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インターンシップとは?本当に参加するべき?開催される理由を理解して就活を有利に進めよう

更新: 2023.02.13

「就活に向けてインターンシップに参加しようか考えているが、どんなことをするのだろう」と不安に思ってはいませんか。

インターンシップと一言で言ってもその期間や内容、目的は企業によって様々。

どのインターンに参加すればあなたの就活において役立つのか、知っておくといいでしょう。

そこでこの記事では、インターンシップを通して就活を有利に進めるためのチャンスを掴むためのポイントを紹介します。

インターンシップとは何か?

インターンシップとは、就職前の学生が企業や機関などで行う職業体験のことです。
略されてインターンと呼ばれることもあります。

学生は、インターンシップを通して就業前に仕事や業界への理解を深めることができ、その後の就職活動においてより深い業界研究や企業選びが出来ることが期待されています。

インターンシップではどんなことをするのか

インターンシップでの体験内容は企業によって様々です。

参加者同士でグループディスカッションをするような数時間~一日間だけのプログラムもあれば、数日間~数週間に渡りオフィスに出勤し、実際の業務の一部を手伝ったりするプログラムもあります。

全体的に見ると一日でグループディスカッションやセミナー、若手社員との交流などを行う「1dayインターン」が多いです。中には1ヶ月以上の長期に渡って実施されることもあります。

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インターンシップが開催される理由・目的

この記事を読んでおられる学生の中には、「周りの友人が行くって言ってるし、自分もやってみようかな」となんとなくインターンシップについて考えている方もいらっしゃるかもしれません。

上述した通り、インターンシップは内容や目的が企業によって異なります。「参加してよかった」と思えるインターンシップにするためには、参加前に「インターンシップで何を得たいのか」を明確にしておくことが重要です。

多くの企業でインターンシップが開催される主な理由と目的を解説します。

業界や企業、職種の理解

大きな目的の一つに、その業界や企業、職種への理解を深めることがあります。
これは学生と企業の双方によって重要なことであり、就職後に「思っていたよりハードだった」「もっと華やかな世界だと思っていた」といった理想と現実のギャップによる早期退職を防ぐことが狙いです。

反対に、インターンシップを通してそれまで興味がなかった業界や職種への魅力に、学生たちが気づくことも期待されています。

前から気になっていた企業や業界はもちろん、あまり身近ではない(よく知らない)業界のインターンシップに参加することにも意味があるのです。

実際に働く前のリハーサル

長期間のインターンシップに参加することで、より実態に近い職業体験ができます。

毎朝オフィスに出勤すること、時間内に仕事を終えること、職場の人たちとコミュニケーションを取ることなどは、実際に働いてみないと、自分にこなせそうかどうかわかりにくいもの。

そういった部分を学生たち自身に実感してもらうためにも、インターンシップは開催されます。

また、例えば現役社員の営業活動に同行する、といったインターンシップに参加すれば、社会人としてのマナーや言葉使いについても学ぶことも可能です。実務についてからも役立つ知識になるでしょう。

入社前の研修

企業によってはインターンシップを、将来的に新入社員として働くであろう学生の入社前研修として活用していることもあります。

セミナーや課題などを通して、その企業で求められるスキルや知識について学びます。

例えばソフトウェア開発会社のインターンシップで、簡単なシステムをプログラミングしてみる、デザイン会社のインターンシップで社内コンペに参加してみるなど。

このようなインターンの場合、参加の対象は、その企業から内定をもらっている大学4年生以上となっていることが多く見られます。

インターンシップに参加することのメリット

学業やアルバイト、サークル活動などで忙しい大学生活。
せっかく時間を割いてインターンシップに参加するのであれば、参加するメリットと目的をしっかりと持っておきたいものです。

インターンシップに参加することでどのようなメリットが得られるのか整理しましょう。

業界や企業、職種の理解が深まる

先述の通り、その企業や業界について深く知るきっかけになることは大きなメリットです。

インターンシップで得た情報は、自分にとってその業界・企業・職種が合っているかを判断する材料となるでしょう。

「この企業で働きたい」と強く感じることができれば、インターンシップに参加したことは大きな意味を持ちます。

反対に「自分には向いてなさそう」と感じたとしても、入社前にミスマッチを防げたと考えれば、これもまた儲け物です。

仕事へのモチベーションが上がる

実務を経験したり、どのような働き方をするのか理解したりすることで「絶対にこの仕事につきたい」「この企業であれば生き生きと働けるだろう」といったモチベーションアップに繋がります。

あなたが、働くとは何なのか、社会人とはどのようなものなのかについて曖昧なイメージしか持てていないのであれば、インターンシップは実際に自分が働く姿をイメージするよい機会になるでしょう。

エントリーシートや面接のヒントを掴める

インターンシップを通して経験したことを元に志望動機をより具体的にできることもメリットです。
「企業の◯◯という取組、プロジェクトに興味を持った」「インターンシップで話をした◯◯さんのような社会人になりたいと思った」など、実際の職業体験で感じたことは就職活動の軸を決める上でも役立ちます。

また、先輩社員と交流する機会があれば、エントリーシート作成や面接でのアドバイスを質問できることも大きな利点です。

実際の社風や社内の文化を聞き、どのような人物を求めているのか、それは自分にマッチしているのか、またそれをアピールするためにはどのようにすればよいかなど、今後の就活を有利に進めるヒントが見つかるでしょう。

インターン参加が選考で優遇されることも

インターンに参加して働いたことが、選考で有利に働くことがあります。

特に長期間のインターンシップであれば、仕事を通して適性などが認められればそのまま採用になる可能性も。

しかし、インターンへの参加がその後の本採用において必ずしも優遇されるというわけではないため注意が必要です。この点については後ほど詳しく解説します。

インターンシップに参加する時の注意点

参加することで様々なメリットがあるインターンシップ。
しかし、参加にあたりいくつかの注意点があることも知っておくべきでしょう。

どのようなてんに注意すればいいのか解説します。

参加しても確実に採用されるとは限らない

インターンシップに参加することで、実際の選考時点で優遇されることはありますが、確実に採用になるというわけではない点については理解しておきましょう。

インターンシップはあくまでもその業界、企業での働き方を職業体験の場であり、採用プロセスの一部ではありません。

その後の就職活動に活用する情報収集の機会として参加するべきでしょう。

お金が出ないインターンもある

インターンシップには給料が支払われない無給インターンと、働いた時間に応じて給料が支払われる有給インターンがあります。

「仕事をするのだから給料がもらえる」と考えているのであれば、まずその違いついて理解しておきましょう。

また、お金をもらうことがインターンの目的ではない点も意識しておくべきです。無給・有給インターンの特徴を以下で説明します。

無給インターン

セミナーやグループワークなどの1dayインターンや簡単な職業体験のみの数日間のインターンシップの場合、無給であるケースがほとんどです。

この場合、インターンシップに目的は「その企業・業界への理解を深めてもらうこと」「企業に興味を持ってもらうこと」であるため、労働の対価である「給与」は当然発生しません。

有給インターン

一ヶ月以上の長期インターンの場合、有給であることが多いです。

その理由として、長期インターンシップでは毎日、あるいは週数日間など定期的にオフィスに出勤し、他の社員と机を並べて実務を行うことが多いことがあります。

インターン生という立場ではあっても、戦力の一人として業務に携わることで、時給や日給などその労働に見合う給与が支払われます。

なお、就職活動を行う学生のみが対象となる無給インターンシップに対して、有給インターンシップはすでに内定を持っている大学4年生を含めた全大学生が対象となっていることが多いです。

長期インターンでは実務を行うことも

有給インターンシップの解説で述べたとおり、長期インターンでは実務を経験することも多く、その場合はたとえ学生であってもその会社の一員としての責任感と行動が求められます。

給与が発生するインターンシップでは、企業はあなたに「成果」を求めるでしょう。

ただの職業体験として「勉強しよう」と思って参加すると、うまくいかない場面があるかもしれません。

「有給インターンシップ」は魅力的ではありますが、その責任を果たすことが出来るのかについては参加前によく考えておいてください。

「インターンに参加しただけ」にしない

インターンは、参加して得た情報や経験を活用することに意味があります。
ただ参加して、「楽しかった」「理解が深まった」などと選考でのアピールポイントにするだけでは不十分です。

どのような期待を持って参加し、どのような結果を得られたのか、それを元に今後どのようにしていきたいのかなど、具体的なアクションに繋げられるようにしましょう。

そもそもインターンシップには参加した方がいい?

インターンシップにはメリットがたくさんありますが、実際のところ参加した方がよいのでしょうか。
まずは「インターンシップに参加しないと就職活動が不利になるのか」「とりあえず参加しておくべきなのか」といった疑問について解説していきます。

志望業界や企業が決まっているなら参加しよう

志望業界や企業、職種が明確に決まっているならば、該当するインターンに参加するのがおすすめです。

モチベーションアップに加え、知識が深まり、採用のための効果的な対策を練りやすくなります。

また、本当にその企業で働けるかどうか、具体的なイメージをもつきっかけにもなるため、スケジュールと見ながら出来るだけ参加するようにしましょう。

漠然とした理由で参加するのなら注意が必要

「周りの人が参加しているから自分も参加する」など、漠然とした理由でインターンに参加するなら注意が必要です。

目的がないとインターン自体が続かなかったり、参加し終わった後に何も残らない、ただ時間の浪費しただけという結果になる可能性もあります。

インターンシップは明確な目的を持って参加して初めて意味があるものです。

特に参加する理由が見つからない場合は学業や資格勉強など別の有意義なことに時間を使いましょう。

インターンシップに参加しなからといって就活で不利になるかというと、その限りではありません。

採用条件も確認しておこう

インターンシップは採用プロセスではないことが多いですが、外資系企業を中心とした一部の企業では、インターンシップの参加が採用において必須となっているケースがあります。

その企業や業界に興味がある、就職を希望しているのであれば、スケジュールを調整し参加するようにしましょう。

インターンシップに参加するならいつ頃?

インターンシップの開催時期は企業によって異なり、企業の選考スケジュールや参加する学生の長期休暇などを考慮して決定されます。

気になっていた企業のインターンシップの募集が気がついたら終わっていた、といったことにならないよう、前もってチェックしておくと良いでしょう。

8月と2月が多い

全体的な傾向として、1日や数日といった短期のインターンシップは、学生の夏休みと春休みに合わせて開催されることが多いです。授業などを兼ね合いがしやすくなるよう配慮されています。具体的な月で言うと、8月と2月が中心です。

参加の応募はその1〜2ヶ月ほど前までに行われ、企業のHPから募集する、マイナビなどの就職サイトを経由した応募するなどの方法があります。

インターンシップまでの準備

最後にインターンシップに参加するための具体的な手順について確認します。
服装や持ち物については企業によって異なることがあるため、募集要項をよく読み、不明点は企業の担当者に問い合わせるなどすると安心です。

参加したいインターンシップを探して応募する

まずは参加したいインターンシップを探します。気になっている企業がすでにある場合はその企業のHPを見てみるとよいでしょう。

もしまだどのインターンシップに参加するか決まっていない場合は、就職サイトのインターンシップ検索を活用して業界や職種、インターンシップの内容などから探してみるのもおすすめです。

気になる企業に応募するのはもちろん、あまり興味のない職種やよく知らない業界のインターンシップに参加してみてはいかがでしょうか。

一度就職すると、他の企業に職業体験に行くような機会はなかなかありません。就業前のチャンスは存分に活用しましょう。

持ち物・服装を用意する

インターンシップへの参加が決まったら、必要な持ち物や服装を確認し準備しましょう。

服装についてはスーツであることが多いですが、企業の雰囲気によってはオフィスカジュアルでもよいことがあります。

どのような服装で行くべきか迷った場合は担当者に問い合わせてみるか、スーツを着ていくと無難でしょう。

その他参加の条件なども確認

当日の集合時間や場所、作業内容や期間など、その他の条件も詳しく確認しましょう。

特に集合場所は初めて行く場所の場合迷ってしまうこともあるため、当日は時間の余裕を持って行動するべきです。

地方から泊まりでインターンシップに参加する場合は、ホテルなどの宿泊場所も早めに確保しておきましょう。

企業によって交通費であれば支給されるケースがあるため、細かい条件についても念入りに確認しておくことが大切です。

インターンの後も視野を狭めない

インターンシップを受けた後に、その企業の選考しか受けないと考える就活生も一部いますが、その考えはもったいないです。

多くの大企業がインターンシップを開催していますが、ベンチャー企業や中小企業など、インターンを開催していない企業も多くあり、その中にはあなたの希望にマッチする企業があるかもしれません。

インターンシップに参加後も、視野を狭めすぎず、気になる企業や業界があれば調査して採用試験を受ける心構えが大切です。

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この記事を書いた人

石田ゆり
元システムエンジニア・コンサルタント。ERPパッケージソフトウェア会社にて設計から開発、品質保証、導入、保守までシステム開発の一通りの業務を経験し、その面白さと大変さを学ぶ。働く人々を支援するバックオフィス系システム・業務効率化ツール等に特に興味あり。趣味は旅行、ヨガ、読書など。

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