「最新の情報やニュースはおさえておきたいけど、忙しくてニュース番組やニュースサイトをチェックするひまがない…」という方も多いのではないでしょうか?
最新のニュースから、最低限知っておきたいものをいくつかピックアップしてみました。時間がない人でもさらっと読めるよう、コンパクトにまとめてあるので、最新ニュースのキャッチアップに活用してください。
この記事の目次
新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)運用スタート
厚生労働省は6月19日に、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」をリリースしました。
photo from App Store
「COCOA」の正式名称は、「COVID-19 Contact-Confirming Application」で、リリースから1ヶ月は試行版のため機能やデザインは修正が予定されています。
このアプリを利用すると、半径1メートル以内に15分以上あったスマホ端末の情報が匿名のIDを交換する形で記録されます。アプリの利用者に陽性が判明し申請が行われた際には、14日以内に接触があった端末すべてに「陽性者と接触していた」という通知が届くようになっています。
通信にはBluetoothが使われており、電話番号や位置情報など個人が特定される情報が記録されることはありません。
iPhoneを利用している場合は「App Store」から、アンドロイド端末を利用している場合は「Google play」から、それぞれアプリをダウンロード可能です。また、iPhone端末はiOS 13.5以上に、Android端末はAndroid 6.0以上の端末に対応しています。
Twitterが自分の音声をツイートできる新機能を発表
SNSサービスのTwitterが6月17日、音声を録音してツイートできる新機能の提供を開始しました。
photo from Twitter
1回の投稿で最長140秒の音声を収録でき、140秒を超えた場合は、自動的に最大25ツイートまでスレッドが作成され、ツイートされていきます。
投稿の仕方はテキスト投稿とさほど変わりません。カメラボタンの隣にある、波形のような音声録音ボタンをタップすれば音声を録音できます。音声ツイートには、テキストを添えることも可能。
まずはiOSアプリの限られたグループを対象にテストが開始され、数週間以内にすべてのiOSユーザーが利用できるようになるとのことです。
Zoomがすべてのユーザーに「エンドツーエンド暗号化」を提供へ
オンライン会議サービスのZoom(ズーム)が6月17日、無料ユーザーにもエンドツーエンドの暗号化システムを提供すると発表しました。
photo from Zoom
新型コロナウィルスの感染拡大により利用者が急増したZoomに対しては、安全性を懸念する声が高まっていました。
そうした声を受けて発表された暗号化システムは当初、有料ユーザー向けのプレミアム機能として提供するとしていましたが方針を転換し、無料ユーザーを含むすべてのユーザーに提供することになりました。
悪質ユーザーの利用を防ぐべく、無料ユーザーが暗号化を利用する際には、アカウントの本人確認をする為の情報提供が求められます。
Zoomはエンドツーエンド暗号化機能のアーリーベータ版を、7月中にリリースする予定だとしています。
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Appleの「iTunes U」と「iBooks Author」終了へ
Appleは、教育系コンテンツアプリ「iTunes U」と電子書籍作成アプリ「iBooks Author」の提供を終了すると発表しました。
photo from Apple
様々な教育系のコンテンツが揃う「iTunes U」は教師向けのツールで、授業やコースで使用する資料や教材を管理できるものです。
「iTunes U」が2021年末で終了するため、今後は教育機関用アプリ「Classroom(クラスルーム)」や「Schoolwork(スクールワーク)」を利用するようAppleは案内しています。
電子書籍が無料で作成できる「iBooks Author」はアップデートを終了して、7月1日以降はダウンロードもできなくなります。
「iBooks Author」で作成したコンテンツを「Pages」にインポートできる機能がまもなく登場予定とのことで、「iBooks Author」アプリの終了後は「Pages」で同じような機能が使えます。
スパコン「富岳」が「TOP500」で世界1位を獲得
スーパーコンピューターの性能を順位付けする世界ランキング「TOP500」の最新版が6月22日に公表され、日本の「富岳(ふがく)」が首位を獲得しました。日本のスーパーコンピューターが首位に立つのは約9年振りです。
photo from TOP500
「富岳」は理化学研究所と富士通が開発したスーパーコンピューターで、「京(けい)」の後継機として、2014年から開発が始まりました。
現在「富岳」は試運転中で、新型コロナウイルス感染症の研究で活用されています。治療薬候補の探索をはじめ、通勤電車内の気流や会話時の飛沫の動きなどをシミュレーションに使用されています。
理化学研究所は、「富岳」の開発に必要な経費は、国費負担としてはアプリケーション開発を含め1100億円程度としています。
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