この記事ではGoogle Meetのおすすめの拡張機能8選を紹介します。アップデートによって拡張機能なしで使えるようになった機能(全員表示や挙手機能など)もあわせて紹介しますので、最新のGoogle Meetを使いこなしたい方もぜひ参考にしてください。
【今回紹介するGoogle Meet拡張機能一覧】
- Google Meet Grid View
- Google Meet Enhancement Suite
- Nod – Reactions for Google Meet
- Meet Attendance
- Google Meet Push To Talk
- Tactiq Pins for Google Meet
- Visual Effects for Google Meet
- GoogleMeet™のミラーモード
この記事の目次
- 1 Google Meetは拡張機能を追加できる
- 2 Google Meetが使いやすくなるおすすめの拡張機能
- 2.1 Google Meet Grid View:参加者を全員表示
- 2.2 Google Meet Enhancement Suite:プッシュ・トゥ・トークや自動参加など
- 2.3 Nod – Reactions for Google Meet:挙手のリアクションが可能
- 2.4 Meet Attendance:出欠確認
- 2.5 Google Meet Push To Talk:シンプルなプッシュ・トゥ・トーク
- 2.6 Tactiq Pins for Google Meet:自動で文字起こし
- 2.7 Visual Effects for Google Meet:バーチャル背景を設定
- 2.8 GoogleMeet™のミラーモード:映像が左右反転する場合の対処
- 3 Google Meet向けの拡張機能を使う時の注意点

Google Meetは拡張機能を追加できる
Google Meetはシンプルで使いやすい点が魅力です。しかし、「ほしい機能が備わっていない」と使いづらさを感じる時があることも事実。
そのような場合には拡張機能を追加しましょう。
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Google Meetの拡張機能の追加方法
Google Meetに拡張機能を追加する方法は、通常のGoogle Chromeの拡張機能と同様の方法でOKです。
Chrome ウェブストアにアクセスして対象の拡張機能を見つけ、「Chromeに追加」をクリックするだけ。
多くのGoogle Meet向けの拡張機能は、Google Meetにアクセスすると自動で立ち上がります。
Google Chromeの拡張機能やインストール方法について知りたいという場合には、「Google Chromeの拡張機能とは?設定や使い方を解説します」を参考にしてください。
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Google Meetが使いやすくなるおすすめの拡張機能
おすすめのGoogle Meet向けの拡張機能を紹介します。
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Google Meet Grid View:参加者を全員表示
出典元:Chrome ウェブストア
Google Meet Grid Viewは、Web会議の参加者を同時に画面に表示する拡張機能です。この拡張機能を入れると、自分を含めた参加者全員を、まとめてグリッドビューで表示することも可能に。
使い方はとても簡単です。まず、拡張機能のアイコンをクリックして「Enable Grid View」をオンに。
Google Meetの右上のアイコンをクリックして、「自分を含める」にチェックを入れると、自分を含めた参加者がグリッドビューで表示されます。
「初期状態でグリッド表示を有効化」にチェックを入れておくと、毎回オンにしなくていいので便利です。
インストール:Google Meet Grid View – Chrome ウェブストア
ちなみに、Google Meet Grid Viewという同じ名前の拡張機能がありますが、こちらは文字化けしてうまく使えませんでした。
文字化けした拡張機能に記載された情報を見る限り、上記のインストールで記載したものが公式版のようです。
最新のGoogle Meetではレイアウト変更で全員表示が可能に
以前はGoogle Meet Grid Viewで会議参加者をまとめて表示できていましたが、最新のGoogle Meetではレイアウト変更機能が追加されました。そのため拡張機能を使わずに、パソコンなら最大49人を同時に画面表示できます。
最新のGoogle MeetでGoogle Meet Grid Viewを使用するとレイアウトが崩れてしまうケースがあるため、もし全員表示できない場合は、デフォルトのレイアウト変更機能を使用してみてください。
参照:Google Meet で参加者を表示する方法|Google Meet ヘルプ
Google Meet Enhancement Suite:プッシュ・トゥ・トークや自動参加など
Google Meetにあってほしい、さまざまな便利機能が詰め込まれた拡張機能。
この拡張機能は、Google Meetを使う時に必ずインストールしてほしいくらいおすすめです。
- 会議への自動参加
- ビデオ会議参加時のオートミュート
- shiftを押した時だけ話すプッシュ・トゥ・トーク
- shift+kでクイック退出
この中で、じつは便利なのが会議への自動参加です。参加確認がスキップできるので、これだけでとても快適になります。
ダークモードやピクチャーインピクチャーの開発も行なっているので、今後が楽しみなGoogle Meetの拡張機能。
Google Meet Grid Viewとこの拡張機能を入れるだけで、Google Meetの使い勝手が大きく変わるでしょう。
インストール:Google Meet Enhancement Suite – Chrome ウェブストア
Nod – Reactions for Google Meet:挙手のリアクションが可能
Google Meetのビデオ会議への参加時に、絵文字でリアクションができる拡張機能です。Nodは「うなずく」という意味があります。
意見がある時などに、ミュートの状態のままでも挙手のリアクションが可能です。素早くリアクションができるので、Web会議がスムーズに進められるでしょう。
ちょっとした同意などを伝える時に、ミュートをいちいち切らなくてよいのでとても便利。
ただし、他の人もこの拡張機能を利用していないと絵文字が表示されない点に注意が必要です。
インストール:Nod – Reactions for Google Meet – Chrome ウェブストア
最新のGoogle Meetに挙手機能が追加※
出典元:Virtually raise your hand to ask a question in Google Meet
※Google Workspase Business Starterや個人ユーザーは使用不可
最新のGoogle Meetに挙手機能が追加されました。会議画面の下側に挙手アイコンが表示され、アイコンをクリックすると挙手できます。会議のホストは挙手している人を確認でき、特定の人の手を下げたり、全員の手を下げたりすることもできます。
ただしこの機能はGoogle WorkspaceのEssentials・Business Standard・Business Plusなどのエディションでのみ利用可能です。挙手アイコンが表示されない場合は、自身のGoogle Workspaceのエディションが機能追加対象であるかどうか確認してください。
対象エディションは以下の公式サイトで確認できます。
参照:Google Meet の挙手機能|Google Meet ヘルプ
Meet Attendance:出欠確認
Meet Attendanceを利用すると、参加者の出欠状況を簡単に確認できます。Web会議のホストや、授業でGoogle Meetを使いたい先生にぴったりの拡張機能です。
Meet Attendanceの使い方は、以下を参考にしてください。
- Chromeウェブストアで「Meet Attendance」を追加し、Google Meetで使用しているGoogleアカウントと連携
- Google Meetの会議画面で全員表示のアイコンをクリック
- チェックマークのアイコンをクリック
- Googleスプレッドシートが表示され、会議の参加者・入室時間・退出時間を記録できる
インストール:Meet Attendance – Chrome ウェブストア
Google Meet Push To Talk:シンプルなプッシュ・トゥ・トーク
自動でミュートしてくれて、スペースバーを押すと解除できる拡張機能です。ビデオ会議で参加者が増えた時に、ミュートしないのはマナー違反。会議の進行に支障が出る場合もあります。
しかし、それを理解していてもミュートを忘れてしまうこともあるでしょう。このPush to Talkを使うと基本がミュートになるので、そのような心配がなくなります。
インストール:Google Meet Push To Talk – Chrome ウェブストア
Tactiq Pins for Google Meet:自動で文字起こし
ビデオ会議の会話の内容を、自動で文字起こししてくれる拡張機能。この拡張機能はGoogle Meetの字幕機能を利用してテキストを残します。
会議後にそのままテキストファイルとして保存でき、とても便利です。
しかし、残念ながら記事公開時点では字幕機能が対応しているのは英語のみ。
つまり、日本語ではこの拡張機能は利用できないということです。また、英語の場合でも会話のスピードが早くなるとうまく字幕が表示されないという問題もあります。
インストール:Tactiq Pins for Google Meet – Chrome ウェブストア
リアルタイムで字幕を入れたい場合には
リアルタイムで字幕を表示したいという場合には、拡張機能以外にもAndroidとPCを組み合わせるという方法もあります。
PC+Android+無料のツールだけで自動音声認識による字幕付き配信(ウェブ会議)をおこなう方法を紹介してみました。広く普及して常識になって欲しい(すべてのウェブ会議システムがデフォルトで対応してくれてこの動画が無駄になることを希望)。 #xdiversity pic.twitter.com/yhuT5HISxW
— Yoshiki NAGATANI (@nagataniyoshiki) May 18, 2020
この方法は落合陽一さんがTwitterやnoteで紹介したことで話題を集めました。
#xdiversity @xdiversity_org #stayhometokyo #音声文字変換 pic.twitter.com/VNKQcZONsR
— 落合陽一 (@ochyai) May 13, 2020
Visual Effects for Google Meet:バーチャル背景を設定
出典元:Chrome ウェブストア
バーチャル背景がGoogle Meetで使える拡張機能です。ただし、以下の理由で実用性は少し低め。
- 一度カメラをミュートにしないと設定画面が表示されない
- カメラをオンにしないとバーチャル背景の設定ができない
- バーチャル背景の画像はその都度アップロードする必要がある
- バーチャル背景に隠れて人がうまく表示されない
- 基本はグリーンバックで利用する
カメラをオフにした状態でバーチャル背景を設定し、カメラをオンにすると設定がリセットされてしまう点が大きな問題です。どうしても部屋が映ってしまいます。
今後アップデートされれば、背景を設定する際の選択肢になるかもしれません。Virtual backgrounds for Google Meetという拡張機能もありますが、こちらもかなり背景が粗く実用性は低いです。
バーチャル背景を使いたいなら、Snap Cameraを組み合わせる方がよさそうです。
インストール:Visual Effects for Google Meet – Chrome ウェブストア
最新のGoogle Meetにバーチャル背景機能が追加※
※Google Workspace for Educationのビデオ通話に参加する場合、背景画像の選択不可
最新のGoogle Meetでは、拡張機能なしでバーチャル背景が使用可能になりました。パソコン画面の右下にあるアイコンをクリックすると、背景を強くぼかすアイコンと背景を少しぼかすアイコンが表示されます。
またデフォルトで用意されているバーチャル背景を使用したり、自身でアップロードした背景を使用したりすることも可能です。
詳しい使い方は、以下の公式サイトをご覧ください。
参照:Google Meet で背景を変更する / エフェクトを使用する|Google Meet ヘルプ
GoogleMeet™のミラーモード:映像が左右反転する場合の対処
出典元:Chrome ウェブストア
Google Meetで会議に参加した際、映像が左右反転する際に使える拡張機能です。Google Meetには左右反転をオフにするモードがないため、反転してしまう際に便利な拡張機能でしょう。
インストール:GoogleMeet™のミラーモード – Chrome ウェブストア

Google Meet向けの拡張機能を使う時の注意点
動作が不安定な拡張機能が多い
Google Meetでの動作が不安定であったり、上手く動かなかったりという拡張機能が多いです。
これは、Google MeetやGoogle Chromeのバージョンも関係してるのではないかと思います。
また、拡張機能同士で干渉し合ってしまうものもありました。
アップデートを繰り返している拡張機能は問題を解決して、今後さらに便利になる可能性はあるでしょう。しかし、使えなくなるものも多そうだなという印象を受けました。
Google Meetの開発は続いている
Google Meetの開発は続いていますので、今回紹介した拡張機能は不要になることも十分に考えられます。
実際にGoogle Workspaceの今後のリリースを見ると、Google Meetには以下の機能が実装予定とあります。
- 絵文字によるリアクション
- Google ドキュメント・スプレッドシート・スライドの共同編集者間での会議
- 暗い場所でのAndroid デバイスの動画を自動調整
- クライアントサイドの暗号化
これらの機能がいつリリースされるかはまだわかりませんが、Google Meetはどんどん便利になりそうです。
現状の拡張機能を上手く使いながら、Google Meetのアップデートに期待するのもよいでしょう。
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