休日などのプライベートの時間を楽しむために、趣味を持ちたいという方は多いでしょう。
しかし、はじめは楽しそうだと思ってみたものの「やろうと思いながらも時間が取れない」「ちっとも成長しないので飽きてしまった」など、趣味が続かないと悩む方も少なくありません。
この記事では、趣味が続かない理由とそれを解決する正しい考え方について解説します。具体的な行動につながる続ける方法もわかりますので、ぜひ参考にしてプライベートを充実させてください。
趣味が続かない理由について
まずは、趣味が続かない理由について解説します。なぜ、続かないのか原因を突き止めなければ、同じことの繰り返しとなる可能性は高いです。
どれに自分が当てはまるかを理解すれば、どうすれば良いかも考えやすくなります。
人からどう見られるかを気にしすぎている
趣味を選ぶ時に人からどのように見られるかを気にしすぎていませんか。
「かっこいい」「オシャレ」に見える趣味は、深い知識や高いスキルが身に付けば人からの評価も上がるでしょう。もしかすと、モテるようになるかもしれません。まわりの人がやっている趣味を選べば、友だちとの交流の機会も増えます。
しかし、まわりからの評価だけを求めて、自分が好きでもないことをはじめても長続きはしないでしょう。
センスがないと諦めてしまう
どのような趣味であっても、はじめから上手くできる人はいません。仕事であれば研修を受けたり、先輩や上司からの指導を受けたりして少しずつ成長していくことは理解できるでしょう。
しかし、趣味になると経験豊富な人の熟練したスキルや知識が標準だと考えて、その通りにできないことで「センスがない」「才能がないと」と挫折してしまう方は多いです。実のところ、趣味が継続できないのはセンスや才能の問題ではありません。
気付かずに続けづらい趣味を選んでいる
ライフスタイル・好み・興味とマッチしていなければ、趣味は続けづらいです。
家から1時間の場所まで通わなければできない趣味は、休日でなければ行いづらいでしょう。人と話すのが苦手な方が、英語への憧れから英会話をはじめるのはハードルが高くなります。
新しいことを学ぶことはとても大変です。大なり小なり、時間・お金・根気などが求められます。そこに環境や性格にマッチしていないという要素が加われば、さらに難易度は上がります。
趣味に対する興味を失ってしまう
楽しそうだと思ってはじめてみたものの、趣味に対する興味を失ってしまうこともあります。
そもそも、自分に合っていなかったという場合もありますが、やる時間が取れなかったりやる気にならなかったりして気付いたら飽きているケースが多いのではないでしょうか。
少しずつでも継続して取り組むことで、趣味は上達が実感できます。カメラ・キャンプ用品・ギターなどの道具は買ったものの、そのまま押入れにしまってあるという経験がある方もいらっしゃるでしょう。
趣味を楽しむための正しい考え方
趣味をはじめた場合には、長く続けたいと考えるのは自然なことです。以下で、その参考となる「趣味が続かない」を解決するための正しい考え方を解説します。
他人ではなく「自分が好きかどうか」が大切
大切なことは、その趣味を自分が楽しいや好きと感じることです。「かっこいい」「おしゃれ」「健康的」などは、意識しすぎないようにしましょう。
そのような憧れる気持ちからはじめることは悪いことではありません。ただし、それが他人からどう見られるかにフォーカスしている場合は考え方を変えましょう。
「友だちがキャンプに誘ってくれたので断りづらい」「社内でランニングが流行っている」「オシャレな手料理が食べたいと彼女が言った」など、趣味をはじめるきっかけとしては悪くありません。
しかし、他人の意見や気持ちを理由にしてはじめた趣味は、同じように他人の性にしてやめてしまうことがあります。「友だちがキャンプに飽きた」「彼女に料理が下手と言われた」といったことが起きても、あなたはその趣味を続けられるでしょうか。
趣味をはじめるのは、どのようなきっかけでもOK。ただし、その趣味を選ぶのも行うのも自分であることを忘れないでください。他人の意見ではなく、自分が興味を持てる趣味を選びましょう。
趣味に大小は関係ない
「趣味が続かない」と考えていること自体が、あなたの思い込みかもしれません。
他人に自慢できる特技や新しい挑戦だけが趣味ではありません。自分が楽しいと感じて続けていることであれば、それは立派な趣味です。
・お酒を飲む
・外食をする
・近所を散歩する
・飼っている猫を眺める
・洗濯にこだわる
・思う存分寝る
趣味に大小は関係なく、自分がプライベートの時間を楽しめればそれは趣味と言えます。生活の中であなたが興味を持っていることを掘り下げてみると、続けられる趣味が見つかるかもしれません。
あるいは、すでに趣味があることに気づくでしょう。
理想通りにできなくても受け入れる
あなたが考える理想のパフォーマンスが10だとして、それができなければ0という考え方では続きません。
はじめたばかりの頃は経験もなくスキルも低いため、思い通りにはいかないです。プログラミング・資格取得・英会話などの趣味は、わからないうちはしっかりと勉強する必要があります。
「理想通りにできなかった自分はダメなやつだ…」と自分を責めるのはやめましょう。理想が10としてできたことが1や2でも、忙しい中で取り組んだ自分をほめてあげるとよいです。
趣味で自分を追い詰めては意味がありません。「いつかできるようになる」といったポジティブな気持ちを持って、自分をはげますくらいの考え方がおすすめです。
興味があることにチャレンジする
人は生きていれば、興味は変わっていくもの。それは飽きっぽいのではなく、好奇心旺盛という見方もできます。金銭や時間に余裕があるのなら、新しいことにどんどんチャレンジしても問題ないという考え方を持ちましょう。
趣味は1つだけというルールはありません。どれも楽しそうだと感じるなら、複数の趣味を持って飽きないようにすることもアリです。
自分に合った方法でプライベートの時間を楽しむことが一番大切です。どのような趣味があるのか知りたい方は下記の記事を参考にしてください。
「趣味を続けなければいけない」と思う必要はない
趣味は続けなければいけないものではありません。それどころかなくても構いませんので、趣味が続かないと悩むのはもったいないです。
趣味を続けている人をうらやましく感じるのはなぜか、よく考えてみてください。それは、その人がその趣味に対してのスキルや知識が高いのでカッコよく見えたり、自分磨きに取り組む姿に憧れたりしているからではないでしょうか。
しかし、その人は尊敬や憧れられることを求めて取り組んでいるわけではなく、単純に趣味が楽しいから続けているだけです。「続けなくてはいけない」という気持ちでは続けていません。
趣味を長く続ける方法とは
趣味を長く続けるための具体的な方法について以下で解説します。
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自分にとって続けやすい趣味を選ぶ
他人の目を気にすることなく、自分にとって続けやすい趣味を選びましょう。
自分が本当に好きなことや、興味があることであれば楽しみながら取り組めます。また、用意する道具が少ないものや教室などに通わなくても行える自分にとって簡単だと感じるものからはじめてもよいでしょう。
家族や友だちなど趣味の仲間を作る
趣味に取り組む意志が持ち続けられず飽きてしまうことが多い方は、家族や友だちといった一緒に楽しめる仲間を作りましょう。
共通の趣味があれば、会話も盛り上がります。人と一緒に何かを楽しむことは、気分転換やストレス解消にもつながるでしょう。また、お互いの存在が刺激になって、上達のスピードが速くなることもポイントです。
一緒に趣味に取り組む人が見つからない場合には、スクールやセミナーといった集まりに参加する方法もおすすめです。
成長を「見える化」する
趣味の目標やゴールを決めて、それに対しての進捗を記録すると成長を可視化できます。
ノートや日記に趣味の記録をつけるとわかりやすいでしょう。FacebookやInstagramといったSNSで発信するのもアリです。
アート・音楽・写真撮影といった趣味であれば、作品として形にしましょう。自分では進歩がわからなくても、作品を振り返ることで実力が高まっていることが実感できます。
目標を決めて、できないことにチャレンジする方法も良いでしょう。記録を残していけば、少しずつその目標に近づいていることがわかります。
ノートや日記をつけるのが面倒という方は、下記のような便利なアプリを使うとよいでしょう。
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趣味と関連したことにも挑戦してみる
趣味に関連したことに取り組むという方法もおすすめです。例えば、写真撮影をするなら、パソコンでの画像編集も行いましょう。その写真をWebサービスで販売するなど外に向けて発表すれば、成長の実感や目標設定にも役立ちます。
また、関連したことに取り組むことで、趣味を違う視点で見れることもポイント。今までやってきたことでも、上達のためのヒントが得られるので新鮮に感じます。
趣味と関連したことへの取り組みは、飽きづらくなるだけでなく、結果としてスキルアップにもつながります。
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継続する力を向上させるための工夫も重要
普段の生活に対する工夫や、現実的に行えるための工夫を考えるだけで、趣味を継続する力を向上させることも続ける上で重要です。
取り組む方法やスケジュールを正確に判断する
プライベートで行う趣味は、仕事よりも展望を甘くしがちです。趣味への取り組み方は現実的か、スケジュールはムリはないかをしっかり考えましょう。
必要なことをリストアップして行動や習慣に取り入れる
趣味のために必要なことをリストアップ。その中からできることを、普段の行動や習慣に取り入れると継続できる可能性が高くなります。
趣味に割く時間が必要であれば、飲みに行く回数を減らせば時間を確保できるでしょう。「運動するための体力をつけたい」なら、エレベーターを使わずに階段を使うといったアプローチも考えられます。
趣味が習慣になれば、意識することなく継続が可能。生活の中で、趣味が違和感のあるものにならない工夫を行いましょう。
思いついた時にやってみるもアリ
しっかり準備をして趣味に取り組むことも大切ですが、「やりたい」と思った時にすぐに行動を起こすという方法もおすすめ。
どのようにやろうと最善の方法を考えてから始めるとハードルは上がります。思いついた時にやってみるということも上手く取り入れましょう。
ただし、危険が伴う趣味はこの限りではありません。スポーツやアウトドアなどの趣味は、準備を怠れば命の危険もあるので注意してください。
勢いで行動するのではなく、自分のやりたいという気持ちを尊重してあげましょう。
まとめ
趣味が続けられない理由は人それぞれありますが、大切なのはプライベートな時間を楽しむこと。自分を責めることなく、趣味に前向きに取り組みましょう。
もしも、どうしても趣味が続かないと悩んでしまうなら、趣味などなくてもよいのです。
仕事や生活にしっかりと向き合えば、生活は豊かになります。休日は何もせずにしっかりと休むことも選択の1つです。
なぜ、趣味がほしいのかを真剣に考えれば、最適な選択が行いやすいでしょう。
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