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ノンバーバルコミュニケーションによって得られる効果と円滑化のコツ

更新: 2020.01.27

前半の記事「ノンバーバルコミュニケーションとは?意味やメリット・デメリット、具体例を解説」でノンバーバルコミュニケーションとは何か、具体的な方法を解説しました。その続きの記事となります。

実際にノンバーバルコミュニケーションを行うことでどんな効果が得られるのか、コミュニケーションを円滑にするコツについても解説します。

ノンバーバルコミュニケーションを通してできること

声や表情、動作などのノンバーバルコミュニケーションを意識してみましょう。

日々の生活やビジネスシーンでより他者とのコミュニケーションを円滑に取ることが出来るようになります。

ノンバーバルコミュニケーションによる効果を整理します。

コミュニケーションの円滑化

ノンバーバルコミュニケーションとは、自分自身の声や表情に気をつかうと同時に、相手の表情や声、動作などから気持ちを汲み取ろうとすることも指します。

声がいつもより低い、表情が穏やか、足取りが軽そう、といった相手の変化に気づくことで、言葉には表現されない気持ちを読み取ることが出来ます。

その気持ちを踏まえて「元気?」や「何かあった?」といった言葉をかけたり、ビジネスシーンにおいては「何か質問はありませんか」といったように相手を気遣うことが出来れば、相手との距離をより縮めることが出来るでしょう。

同僚や取引相手にいい印象を与える

相手があなたに対して持つ印象はノンバーバル(非言語)情報に強く影響されます。

言い換えると、相手にある特定の印象を与えたい場合にはそのような振る舞いをすればいいということになります。例えば、

・穏やかな印象を与えたい場合には少し口角を上げる
・クールな印象を与えたい場合には寒色のネクタイやシャツを着る
・誠実な印象を与えたい場合には相手の目を見て話す

といったように、振る舞いを少し変えるだけでまた異なる印象を与えることで出来るでしょう。

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あまり意識しすぎないのもコツ

ノンバーバルコミュニケーションを意識することで、意図的に相手が自分に対して持つ印象を操作したり、言葉では表されない感情を表現することが出来ます。

その一方で、そればかりに気を使ってしまうと、逆にコミュニケーションが上手くいかない可能性も。

例えば、元気がなさそうにしている友人や同僚が笑顔を作って「元気」「大丈夫」と言っている場合、それは何か触れられたくない事情があるのかもしれません。

そのような場合には、あえてノンバーバルな情報に対して鈍感になり、相手の「元気」という言葉を信じてあげる方が、相手のためになることもあります。

さいごに

ノンバーバルコミュニケーションを意識することで日々の生活やビジネスシーンでより円滑なコミュニケーションを取ることが可能になります。

その一方で、いくら声や表情が言葉以上の感情を表現するとは言え、本当の気持ちや感情は他者からは決して分かりません。

表情や声だけでなく、相手の言葉も聞き、その場面に応じたコミュニケーションを取ることを心がけましょう。

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この記事を書いた人

石田ゆり
元システムエンジニア・コンサルタント。ERPパッケージソフトウェア会社にて設計から開発、品質保証、導入、保守までシステム開発の一通りの業務を経験し、その面白さと大変さを学ぶ。働く人々を支援するバックオフィス系システム・業務効率化ツール等に特に興味あり。趣味は旅行、ヨガ、読書など。

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