Googleはビデオ会議ツール「Google Meet」の個人向け無料版を2020年5月にリリースすることを発表。
Google アカウントがあれば誰でも使えるようになるGoogle Meetは、Web会議の有力な選択肢の1つになる可能性が高いです。
この記事では、Google Meetの無料化について詳しく解説します。利用を検討している方はぜひ参考にしてください。
この記事の目次
Google Meetが誰でも無料で使えるように
出典元:Google Meet: ビジネスで使えるビデオ会議ツール | G Suite
G Suiteの機能として提供されていたGoogle Meetが誰でも無料で使えるようになります。以下でその詳細について解説します。
5月上旬からGoogle Meetをすべてのユーザーが利用可能に
4月29日にGoogleは、5月の上旬頃から誰でも無料でGoogle Meetが使えるようになっていくと発表しました。
Google meetはGoogleがG Suiteで利用できる機能の1つとして提供してきたビデオ会議ツール。
G Suiteはエンタープライズ向けの有料サービスで、Googleアカウントのみでは利用不可。そのため、一般のユーザーはこれまでGoogle Meetも利用できませんでした。
しかし、Google Meetを使いたいという要望が多かったことを受け、Googleはサービスの開発を進め、今回の無料化を発表。
Google Blogには段階的にロールアウトしていくとあり、すべてのユーザーが5月からすぐにWeb会議ができるわけではないので注意が必要です。
できるだけ早く使いたいという人は、下記のWebページから登録を済ませておきましょう。使えるようになった際に通知が受け取れます。
時間制限なしなどの機能が無料で利用できる期間は、2020年の9月30日までの予定です。
Googleの発表の詳細については、以下のWebページをご覧ください。
Free video conferencing tools | Google Cloud Blog
ユーザーではない企業向けにG Suite Essentialsも提供
Google Meetの無料版と合わせて、GoogleはG Suiteのユーザーではない企業向けに無料のG suite Essentialsも提供すると発表。
G Suite Essentialsを利用するとダイヤルイン電話番号・大規模会議・会議の記録など、Google Meetの高度な機能が使えるようになります。
Google Meetの利用申し込みページから登録が行えます。
Google Meetと同じように、G Suite Essentialsも9月30日まで高度な機能が無料で利用可能です。
😀|🤗|☺|🤩
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😁|🤣|🐱|😉ビデオ会議ツール #GoogleMeet を一般ユーザーにも提供開始。組織向けには新たに G Suite Essentials を提供。Google Meet に加え、Google ドライブ、スプレッドシートやスライドなどのコラボレーション ツールが使用できます。https://t.co/7jFy38YdTY
— Google Cloud JP (@googlecloud_jp) April 30, 2020
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Google Meetとは
Google Meetがどのようなツールなのか、概要を解説します。
Web会議ツールの新たな選択肢として検討する場合に、参考にしてください。
30億以上のビデオ会議をホストしているツール
2020年4月だけで、Google Meetは30億以上のビデオ会議に使われています。
ユーザーはどんどん増えていて、1日300万人の新規ユーザーを獲得。個人向けの無料版のリリースによって、さらにユーザーは増加するでしょう。
使い慣れたツールを利用することは、Web会議をスムーズ行なう上でとても大切。今後、MeetがZoomのようにweb会議ツールのスタンダードになる可能性は十分に考えられるでしょう。
ビジネス向けなので安全性が高い
ビジネス向けツールのG Suiteの機能として提供されてきたGoogle Meetは、セキュリティ面に配慮がされており、安全性が高いことが特徴。
プライバシーの保護やデータの安全などを基本として設計されています。
安全性を高めるおもな機能や取り組みは、以下の通りです。
- ホストはビデオ会議への参加の許可・拒否、参加者のミュート・削除などが可能
- Googleアカウントを持たないユーザーは参加が許可されない
- ビデオ会議の通信や、Googleドライブへのデータの転送や保存中も暗号化される
- Google Meetのユーザーは高度な保護プログラムに登録可能
- Google Meetのデータは広告に使用されない。サードパーティへのデータの販売も行わない
Zoomは、ユーザーが増えたことで脆弱性などの問題が明るみに出ました。セキュリティ強化に注力することで、そのような問題は今後改善される可能性は高いです。
しかし、Google Meetを利用すると、そもそもそのようなリスクを考えずに使えます。セキュリティリスクを重要視する企業にとって、Google Meetはとても魅力的なツールと言えるでしょう。
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スマホのアプリでも利用可能
Google MeetはWebからだけでなく、iOSやAndroidのスマホのアプリでも利用可能です。
パソコンやスマホなどのデバイスによって使用が制限されないので、さまざまな場面でGoogle Meetは手軽に使えます。
Google Meetアプリのダウンロード
iOS:「Hangouts Meet by Google」をApp Storeで
Android:Google Meet – Google Play のアプリ
無料版と有料版の違い
個人向けの無料版のGoogle Meetでは、Web会議の時間が最大60分までに制限されます。
ただし、上述したように2020年9月30日まではこの時間制限はありません。
また、G Suiteのエディションによって参加できる最大人数にも違いがあります。G suite Enterpriseを利用すると250人まで参加可能になります。
無料版では参加できる最大人数は100人です。
Google MeetがWeb会議ツールの有力な選択肢に
今回の無料化を受けて、Google アカウントがあれば使えるGoogle MeetはWeb会議ツールの有力な選択肢になりそうです。
ZoomやSkypeなどさまざまなWeb会議ツールがありますが、機能の豊富さや安全性など、Google Meetには他のツールにはない魅力があります。
この機会に、チームや企業で使っているWeb会議ツールを再検討するのもよいでしょう。
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