スマートフォンを活用するVRゴーグルは、今では種類も豊富になり、選択肢が広がりました。
安価で購入できるという点が魅力的ではありますが、どれを買えばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか?この記事では、数あるVRゴーグルの中でも特におすすめとなる8つのデバイスをご紹介します。
自分にあったVRゴーグルを探したいという方のために、どんな方におすすめなのかまで解説していきますので、検討材料になる記事となっています。
また紹介するVRゴーグルの、メガネ対応の有無も解説します。メガネをつけたままVRをしたい方はぜひ参考にしてください!
この記事の目次
VRゴーグルとVRヘッドセットの違い
VRを利用するために必要な機器があります。
さまざまな呼ばれ方をしているため、VRゴーグルとは何なのか?といった疑問を持っている方も多かもしれません。まずはその点について解説します。
VRゴーグルはスマホを利用する
VRゴーグルとVRヘッドセットの違いというのは、明確に定まっているわけではありませんが、基本的にはレンズが付いておりスマホを活用したもののことをVRゴーグルと呼んでいます。VRメガネと呼ばれることもあります。
VRゴーグルは、左右で微妙に違う映像を流すことで目の錯覚を起こし、いわゆる3D表示をしています。
VRヘッドセットは、PCやゲーム機に接続し、映像が「ディスプレイ」に表示されるようになっています。
VRゴーグルは映像の解像度などもスマホに依存しているので、PCなどに接続して使用するVRヘッドセットと比べると多少劣ることになります。
VRゴーグルでiPhoneは使用できるのか
VRゴーグルは「Android OS」を搭載したスマホだけではなく、「iOS」のiPhoneでも利用することができます。
Gear VRなど一部使用できないものもありますが、基本的にはスマホのサイズによって使用できる、できないが決められています。
4インチ〜6インチのスマホ、などといった規格が設けられているので、それに当てはまるのであれば、Android OS、iOSなど区別することなく使用することができます。
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【眼鏡の可否も紹介】おすすめのVR3Dゴーグル一覧
ここからは筆者がおすすめするVRゴーグルを8つ紹介していきます。
まずは、それぞれのスペックやメガネをつけたまま使用できるのかという部分についてまとめましたのでご覧ください。
VRゴーグルのスペックを紹介
機種名 | 視野角 | 対応スマホ | 眼鏡の可否 |
Virtoba X5 | 120° | 4.0〜6.2インチのスマホ | × |
ハコスコ タタミ2眼 | 不明 | 4.0〜6.0インチのスマホ | × |
ハコスコDX | 不明 | 4.0〜6.0インチのスマホ | × |
VOX PLUS 3DVRゴーグル | 96° | 4.0〜6.0インチのスマホ | ◯ |
HOMiDO | 100° | 4.0〜5.7インチのスマホ | × |
VR BOX | 95〜100° | 3.5〜6.0インチのスマホ | ◯ |
Urgod | 120° | 3.5〜6.0インチのスマホ | ◯ |
Gear VR | 101° | Galaxy S6/S6 edge/S7 edge | ◯ |
眼鏡の可否とは、視力が悪い方が普段使っているメガネを付けたまま、VRゴーグルを装着できるかということです。
メガネをつけたまま使用できない機種もあるので、普段から眼鏡をかけているという方は、しっかりとこちらの表で確認した上で購入を検討してください。
また、「◯」となっていても使用しているサイズによっては多少の違いが出てくるので、購入前に自分が使用しているメガネのサイズを測って確認しておきましょう。
VRゴーグルは基本的には、スマホのサイズによって使用できる、できないが出てきます。
どのスマホを使用していても問題ないほどの幅を設けているVRゴーグルがほとんどなので、現在使用しているスマホでも利用できる可能性が高いと思います。
VRゴーグルのおすすめ8選
ここからは、上記で紹介した8つのVRゴーグルをさらに詳しく解説していきます。
どのような方にオススメなのかまで触れていくので、ぜひ自分にあったVRゴーグルを探してみてください。
Virtoba X5
※2021年2月現在、商品の取り扱いがありません
「Virtoba X5」は、Virtobaが開発をしているVRメガネです。
ヘッドホンが一体となっているのが特徴で、視野角も120°と広い設計になっており、この価格でありながら没入感を味わうことができるデバイスです。
対応スマホの幅も広く、利用もしやすいです。
上記の表では眼鏡の使用は「×」と表記しましたが、サイズによってはギリギリ使用できるものもあります。
ヘッドホンと一体型なので、ワイヤレスイヤホンなど追加で購入する必要もありません。
とりあえずこれさえあれば、VR体験をすることができるので、お手軽にはじめることができるでしょう。
一定のクオリティでVR体験を味わいたい方におすすめです。
ハコスコ タタミ2眼
ハコスコには数多くの種類があります。
その中でも特にシンプルで低価格なのが「ハコスコ タタミ2眼」で、その価格はなんと、850円(2021年2月16日現在)。
段ボールで出来ており、それにレンズが2つ付いたとてもシンプルな作りになっています。
他のVRメガネとは少し異なり、バンドなどで頭に固定して使用するのではなく、双眼鏡のようになっています。
また、”タタミ”とついている事からも分かる通り、簡単に折りたたんで持ち運ぶことができます。
とてもお手軽な一面、クオリティもそれなりという感じなので、とにかく安くてお手軽にVR体験をしてみたいという方にオススメです。
ハコスコについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。『【ハコスコとは】1000円台のダンボールVRデバイスの選び方とおすすめ商品』
ハコスコDX
※2021年2月現在、商品の取り扱いがありません
「ハコスコDX」は段ボールではなく、頑丈な作りのVRメガネに仕上がっています。
しかし、その分「ハコスコ タタミ2眼」と比べても性能は格段に上がります。
こちらは他のVRメガネ同様にバンドがついているので、頭に固定して使用することができます。
また、密着感もあるので隙間から光が入ってくるということもありません。
VR体験で重要になる没入感の妨げになることがないので、良い点として挙げられます。
しかし、密着していることで眼鏡をつけての使用はできませんのでご注意ください。
ハイエンドHMDと比べれば劣りますが、VRメガネの中では良い出来になっているので、眼鏡を使用していない方にオススメです。
VOX PLUS 3DVRゴーグル
※2021年2月現在、商品の取り扱いがありません
Amazonランキングでも1位になっている人気のVRメガネです。
「ハコスコ タタミ2眼」ほどではないにしろ、こちらも低価格でVR体験ができるデバイスになっています。
特に優れているのが、眼鏡の使用ができることと、裸眼であっても楽しめるよう配慮された設計になっているということです。
この価格でも、一定のクオリティがあるので、Amazonランキングでも1位を獲得している理由がわかります。
視力に不安がある方には特におすすめとなるVRメガネになっています。
HOMiDO
「HOMiDO」の価格は、5,000円(2021年2月16日現在)です。レンズが取り外し可能となっており3種類用意されているので、近視、遠視の方であっても自分の視力に合わせて使用することができます。
視野角も100°となっており、映像もきれいに表示されるため、没入感の高いVRメガネです。
VRゲームを楽しみたいと考えている方に特にオススメできるデバイスです。
VR BOX
「VR BOX」も大変格安となっており、1,245円(2021年2月16日現在)で購入することができます。
今回ご紹介するVRメガネの中でも、1番の低価格デバイスです。
もちろん値段ありきのクオリティとは言えますが、眼鏡をかけたままでも使用でき、視野角も95〜100°となっているので、最低限の性能はあります。
3D映像が楽しめるという点はあるのですが、スマホの固定感や設計上あまりゲームにはオススメできないデバイスなので、映像を目的として購入する方には低価格で楽しめるのでオススメです。
Urgod
※2021年2月現在、商品の取り扱いがありません
「Urgod」は視野角が120°と、とても広い設計になっています。
クオリティがしっかりとしているので、比較的評価が高いデバイスです。
対応しているスマホの数も多く、つけ心地も良い評価を得ています。
VRゲーム、動画の視聴など用途を選ばず一定のクオリティで楽しみたいという方にオススメです。
Gear VR
※2021年2月現在、商品の取り扱いがありません
「Gear VR」はサムスンとオキュラスの共同開発で出来上がったデバイスです。
サムスンということで、使用できるスマホはGalaxyの3種類と限りがありますが、とてもクオリティの高い仕上がりとなっています。
VRメガネの中であれば価格も高いですが、VR体験を1番味わえるデバイスと言えるので、対応スマホを持っている方は「Gear VR」の購入をオススメします。
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VRメガネは段ボールで自作もできる
9つのおすすめVRメガネを紹介してきましたが、実はVRメガネは自作もできます。
段ボールや空き箱、100円ショップで集められる物を使用してお手軽にVR体験を味わえるのです。
必要なものは、段ボールまたはお菓子の空き箱、それに100円ショップで購入出来るレンズを合わせた2つだけです。
上記で紹介した「ハコスコ」のようなものになるので、ある程度イメージはできるかと思います。
また、Googleが公式のCardboardの設計図も公開しているので、そちらを見ながら作ることで、手作りでありながらしっかりとした作りのものが作れて、オススメです。
ただし、仕様書が英語ベースとなっているので、わかりづらいという方は、シンプルテンプレートとして公開されている設計図を参考に作成してみてください。
VRメガネゲームコンテンツ3選
ここからは実際にVRメガネを利用して楽しめる、おすすめのゲームを3つご紹介します。
オルタナティブガールズ
出典:iTunes
「オルタナティブガールズ」は人気の高いRPGゲームアプリです。
VRモードではキャラクターが目の前にいるかのような感覚を味わうことができ、VRゴーグルがなかったとしても通常のRPGゲームとして育成やバトルを楽しめます。
基本的なプレイは無料で、アプリ内での課金ができるようになっています。
王道のRPGゲームをより楽しみたいという方はVRゴーグルを使ってプレイしてみてください。
シドニーとあやつり王の墓
出典:iTunes
GREEが開発している「シドニーとあやつり王の墓」は、VRゴーグルを利用して体験できるアクションゲームです。
遺跡を舞台に、杖を使って敵との戦いが楽しめます。
アクションなので、VRの魅力を十分に味わえるこちらのゲームもおすすめになります。
VR Crazy Roller Coaster Simulator
出典:iTunes
「VR Crazy Roller Coaster Simulator」は実際にジェットコースターに乗っているかのような体験ができるVRゲームです。
VRの魅力を最大限に生かし、リアルな体験をできるのが特徴です。
まとめ
VRゴーグルは種類も豊富なため、どのデバイスにするか迷うことが多いかと思います。
今回ご紹介したデバイスの中から自分にあったものを見つけることができたという方が少しでも多ければ幸いです。
また、ほとんどのVRゴーグルが低価格で購入することができるので、初めての方でも手が出しやすいと思います。
VRへの注目もますます高まっている今だからこそ、ぜひ体験してみてください。
こちらの記事ではVRのおすすめアプリを紹介しています。『【VR 3D アプリ初心者必見】楽しみ方とおすすめ11選』
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