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営業職からエンジニアにキャリアチェンジ 目指すのは技術力を持ったビジネス職

更新: 2024.11.14

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大手セキュリティ系の企業の営業職から、テックキャンプ エンジニア転職(旧テックエキスパート)を受講してエンジニアへのキャリアチェンジに成功した水野修平(みずの・しゅうへい)さん。

23歳の第二新卒の水野さんが描きたいキャリアパスは、エンジニアの観点から提案もできるビジネス職だと語ります。

ビジネス職としてのキャリアを見据える水野さんが、プログラミングのスキルを学んでエンジニアに転職しようと決意した理由とは?

毎日の業務に忙殺され汎用的なスキルが身につかない職種に不安感

— 水野さんのこれまでの経歴について教えてください。

大学では国際経済や語学を専攻して、新卒で大手セキュリティ系企業に営業職として入社しました。

就職活動時にはさまざまな企業を受けましたが、自分の中でやりたいことを絞れなくて…。

ただ、やりたいことが決められないのであれば、進みたいキャリアが明確になった時にアプローチが行いやすい、事業領域が広い企業がよいと考えて就職先を選びました。

— 前職では、どのような業務を行なっていましたか?

営業職として、取引先を回るルート営業がメインの業務。ただ、営業職といっても現地作業員として対応も行うのでとても忙しかったです。

— 転職を考えるような不満や不安はありましたか?

毎日の業務に忙殺されている状態に不安を感じたことが転職を考えた大きな理由です。

会社でメインの事業となるのは、セキュリティでアラームが鳴った際の安否確認。365日24時間体制で対応します。

1つの支社あたりに抱えるお客さまが多いため、勤務時間中はずっと外に出ている状態。

業務をこなすことで、セキュリティ関連のスキルは身につきます。ただ、他の会社でも通用する汎用的なスキルが身に付いているのかという点に疑問がありました。

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「何がしたいんだろう」働いている意味がわからなくなり転職を決意

— 転職しようと決めたのは、何かきっかけがあったのですか?

会社内でこれからどのようなキャリアを歩みたいかという進路希望を出す時が、転職を決意するきっかけになりました。何も書くことが思い浮かばなくて…。

自分は、ビジネス職として働きたいと大学生の時から思っていました。

学生時代に学園祭のイベントの企画をする団体に所属したり、ゼミでCMやビジネスコンテストに挑戦したりといった経験があって。

とても面白かったですし自分に合っていると感じたので、これを仕事にしたいと思いました。企画やマーケティングに携わるビジネス職で働きたい、と。

— なるほど。前職でも将来的にはビジネス職へのキャリアパスを見据えていたのですね。

そうですね。ただ、そのシートを記載しようと思って気付いたのは、ビジネス職で働くことが現場作業から抜け出すための手段になっているということ。

ビジネス職としてキャリアを積みたいと思っていたのに、現状を変えるためにビジネス職に就きたいと思っていると感じました。

その自分の状態を理解した時に「この会社で何がしたいんだろう」とキャリアパスが見えなくなってしまい、働いている意味がわからなくなってしまいました。

結局、進路希望の紙は少しずつだけどうにか埋め、備考欄に「辞めます」と書いて…。

その後、改めて直属の上司に退職の意志を伝えました。

— それはつらかったですね…。そのまま、転職先を決めずに退職したのですか?

はい。転職先を決めてからの退職ももちろん考えて、実際にチャレンジもしました。ただ、働きながらの転職活動は、やはり厳しかったです。

夜勤などもあって、勤務時間は不規則。企業の担当者との時間の調整も難しく、面談も思うように進まなかったので。まず、1度リセットしたいと思って退職しました。

自力での転職活動で気付いたITスキルの不足

— ビジネス職を希望していた水野さんがエンジニアに転職しようと思ったのはなぜですか?

じつは、エンジニアに転職しようと初めから思っていたわけではありません。転職活動を通して、エンジニアとして働く必要性を感じたという方が正しいです。

前職を退職してから、以前から興味のあったIT企業やWeb系の企業に応募しましたが転職先は決まりませんでした。

私は喋ることが得意なので、人事の方と行う1次面接は通ることが多かったです。ただ、2次、3次面接でエンジニアの人も含めて面接をすると、技術的な質問に答えられず採用にはいたりませんでした。

エンジニアではなくビジネス職であっても、技術者をまとめるにはITに対する知見やプログラミングのスキルが自分には足りていないと感じました。

— それでエンジニアとしてのスキルを身につけようと考えて、プログラミング学習を始めたのですか?

そうですね。はじめは前職を辞めて時間があったので「ちょっと勉強してみるか」という軽い気持ちで始めました。

ただ、実際にやってみるとどうやって勉強を進めたらいいのかもわからず続けられなかったです。

独学の難しさを実感してテックキャンプ エンジニア転職を受講

— 独学にチャレンジして、プログラミング学習の難しさを実感したんですね。

はい。正直、プログラミングの独学は自分には厳しいと思いました。それから、対面式のオフラインで学べるプログラミングスクールを調べるようになりました。

オフラインで学べるプログラミングスクールのよさは、学習に対するある程度の強制力があるところ。

教室に行くと学習をやらなくてはならないという気持ちになりますし、同期が学んでいる姿は刺激になるだろうと思いました。

あとは、プログラミング学習だけでなく、テックキャンプ エンジニア転職は転職のサポートも行なっているところがよかったです。

「教室があるオフラインのスクール」「転職サポートがある」という条件に一発でマッチしたのがテックキャンプ エンジニア転職でした。

— 水野さんが考えるテックキャンプ エンジニア転職のよいところは何だと思いますか?

未経験からエンジニアとして働けるスキルが身に付くカリキュラムが、10週間にぎゅっと濃縮されているところがいいと思いました。

退職してから転職活動をしていたので、短期間でスキルを身に付けたいと思っていたので。

Webサイトに転職実績として掲載されている企業に行きたいところが多かった、ということにも魅力を感じました。

▼テックキャンプ エンジニア転職の転職成功実績は以下からご覧いただけます。

テックキャンプ(旧テックエキスパート)| No1エンジニア養成プログラム

— テックキャンプ エンジニア転職を受講した感想について教えてください。

メンターにすぐに質問ができる環境は、とても学びやすかったです。

テキストでの質問だと、文章の解釈の違いによって求める答えが得られない場合もあります。

しかし、面と向かって質問ができると、些細なことでも聞きやすく、会話の中で生まれた新たな疑問もすぐに解決できる。

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「基礎の時はバンバン質問してください!」とメンターの方が初めに言ってくれたので「こんなことを聞いてもいいのかな?」と悩まずに安心して質問できました。

刺激になって支えにもなる同期の存在は大きい

— テックキャンプ エンジニア転職を受講して、特によかった点は何ですか?

同期の人たちとつながりができたことがよかったです。まず、まわりに色々な人がいると単純に面白いですよね。

テックキャンプ エンジニア転職を受講する人は、年齢層も幅広く、バックグラウンドもさまざま。

そのような同期の人たちとのコミュニケーションはとても刺激になり、メンタル的なサポートにもなりました。

— 学習中に苦しいと感じた場面はありましたか?

まわりの同期の人と比較すると自分の理解度が低いように感じて「カリキュラムをスケジュール通りに進めているのになぜ理解に差が生まれるのだろう」と悩んだことはあります。

— どうやって水野さんはその悩みは解決したのですか?

自分の中で「それぞれ強みは違う。自分の強みを活かせばいい」と気持ちを切り替えました。

人前で喋るのが得意ということが自分の強み。受講中もその強みを生かせるように、発表などを積極的に行ないました。

それと、まわりの人ががんばっている姿を目にすると、自分もがんばろうと思えますよね。

「やりたいことの答え合わせができた」HRテック企業にエンジニア転職成功

転職先の企業について教えて下さい。

転職先は、HRテックの事業を手がける企業です。

入社後は、新たな事業を手がける部署にエンジニアとしてアサインされる予定。将来的には、エンジニア職とビジネス職の業務が半々くらいになる聞いています。

面接の際に上司となる方がエンジニアからスタートして、これからのキャリアパスについては一緒に考えようと言ってくれました。

ビジネス職へ移行してもいいし、そのままエンジニアとして突き進んでもいいと。

そのような私の考えに寄り添ってくれる姿勢や、キャリアの選択の自由度や可能性の高さに惹かれました。

— ビジネス職として働きたいという希望を持っている水野さんに合った企業ですね!

そうですね。プログラミング学習をして転職活動をしたことで、やりたいことややるべきことの答え合わせをしながら転職先が選べたと思います。

エンジニアとして業務に携わって、スキルを身に付ける。それは将来的にビジネス職として活躍するために必要なことだと、さまざまな企業の方とお会いしてよくわかりました。

これからのエンジニアには技術力だけでなく、ビジネスの観点から提案ができるようにマーケターなどのスキルも必要になると思います。

そのようなビジネスの観点からの提案だけではなく、エンジニアとして経験を積むことで、エンジニア視点でマーケターとしての提案もできるようになりたいと考えています。

プログラミング学習や転職活動を通じてキャリアパスを定める方法もおすすめ

— プログラミングを学んだことで何か変わったことはありますか?

プログラミングを学んだことで、前職で感じていた「会社の外に出たら、身に付けたスキルが何の役に立つのだろう?」という不安が解消されました。

これは、自分にとってコンプレックスになりかけていたことなので大きなプラスの変化です。

プログラミングは目に見える成果物ができるので、自分一人でもできることがあると実感できます。

アプリなどで形にすれば、他の人に自分のスキルがわかりやすく伝えられる点もプログラミングのいいところですね。

— 未経験からエンジニア転職を目指す方にアドバイスをお願いします。

テックキャンプ エンジニア転職の受講を検討している人の中には、エンジニアに興味はあるけれど迷っている人もいると思います。エンジニア以外にもさまざまな職種があるので。

そのようなこれからの進路について迷っている人におすすめしたいのは、まずテックキャンプ エンジニア転職を受講してみるという選択。

私はプログラミング学習や転職活動を進める中で、エンジニアを目指すのか、ビジネス職を目指すのかという答え合わせができました。

ですので、私のようにプログラミング学習や転職活動をする中で「エンジニアに転職する」という選択がベストだと気付ける人もいると思います。

迷っていても時間は過ぎていきますので、受講してからキャリアを検討するという方法も考えてみてほしいです。

— キャリアパスの通過点としてエンジニアに転職するという選択もあることがよくわかりました!水野さん、本日はありがとうございました!

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この記事を書いた人

Kimura Hiroto
音楽・ITをはじめとするさまざまなジャンルのライティングを行っています。ITエンジニアの経験を生かし、テックキャンプ ブログでの執筆・編集を担当。好きな食べ物は豆腐。

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