趣味でやっているスポーツや料理、ダンスがマンネリ化している…このままだとやめてしまいそう…
現在のあなたはこのように考えていませんか。
趣味を挫折しそうになった時は、今より少しスキルアップすることを意識してください。より楽しめて長続きできる可能性があります。
この記事では、趣味をより楽しみ、継続させるための上達方法やレベルアップのコツを解説します。
この記事もオススメ
この記事の目次
趣味を続けるには「上達」が大切
仕事終わりや週末に趣味のフットサルやテニス、料理、カメラや絵画などを楽しむことは、ストレス発散や仕事へのモチベーションになる大切な時間です。
一方で、始めた頃は楽しくやっていたが続けていくうちにだんだんと飽きてきて、結局やめてしまった、という方もいらっしゃることでしょう。
せっかく見つけた趣味。始めるのもやめるのも本人が自由に決められます。しかし、もしその趣味のために専用の道具・機材やウェアを購入しているのであれば、その費用を無駄にしないためにもできるだけ長続きさせたいものです。
趣味を趣味として継続させるためには、「上達していくこと」が重要ポイントとなります。具体的な理由を解説していきます。
上達を実感するとやる気が出てくる
上達することや誰かから認めてもらうことは、達成感を生み出し「もっと頑張ろう」「またやりたい」というやる気に繋がります。また、趣味と言えど、せっかくお金や時間をかけるのであれば、「上手になりたい」「上達させたい」と思うことは自然なことです。
例えばスポーツであれば、試合に勝ったり難しい技に挑戦してできることを増やしていく、料理やカメラなどであれば、他人から「上手だね」と褒めてもらうことは、その趣味を続けるモチベーションになります。
この記事もオススメ
始めたばかりの趣味ほど上達は簡単
「三日坊主」という言葉があります。これは「あきっぽくて、物事が長続きしないこと」を意味する言葉です。せっかく始めた趣味にもかかわらず、「三日坊主」の言葉通り3日も保たずに挫折してしまった経験はないでしょうか。
このような経験があると、新しく趣味を始めることに対しても「どうせすぐにやめてしまう」と後ろ向きになってしまいがちです。
しかし、実際のところ始めたばかりの趣味ほど上達が簡単で、モチベーションも上げやすいのです。
例えば、野球を例に考えてみましょう。2人でボールを投げ合う「キャッチボール」は野球の基礎練習です。野球を長い期間やってきた人たちからすれば、キャッチボールはできて当たり前のことでしょう。しかし、野球を全くしたことがない人からすれば、簡単なキャッチボールでもできるようになれば「上達」なのです。
始めたばかりのうちは、簡単なスキルアップでも上達になります。初心者ほど上達を実感できるポイントが多いのです。後ほど解説しますが、あまり高い目標を立てず、簡単なことからこなして上達していくことで三日坊主を避けることができます。
趣味を上達させる6つのコツ
では、現在あなたが取り組んでいる趣味を上達させるにはどうすればいいのでしょうか。
実際、上達に必要はポイントは趣味によって大きく異なります。特に技術面のコツに関しては、どの趣味も一様に当てはまるわけではありません。例えば「水泳」と「川柳」では、同じ趣味でも必要な技術は全く別物です。
ここで解説する「上達のコツ」とは、趣味に取り組む上での「心がけ・姿勢」のようなものです。あなたが自分の趣味に対してどのような姿勢で挑んでいるのかを見直すヒントとしてください。
- 目標を設定する
- 不足している点をリストアップして改善する
- 試合やコンテストに参加する
- 仲間・ライバルを見つける
- 良質な道具をそろえる
- 上級者に習う
目標を設定する
最近趣味をやっていてもあまり楽しくないと感じている方は、一度その趣味を続けてどうなりたいか、何ができるようになりたいか、といった目標を決めてみましょう。
例えば、
- ◯◯という技を習得したい
- 家族や友人に披露したい
- 仕事で活かしたい
- 大会や資格試験に挑戦したい
- 仲間を増やしたい
といったように、「どのようなレベルになったらより楽しめるか」をイメージしてみてください。「◯◯ができている自分はかっこいい」といったようになりたい姿をイメージする方法もおすすめです。
特に、スタートしてから時間の経っている趣味ほど目標の見直しが欠かせません。
具体的に例を挙げると、「運動不足解消のため」に始めたスポーツだったはずが、スキルアップとともにモチベーションを感じるポイントが変わり「試合で勝つこと」に変わっているなどです。
開始当初と現在とで趣味をやっている目的が変わっている場合は、目標の再設定を行うべきです。それによってモチベーションの回復、さらなる上達へとつながるでしょう。
この記事もオススメ
いきなり高い目標は設定しない
目標設定することでやる気を高めることができますが、いきなり高い目標を設定することはかえって逆効果になってしまう可能性があります。
高すぎる目標設定は、その理想と現実のギャップからモチベーションが下がってしまう可能性があるほか、スポーツなどの場合はいきなり難易度の高いことに挑戦して怪我をする危険性もあります。結果、趣味をやりたくてもできない状態になってしまうことも考えられるでしょう。
どのような分野であっても、上級者と呼ばれる人の多くは長い年月をかけてそのレベルに達しています。
彼らのレベルを最終的に目指すにしてもいきなりそれを目指すことはおすすめしません。そこまでのステップを細かく設定し、ステップごとに上達するように考えましょう。
始めたばかりのうちは、ハードルを低めに設定してみてください。長い期間をかけて楽しみながら趣味を上達させていきましょう。
不足している点をリストアップして改善する
最近趣味へのやる気がなくなってきた、と感じている方は、なぜそのように感じるのか、不満点や不足していることや改善すべき点をリストアップするという方法もあります。
例えばテニスで強いサーブが打てないという改善点が見つかったとすれば、それを克服するための練習メニューを考え、実践しましょう。
「趣味にそこまで真剣にやるのは・・・」と気が乗らない方もいらっしゃるかもしれません。しかしどのようなことであれ上達を目指すのであれば「不足点洗い出す→改善策を考える→実践する」という行動は必要です。
その結果、問題点が改善して上達できればやる気につながることでしょう。
試合やコンテストに参加する
試合やコンテストに参加して、自分の実力を試してみるのは非常におすすめの方法です。ただ練習をするだけでは、上達を感じにくいものです。試合やコンテストだと勝敗・順位といった結果であなたの力量がわかります。
もしそこで良い結果を得ることができれば、それはさらに頑張る気持ちにつながります。たとえ満足する結果が得られなかったとしても、自分の不足している点や身に付けるべき技術を知るよい機会になるでしょう。
まだ試合やコンテストに参加するほど実力に自信がない、という方はその様子を見学してみるだけでもよい刺激になるはずです。
仲間・ライバルを見つける
一緒に切磋琢磨する仲間やライバルを見つけることも大切です。お互いに励ましあい、競争しあうことで上達につながります。
例えばスポーツであれば遊び感覚でやっているチームから試合で勝つことを目標として本気でやっているチームまで、さまざまなレベル・本気度のチームがあります。
もしあなた今どこかのチームに所属していて、そのチームの雰囲気とあなたの本気度が異なっているのであれば、思い切って他のチームを探してみることも有効です。
また、カメラや絵画、料理など一人でも楽しめる趣味の場合には、外部のセミナーやカルチャースクールに参加して仲間を見つけたり、SNSなどで共通の趣味を持つ人を探してみると良いでしょう。
良質な道具をそろえる
「弘法は筆を選ばず」ということわざがあります。「弘法大師のように書に優れた人物ならば、筆(道具)の良し悪しにかかわらず実力を出せる」という意味のことわざです。
このことわざの通り、道具にこだわらず自分の実力が引き出せ、上達できるのが理想的ではあります。しかし、それは弘法大師のような上級者やプロの話です。趣味として楽しむ初心者〜中級者ほど道具にこだわるべきでしょう。できる限り質の良い道具を揃えてみてください。
質の高い道具ほど使いやすく、機能が充実しています。使いこなせない程のハイスペックなものを選んでしまわないように注意が必要ですが、特に初心者は道具の力に頼ることも方法の一つです。
例えば、絵やイラストを描く場合には性能のよい画材やペンタブがあれば書きやすく、また写真であれば、性能のよいカメラを使えばぶれたりせずにきれいに撮れるでしょう。
その他、ランニングが趣味であれば新しいウェアやシューズなど、自分のモチベーションを高める方法を考えてみましょう。
上級者に習う
自分一人での上達に限界を感じている場合は、上級者に習うこともおすすめです。
スポーツジムなどで開催されているスクールやカルチャースクールなど学習の機会はたくさんあります。身近に教えてもらえるような機会がない場合は、本やYouTubeなどの動画で学習する手段もあります。
スクールではあなたと同じ趣味を持った人達が集まることになるため、そこで一緒に楽しめる仲間を見つけることもできるでしょう。
以下の記事では趣味を上達させられる社会人スクールを紹介しています。あわせてご覧ください。
この記事もオススメ
趣味が上達した後にやるべき4つのこと
始めたばかりの趣味や初心者のうちは上達の機会が多いことは先ほど説明した通りです。
裏を返すと、趣味のレベルが上がってくるほどに始めた頃に比べて上達するスピードが落ちたように感じてしまいがち。上達するにはさらにハイレベルな技術が求められるので、難易度も高くなってしまうことが主な要因です。
そのような状態を前向きに考えるならば、できることが増え、技術が成熟してきた証拠と言えます。しかし一定のレベルから抜け出せないことに不満やいらいらを募らせてしまうことも。
このように、趣味が上達した後はこれから紹介する4つのことも試してみましょう。
- 趣味の方向性を改めよう
- 新しい趣味を始めてみる
- 趣味について発信してみる
- 趣味をビジネスにできないか考えてみる
趣味の方向性を改めよう
上達が難しいと感じたら、今後その趣味とどうやって向き合うのか、方向性を考え直してみましょう。
例えば「今後も趣味や娯楽の範囲で十分」と考えるのであれば、上達ではなく楽しむことに重きをおき、同じ趣味を持つ人との交流やその趣味を人に教えることを楽しんだりする方向にシフトします。
あるいはもっと上達を望むのであれば、より上のステージに挑戦する必要があります。スポーツならば上級クラスの大会に出場してみたり、文化系の趣味ならプロが評価するコンテストに参加するなどをしてみましょう。
やる気がなくなった時点で趣味をやめる、という選択肢ももちろんあります。しかし、上達しないことに悩んでいるのであれば、それは今後その趣味が自分にとってどのような存在であるべきかを改めるチャンスとして目標の再設定をしてみましょう。
新しい趣味を始めてみる
現在の趣味をひと段落させ、新しい趣味に取り組んでみるのもおすすめです。
一度満足のいくまで趣味を突き詰められた人であれば、新しい趣味を初めてもモチベーションを保ったまま、一定のレベルに達するまで継続させることができるでしょう。
全く違う趣味に挑戦するのも良いですが、例えばギターをやってきたならピアノや歌に挑戦してみる、カメラが趣味であったならカメラを持って登山する、といったように関連する新しい趣味として始めることもおすすめです。
以下の記事では、大人に人気の趣味を紹介しています。合わせてご覧ください。
この記事もオススメ
趣味について発信してみる
ブログやSNSを使って趣味について発信してみるのも一つの方法です。
海外や日本の離れた地域などに住む人とも共通の趣味を持っているでオンラインで繋がれ、そこでお互いに趣味の話をすることがモチベーションに繋がる可能性があります。
また、自分が趣味をしている様子を写真・動画としてアップしたり、制作物を見せることで上達するためのアドバイスしてもらえるかもしれません。
趣味をビジネスにできないか考えてみる
趣味のレベルが高まったら、それをビジネスにできないか考えてみましょう。
例えば、YouTubeやブログで料理やダンスレッスン、ダイエットのための筋トレの動画などアップすることで、広告収入を得られたり、関連する企業などから仕事のオファーが来る可能性もあります。
最初は小額しか稼ぐことができなくても、続けていくうちに安定した収入を得られるようになる可能性もあり、趣味がお金に変わることは継続させるモチベーションにもつながるでしょう。
仕事でも役立つようなスキルを持っている人は、クラウドソーシングサイトなどを利用すると簡単に自分のスキルを売ることができます。
以下の記事では、おすすめのクラウドソーシングサービスを紹介しています。合わせてご覧ください。
この記事もオススメ
趣味を上達させて毎日を豊かにしよう
趣味をより楽しみ、継続させるための上達方法や上達後にやるべきことなどを解説しました。
趣味を続けていくことで交友関係が広がったり、仕事へのモチベーションがアップしたり、さらに収入に繋がったりと、生活により多くの楽しみや潤いを与えることができます。
最近趣味から離れ始めている、という方はこの記事を参考に趣味を続ける方法・上達させる方法を考えてみましょう。
はじめての転職、何から始めればいいか分からないなら
「そろそろ転職したいけれど、失敗はしたくない……」そんな方へ、テックキャンプでは読むだけでIT転職が有利になる限定資料を無料プレゼント中!
例えばこのような疑問はありませんか。
・未経験OKの求人へ応募するのは危ない?
・IT業界転職における“35歳限界説”は本当?
・手に職をつけて収入を安定させられる職種は?
資料では、転職でよくある疑問について丁寧に解説します。IT業界だけでなく、転職を考えている全ての方におすすめです。
「自分がIT業界に向いているかどうか」など、IT転職に興味がある方は無料カウンセリングにもお気軽にお申し込みください。