「仕事のプレッシャーに押しつぶされそう」
「ノルマを達成するのがしんどい」
「このまま仕事を続けられる自信がない」
あなたはこう感じていませんか。
そこで本記事では、仕事のプレッシャーを感じてしまう主な原因を紹介。プレッシャーを乗り越えることで得られるメリットについても解説します。
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この記事の目次
仕事のプレッシャーは多くの人が感じている
まず、仕事でプレッシャーを感じるのはあなただけではありません。
以下のように、プレッシャーを抱えながら仕事をしている人はたくさんいます。
見城さんの名言のおかげで、プレッシャーのかかる仕事、憂鬱な仕事が舞い込んでくるたびに「これは前進できる機会なんだ」とポジティブに捉えられるようになったけど、死ぬまでこれを続けたいとは思えない。いつかは穏やかに暮らしたい。長生きするには適度なプレッシャーは必要みたいだけど。
— 渡辺将基(新R25編集長) (@mw19830720) October 27, 2019
■休むことの重要性
会社員のとき、プレッシャーとストレスと激務が重なり休職したことがある。
初めは社会に取り残されるような感覚と、キャリアに傷が…とか不安だった。でも長い人生なんだから休む時間があるくらいむしろ健全だって気づいた。
そんな自分だからこそできる仕事もあるって。— 土谷 愛🍒人見知り起業家 (@tsuchitaniai) September 10, 2019
気持ちがポジティブなときは「やりがいのある仕事」と捉えられるものでも、ふと気が緩んだ瞬間「責任感」や「プレッシャー」が大きくのしかかってくることがあります。
そうなると頑張った先の「結果」にとらわれるようになり、うまく仕事を進められない「負のループ」に陥ることも。
ただ、プレッシャーを感じること自体は決して悪いことではありません。大切なのはプレッシャーを受け入れ、プレッシャーとうまく付き合うことなのです。
緊張とプレッシャーは似ているようで違う
プレッシャーと同様の言葉として「緊張」があります。しかしこの2つには違いがあります。
基本的には「絶対に成功させたい」「失敗できない」といったプレッシャーが先に発生し、そのような思考から「心臓がドキドキ」「体がこわばる」といった身体的な緊張状態が発生します。
つまり、緊張状態には身体的なアプローチで、プレッシャーには精神的なアプローチで対処する必要があるのです。
仕事にプレッシャーを感じてしまうおもな原因
では、あなたが仕事でプレッシャーを感じてしまう要因は何なのでしょうか。
ここでは代表的な6つの理由を紹介しましょう。
- 期待されすぎている
- 失敗によって何らかの損失が出てしまうと考えすぎてしまう
- 仕事のノルマ・納期に追われている
- 上司や先輩に怒られたくない
- 完璧主義が自分を追い込んでいる
- 自分の能力を正確に判断できていない
期待されすぎている
あなたは現在、実力とは大きく異なる仕事を任されているのかもしれません。
そのような仕事に対し、初めは「ビッグチャンス」と感じても、進めるうちに「やはり自分の今の実力ではしんどい」「この仕事はもう辞めたい」と自信をなくしてしまうことがあります。
あるいは「期待に応えなければ」と、自らプレッシャーを生み出しているとも考えられます。
失敗によって何らかの損失が出てしまうと考えすぎてしまう
担当するのが大きなプロジェクトであればあるほど、動くお金も大きくなります。
成功させられれば、会社の利益となり、自分の大きな実績にもつながるでしょう。しかし失敗させれば会社の損失となり、周囲にも迷惑をかけてしまいます。
そのような「失敗した時のケース」を考えすぎると「絶対に失敗できない」という思考に陥ります。そして、過度なプレッシャーを生み出してしまうのでしょう。
仕事のノルマ・納期に追われている
あなたは自分に厳しすぎるノルマや納期を与えていませんか。責任感の強い人は、設定したノルマ・納期を「厳守しなければ」と思いがちです。
もちろん、ノルマや納期を守るために頑張ること自体はよいことです。しかしそれが過度なプレッシャーとなり、パフォーマンスに悪影響が出てしまうのは考えもの。
もし、厳しすぎるノルマや納期であれば、今一度自分の実力を見直し、設定し直す必要もあるでしょう。
上司や先輩に怒られたくない
あなたが今の仕事にプレッシャーを感じているのは、その前に同様の仕事で失敗し、上司や先輩に怒られたからではないでしょうか。
あるいは今の仕事の中で何かミスをしてしまい「もう失敗できない」という思考に陥っているとも考えられます。
仕事でミスを指摘されるのは仕方ないこと。しかし周囲からの評価を気にしすぎると精神的に疲れてしまいます。
完璧主義が自分を追い込んでいる
「仕事を完璧にこなそう」という気持ちが強すぎるあまり、自分を精神的に追い込んでしまうことがあります。
また、仕事を「自分一人で達成しよう」という気持ちも、プレッシャーにつながりやすいです。
仕事をできる限り少ないコストで完璧にこなそうとする考えはとても大切。しかし過度な完璧主義は、大きすぎるプレッシャーを生み出しかねません。
自分の能力を正確に判断できていない
自分の能力をを正確に判断できていないと、任された仕事に対して「自分にできるだろうか」と不安に感じ、プレッシャーになります。
本来なら問題なくこなせるレベルの仕事でも、自分の力量を見誤り、能力に自信が持てないことが原因で、過剰にプレッシャーを感じてしまうのです。
仕事のプレッシャーによるデメリット
プレッシャーは過度なストレスを生み、仕事上のパフォーマンスを下げてしまうことも。
ここではそのようなプレッシャーによるデメリットを3つ解説しましょう。
- ストレスが溜まる
- 焦りでミスが生まれる
- 1つの仕事を終えた途端急に意欲を失ってしまう
ストレスが溜まる
「もう失敗できない」
「絶対に成功させなければ」
このようなプレッシャーは、過度なストレスに発展することもあります。
例えばプレッシャーが要因で「なかなか寝付けない」「休日も仕事をしてしまい疲れが取れない」という状態。
これでは身体的・精神的な疲労が抜けず、パフォーマンスを向上させられないでしょう。
焦りでミスが生まれる
過度のプレッシャーは、気持ちの焦りを生み出します。
「この仕事に失敗したらどうしよう」という不安が大きくなると、目の前の仕事に集中できません。結果ばかりにとらわれ、常に先々のことが心配になってしまう原因になるのです。
そして気持ちが焦り、足元をすくわれるようなミスが発生することもあります。
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1つの仕事を終えた途端急に意欲を失ってしまう
プレッシャーを仕事の原動力にしていた場合、その仕事を終えた途端、いわゆる「燃え尽き症候群」に陥ることも。
仕事で周囲に評価されることや、失敗しないようにすることばかりを気にすると、燃え尽き症候群になる可能性が高くなります。
そうではなく、仕事によって得られる「経験」を重視することが大切でしょう。
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仕事のプレッシャーを乗り越えることによって生じるメリット
仕事のプレッシャーをうまく乗り越えられると、以下のようなメリットが得られます。
- 自らが成長できるきっかけになる
- 仕事に対して自信がつく
- 何事にも代えがたい達成感を味わえる
自らが成長できるきっかけになる
「自分の実力ギリギリの仕事」や「今までに経験のないプロジェクト」でプレッシャーを感じている場合、乗り越えれば大きな成長につながります。
現在の実力で達成できるかどうかわからない仕事に対しては、全力で取り組む努力をするでしょう。その結果自分のスキルアップにつながるのです。
また経験のないプロジェクトは、あなたの貴重な「経験」になります。たとえ目標が達成できなかったとしても、その経験は自分の中のデータベースとして蓄積され、次につなげられるのです。
仕事に対して自信がつく
プレッシャーを乗り越えた経験は、あなたに自信をもたらします。
「今の実力では無理かも」という不安を払拭するために、あなたは一生懸命努力するでしょう。
勉強したり、先輩に積極的に相談して知識を得たり、なんどもプレゼン練習を重ねたり。
そのような努力によって得られた結果は貴重です。成功すれば「自分でもここまでやればできるんだ」という自信につながるのです。
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何事にも代えがたい達成感を味わえる
大きなプレッシャーを感じるほどの仕事をやり終えた時の達成感は凄まじいです。プレッシャーを感じていればいるほど、解放された時ややりきった時は心地よいもの。
それがチーム全体のリーダーとしての仕事であれば、チームメンバーとともに頑張ってきた分、関わってきた人が多ければ多い分、達成感も大きくなります。
そしてこの達成感が、次の大きなプロジェクトに取り組む原動力となるのです。
仕事のプレッシャーを乗り越えるには考え方と行動が大切
仕事でプレッシャーを感じているのはあなただけではありません。大事なのは、プレッシャーを受け入れ、正しく対処することです。
以下の記事では、プレッシャーを乗り越え活躍する有能な職場のエースに共通する特徴を紹介しています。あわせて参考にしてください。
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