テクノロジー
国内VR市場の動向まとめ!VR元年以降の主要トピックをおさらい

VR(ヴァーチャル・リアリティ)元年と言われた2016年。2016年以降、日本でも急速にVRが普及しました。

これまでにない素晴らしい体験が実現するVRの世界ですが、その技術はどこまで進んでいるのか、今後どんなものが開発されるのか興味が湧きませんか?

今回は2016年の「VR元年」以降の、主要なトピックをおさらいします。

VR市場の急拡大を改めて振り返りつつ、今後のVRの可能性を考えてみましょう。

VRへの関心度は?

なにかと話題になっているVR(バーチャルリアリティ)ですが、一般的にはどのくらい認知されているのでしょうか。

若年層を中心に調査が実施されました。そんな市場調査の結果を紹介します。

VRとは

はじめにVR(Virtual Reality:仮想現実)について簡単にご説明します。VRとは、コンピュータで創りだされたバーチャルの世界をまるで現実世界のように360度立体的に体験できる技術です。

その他に注目されている技術として、AR(拡張現実)MR(複合現実)があります。

AR(拡張現実)は、現実世界の中でその現実の一部が拡張された状況で映し出されるものです。ポケモンGOもこのAR技術が使われています。

また、MR(複合現実)は、仮想空間と現実要素が融合した体験をできるものです。

VRとAR、MRの違い

VRはコンピュータによって造り出された空間がベース。自分がその空間に入り込んだかのような感覚になります。そこには現実の世界は反映されません。

AR、MRには現実世界が要素として含まれます。VRはより仮想現実への没入感が高い体験と言えます。

VR市場調査の結果は?

株式会社テスティーは、運営するスマホアプリ「TesTee」の10代~20代前半ユーザー約1000名を対象にVRとARに関する調査を実施しました。


出典:PRTIMES

ARに比べてVRを知っている方が多くVRを知っていると答えた方は全体の6割以上です。約半分はお金を払ってVR体験をしています。対価を支払うに足る、満足度の高い体験をVRは提供できていると言えるでしょう。

ARは体験した方の9割が「お金を払わずに体験した」と答えています。スマホのARアプリは無料でできるものが多いという理由が考えられます。

VRは半数以上が「今後も体験したい」と答えており、認知度・期待度ともに高いことがわかります。

2016年以降のVRエンタメ

国内のVR市場を牽引するコンテンツが「エンタメ」です。

2016年以降に登場した、主要なVRエンタメを見ていきましょう。

VR ZONE Shinjuku

vrzoneshinjuku

画像出典:VR ZONE SHINJUKU

VRの国内最大のエンターテインメント施設が「VR ZONE SHINJUKU」。2016年にお台場で期間限定オープンした「VR ZONE Project i Can」が、お台場から新宿に拠点を移す形で復活。新宿の新たな名所として定着しました。

VRエンターテインメント研究施設「VR ZONE Project i Can」が、「体験したくてもできない」五感に訴える超現実エンターテインメント、想像を超えた最新VR体験を実現。

「マリオカートアーケードグランプリVR」や「エヴァンゲリオンVR The 魂の座:暴走」など、日本のアニメ、ゲームを題材としたVR体験を楽しめるスポットです。 

VR・AR・MRワールド

コンテンツ EXPO 東京2019」の中で開かれる、先端コンテンツ テクノロジー展が「VR・AR・MRワールド」です。

来場対象者は、メディア/アミューズメント施設/広告/クリエイターなどの業界関連の方が対象です。

先端コンテンツ テクノロジー展 は、VR/AR技術やHMD(ヘッドマウントディスプレイ)、映像・音響・インタラクティブ技術・ロボット・体感・素材・デバイスなど、まさに最先端を行く注目の最新技術が一堂に出展されます。

最新のVR、AR、MRを体感しつつ、イベント会期中にその場で商談も開始できるのが特徴の同イベント。コンテンツビジネス、アミューズメントなどに携わる方にとっては要チェックです。

日時・場所

2019/4/3~5 東京ビッグサイト

 

自分の顔がアバターに『EmbodyMe』

ソーシャルVRアプリ『EmbodyMe』無料配信

『EmbodyMe』は、未来のコミュニケーションアプリです。

一枚の写真から自分用のアバターを作成し、会話やダンスができます。

自分のアバターが変身自在で、いつでもどんなところでもなりたい自分を演出してVR体験を楽しむことができます。

「Nintendo Switch  VR対応を研究中」任天堂がコメント

画像出典:Nintendo

2017年3月発売のNintendo Switchの大きな特徴。それは「触覚フィードバック機能」「モーションIRカメラ」というVRを意識した機能が搭載されていることです。

Nintendo SwitchのVR対応について任天堂がコメントしました。NintendoでもVRの世界が実現する可能性が、十分にあります。

Nintendo SwitchにVR機能を搭載することについて、現在は研究中の段階であり、VRを長時間プレイする際の問題が解決できたなら、Nintendo Switchでもサポートしていきたい

引用元:Nintendo

 

アイアンマンの監督ジョン・ファブローは、VR映画に熱意

ジョン・ファブロー監督の映画『ノームとゴブリン』は、360°映像で短編インタラクティブ体験ができる作品です。主な対応デバイスはHTC Viveです。

ファブロー監督は、ハリウッドの映画監督の中では数少ないVR映画を制作しており、VR映画は今までの手法では無理である、今はVR映画の黎明期でさまざまな手法を試みる時期であると述べています。

最高のVR技術の臨場感を届けたい。と意欲にあふれています。

出典:アイアンマンの監督は、なぜVR映画に夢中なのか?

VRペイントで描かれたムービー「Dear Angelica」

Wesley Allsbrook作の「Dear Angelica」はVRのために生まれてきたような作品だと絶賛されています。

VRペイントとOculus Touchモーションコントローラーでつくられ、滑らかなタッチはOculus Touchの精度のよさが表れています。

映画のスクリーンでは、この美しい世界を表現できない「VRならでは」という評価を得ています。

「Dear Angelica」は、VRヘッドセットの特徴を活かしてユーザーを物語の世界に誘い込み、一人称で感動的なストーリーを楽しむことができる純アートの映像作品だ。映画館のスクリーンではDear Angelicaの美しさは伝わらない。

引用元:美しすぎるVRムービー「Dear Angelica」

Introducing Quill and Dear Angelica

 

「Facebook 360」Gear VRで楽しむアプリ

Facebookが気軽にVRを楽しむアプリ「Facebook 360 for Gear VR」をリリースしました。

友達が投稿したVRに「いいね!」をつけたり、タイムラインやほかのVRコンテンツを紹介したり、ソーシャルメディアとVR技術の融合「ソーシャルVR」が進んでいます。

 

迫力映像『VRストリーミングサービス』5選

Netflixに代表されるストリーミングサービスも順次VR対応を開始。

VRヘッドマウントディスプレイを装着し、仮想現実の中でドラマ、映画を視聴すると「自分だけの映画館」で映像を見ている感覚になります。

VRストリーミングサービスを見ていきましょう。

WITHIN

画像出典:WITHIN

VR制作では定評ある技術集団。スマートフォンでVRするならぜひオススメです。

VRゴーグルやGoogle cardboardで見られます。

リンク:WITHIN

Netflix

画像出典:Netflix VR

ドラマや映画配信のNetflix。こちらもVRゴーグルやGoogle Cardboard、GearVRで楽しめます。

リンク:Netflix VR(Google Play)

Hulu VR

画像出典:Hulu VR

現在、英語版のみの提供です。GearVR・Oculus Rift・PSVR・Daydreamで視聴できます。

リンク:Hulu VR

HBO GO VR

画像出典:HBO GO VR

アメリカのケーブルテレビHBOのオンデマンド配信をしています。

リンク:HBO GO(Google Play)

NextVR

画像出典:NextVR

スポーツのストリーミング配信アプリでNBAやNFLなどの観戦ができます。

スポーツ

新感覚サイクリング「CYCLE & STUDIO R Shibuya」

日本初上陸の新感覚ワークアウトスタジオ「CYCLE & STUDIO R Shibuya

映画館なみの大型スクリーンと迫力あるサウンドシステムで、VR映像に引き込まれながらサイクリングでVRの旅をします。インストラクターに鼓舞されながら一体感があり、モチベーションも上がります。

参考:【体験レポ】大迫力の「VRフィットネス」が初上陸!「CYCLE & STUDIO R Shibuya」で体験

THE TRIP | IMMERSE YOURSELF | LES MILLS

没入感がすごい!水中でVRゴーグルをつけたVR体験

出典:VR SCOUT

VRコンテンツ「SEEKER VR」の「Discovery Digital Networks」とVRゴーグルの「Avegant」が共同開発したカスタム仕様のVRゴーグルです。

防水VRゴーグル・シュノーケリングマスク・Finis水中MP3プレーヤーのサウンドで、水中のVR体験が実現しました。

重力から解放され、実際の浮遊感をともなって味わうVR体験は「ゆったりと漂い時間の経過を忘れるほどだ」と報告されています。

「普段とは全く異なる環境に放り込まれると、疑いはあっという間に消え去ると思うよ」Greenwood氏は、本セットによる水中でのVR体験が深い没入感をもたらすと述べました。「地面や重力の感覚がなくなって上下の違いがわからなくなるとね、途端にとてもリアルな体験になるんだ」

引用元:水中でヘッドセットを装着 VRで水中や無重力体験をよりリアルに

 

大手も続々と開発を始める「スポーツVR」

アメリカのテレビ局NBCは、リオデジャネイロ五輪で初めて、VR映像のスポーツ観戦を実現しました。

限られたVRコンテンツでGear VRのみの視聴であったため、一部の視聴者しか見ることができませんでしたが、次の東京五輪では日本でも視聴できるかもしれません。

フォックススポーツがVRメーカーの LiveLikeと協力して、米サッカーリーグMLS杯をVRで楽しめるコンテンツを計画中など、世界で「SportsVR」の開発が進んでいます。

たとえばサッカーの「ピッチの上で攻撃している選手の目線で試合を見る」ことも可能になり、さらに白熱した臨場感ある試合が楽しめます。

両者は、スポーツ放送局のサービスとLiveLikeのライブストリーミング技術を組み合わせた、新しいiOS、Android、およびGear VR Fox Sports VRアプリをリリースする予定です。

引用元:Fox Sportsの新しいVRアプリケーション、LiveLikeのヘルプでライブスポーツ放送を提供

Sports VR with Jack in Head

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