「IT系の業種でフリーランスになりたいがどのような職種があるのか」
「未経験からでもフリーランスになれるのか」
時間の縛りが少なく、人間関係に気を使うことも減るフリーランスを目指す方は、SNSなどを見ても増えつつあります。
特にIT系の業種はフリーランスとして働きやすいです。
そこでこの記事では、ITフリーランスの職種から、フリーランスになるための方法などについて解説します。
フリーランスになった後の仕事のやり方についてもアドバイスします。
この記事の目次
主なITフリーランスの仕事
IT系の業種でフリーランスになると言っても、種類は様々です。
まず、「ITフリーランス」と呼ばれる主な職種とその仕事について見ていきましょう。あなたがやりたい仕事を選ぶときの参考にしてください。
ITエンジニア・プログラマー
ITエンジニア・プログラマーは、プログラミング言語を使ってシステム開発を行うのが仕事です。企業に所属して働くエンジニア・プログラマーもいますが、プログラミングはパソコンとネット環境さえあれば会社以外の場所でも出来る作業です。そのため、フリーランスとして働くエンジニア・プログラマーは多数います。
システム開発の作業は大きく4つに分類されます。
・要件定義(クライアントと開発するシステムについて打ち合わせ)
・設計書作成(開発するシステムの設計書を作成)
・コーディング(プログラミング言語を使って開発する)
・テスト(システムにエラーがないかチェックする)
上2つは「上流工程」と呼ばれ、エンジニアが担当することの多い作業です。下2つは「下流工程」と呼ばれ、プログラマーが担当することの多い作業です。
設計書の作成以下の作業は自宅でも可能な作業でしょう。しかし、要件定義は社外の人と打ち合わせという形になることも考えられます。そこのエンジニアが同行する場合などは時間を決めて働く必要があります。
Webディレクター
Web制作現場の指揮・管理を行うのがWebディレクターです。先ほど紹介したエンジニア・プログラマー、この後紹介するWebデザイナーなどをチームとして取りまとめてプロジェクトを進めていきます。
具体的な仕事内容は、契約する企業や制作物によっても様々ですが、
・クライアントとの打ち合わせ、企画
・設計書の作成
・チームメンバーの編成
・プロジェクトの進捗管理
・全体の及びメンバー個別の指示
・緊急時の対策を考案
など。プロジェクトのリーダーの立場にあるのがWebディレクターであるため、あらゆる作業が発生すると考えられます。
マネジメントスキルが必要なことはもちろん、個々のメンバーの作業内容を把握し、プロジェクト全体を管理するためにも、例えばプログラミングの知識なども求められます。
IT業界での経験が全くない場合、いきなりWebディレクターになるのはハードルが高いでしょう。できればITエンジニア・プログラマー、Webデザイナーの経験を積んでからキャリアアップすることをおすすめします。
Webデザイナー
クライアントの意向や、Webサイト・サービスを利用したユーザーの満足に沿ったデザインを作成するのがWebデザイナーです。
Webデザイナーの仕事もパソコン、ネット環境、ペンタブレットなどデザインに必要なものが揃っていれば自宅でも可能でしょう。フリーランスとして働くWebデザイナーもたくさんいます。
求められるスキルとしては、デザインや色彩に関する知識、Illustrator/Photoshopといったソフトを使うスキル、コーディングなどでしょう。
さらにコミュニケーション能力やWebマーケティングのスキルもあると、より収入アップにつながります。この点については次の項目で紹介する「ITフリーランスの平均年収」に関わる部分なので、そちらでも解説します。
Webライター
上3つの仕事とはやや異なりますが、WebライターもITフリーランスの一つと言えます。Webライターの仕事は主に、Webサイトに掲載する記事を執筆することです。
記事の内容によっては、ライター自身が持つ知識だけでかけるものもありますし、取材に行って調べた内容をまとめるという場合もあります。それに応じて、取材のノウハウやカメラの取り扱いなどを求められることもあるでしょう。
webライターは好き勝手に記事を書いていいわけではありません。多くのWebサイトでは、「あるキーワードでGoogle検索をした時に、一番上に自サイトの記事が掲載される」ことを目指しています。そのためには「SEO(Search Engine Organization)」を意識して記事を書く必要があるのです。
必要なキーワードを文章に含めたり、より多くの情報をまとめたりしながら記事を書きます。
ITフリーランスの平均年収
続いて、ここまでに紹介したITフリーランスの平均年収についても見ていきましょう。
フリーランスの働き方は人それぞれです。そのため、年収の振り幅も大きいでしょう。目安としてお考え下さい。
この記事もオススメ
ITエンジニア・プログラマーの平均年収
プログラミングスキルや開発の経験を身につけたフリーランスエンジニア・プログラマーの場合、平均的な年収はおよそ500万〜800万円とされています。非常に高い水準です。
参照:フリーランスプログラマの平均年収|求められるスキルと単価相場
その大きな理由は、IT技術者の人手不足です。
平成28年に経済産業省が発表した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると、2030年には約79万人のIT人材が不足するというデータが出ています。
そのため、企業はIT人材の採用を進めるだけでなく、フリーランスエンジニア・プログラマーにも仕事を依頼している状況なのです。
さらに、コミュニケーション能力やマネジメント能力を身につけて、プロジェクトを仕切る立場になれれば1000万円近い年収になることもあります(この場合、プロジェクトマネージャーに近い仕事をこなしています)。
Webディレクター平均年収
企業に勤めるWebディレクターの平均年収は、およそ450万〜500万円ほどのケースが多いようです。フリーランスWebディレクターの平均年収は明確なデータがありません。
ただ、もしITプログラマーからキャリアアップした場合、フリーランスプログラマーの平均年収である500万〜800万円と同じかそれ以上の収入になると予想できます。
さらに、優秀なWebディレクターだと認められた場合、年収1000万円に到達することもあります。
webディレクターもマネジメントに関わる職種であるため、平均年収は高めです。フリーランスとして働く上で、マネジメントスキルの有無は収入に大きく影響します。
Webデザイナー平均年収
フリーランスWebデザイナーの平均年収はおよそ250万〜300万円。企業に勤めるWebデザイナーの平均年収がおよそ300万〜400万円とされているので、フリーランスの方が低くなってしまう可能性があるのです。
参照:平均年収.JP
この原因はいくつかあります。例えば、近年は無料で使えるデザインテンプレートや画像がネット上にたくさん存在します。
これらを使えば、デザイナーでなくても見栄えのいいWebサイトなどは作れてしまうのです。その結果、フリーランスWebデザイナーに仕事を依頼する人も減りつつあるとされています。
フリーランスWebデザイナーとして働くのは少々ハードルが高いでしょう。詳細について以下の記事で解説していますので、お読みください。
Webライター平均年収
ビジネスマッチングサービス「クラウドワークス」の調査によると、Web媒体に限らずライターとして働くフリーランスの平均年収は、約300万円とのこと。高い収入とは決して言えないでしょう。
参照:高収入への分かれ道はどこに!?フリーランスライターの年収の相場とは
特にWebライターの収入は安めで、本業ではなく副業としてwebライターをしている人も多いです。
Webライターの収入は主に文字単価で決まります。書いた文字数がそのまま収入になり、文字単価の相場は1文字=1円ほど。この単価だと相当な記事数を書かなければまとまった収入にならないでしょう。
キャリアを積んだり、取材などにも対応できるライターになれば文字単価も上がりますが、どうしても時間はかかります。
IT系職種でフリーランスになるために役立つスキル
IT系職種でフリーランスになるためには、どのようなスキルがあると役立つでしょうか。
その職種として働く上で必須と言えるスキルから、収入アップにつながるプラスアルファのスキルまで紹介します。
プログラミングスキル
IT技術者として働くのであれば、プログラミングスキルは必須です。
エンジニアやWebディレクターは自分でコーディングを行うことはないかもしれません。しかし、同じチームで働くプログラマーたちの作業進捗を管理するためには、自分でもプログラミングができる必要があるでしょう。
またWebデザイナーも、JavaScriptやHTML/CSSを使ってサイトのコーディングを行うことがあります。プログラミングは全くの無関係のスキルではないのです。
デザインのスキル
Webデザイナーに必要なスキルです。先ほども少し触れましたが、Webサイトを見たユーザーが満足でき、使いやすさを感じるデザインを実現する知識や経験は必要となるでしょう。
さらに、Illustrator/Photoshopはほぼ必須で使えるようになっておきたいソフトです。
ライティングスキル
これは主にWebライターに必要なスキルです。そもそも文章を書くこと自体が苦手という人もいますので、執筆に慣れているというのもスキルの一つと言えるでしょう。
さらに、読み手にわかりやすい文章表現を心がけたり、誤字脱字を減らしたりなどもできると、より高度なライティングスキルを持っていると言えます。
後ほど紹介する「SEOの知識」も重要です。
基本的なパソコンスキル
ITフリーランスはパソコンが商売道具です。パソコンでできる基本的な作業はできるようになっておきましょう。
・タイピング
・GoogleやYahoo!などを使っての検索
・Word,Excel,PowerPoint(Googleドキュメント、スプレッドシート、Googleスライド)の操作
・メールの送受信
など。
コミュニケーションスキル
ここからは、収入アップにつながるスキルの紹介です。まずはコミュニケーションスキル。
自宅で一人でも作業できる作業の多いフリーランスですが、企業との契約や取材などでコミュニケーションを必要とする場面もあります。その際にスムーズなやり取りができると認められれば、任される仕事も増えるでしょう。
また、仕事を獲得する上でもコミュニケーション能力は役立つはずです。自分から積極的にコミュニケーションを取る姿勢は、新たなる仕事の受注につながります。
マネジメントスキル
平均年収の項目でも解説しましたが、収入アップにはマネジメントスキルが大きく影響します。
マネジメントを担当するのは責任が大きいですが、その分、報酬も高いケースが多いのです。また、単発の依頼ではなく長期間の継続案件になる可能性も高いです。
・打ち合わせ、企画
・人員の管理
・プロジェクト進行の管理
など、マネジメントに必要なスキルは多岐にわたりますが、企業などで組織で勤めた経験があれば部分的にでも役立てられることでしょう。
SEOの知識
Webの世界で働くならば、SEOの知識は身につけておくべきです。特にWebデザイナー・Webライターは収入アップのスキルとして重要となるでしょう。
SEOのルールは随時変わっていきます。そのため、1度勉強して終わりではなく、日々情報を集めなければならないものです。
本よりも、インターネットやSNSで最新情報を集めると良いでしょう。
フリーランスとして働く上で大切な心構え
フリーランスとして働くにあたり、大切な心構えについても理解しておきましょう。
ごく基本的ものもありますが、以下の点を気をつけることでクライアントからの印象も上がり、報酬や仕事内容について見直してもらう機会にもつながるでしょう。
納期を厳守する
依頼された案件の納期は必ず守るようにしましょう。それだけでも評価は上がります。
クライアントとしては制作物の質の高さを求めたいところですが、何よりも時間を重視していることも多いです。
例えば、Webライターの場合。一般的にライターが書いた記事がそのままWebメディアに掲載されるということは少ないです。クライアント本人または別の編集者が記事を編集し、公開します。
記事のクオリティについては編集作業で上げることは可能です。すると「いつまでに記事を完成させる」という面が最重要になります。初稿を上げるライターが納期を守れないと完成日が後ろ倒しになることも考えられ、依頼主からの印象が悪くなってしまうこともありえるのです。
もし、あらかじめ納期を守ることが難しいと分かっているのであれば、クライアントから依頼をもらった際に相談しましょう。作業の途中で納期に間に合わないことがわかれば、できる限り早くにクライアントへ連絡し、対応を考えてもらってください。
レスポンスは早めに
クライアントからの印象が良いフリーランスは、レスポンスが早い傾向があります。連絡をすぐに確認して返事してもらうことで、クライアントからすると、スムーズにやり取りができる「仕事のしやすいパートナー」と考えてもらえるでしょう。
フリーランサーとしても、早くにクライアントからの連絡に気がつけた方が、納期を守る上でも余裕がでます。
連絡ツールの通知はオンにしておき、パソコンやスマートフォンからすぐに連絡できるようにしておくことをおすすめします。
体調管理に注意する
フリーランスには、有給休暇がありません。もし体調不良になって仕事ができなくなってしまうと、収入も下がる可能性があります。
できる限り体調管理に気をくばることが必要となるでしょう。特に季節の変わり目は体調不良に陥りやすいので、特に注意が必要です。
仕事の時間に自由が利く分、作業時間が長くなったり、昼夜逆転したりすることもあるでしょう。生活習慣の崩れにも気をつけてください。
わからないことはクライアントに質問する
フリーランスになったばかりの頃は、わからないことも多いでしょう。依頼されて仕事内容で不明点があれば、クライアントに質問してください。
「こんな簡単なことを質問したら迷惑かもしれない」と感じて、質問できないこともあるでしょう。しかし、遠慮することはありません。
むしろ契約したばかりの時は、クライアントとしても「この人はどの程度の知識があり、どのくらいの仕事をこなせるのか」を理解しておきたいはず。
質問をすることであなたの理解度を示せば、それに適した仕事を依頼してもらえるでしょう。無理なく働く上でも、わからないことは質問する姿勢が大切です。
作業時間あたりの収入を考える
会社員からフリーランスになって、収入が上がったとします。しかし、その時に合わせて考えておきたいのが、作業時間についてです。
作業時間が会社員時代よりも増えており、休日もなく働いているのだとしたら、例えば1時間あたりの収入はほとんど変わっていない可能性もあります。
作業時間に対して十分な収入が見込めない場合、仕事の見直しも考えるべきです。報酬金額を上げてもらうようクライアントに交渉したり、新しい仕事に切り替えるなどの対策が必要でしょう。
体調管理についても、働きすぎることが悪い影響を及ぼすと考えられます。仕事の時間と収入のバランスも意識してください。
フリーランスが仕事を取るためにするべきこと
フリーランスとして働くためには、まず仕事を取らなければなりません。
そのための方法について事例を紹介します。以下の方法から、あなたにできそうなものを試してみましょう。
クラウドソーシングサイトに登録する
フリーランスとして働くなら、ほぼ必須と言える仕事獲得の方法です。クラウドソーシングサイトに登録しましょう。
クラウドソーシングサイトを簡単に説明すると、仕事を依頼したい人(クライアント)とフリーランスをマッチングするサイトです。サイト上に様々な案件が掲載されており、それらに応募してクライアントと契約を結びます。
1日〜数日で完了する単発の案件から、数ヶ月単位で作業する継続案件まで様々です。仕事の経験が増えるほど報酬の高い案件を受注しやすくなります。
登録しておきたいクラウドソーシングサイトや、登録の方法などについては以下の記事で紹介します。
過去のクライアントに連絡する
もしあなたが会社勤めなどをしていて、取引先を抱えていたとします。その関係が独立後も続けられそうならば、連絡をしてみるのも方法です。
ただ、クライアントと良好な関係を作れていることや、あなたが独立後も以前と同じ仕事をしていることなどが前提となるでしょう。
会社のネームバリューや後ろ盾があったからこそ取り引きできていた可能性もありますが、試しに独立の挨拶と合わせて仕事を依頼してもらえないかを相談してみるのもおすすめです。
もちろん、あなたが退職した後に別の担当に引き継がれていることがあります。その場合は仕事を回してもらうと元いた会社との関係が悪化してしまう場合がありますので、確認は必要です。
あるいは、もともと勤めていた会社を退職するにあたり、業務委託という形で再度契約してもらうという手段もあります。会社の内情や社員との付き合いがある分仕事もしやすいでしょう。
知人に仕事がないか連絡する
仕事をもらえる可能性があるのは、企業だけではありません。個人から仕事をもらえる可能性があります。
例えば、起業を考えている知人がいたとします。その人はWebサイトを構築できる人材を求めています。ただ、資金がないので社員として雇うことはできないなどの場合、フリーランスに業務委託契約をしたいと考えることでしょう。
その時に、あなたがプログラミングを使ってWebサイトの制作ができるのならば仕事をもらえる可能性があります。その知人としても、クラウドソーシングサイトを使って素性のわからない人と契約するよりも、すでに知っていて連絡も取れる人の方が仕事をしやすいて考えることでしょう。
身近に仕事をくれそうな人がいればかけあってみてください。企業に連絡するよりも気持ちの面でも楽に提案できるできると思います。
SNSなどで発信する
そうそう身近に仕事をくれる人はいないもの。その場合はSNSやブログを使って仕事の募集をしてみるのはいかがでしょう。
最近はSNS経由でフリーランサーに仕事を依頼するケースも増えています。ビジネスツールとしてSNSが活用されているのです。
また、SNSにブログのリンクを貼っておくことで、フリーランサー自身の活動内容や実績なども示すことができます。そうすることでクライアントも依頼しやすくなるでしょう。
IT業界の交流会に参加する
休日や平日の夜を中心に、IT業界の交流会なども開催されています。主に名刺交換会になるのですが、これに参加すると仕事のツテができる可能性があります。
交流会に参加するメリットは、その場で顔を合わせて仕事の話ができるという点でしょう。自分のクライアントとなる相手の顔と名前がわかる分、信頼できそうかどうかなども感じ取りやすくなります。
交流会の場で仕事につながらなくても、名刺さえ持っておけば後日営業をかけるなどの方法も取れます。自分から営業をかけるのが苦でない人だと、交流会は仕事獲得に最適な場となるでしょう。
クライアントと直接契約した方がメリットが多い
可能であれば、クライアントとは直接契約するのが望ましいです。直接契約とは、先ほど紹介したクラウドソーシングサイトなどを間に挟まず契約することです。
クラウドソーシングサイトを利用すると、自分から発信しなくても万単位の案件を一覧することができます。営業の手間が大幅に省けるのです。ただ、クラウドソーシングサイト経由でクライアントと契約すると、報酬の20%ほどを手数料として取られてしまうのです。
直接契約の場合は、中間マージンを取られることはありません。同じ単価で仕事をしても、手取り額に差が出ます。
企業・知人に連絡したり、SNSでの発信や交流会に参加したりして見つけたクライアントとならば直接契約をするのが一般的です。手間はかかりますが、先のことを考えると直接契約をとる営業方法も試してみましょう。
未経験からフリーランスになるには
では最後に、未経験の状態からフリーランスになるために大切なことをまとめておきます。
これはITフリーランスのみならず、どのフリーランスになるにも必要な手順です。
必要なスキル習得に時間を使う
未経験の状態では、フリーランスになってもまだスキルが未熟である可能性があります。まずはスキルの習得と磨き上げに時間を使うべきです。
理想は、仕事をして収入的に安定している状態で学習の時間を設けることです。あせらずじっくり勉強できるでしょう。
独立してもスキルがない状態では仕事を受注することは難しいです。受注できたとしても、クライアントの要求を満たせなければお金にならないこともあります。
まず仕事を始めてみるという考え方は大切ですが、できればスキルを身につける時間を作ってください。
スクールを利用するのがおすすめ
なるべく早くにフリーランスになりたいのであれば、独立支援をこなっているスクールに通うのがおすすめです。
仕事に必要なスキルを教えることはもちろん、独立に必要な手続きや仕事を受注するための方法なども指導してくれます。
作業環境を整える
もし自分のやりたい仕事に必要な道具や環境が揃っていないならば、準備もしましょう。
IT系のフリーランスは必要となる道具が少ないので、準備にそれほど時間はかからないでしょう。
最低限、ネット環境やパソコン、スマートフォンは用意しておくと良いです。
仕事を取る方法を考える
スキル、環境が整ったら、具体的にどのように仕事を獲得するかを考えてください。
主な方法は先ほど紹介したものを参考にしてください。あなたができそうなものから取り掛かってみましょう。
名刺があると便利
必ず必要となるものではありませんが、名刺を用意しておくと便利です。名刺にあなたの名前や連絡先、実績など(法人化しているのであれば企業名も)を記載しておくと、クライアントと商談する際に情報を伝えられます。
交流会などに参加するには名刺が必須となる場合もあるので、持っておいて損はないでしょう。
さいごに
IT系の職種はフリーランスとしては働きやすいものが多いです。またエンジニアやプログラマーは、会社員として働く以上の収入になる可能性もあります。
ITフリーランスを目指す方は、本記事の内容を参考にしてください。
はじめての転職、何から始めればいいか分からないなら
「そろそろ転職したいけれど、失敗はしたくない……」そんな方へ、テックキャンプでは読むだけでIT転職が有利になる限定資料を無料プレゼント中!
例えばこのような疑問はありませんか。
・未経験OKの求人へ応募するのは危ない?
・IT業界転職における“35歳限界説”は本当?
・手に職をつけて収入を安定させられる職種は?
資料では、転職でよくある疑問について丁寧に解説します。IT業界だけでなく、転職を考えている全ての方におすすめです。
「自分がIT業界に向いているかどうか」など、IT転職に興味がある方は無料カウンセリングにもお気軽にお申し込みください。