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今日から始めよう!会社で「仕事が出来る人」と呼ばれるための第一歩

更新: 2019.06.18

あなたは「仕事が出来る人」と思われたいですか。そう思われるために、今のあなたに足りないものは何でしょうか。

この記事では、「仕事が出来る人」に共通する8つの習慣を解説。

あなたも今日から実践できるものが見つかるはずです。

仕事が出来る人とは「成果を出す人」

仕事が出来る人を一言で表すならば、「成果を出す人」です。

職種別に見ると、以下のような人が当てはまります。

・システムエンジニア(SE):納期までにクライアントが望むシステムを確実に開発できる人
・営業:取引先をたくさん獲得して売り上げを立てる人
・経理:社内の会計を計算ミスなく行える人

このように、職種によって「成果を出す人」の意味合いは異なります。しかしいずれも、「業務において評価されるべき(あるいは数値化できる)結果を残した人」であることは共通しています。

同僚から認められて初めて「仕事が出来る人」

「仕事が出来る人」に明確な基準はありません。言い換えると、あなたも自分で「仕事が出来る」と思い込めばなれるもの。しかし客観的に考えても「仕事が出来る人」になれたかと言うと、そうとは限りません。

つまり、あなたと一緒に働く、上司や部下を含めた同僚たちから認められて初めて「仕事が出来る人」になれます。

あなたの働き方に対する周囲からの評価を上げることが、「仕事が出来る人」への道なのです。

ここで注意してほしいのが、周囲からの評価を気にするあまり、「上司に媚びを売る」「部下にご飯をおごる」などの形にならないようにすること。そうではなく、仕事の成果で評価される人になれるよう努力しましょう。

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仕事が出来る人に共通する8つのこと

では、仕事が出来る人とは具体的にどのような人なのでしょうか。

ここでは仕事が出来る人に共通する8つのことを解説します。

数字の成果にこだわる

仕事が出来る人とは、周囲から明確に評価されている人のことです。つまり「目に見える成果=数字の成果」にこだわっている人と言えます。

仕事が出来る人は、物事の目標を具体的な数字で設定します。そしてその目標を達成するまでの期間や、目標達成に必要なタスクにかかる時間も把握しています。

つまり一つ一つのアクションを数値化して捉える癖がついているため、結果的に総合的な成果も数字として現れるのです。

スケジュール管理がうまい

仕事が出来る人は、仕事を効率的に行えるようなスケジュール管理ができます。その結果、作業に対して無駄な動きが少なく、不要な残業をしません。

また仕事に穴を開けないように、体調管理も怠りません。

意識的に余白の時間もスケジュールに組み込んでいるため、トラブルが生じた際のリカバリーにも対応できます。

レスポンスが早い

とにかくレスポンスが早いのが、仕事が出来る人の特徴です。

すぐには答えが出ないことであっても、「スケジュールを再度確認して○日までに返信します」といった連絡をスピーディーに行います。

相手の「待つ」ストレスを軽減できるため、気持ちよく仕事ができるビジネスマンとして評価されるのです。

上司や同僚とのコミュニケーションを欠かさない

仕事が出来る人は、日頃のコミュニケーションも欠かしません。上司や同僚と分け隔てなく接することができ、お互いに協力できる良好な関係を築いています。

信頼関係ができていると、自分だけでは終えられない仕事を分担してこなせられます。

部下への指導も積極的に行います。人に何かを指導することは、自身のスキルアップにつながるケースも多いでしょう。

またその部下が育てば、自分の仕事を手伝ってくれる存在になり、さらなる業務効率化にもつながります。

集中力が高く作業スピードが早い

時間に対して非常にシビアなのも、仕事が出来る人の特徴。

「この仕事にはどのくらいの時間を充ててもいいのか」を考え、まず時間を決めてから作業に取り掛かります。そのため集中力が高く、作業スピードが早いのです。

またこのような作業スピードを上げるため、常に業務の効率化にも取り組んでいます。

ミスがないよう見直しを必ず行う

仕事が出来る人は、スピーディーさだけでなく、正確性にもこだわります。ですからミスがないように、必ず見直しを行います。

スケジュール管理する際も、このような見直しの時間を考慮した計画を立てます。

失敗しても原因と対策をすぐに考えられる

仕事をしていれば、誰でも必ず失敗します。

しかし仕事が出来る人の場合、それを引きずっていつまでも悩むことはありません。すぐに気持ちを切り替え、何が失敗の原因で、どうすれば改善できるのかを考えられます。

つまり仕事が出来る人は、前向きさや精神面の強さも兼ね備えています。

経験や知識を出し惜しみせずに提供できる

仕事が出来ない人は、自分の成果のみを優先します。ですから成果を上げるためのナレッジの共有も、渋る傾向にあります。

一方で仕事が出来る人は、経験や知識を出し惜しみせずに共有できます。その結果同僚からも「困った時に頼りになる」と信頼されます。

結果としてチームの生産性が上がり、マネジメント面においても評価されやすいのです。

仕事が出来る人になるための第一歩

ここまで解説した「8つのこと」を見てわかるように、「仕事が出来る人」になるのは容易ではありません。

相当の努力と時間が必要です。

まずは、あなたが普段の仕事の中で改善できそうなことから実践してください。数ヶ月、あるいは1年以上かけて、周囲の人からの評価を変えていきましょう。

目標にする人を決めよう

ロールモデルとなる人を決めて参考にすると、仕事が出来る人のスケジュール管理や、業務効率化の方法を学べます。

目標とする人が比較的近い立場の人であるならば、普段の仕事ぶりを観察したり、直接仕事術を聞いたりするのもいいでしょう。

あるいは企業の経営者などを目標にするのも一つの手です。経営者に関する書籍では、生き方や会社の経営方法などがまとめられています。読めば、仕事が出来る人の考え方をインプットするのに役立つでしょう。

以下の記事では国内外の企業や経営者に関する書籍を紹介しています。合わせて参考にしてください。

【社長になるには必読】起業を考えている人が読むべき本14選

1日のタスクを洗い出そう

仕事を始める際は、まずその日1日でやるべきタスクをリストアップし、優先順位も決めましょう。

このようにリストアップすると、「今日は何から始めるべきか」「今日中に必ず終わらせるべきタスクは何か」が見えてきます。それらをこなしていくことで、作業のゴールが見えます。

この作業を毎日行えば、期限までに仕事が終わらせられるようになり、周囲からの評価も上がるでしょう。

作業効率を意識しよう

タスクを洗い出した後は、どのような手順・方法でやれば効率よく終えられるかを考えましょう。

その中で、「時間のかかりそうなタスクを先に行う」「簡単なタスクを時間をかけずに行う」など、自分のやりやすい方法を見つけるのが大切です。

これらの方法は、初めはうまくいかないことも多いでしょう。しかし手法を変えていろいろ試してみて、自分なりの作業効率アップ術を見つけてください。

数字で表せる目標を達成しよう

前述したように、仕事が出来る人は具体的な目標を設定し、達成しています。

ありがちな目標設定に、「昨年よりも売り上げを伸ばす」「今よりももっと受注件数を増やす」と言ったものがあります。しかしこれでは「昨年(現在)と比較してどのくらい売り上げ(受注件数)を伸ばすのか」「いつまでにその目標を達成するのか」が漠然としています。

その結果ゴールまでに踏むべきステップや中間目標が見えにくく、計画倒れになる可能性も高まるでしょう。

一方で仕事ができる人は、目標を数値化し、明確に設定しています。

このような目標設定におすすめしたいのが「SMARTの法則」です。SMARTとは、以下の5つの言葉の頭文字をとったものです。

・Specific(明確な)
・Measurable(測定可能な)
・Achievable(達成可能な)
・Relevant (関連性がある)
・Time-bound (期限のある)

この法則にしたがって目標を具体的な数字で表すと、今やるべきタスクも見えてきます。また定期的に目標を見直すことで、着実にゴールに向かって歩めるようになります。

SMARTの法則については、以下の記事でより詳しく解説しています合わせて参考にしてください。

適切な目標設定のコツ5つ!役立つ法則や具体的な改善例も紹介

仕事が終わったら最終確認をしよう

納期を守ることは大切です。しかし最終確認を怠ると、後々の修正対応に手間がかかり、結局当初のスケジュールよりも遅れを取ってしまうことも。

納品前は再度ミスがないか、チェックする癖をつけましょう。

作業が終わったそのままの勢いで最終チェックまで進めてしまうと、ミスを見つけにくい傾向があります。時間にある程度余裕があれば、少し間をおいてから最終確認するのがおすすめ。

一旦寝かせることで、より客観的にミスを発見できるでしょう。

自分からコミュニケーションを取ろう

会社のメンバーとは、積極的にコミュニケーションを取りましょう。これは自分が仕事をしやすい環境を築くのに役立ちます。

例えば朝笑顔で挨拶したり、「お疲れ様です」「お先に失礼します」といった言葉を添えるのも、大切なコミュニケーションです。

相手が困っていそうであれば、「何か手伝うことはありますか?」と尋ねてみるのもいいでしょう。逆に自分が困っていることがあれば相談し、指示を仰ぐのも大切です。

わからないことはどんどん質問しよう

業務上わからないことはそのままにせず、恥ずかしがらずにどんどん質問しましょう。

とくに入社して間もないころは、「先輩の業務の邪魔になるかも」と感じて質問できず、自分で作業を進めてしまうケースがあります。

しかしその結果クライアントが求めるものができなければ、修正作業に追われ、結局手間や時間がかかることになります。

そうではなく、不明点はその場で解決し、指示を正確に把握できるようにしましょう。

そうやって質問して知識を増やしていき、今度は自分が教えられる側に立てば問題ありません。

より高い評価を得るために身につけたい4つのスキル

さらに仕事が出来る人に近づきたいのであれば、以下のような4つのスキルを身につけていきましょう。

ロジカルシンキング(論理的思考)

ロジカルシンキングとは、物事を順序立てて、因果関係等を整理しながら捉える思考法です。この思考法が習慣化すると、仕事上での課題や問題を解決する道筋を、スピーディーに見出せるようになります。

また物事を説明する際も、ロジカルシンキングを用いると根拠を元にした解説ができます。

プレゼンや商談の場など、説得力が求められるシーンでも活かせられるスキルです。

マネジメントスキル

マネジメントスキルとは、管理したり、運営したりする能力のこと。チームや組織運営でメンバーに仕事を割り振り、効率的に業務を遂行させる際に必要になるスキルです。

チームをマネジメントする際は、チームメンバーと正確なコミュニケーションを図ったり、スケジュール・時間管理を徹底したり、優先順位を考えて行動したりすることが大切です。

マネジメントに関する知識は書籍でも得られますが、実際に現場に出ないと力はつきません。立場上、実践の場がなかなかない人も多いでしょう。

そのような場合は、まずはセルフマネジメント(時間・タスク・スケジュール管理)を徹底することから始めましょう。

ハイレベルな専門スキル

あなたの仕事に必要な専門スキルを、より高いレベルにまで引き上げると仕事の効率が上がります。例えばシステムエンジニアであれば、トレンドを常に把握し、新しいプログラミング言語を学ぶのも一つの手でしょう。

ハイレベルな専門スキルを習得すると、仕事を頼まれることが増えて評価が上がるため、他のやりたい仕事を任せてもらえる機会も増えます。

以下の記事では、未経験でも身につけられるスキルを紹介しています。合わせて参考にしてください。

転職して年収アップするために!未経験からでも身につけられるスキルを紹介

コーチングスキル

コーチングスキルとは、相手の現在の状況と目標とする状態を明確にし、そのギャップを埋めるために働きかけるスキルです。あなたに部下ができて、その部下を指導する立場となった際、重要となるスキルでしょう。

コーチングスキルでは、まず相手を理解することが大切です。部下の気持ちを汲み取り、自分がやってきたことを授けるのです。

いいことも悪いことも、より多くの経験を積んできた人こそ、コーチングに向いています。

さいごに

仕事ができる人も、初めから仕事ができたわけではありません。

今回紹介したような習慣を徹底し、周囲から評価される人になったのです。

今日から実践できる方法から始めれば、あなたも段々と周囲から信頼される「仕事が出来る人」になれます。

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