動画視聴や電子書籍の購読など、プライベート目的で使用していたiPad。せっかくなので、仕事でも使用したいと思ったとき、キーボードがあるとより便利です。
しかし、iPadのキーボードはピンからキリまでたくさんの種類があります。一体、どのキーボードが自分に合っているのか、迷ってしまいますよね。
そこで本記事では、iPadで使うおすすめのキーボードのほか、キーボードを使うことで生じるメリット・デメリットや、キーボードを選ぶ際のポイントについて解説します。
Smart Connector対応・Bluetooth接続対応のキーボードに分けて紹介していますので、是非参考にしてみてください。
※記事内の価格は執筆時の内容です。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。
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この記事の目次

Smart Connector対応のiPad用キーボード
Smart Connector対応のiPad用キーボードを紹介します。
Apple: Smart Keyboard
出典:Apple
Smart Keyboardも、アップル社が開発・販売しているキーボードです。
10.2インチのiPad(第7世代)、10.5インチのiPad Air(第3世代)、iPad Proが対応しています。
カバータイプのキーボードとなっており、折りたたんで持ち運ぶのに便利です。
Smart Connector接続により、使用する際にはiPadとくっつけるだけでOKな点が特徴。設定の手間がかからないのは、機械が苦手な人にとって易しいポイントですね。
※2021年2月現在、サービスは終了しています。
Apple: Smart Keyboard Folio
出典:Apple
Smart Keyboard Folioは、アップル社が開発・販売しているキーボードです。
このキーボードは一体型で、11インチのiPad Pro向けのものになります。
キーボードの機能はもとより、カバーとしての耐久性もあるため、しっかりとiPadを守ってくれます。
Smart Connecter接続に対応しており、面倒な設定の必要もなく簡単に使用できます。
※2021年2月現在、サービスは終了しています。
ロジクール:Slim Combo
ロジクール社が開発・販売している一体型のキーボードです。
Smart Connectorに対応しており、iPadに装着するだけで使用可能です。アップル社以外でSmart Connectorに対応しているのは珍しいことです。
また、このキーボードは、画面の角度調整が可能であることが特徴。角度調整できるキーボードが多くないなか、画面の角度を気にする人にとっては、非常に助かる機能と言えますね。
また、キーボードの部分だけを取り外して、iPadをブラウジング目的に使用できます。さらには、iPadを縦置きすることも可能です。さまざまな用途に適応できるので非常に便利ですね。
税込価格は12,100円となります。
ロジクール:CREATE




ロジクール社のiPad Pro用キーボードです。
Smart Connector搭載のためBluetooth接続不要、iPad Proをタイピングポジションに配置するだけでキーボードがすぐに使用可能
フルサイズ19mmキー、明るさ調節可能なバックライト搭載、本体を保護してくれるカバーなど細かな配慮の行き届いたキーボードです。
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【Bluetooth接続】iPad向けおすすめキーボード
それぞれ比較しながら、自分に合ったものを探してみましょう。
Apple:12.9インチiPad Pro(第4世代)用Magic Keyboard
出典:Apple
Magic Keyboardは、アップル社が開発・販売しているキーボードです。iPadと同じ開発元ですね。
最大の特徴はどこでもクリックできるトラックパッドが搭載されている点。これにより、iPadでもMacBookに近い操作感を実現しています。
キーは、MacBook Pro 16インチと同様のシザー構造のものを採用。バックライトも搭載されており、暗い場所でも快適に作業ができます。
画面に関しては、角度を無段階に調整できるようになり、自分好みの角度にあわせることが可能です。また、画面が浮いた状態で固定されるので、首の負担も軽減できるでしょう。
税込価格は41,580円です。
Apple: Magic Keyboard
出典:Apple
Bluetoothによる接続で利用が可能です。見た目は薄型で軽量なので、収納性・携帯性ともに優れています。
キーボードの面をよく見てみると、ゆるやかな傾斜となっています。この傾斜がタイピングのしやすさを向上させているのです。
さらに、シザー構造と呼ばれるキー内に埋め込まれた仕組みによって、キー押下の安定性が保障されています。
バッテリー充電によって駆動し、1回の充電で1カ月以上持続して使用可能です。頻繁に充電する手間がかからないのは、嬉しい点ですね。
税込価格は10,334円となります。
ELECOM:ワイヤレスBluetooth ウルトラスリムキーボード
エレコム社が開発・販売しているキーボードです。12.9インチまでの機種に対応しています。
互換性に優れており、iOS、Android、Windows、Macで利用可能。
通常の文字入力キーのほかに、13種類のマルチファンクションキーを備えています。このキーを用いて、iPadのボリュームの調整、メディアプレイヤーの操作などが可能です。
また、最大の特徴としてマルチペアリング機能を備えています。これは、最大3台まで同時にペアリング可能で、切り替えボタン1つで簡単に入力先を切り替えられる機能です。
税込価格は3,300円で、コストパフォーマンスに優れています。
iPad以外でもキーボードを活用したいのであれば、ウルトラスリムキーボードの購入をおすすめします。
GreenLaw:キーボードケース
GreenLaw社が開発、販売しているキーボードとなります。
第7世代のiPadに対応しており、接続方式はBluetoothです。
このキーボード最大の特徴は、キーボードカバーにあります。背面がハニカム構造になっていることにより、iPadが発する熱を容易に逃がしてくれます。
カバータイプのキーボードの問題点として、iPadの熱がこもってしまうことが挙げられます。
何気なく背面を触ったら、結構な熱を帯びていて驚くことがありますよね。そのような問題点を解決してくれます。
税込価格は3,499円となります。
アンカー(ANKER): Ultra-Slim Bluetooth Keyboard
アンカー社が開発・販売しているBluetooth接続のキーボードです。
互換性に優れており、iPadをはじめとしたiOSのほかに、Android、Windowsなどで使用可能なのが特徴です。
単4電池2本で駆動し、さらに省電力モードを利用することで、3カ月以上持続して使用可能です。
サイズは、従来のキーボードの3分の2ほどで200gと軽量なので、携帯性は抜群です。
また、税込価格は2,000円とコストパフォーマンスに優れています。費用を抑えたいのであれば、Ultra Slim Keyboardをおすすめします。

iPadでキーボードを使うメリット
3つのポイントを順番に見ていきましょう。
文字入力がスムーズにできる
1つ目のメリットは、スムーズに文字が入力できることです。
iPadでは、画面内にキーボードが表示され、タップしながら文字を入力する仕組みになっています。検索欄の入力、短いメッセージの入力であればこれで事足りますよね。
しかし仕事の場面においては、長文のメール入力や資料の作成など、文字を入力する機会が大幅に増えます。
そのような場面で、従来通りiPadの画面内キーボードを使用すると、誤入力が増えてしまいます。キーボードとはいえ、実際には画面をひたすらタップするので、キー間の境目や打鍵の感触が感じられないからです。
これらの感触が感じられるキーボードがあれば、誤入力の心配がなくなり、スムーズに文字が入力できます。
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画面をフル活用できる
2つ目のメリットは、画面をフルに活用できることです。
iPadは、その四辺形をフルに使った画面のサイズが特徴です。携帯する機器でありながら、文字、動画が見やすいのがiPadの魅力と言えるでしょう。
しかし、画面内キーボードを使用すると、画面の下部が埋まってしまい、iPadの持ち味をつぶす結果になってしまいます。
そこで、外部のキーボードを利用することで画面をフル活用でき、かつ文字も入力することができます。
iPadの使い道の幅が広がる
3つ目のメリットは、iPadの使い道が幅広くなることです。
動画の視聴など、娯楽目的で利用していたものが、キーボードを装着するだけでできることが増えます。
それは文字入力をメインとした作業で、小説、ブログ記事の執筆、会議における議事録の作成などです。
今までパソコンでしかできなかったことができるようになり、使い道の幅が広がります。
iPadでキーボードを使うデメリット
ここでは、使う際の3つのデメリットを解説します。
持ち運ぶ手間がかかる
1つ目のデメリットは、持ち運びの手間がかかることです。
持ち歩くことの多いiPadは、必然的にキーボードも持ち運ぶことになります。いつもよりも持ち運ぶ量が増えてしまうことが、デメリットとして挙げられます。
バッテリー消費が激しくなることがある
2つ目のデメリットは、キーボードの使用によってバッテリー消費が激しくなることです。
iPad単体の場合と比べると、キーボードを併せて使用している場合の方が、バッテリーの消費が早くなる場合があります。
特に、Smart Connectorという機能に対応したキーボードは、その傾向が強いです。
iPadは第6世代・第7世代などでサイズが違うので注意
iPadの世代によって、画面のサイズが異なるため使用できるキーボードが異なります。
第7世代で利用可能なキーボードが、第6世代では使用できないといったことがあるのです。
キーボードにはそれぞれ、対応している世代が存在しますので、それらを注意して選ぶ必要があります。
iPad向けのキーボードの注意点
しっかり確認して、最適なものを選ぶようにしましょう。
接続方式を確認する
1つ目のポイントは、iPadとキーボード間の接続方式です。接続方式は、Bluetooth接続、有線接続の2種類に分類できます。
Bluetooth接続はコードレスで快適
まずは、Bluetooth接続です。この接続方式では、データのやり取りをワイヤレスで行うBluetoothという技術によって、iPadとキーボードを接続します。
ワイヤレスなので、コードのわずらわしさがありません。また、持ち運びするときにピッタリと収納可能な点もメリットです。
一方で、Bluetooth接続のキーボードは、電池もしくは充電を行う必要があります。
有線接続は安定性が魅力
続いて、有線接続です。
この接続方式では文字通り、コードを通してiPadとキーボード間を接続します。
無線接続でありがちな、電波の干渉による接続の不安定さが生じないため、安定性のある接続を行えます。
その反面、有線接続のキーボードはiPadから電力を供給されるため、iPad側の電力消費がいつもより早くなる場合があります。
バッテリーの持ち時間は20時間以上が目安
2つ目のポイントは、バッテリーの持ち時間です。これは、Bluetooth接続のような充電を必要とするキーボードの話になります。
結論から言いますと、最低でも20時間以上持続可能なキーボードを選ぶことをおすすめします。
1日2、3時間程度利用すると考えて、1週間は充電せずに使えると快適です。1回の充電に対する持続時間が短く、頻繁に充電しなければならないと不便ですよね。
キーストロークとキーピッチは使い心地に関わる
3つ目のポイントは、文字を入力するときの使い心地です。
具体的には、キーボードのキーの押し込み具合(キーストローク)とキーとキーの間隔(キーピッチ)が自分にあっているかの確認となります。
これについては、好みが分かれるところなので、「これがおすすめです!」とは一概には言えません。可能であれば、買う前に試し打ちするとよいでしょう。
もし、特別好みはなく誤入力を防ぎたいのであれば、キーストロークは深く、キーピッチは広いものを選ぶのをおすすめします。
使用目的に合わせたiPad向けキーボードの選び方
順番に見ていきましょう。
外出時にメインで使うならカバータイプ
外出先で使用するのであれば、携帯性の高いカバータイプのキーボードが最適です。メインはカバーで、それにキーボードが付属するようなタイプ。
重量感はなく、収納性が高いことが特徴と言えます。
一方で、膝の上のような不安定なところでは使用しにくいという欠点があります。
パソコン感覚で使うならカバー+キーボード一体型
パソコン感覚で使用するのであれば、iPadと合体できる一体型がおすすめ。
安定性に優れており、膝の上などでも使いやすいのが特徴です。
一方で、カバータイプより重量感があるため持ち運びの際には注意が必要でしょう。
とにかく簡単に使いたいならSmart Connetor対応
Smart Connector対応のキーボードは、設定の手間が少なく簡単に利用できることが特徴です。
一方で重量感があるので、持ち運びには不向きでしょう。
仕事でがっつり使うならiPadスタンド+キーボード
iPadをパソコンのように使いたい場合には、スタンドとキーボードをあわせて購入するのがおすすめです。
まるでノートパソコンのような使い心地で仕事ができます。また、趣味で楽しみ際には取り外せるので、とても便利です。
持ち運びには向いていないので、自宅や職場でガッツリと作業したい場合に最適なスタイルです。
自分に合ったiPad向けキーボードを使って効率アップしよう
タイプ、機能、値段も様々ですので、悩みどころですよね。
自分がどのような用途で使用するのか、それを考えたうえで選択することが大切です。
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