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仕事のミスでクビになる?覚悟が必要なケースと失敗をリカバーするポイントを解説

更新: 2023.08.25

「会社に入社してからミスが耐えない…」
「大きなミスをしてクビになってしまったらどうしよう」
「できるだけミスをしないようにする方法はないのだろうか」

などと考えていませんか?ミスをしてしまうと気持ちも落ち着かなくなってしまい、仕事に支障が出てしまう可能性もあります。

また、クビを告げられたらどうしようかとヒヤヒヤしてしまう人もいるでしょう。

そのような悩みを抱えている人に向けて、本記事では、「仕事でミスをしてしまうとクビになってしまうのかどうか」について詳しく解説します。

加えて、クビを覚悟しなければいけない場合や、ミスをリカバーするポイントなども紹介。

ミスをして「クビになってしまうかもしれない…」と悩んでいる人は、ぜひ参考にして下さい。

仕事でミスをしても簡単にはクビにならない

仕事でミスが続くと、「クビになるかも…」と不安に感じたことがある人は多いでしょう。

また、謝って済むレベルではない大きなミスをしてしまい、精神的に追い込まれている人もいるのではないでしょうか。

しかし、実際にはそんな簡単にクビになることはないので安心してください。

ではなぜ、クビにならないのでしょうか。その理由について以下で詳しく解説します。

会社にとっても法律違反のリスクがある

労働契約法第16条で「社会通念上相当」であると認められない限りは、会社が権利を濫用しているとみなされて無効になる、といった法律があります。

これは、「ミスが多い」「遅刻が多い」「営業成績が悪い」などの理由があったとしても、会社にも落ち度があるせいだとも考えられるので、不当な解雇はできませんといったもの。

能力が足りていない社員への教育が足りてないと判断される可能性もあり、クビにしたことで下手すると損害賠償を請求されるケースもあるのです。

すなわち、会社にとっても法律違反のリスクがあるので、簡単にクビにはできないようになっています。

また、ミスをしてクビになる場合は、以下の2つのパターンです。どちらも解雇のハードルは高くなっています。

参照:労働契約法第16条

普通解雇

普通解雇は、「従業員の総力不足や会社の経営難などを理由とした解雇」を指します。

・能力不足や成績不良
・病気やケガによる就業不能
・経営難によっての人員整理
・協調性の欠如

などが、普通解雇となってしまう場合です。

企業によって、就業規則がありますが、その規則上で普通解雇に該当する場合を規定していることが多いでしょう。

その場合は、いずれかに該当するかという観点で判断することとなります。

懲戒解雇

懲戒解雇は、「従業員が企業秩序を乱す行為を行なったことを理由にした解雇」を指します。

・横領や業務に関する不正行為
・長期の無断欠勤
・セクハラやパワハラ
・重要な業務命令の拒否

などが、懲戒解雇となってしまう場合です。

普通解雇よりも相当悪質な行為を行なった際に懲戒解雇となります。普通解雇は従業員のみの責任なのか、判断が難しいです。

ただし、懲戒解雇の理由に該当する場合は、クビになる可能性は高いでしょう。

明日からいきなり仕事を失うこともまずない

ミスを報告した結果、「明日からもう来なくていいぞ」と告げられたらどうしようと不安になったことはないでしょうか。

結論から言えば、正社員がいきなり仕事を失うことはまずありません。それは労働基準法第一章第20条により、以下の2点が法律として決まっているからです。

・労働者を解雇する場合は30日前にその予告をしていなければならない。
・30日前に予告をせず即クビにすると、30日分以上の平均賃金を支払わなければならない

このような決まりがあることで、いきなりクビになることは考えづらいです。また、クビになったとしても30日以上分の給与が出ることも覚えておくと安心でしょう。

参照:労働基準法第一章第20条

それでもクビになる場合もあるので注意

会社は上記の理由で、簡単にはクビにできません。しかし、それでもクビになってしまう場合はあるのです。

以下では、どういった時にクビになってしまうのか解説していきます。

  • わざと会社に損害を与える行為をした場合
  • 普通解雇・懲戒解雇に相当すると判断された場合
  • 犯罪は許されない
  • 会社が経営不振に陥った場合

わざと会社に損害を与える行為をした場合

わざと会社に損害を与えた場合はクビになってしまいます。

・嫌いな上司が抱えている案件のデータを、困らせようと削除して損失を出した
・同僚のライバルに負けたくないのでプレゼン資料を破棄した

など、このような会社に損害を与える行為を故意に行なったと判断された場合はクビとなってしまいます。

もしも、故意にしたわけではないのであれば、弁明の機会を設けるのは必須となっているので、その際にしっかりと伝えるようにしましょう。

普通解雇・懲戒解雇に相当すると判断された場合

上述したとおり普通解雇・懲戒解雇が認められるハードルは高いです。ですが、そのハードルを超えるような大きなミスであれば、クビになる可能性が上がります。

「どうせクビにならない」と安易に考えていると痛い目にあうので、注意して下さい。

もしも大きなミスをしてしまったのであれば、誠心誠意反省し、今後頑張っていくという姿勢を見せましょう。

降格や減給になってしまう可能性はありますが、クビを免れる場合もあります。大切なのはミスをしてしまった後のケアなのです。

犯罪は許されない

本人は犯罪だと認識していなくても犯罪は犯罪です。こういった場合はクビになってしまいます。犯罪行為は社会的に許されず、企業としても見逃せません。

横領行為や架空取引で利益を得たりしていたのが見つかってしまった場合など、知っていながらの犯罪行為は問答無用です。

また、業務とは関わりのない私生活での重大な犯罪行為であっても、会社の名誉を著しく貶める犯罪行為があった場合もクビとなってしまいます。

会社が経営不振に陥った場合

会社の経営不振による、事業縮小や倒産でクビとなってしまう場合もあります。

俗に言うリストラですが、この場合は労働者側の問題ではなく会社側の問題なので、どうしようもないでしょう。

ただし、こういった場合には労働契約法・基準法が適用されるので、「明日から急に仕事が無くなって給料が入らない」といったことはまずないので安心して下さい。

クビになると感じた経験がある社会人は46%

出典元:マイナビニュース

マイナビニュースのアンケートによると、クビを覚悟したことがある人は46%。

約半数近くの人が、クビを覚悟したことがあるという結果となっています。

以下に、「クビになるかもしれない」と思った瞬間の出来事をピックアップしました。

・飲みの場で上司と揉めた
・大きな損失を与えた
・書類をなくした
・取引先との約束を忘れた
・遅刻を何度もした

このような状況に陥ると誰しも焦ってしまうでしょう。それでも、なかなかクビになることはないと改めて知ると、安心する部分もあります。

それでも、普段から勤勉な態度で働き、ミスをしてしまった時でも許してもらえるくらいの信用は得ておきたいところです。

仕事のミスをリカバーするためのポイント

誰もができれば、仕事でミスはしたくないものです。

ここではそのような、ミスをリカバーするためのポイントを解説します。

  • 仕事のミスを隠すのは絶対にNG
  • 信頼を取り戻すことが第一

仕事のミスを隠すのは絶対にNG

仕事のミスを隠すのは、悪い影響しか及ばさないので絶対にNGです。

仕事でのミスは誰でもしてしまうもの。上司に怒られるかもしれないからといって隠しておくと、大変な事態を招きかねません。

早めに対処していれば大した損害もなく済んだことを、隠していたことで問題が膨れ上がり、大きな損害を招くこともあります。

場合によっては、そこから損害賠償を求められる可能性もあるでしょう。

また、「いつバレるかわからない」といった気持ちで働いていては精神衛生上もよくありません。

ミスを隠すのは悪影響しか及ぼさないので、すぐに報告することが一番の解決策なのです。

信頼を取り戻すことが第一

実際にミスをしてしまったのであれば、まずは信頼を取り戻すことが第一です。

ミスをしてしまうと、そんなつもりでは無かったと弁明してしまいがちですが、失敗は失敗です。結果を受け入れなければいけません。

まずは、誠心誠意謝罪をして、原因をはっきりさせたうえで改善案を提案しましょう。ミスを引きずらないで前向きに仕事に取り組む姿勢を見せることが効果的です。

失敗は取り返しがつくので、信頼を取り戻せるように努めましょう。

仕事のミスを減らす方法

ミスをした前提での場合を説明してきましたが、そもそもミスをしないに越したことはありません。

ここでは、ミスを減らす方法について解説していきます。

  • 整理整頓の習慣をつける
  • オペレーションを見直す
  • ツールを活用する
  • 確認の時間も作業に含める

整理整頓の習慣をつける

整理整頓の習慣ができていないと、ミスは生じやすいので片付ける習慣をつけましょう。

デスク周りが散らかっていることで注意散漫になってしまったり、必要な資料を紛失してしまったりが起こってしまいます。

まずは身の回りの整理整頓からはじめましょう。

オペレーションを見直す

マニュアルに沿った仕事のオペレーションが、そもそもミスの生まれやすいものとなっている可能性があります。

その場合は、ミスをした経験を踏まえて、改善案を出しましょう。まずはどこでミスがよく起こっているのかをしっかりと把握することが大事です。

うまくいけばミスのリカバーができます。さらに、社内評価の向上も期待できるでしょう。

ツールを活用する

ツールを活用することでミスは減るので、タスク管理ツールやスケジュール管理ツールを使いましょう。

タスクやスケジュールの管理をツールに任せることで、自分は作業に集中できます。

ただし、使いづらいものだと、そもそもタスクなどの入力を忘れる可能性もあるので注意してください。

いくつか自分で使って試してみることでベストなツールが見つけられるので、とりあえず使ってみることが大事です。

また、手書きのメモと併用するのも効果的なので、ぜひ試してみましょう。

確認の時間も作業に含める

期限ギリギリまで作業してしまうと、確認が不十分になってしまうので、時間に余裕を持つようにしましょう。

ギリギリ仕事が終わったとしても、間違いや修正をしなくてはいけないポイントが多々見つかれば、はじめからやり直しをしなければいけない場合もあります。

そして、重大なミスにつながる可能性がある部分は、必ず最終確認を行って下さい。その時間も作業に含めるようにしましょう。

また、ケアレスミスは意外と自分では気付かないもの。もしも、不安がある場合には、上司や同僚にチェックしてもらうのも効果的です。

それでも居場所がないなら転職を考える

ミスを取り返す努力をして、なおかつミスをなくす工夫をしても、やはり会社に居づらいといった場合もあるでしょう。

そのような場合は、思い切って転職するという選択肢もあります。

あなたがそのミスのせいで力を発揮できず、会社もそれをよしとするのであれば、つらい思いをして働き続ける必要はありません。

環境を変え、過去に犯したミスを糧にして、あなたにあったよい働き場所を見つけることで悩みも解消するでしょう。

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この記事を書いた人

山岸
お笑い芸人兼作家として主にネタを書いたり脚本を書いたりしていました。 その後、ITベンチャー企業でWebメディアのコンテンツ作りやマーケティング、記事の執筆・校正などを経験し現在に至る。 好きなものは美味しいお酒と邦楽ロックです。

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