでしょう。

ちなみに現在は、同じApple社が開発した「Swift」が主流なので、Objective-Cのシェアは徐々に落ちているのが現状です。

代表的なインタプリタ型言語の種類

次に、インタプリタ型言語の代表的な種類を紹介します。

  • Ruby
  • Python
  • JavaScript
  • PHP

Ruby

Rubyは日本人(まつもとゆきひろ氏)によって開発されたプログラミング言語です。

すべてのデータがオブジェクト指向なので、オブジェクトを継承することでプログラミングコードを少なくし、読みやすいコードが作成できます。

また、Ruby on Railsというフレームワークを利用できますので、効率の良い開発が可能です。

日本国内のサービスでいえば、食べログやクックパッドがRubyを使用して開発されています。

Python

Pythonは、AI(人工知能)や機械学習、データ解析といった分野で広く活用されるプログラミング言語です。

プログラムが統一されているので、だれが書いても癖のない、読みやすいプログラムになるという特徴もあります。

Pythonは、YouTubeやInstagramといった、私たちが利用する身近なサービスでも使われる言語で、日本国内での需要も高まっているプログラミング言語です。

JavaScript

JavaScriptは、Webページのオブジェクトを制御するために欠かせないプログラミング言語です。

Webブラウザ上で入力したデータをチェックしたり、Webページの一部だけを動作させたりできます。

Webサービスに携わるITエンジニアを目指すなら、必ず習得しておきたい言語です。実際に、JavaScriptの需要は高いので、仕事の獲得にも有利になるでしょう。

PHP

PHPは、Webサイトのほとんどで利用されるプログラミング言語です。

理解しやすく習得難易度も低いのですが、確実に需要のある言語だといえます。

ただし、PHPだけでは実務が難しいので、Webサイトに必要なCSSやHTML、上述したJavaScriptも一緒に学習しておくと良いでしょう。

プログラミング初心者はインタプリタ型言語がおすすめ

ITエンジニアになるためにプログラミングの習得をする場合は、比較的習得難易度の低いインタプリタ型言語からはじめるのがよいでしょう。

インタプリタ型言語は、プログラミングした内容をすぐに実行できますので、成果が見えやすく学習へのモチベーションが持続します。

開発環境作りもそれほど手間がかからないため、今持っているパソコン1つではじめられることも、プログラミン入門に向いている理由です。

これからプログラミングをはじめるならば、あなたが作りたいアプリケーション、あるいはやりたい仕事に向いている言語を、インタプリタ型言語の中から見つけて、学習をはじめてみましょう。

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この記事を書いた人

佐久森
テックライター 佐久森 福岡県出身の東京都在住。ITインフラエンジニア10年以上の経験から、IT技術全般を初心者向けに分かりやすく解説。また、ITエンジニアの働き方に関する情報などを執筆中。

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