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無料で誰でも使えるようになったGoogle Meetの利用者が増えています。
Google Meetは機能性が高く、セキュアなビデオ会議ができることが魅力。しかし、Zoomと比較すると機能性で劣ると感じる人もいるでしょう。
今回は、そのような不満を感じた時に試してほしいGoogle Meetのおすすめの拡張機能7選を紹介します。
Google Meetは拡張機能を追加できる
Google Meetはシンプルで使いやすい点が魅力です。しかし、「ほしい機能が備わっていない」と使いづらさを感じる時があることも事実。
そのような場合には拡張機能を追加しましょう。
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Google Meetの拡張機能の追加方法
Google Meetに拡張機能を追加する方法は、通常のGoogle Chromeの拡張機能と同様の方法でOKです。
Chrome ウェブストアにアクセスして対象の拡張機能を見つけ、「Chromeに追加」をクリックするだけ。
多くのGoogle Meet向けの拡張機能は、Google Meetにアクセスすると自動で立ち上がります。
Google Chromeの拡張機能やインストール方法について知りたいという場合には、「Google Chromeの拡張機能とは?インストールや設定方法をわかりやすく解説」を参考にしてください。

Google Meetが使いやすくなるおすすめの拡張機能
おすすめのGoogle Meet向けの拡張機能を紹介します。
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Google Meet Grid View:参加者をまとめて表示
出典元:Chrome ウェブストア
Google Meet Grid Viewは、Web会議の参加者を同時に画面に表示する拡張機能です。この拡張機能を入れると、自分を含めた参加者をまとめてグリッドビューで表示できます。
使い方はとても簡単です。まず、拡張機能のアイコンをクリックして「Enable Grid View」をオンに。
Google Meetの右上のアイコンをクリックして、「自分を含める」にチェックを入れると、自分を含めた参加者がグリッドビューで表示されます。
「初期状態でグリッド表示を有効化」にチェックを入れておくと、毎回オンにしなくていいので便利です。
インストール:Google Meet Grid View – Chrome ウェブストア
ちなみに、Google Meet Grid Viewという同じ名前の拡張機能がありますが、こちらは文字化けしてうまく使えませんでした。
文字化けした拡張機能に記載された情報を見る限り、上記のインストールで記載したものが公式版のようです。
Google Meet Enhancement Suite:プッシュ・トゥ・トークや自動参加など
Google Meetにあってほしい、さまざまな便利機能が詰め込まれた拡張機能。
この拡張機能は、Google Meetを使う時に必ずインストールしてほしいくらいおすすめです。
- 会議への自動参加
- ビデオ会議参加時のオートミュート
- shiftを押した時だけ話すプッシュ・トゥ・トーク
- shift+kでクイック退出
この中で、じつは便利なのが会議への自動参加です。参加確認がスキップできるので、これだけでとても快適になります。
ダークモードやピクチャーインピクチャーの開発も行なっているので、今後が楽しみなGoogle Meetの拡張機能。
Google Meet Grid Viewとこの拡張機能を入れるだけで、Google Meetの使い勝手が大きく変わるでしょう。
インストール:Google Meet Enhancement Suite – Chrome ウェブストア
Nod – Reactions for Google Meet:挙手のリアクションが可能
Google Meetのビデオ会議への参加時に、絵文字でリアクションができる拡張機能です。Nodは「うなずく」という意味があります。
意見がある時などに、ミュートの状態のままでも挙手のリアクションが可能です。素早くリアクションができるので、Web会議がスムーズに進められるでしょう。
ちょっとした同意などを伝える時に、ミュートをいちいち切らなくてよいのでとても便利。
ただし、他の人もこの拡張機能を利用していないと絵文字が表示されない点に注意が必要です。
インストール:Nod – Reactions for Google Meet – Chrome ウェブストア
Meet Attendance:出欠確認
Meet Attendanceを利用すると、参加者の出欠状況を簡単に確認できます。Web会議のホストや、授業でGoogle Meetを使いたい先生にぴったりの拡張機能。
インストール:Meet Attendance – Chrome ウェブストア
Google Meet Push To Talk:シンプルなプッシュ・トゥ・トーク
自動でミュートしてくれて、スペースバーを押すと解除できる拡張機能です。ビデオ会議で参加者が増えた時に、ミュートしないのはマナー違反。会議の進行に支障が出る場合もあります。
しかし、それを理解していてもミュートを忘れてしまうこともあるでしょう。このPush to Talkを使うと基本がミュートになるので、そのような心配がなくなります。
インストール:Google Meet Push To Talk – Chrome ウェブストア
Tactiq Pins for Google Meet:自動で文字起こし
ビデオ会議の会話の内容を、自動で文字起こししてくれる拡張機能。この拡張機能はGoogle Meetの字幕機能を利用してテキストを残します。
会議後にそのままテキストファイルとして保存でき、とても便利です。
しかし、残念ながら記事公開時点では字幕機能が対応しているのは英語のみ。
つまり、日本語ではこの拡張機能は利用できないということです。また、英語の場合でも会話のスピードが早くなるとうまく字幕が表示されないという問題もあります。
インストール:Tactiq Pins for Google Meet – Chrome ウェブストア
リアルタイムで字幕を入れたい場合には
リアルタイムで字幕を表示したいという場合には、拡張機能以外にもAndroidとPCを組み合わせるという方法もあります。
PC+Android+無料のツールだけで自動音声認識による字幕付き配信(ウェブ会議)をおこなう方法を紹介してみました。広く普及して常識になって欲しい(すべてのウェブ会議システムがデフォルトで対応してくれてこの動画が無駄になることを希望)。 #xdiversity pic.twitter.com/yhuT5HISxW
— Yoshiki NAGATANI (@nagataniyoshiki) May 18, 2020
この方法は落合陽一さんがTwitterやnoteで紹介したことで話題を集めました。
#xdiversity @xdiversity_org #stayhometokyo #音声文字変換 pic.twitter.com/VNKQcZONsR
— 落合陽一 (@ochyai) May 13, 2020
Visual Effects for Google Meet:バーチャル背景を設定
出典元:Chrome ウェブストア
バーチャル背景がGoogle Meetで使える拡張機能です。ただし、以下の理由で実用性は少し低め。
- 一度カメラをミュートにしないと設定画面が表示されない
- カメラをオンにしないとバーチャル背景の設定ができない
- バーチャル背景の画像はその都度アップロードする必要がある
- バーチャル背景に隠れて人がうまく表示されない
- 基本はグリーンバックで利用する
カメラをオフにした状態でバーチャル背景を設定し、カメラをオンにすると設定がリセットされてしまう点が大きな問題です。どうしても部屋が映ってしまいます。
今後アップデートされれば、背景を設定する際の選択肢になるかもしれません。Virtual backgrounds for Google Meetという拡張機能もありますが、こちらもかなり背景が粗く実用性は低いです。
バーチャル背景を使いたいなら、Snap Cameraを組み合わせる方がよさそうです。
インストール:Visual Effects for Google Meet – Chrome ウェブストア
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Google Meet向けの拡張機能を使う時の注意点
実際に色々試してみて感じた、Google Meet向けの拡張機能を使う時の注意点について解説します。
動作が不安定な拡張機能が多い
Google Meetでの動作が不安定であったり、上手く動かなかったりという拡張機能が多いです。
これは、Google MeetやGoogle Chromeのバージョンも関係してるのではないかと思います。
また、拡張機能同士で干渉し合ってしまうものもありました。
アップデートを繰り返している拡張機能は問題を解決して、今後さらに便利になる可能性はあるでしょう。しかし、使えなくなるものも多そうだなという印象を受けました。
Google Meetの開発は続いている
Google Meetの開発は続いていますので、今回紹介した拡張機能は不要になることも十分に考えられます。
実際にG Suiteの今後のリリースを見ると、Google Meetには以下の機能が実装予定とあります。
- 背景のぼかしと置き換え
- 会議での挙手機能
- 会議の管理機能
- 小会議室
- デジタル ホワイトボード
- アンケート
- Q&Aなど
これらの機能がいつリリースされるかはまだわかりませんが、Google Meetはどんどん便利になりそうです。
現状の拡張機能を上手く使いながら、Google Meetのアップデートに期待するのもよいでしょう。