外出先でiPadを使って音楽鑑賞・動画鑑賞をするなら、イヤホンが欠かせません。しかしイヤホンには有線・無線などさまざまな種類がありますし、今や100均でも手に入ります。「どのイヤホンが自分のiPadに合うものなのか分からない……」と悩んでしまう方も多いのでは?
そこでこの記事では、iPad用のおすすめイヤホンを16個紹介します。iPad AirやiPad Proなど、手持ちのiPadのモデルにぴったりなイヤホンの選び方についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
iPadにおすすめの3.5mmステレオミニプラグ対応イヤホン4選
有線のおすすめiPadイヤホンを種類別で紹介していきます。まずは3.5mmステレオミニプラグ対応のイヤホン4つです。
ソニー MDR-XB55 B
ソニーより発売されているミニプラグタイプのイヤホンです。
ベースブースターを搭載していることで、重低音をフルで引き出したサウンドを聴くことが可能。
また、ケーブルは表面に細かい溝が掘られているため、絡みにくく快適に使用できます。
レイザー RZ04-01730100-R3A1
レイザーより発売されている、ミニプラグタイプのイヤホンです。
従来のモデルと比べて20%の大型化がなされており、10mmの大型ドライバーを搭載しました。これにより音質がさらに向上し、音楽鑑賞をより快適にしてくれます。
また、ケーブルは平らな構造になっていることで、耐久性が高く絡まりにくくなっています。
シュア SE215SPE-B+UNI-A
シュアより発売されているイヤホンで、同社の人気モデルである「SE215 SPE」のマイク搭載バージョンとなります。
耳の後ろにケーブルを回しながら装着する方法によって、ケーブルに触れることで生じるノイズが軽減されているのが特徴です。
ボーズ QuietComfort 20 Acoustic Noise Cancelling headphones Apple devices
ボースより発売されている、ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンです。
Awareモードと呼ばれる、外部の音を取り込むモードが搭載されており、ボタンによる切り替えができます。
また、イヤホンに搭載されているStayHear+チップにより、装着時の疲労感を感じることなく、長時間の使用も快適です。
iPadにおすすめのUSB Type-C対応イヤホン4選
iPadにおすすめのUSB Type-C対応イヤホンを4つ紹介します。
エレコム EHP-UC100M
エレコムより発売されている、USB Type-Cのイヤホンです。
ハイレゾ音源に対応しているので、音楽をよりリアルに高音質な環境で聴くことが可能。また、マイクも搭載されており、3つのスイッチで音楽の再生停止、通話の応対、音量調整ができます。
「手軽な価格である程度の機能を持ったイヤホンが欲しい」という方に最適です。
ソニー STH50C
ソニーより発売されている、USB Type-C対応・ハイレゾ音源対応のイヤホンです。
イヤーピースは外側が柔らかいシリコンでできているため、長時間装着していても疲れを感じることはありません。
ケーブルの途中にあるリモコンは、音量の調節のほかSiriの呼び出しも行えます。
レイザー RZ12-02780100-R3M1
レイザーより発売されている、ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンです。
デュアルドライバー搭載のイヤホンのため、重圧感ある低音や鮮やかな高音をバランスよく聴くことが可能。
イヤホン本体は硬質のアルミで作られており耐久性が高く、さらにコードが絡まりにくいため快適に使用できます。
ソニー SBH90C
ソニーより発売されている、USB Type-C・Bluetoothの2つの接続方式に対応したイヤホンです。
USB Type-Cで接続すればより音質の高いハイレゾ音源を聴け、Bluetoothで接続すれば、コードのストレスを感じることなく快適に使用できます。
イヤーピースは硬さの異なるシリコンを組み合わせることで、装着時のストレスを軽減しつつ、音質の劣化を防ぎます。
iPadにおすすめのLightning対応イヤホン4選
iPadにおすすめのLightning対応イヤホンを4つ紹介します。
リンクスインターナショナル ICEP-LT-04
リンクスインターナショナルより発売されている、Lightning対応のイヤホンです。
内蔵されているポータブルアンプによって、ハイレゾ音源を楽しむことができます。
また、MFi認証を取得しており、最新のiOSでの使用も保証されていることから、長年Apple製品を使用している方におすすめです。
アップル EarPods with Lightning Connector
Appleより発売されている、Lightning対応のイヤホンです。
人間の耳の形を基に設計された丸い形のイヤーピースは、他のイヤホンよりも快適な装着感を楽しめます。
内部のスピーカーは、音の劣化を防ぐ構造になっている点が特徴です。
パイオニア SE-LTC3R-K
パイオニアより発売されている、ノイズキャンセリング機能搭載のイヤホンです。
周囲の状況に合わせて自動調節されるノイズキャンセリング機能を搭載しているほか、HearThruモードによって周囲の音を取り込むことも可能。
また「Rayz」と呼ばれるアプリを使えば、イコライザー設定や環境設定ができ、自分好みの設定にカスタマイズ可能です。
ラディウス HP-NHL21R
ラディウスより発売されている、Lightning、ハイレゾ対応のイヤホンです。
ラディウスが独自に開発した「High-MFD」と呼ばれる構造設計により、高音質のサウンドを提供してくれます。
また、リモコンを使えばイコライザの設定、サラウンドの設定などができ、15パターン以上のサウンドチューニングが可能になります。
iPadにおすすめのBluetooth対応イヤホン4選
iPadにおすすめのBluetooth対応のイヤホンを4つ紹介します。
Bluetooth対応のイヤホンは無線で接続できるため、コードが絡まるといった煩わしさがありません。
アンカー Soundcore Life P2
アンカーより発売されている、Bluetooth 5.0対応の無線イヤホンです。
AACコーデックに対応で高音質な音楽鑑賞を楽しめるほか、再生時間は最大で7時間、充電ケースを使えば最大40時間なので、充電の手間も気になりません。
さらに、防水規格のIPX7をクリアしているため、雨の中で利用しても壊れる心配がありません。
ジャブラ Elite 65t 100-99000000-40
ジャブラより発売されている無線イヤホンで、Bluetooth 5.0に対応しています。
再生時間最大5時間、ケース充電を含めれば最大15時間の再生が可能。防塵防水の規格であるIP55をクリアしているため、外で使用するのにも適しています。
また、ジャブラより公開されているJabra Sound+というアプリを使えば、環境設定、イコライザの設定が可能になります。
ソニー WI-1000XM2
ソニーより発売されている無線イヤホンで、Bluetooth 5.0に対応しています。
「QN1」と呼ばれるプロセッサを搭載しており、最高品質のノイズキャンセリング機能を備えています。
また「DSEE HX」と呼ばれる機能を搭載しており、CD音源をハイレゾに相当する音質にアップスケールさせられます。
さらに、Googleアシスタント、Amazon Alexaも搭載されているため、イヤホンとしての使用に留まらず、幅広い利便性を提供してくれます。
アップル AirPods Pro
Appleより発売されている無線イヤホンです。
耳の外側、内側それぞれにノイズを感知するマイクが搭載されており、高いノイズキャンセリング機能を備えています。
また、ノイズキャンセリングに限らず、外部の音をあえて聞くことができるモードもあり、外部の様子も音で聞きたい時などには重宝します。
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iPadのイヤホン接続方式とイヤホンジャックの有無
そこでここでは、iPadの各モデルの接続方式やイヤホンジャック有無について紹介します。
iPad
通常のiPadにはイヤホンジャックが搭載されており、Bluetooth(Ver.4.2以降)、3.5mm、Lightningケーブルの3種類の接続形式が対応しています。
Bluetoothは無線接続の規格であり、iPadに限らずさまざまな機器で利用されています。
無線のため、ケーブルがあることによるストレスを感じることはありません。その一方、有線よりも音質が低く音切れが生じやすいのがデメリット。
3.5mmは、ミニプラグとも呼ばれるイヤホンプラグのサイズを指します。また、LightningケーブルはAppleによって開発されたLightningインタフェースで利用可能なケーブルです。
両者は有線接続のイヤホンで、ケーブルが絡まったり引っかかったりするストレスがある一方、音質は無線のものよりも高く音切れもありません。
また、LightningケーブルはiPhoneなどのApple製品で利用可能なため、Appleユーザーにおすすめです。
iPad Air
iPad Airは、2020年発売のモデル以外にはイヤホンジャックが搭載されており、Bluetooth(Ver.5.0以降)、3.5mm、Lightningケーブルの3種類が対応しています。2020年発売モデルは、Bluetooth(Ver.5.0以降)、Lightningケーブルのみの対応です。
無印のiPadと異なる点として、対応しているBluetoothのバージョンがあります。
2020年9月現在発売されているiPad Airでは、バージョン5.0以上のBluetoothイヤホンが対応しています。バージョン4.2から5.0へのバージョンアップによって、課題であった転送速度や通信範囲が大幅に改善されました。
Bluetoothのデメリットといえる通信範囲の狭さ、転送速度の遅さが改良されているため、今までよりも使いやすくなっています。
iPad Pro
iPad Proでは、2018年以降に発売されたモデルは3.5mmのイヤホンジャックが搭載されていません。
そのため、Bluetooth(Ver5.0)とUSB Type-Cの2種類のみの対応になります。
Type-Cとは、Lightningケーブルに代わるUSBケーブルの1つ。それまでのLightningケーブルと異なり、Type-Cは端子を内側にしていることでショートしにくい設計になっています。
また、Lightningケーブル同様、無線イヤホンよりも音質が高く、クリアで安定した音声を聞けるのがメリットです。
iPad用イヤホンの選び方
イヤホンをiPadへ接続する方法は大きく有線と無線の2種類あり、さらに有線での接続方式には3種類あります。それぞれの接続方式の特徴を知ると、ぴったりなイヤホンを選びやすくなります。
iPadへの接続方式
先述したように、iPad用のイヤホンは4種類の接続方式が対応しています。
1つ目は、イヤホンジャックに接続する、ミニプラグと呼ばれる3.5mmの方式です。iPadに限らずパソコンなどの電子機器でも利用可能で、汎用的に使用できるのが特徴として挙げられます。
2つ目は、Lightningケーブル方式です。Appleが開発したインタフェースであり、iPad以外のApple製品で使用できるのが特徴。
3つ目は、USB Type-Cで、Lightningケーブルに代わるiPadの外部接続端子となります。
4つ目は、Bluetoothで唯一の無線接続方式となります。
他にApple製品を使用しているか
iPad以外にもiPhoneなど他のApple製品を使っている人は、イヤホンを選ぶ際に「H1チップ」が搭載されているかチェックしましょう。
H1チップとはAppleが開発したワイヤレスチップで、高いバッテリー性能と安定したワイヤレス機能を提供します。
また、iPhoneと共用するのであれば、Lightningケーブルに対応したイヤホンを探しましょう。
というのも、iPhone7以降はイヤホンジャックが搭載されておらず、Lightning端子しか接続できないからです。
イヤホンの用途
イヤホンを何の目的で使用するかによって、選ぶべきイヤホンが変わってきます。
ここでは、用途別のイヤホンの選び方について説明します。
映画・動画・ゲーム:有線タイプのイヤホン
映画、動画鑑賞、ゲームでは、音が切れることなく安定して使える有線接続イヤホンがおすすめ。
Bluetoothのような無線接続の場合は、ノイズなどの影響を受けやすく、もし音が途切れてしまうと、映画やゲームで感じられる臨場感も台無しになってしまいます。
有線接続のイヤホンはノイズなどの影響を受けにくく、安定して接続できるのが強みです。
音楽鑑賞:無線(ワイヤレス)タイプのイヤホン
比較的、音切れによる影響のない音楽鑑賞を目的にするならば、無線接続イヤホンがおすすめ。
無線なので、iPadをわざわざ手に持つ必要がなく、コードが絡まるといったストレスを感じることがありません。
また、音質にもこだわりたいのであれば、AACコーデックと呼ばれる規格に対応しているイヤホンを選ぶのが良いでしょう。音質が高く、遅延も生じにくいため快適に音楽鑑賞を楽しめます。
無線イヤホンはバッテリー駆動のため、連続使用可能時間が存在します。イヤホンごとに異なるので、充電の手間を気にする人は要チェックです。
ビデオ通話:マイク機能つきのイヤホン
最近は、会社の会議やオンライン飲み会などで、ビデオ通話をする機会が増えてきています。
ビデオ通話をすることが多い人は、マイク機能が搭載されたイヤホンがおすすめ。
マイク機能が搭載されていれば、本体のマイクは使わなくても良いので、本体と距離をとりながら使用しても問題ありません。
さらに、ノイズキャンセル機能が搭載されたイヤホンであれば、周囲の雑音が入り込むことがなく、快適にビデオ通話を楽しめます。
自分のiPadに最適なイヤホンを選ぼう
しかし、音質や使い心地などにこだわりたいのであれば、機能などを確認した上である程度高価なイヤホンを買うことをおすすめします。
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