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株式会社リクルートキャリアへ転職するために評判や年収について解説

更新: 2020.03.06

フリーター、就職氷河期、ガテン系など数々の流行語を生みだしたリクルート情報誌。
「リクナビ」「フロムエー」など就職情報関連はもとより「ゼクシィ」「ホットペッパー」「ケイコとマナブ」「じゃらん」「エイビーロード」など数多くの人気情報メディアを提供するリクルートホールディングスグループ。

グループ企業数350社の中で、リクルート創業1960年企業と学生・転職希望者を結ぶ架け橋としてスタートした大学新聞広告社の「人材サービス事業」を担う、グループの主要会社が株式会社リクルートキャリアです。

だれでも知っているリクルート、一度はお世話になった方も多いと思います。就職や転職、人材派遣業を行っているそのリクルートキャリアへの転職はハードルが高いのでしょうか。この記事では、転職の難易度や年収、口コミなどリクルートキャリアについてまとめました。
これからリクルートキャリアの中途採用試験を受ける予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の目次

株式会社リクルートキャリアはどんな会社?

「人材サービス」事業のリクルートキャリアでは“すべての価値の源泉は「人」”であるという考えのもと、「社会起点×圧倒的な当事者意識×昨日を超える」というこだわりを大切に、一人一人が成長し続けることを目標としています。

主な事業として、就職・転職サイトの運営や、企業の採用活動のサポートなどを小なっています。

最近は、大手企業でもベンチャー企業でも、効率よく人材を確保しようと頭を抱えています。就職・転職は社会という大きな規模で考えなければならない問題になっています

そういった問題を解消するために、リクルートキャリアは数多くのサービスを運用しています。

画像出典:リクルートキャリア

会社概要

株式会社リクルートキャリアは、次の事柄をビジョン・ミッションとしています。

Our Vision 私たちが目指したい未来

ひとりでも多くの人たちが「働く喜び」を膨らませ、「働く喜び」の輪が、新たな活力を生み出している社会を創りたい

Our Mission 私たちが果たす社会的使命

 

私たちは、ひとりでも多くの人たちに「働く機会」を企業に「無くてはならない人材との出会い」を提供し続けます

私たちは、一人一人の「自分の軸となる価値観」と「かけがえのない持ち味」を何より尊重し、共に探し続けます

私たちは、これまでの価値観・技術・やり方を超えて雇用構造にイノベーションを起こし続けます

こうしたビジョン・ミッションが定められた裏側には、リクルートキャリアが独自に行った「働くことと喜び」に関する調査があります。同調査では「働くことに喜びを感じている人」は、就業者全体の37.2% だったそうです。

働く喜びへの問題意識を根底に、リクルートキャリアは事業を展開しているのです。

沿革

1977年 株式会社人材情報センターとして創業

1980年 求人情報誌とらばーゆ創刊

1984年 株式会社リクルート人材センターに社名変更

1988年 ロサンゼルスオフィス設置

1988年 技術者向け就職情報Being創刊

1989年 人事測定事業独立 株式会社人事測定研究所設立

1994年 エグゼクティブサーチ事業開始

1995年 キャリアアプリケーションサービス事業開始

1996年 RB on the NET(Web)開始

1997年 独立・開業情報誌アントレ創刊

1998年 株式会社リクルートエイブリック 社名変更

1999年 セカンドキャリアプロモーション事業開始

2001年 中途採用情報リクルートナビキャリア開始

2003年 エージェントスカウトサービス開始

2011年 グローバルブランドRGF HR Agent Japan 事業開始

2012年 株式会社リクルートのHRカンパニーと株式会社リクルートエージェントが事業統合して株式会社リクルートキャリアに商号変更

2013年 オープエントリーシート(Web)を開始

2014年 新しい働き方”サンカク”をリリース

所在地

本社

東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー
登記は 東京都中央区銀座8-4-17です。

画像出典:リクルートキャリア


支社

東京7事業所ほか札幌から鹿児島まで全国28拠点
店舗型就職情報/アドバイザーサービス「就職SHOP」関東/関西9店舗

 

グループ会社

株式会社リクルートエグゼクティブエージェント

経営者・経営幹部・エグゼクティブ人材に特化した人材紹介/エグゼクティブサーチ事業

 

株式会社リクルートキャリアコンサルティング

人事施策支援サービス・再就職支援サービス

 

株式会社ジョブダイレクト

求人情報専門検索サービス「ジョブダイレクト」の運営/人材サービス業界向けコンサルティング

 

運営サービス・事業

 

リクナビ2019

インターンシップ応募可能企業数No.1の就活準備サイトです。

新卒での就職を考える学生向けの求人を多数掲載しています。

サイトに登録している学生は多く、リクルートといえば、「リクナビ」の印象を持っている人も多いでしょう。

出典:リクナビ2019

リクナビC
大学1・2年生からはじまるインターンシップなど低学年からのキャリア支援サービスです。

サイトに登録しておくことで、インターンシップを実施している企業を調べることなどができます。

転職活動が本格化するより前に行動を起こしたい学生のためのサービスです。

 

就職ジャーナル


企業選びのポイントやお仕事紹介などの就職総合情報サイトです。

転職成功者の体験談など、これから就職を考える人の参考となる情報を掲載しています。

出典:就職ジャーナル

リクナビ就職エージェント


専任アドバイザーへの相談が無料。新卒学生対象の就職支援サービスです。

就職活動での不安や悩みをアドバイザーに相談でき、もらったアドバイスを参考にしながら就活を進められます。

出典:リクナビ就職エージェント

 

SPI3

40年以上の実績で蓄積されたデータからつくられた信頼の適性検査サービスです。応募者の適性検査として多くの企業でも取り入れられています。

様々なケースを蓄積して作られた適性試験のため、応募者がどのような人柄・能力をしているのか、面接だけではわからない部分を判断できます。

出典:SPI3

就職SHOP

キャリアコーディネーターとの面談で転職活動をサポートしあなたにあった企業をみつけることができます。

未経験からチャレンジできる若者向け店舗型サービスです。

出典:就職SHOP

WORK IN JAPAN

グローバルな人材を求める日本の企業へ、アジア圏の新卒人材紹介のサービスです。

グローバルで活躍できる、英語などの外国語を身につけた新卒社員の確保が可能となります。

リクナビNEXT

社会人のための転職情報サイトです。転職サイトの最大手として、登録している人も多いでしょう。

さまざまな業種の求人情報を取り扱っており、その数は業界でもトップクラスです。

給料や勤務地、残業の有無、福利厚生などの希望条件から求人を探すことができます。

出典:リクナビNEXT

リクルートエージェント
実績豊富なキャリアアドバイザーがマンツーマンで相談・書類添削・面接対策・推薦・入社までサポートする転職エージェントサービスです。

初めての転職や、転職を成功させるためのアドバイスを欲しいと考える人が利用します。不安の多い転職、エージェントは不安を和らげるありがたい存在となるでしょう。

 

CAREER CARVER(キャリア カーバー)

年収アップを実現できるハイクラスな求人に特化した、管理職・経営幹部クラスの転職支援サービスです。

近年は、本業とは別に仕事をすることを許可する会社が増えてきました。その状況から「複業顧問」として、現役で働きながら会社の顧問をする人も増えています。

ハイクラス人材特化の転職サイトも必要とされているのです。

出典:CAREER CARVER

 

moffers by CodeIQ(モファーズ バイ コードアイキュー)
ITエンジニア向けの企業からのスカウトが受けられるサービスです。

2018年4月25日よりCodeIQからmoffers by CodeIQへと変わりました。CodeIQの時には、プログラミング測定し、スキルに応じた年収が確約したスカウトを受けられるサービスでした。

moffersでは、ITエンジニアの採用面接で最後に提示されることの多い年収を、スカウトの段階で受け取れるという点を引き継いだサービスに変わっています。

 

GLOVER HR (グラバーHR) 社会人企業


社員からの紹介による採用活動支援(リクルーティングプラットフォーム)です。

リファラル採用と呼ばれる、社員の紹介による採用を、より円滑にするためのサポートをしています。

出典:GLOVER HR

アントレnet


独立開業に関するあらゆる情報提供と支援サービス。無料相談ができる相談会も実施中です。

リクルートキャリアでは、就職や転職のみならず独立開業の支援も行っています。

出典:アントレnet

ReCoBook

新人・若手従業員の定着と育成を支援するサービスです。

せっかく新入社員と雇っても、育成が完了する前に離職してしまったは企業としては損失になってしまいます。

そういった損失を生まないためのサポートをするサイトです。

出典:ReCoBook

 

HELPMAN JAPAN
企業向け介護業界の就業支援・従業員育成支援サービスです。

慢性的な人材不足が続く介護業界。その理由には、仕事内容と人材のミスマッチや、仕事が定着する前に離職してしまう人の多さなどがありました。

そういった人材採用に関する問題を解消するためのサイトです。

 

リクナビNEXT Tech総研
業界情報で悩み事も解決してモチベーションもアップできるエンジニアのためのお仕事応援サイトです。

エンジニアやプログラマーとして働く人の得意を活かす記事や、つい「あるある」と共感してしまうような記事もあります。

これからエンジニアやプログラマーを目指す方も、一度見てみるべきサイトです。

 

リクナビNEXTジャーナル
あなたの「働く」を応援するビジネスパーソンのためのニュース・コラムサイトです。

業界や業種問わず、働く上で非常に役に立つ情報を発信しています。

売上実績

2017年3月期の取扱高は、約1,196億円となっています。やはり、リクルートキャリアのメインビジネスとも言える就職・転職関連のサービスが売上を支えています。

次の項目で詳細に説明しますが、業績を見ると非常に安定的かつ高い成長率を維持しております。将来的に見ても実績を伸ばし続けていくことでしょう。

事業展開・成長性

リクルートグループの過去5年間の売上高は、4~6%の増加率を維持しています。業績的に見ると右肩上がりで伸びており、今後も売上高は上昇していくと見られます。

2018年3月期の業績見通しでは売上高7.3%増を見込んでおり、「人材メディア」分野の通期比較では、2016年度約3,592億、2017年度約4053億と12%以上の増収実績があります。(リクルートホールディングス:IRライブラリ

新しい働き方を提案し、個人と企業をつなぐ「サンカク」や社員のメンタルケアを応援する「ReCoBook」、地域社会と産業の活性化をめざす「Starting Over三陸」プロジェクトなど時代に合わせた事業に取り組んでいます。

少子高齢化で人材不足の反面、AIの発展で仕事がなくなるなどいろいろな問題がとりあげられていますが、リクルートキャリアでは企業と個人をつなぎ、企業の要である従業員という”人”の価値を活かすサービスを提供しています。大切な役割を担い進化し続けてきた実績によりさらに発展することが期待されます。

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株式会社リクルートキャリア代表・小林大三とは?

経歴

広島県出身。
1991年 リクルート(現リクルートホールディングス)入社
2012年 リクルートテクノロジーズ社長就任
2013年 リクルートホールディングス執行役員就任
2017年 リクルートキャリア社長就任

インタビュー記事

小林大三氏はMarkezinのインタビューで次のように語っています。

私は29歳のときに1年間、当社の企業留学制度で産業用機械の企業で働かせてもらったのですが、これはとてもいい経験となりました。事業も文化もまったく異なる職場で刺激を受けるだけでなく、自分と企業との関係を考えるきっかけにもなりました。

出典:MarkeZine

リクルートは時流に合わせて柔軟に組織変更や事業転換を繰り返してきた文化があります。その流れをくんでどこの部署でも同じスタンスで柔軟に主体的に取り組んできた小林氏。

また小林氏は「仕事をゲームのようにとらえる」と語っており、自分の思い通りにいかないような状況にならないためにできることを考える、さらに日々の仕事を振り返り、他にできることはなかったかを考える習慣をつけているといいます。

この振り返りは、「できなかった言い訳」ではなく「もっとできることがあったのか」というものです。これはその後の自分にとても力になっていると語っています。

株式会社リクルートキャリアの平均年収は?

リクルートホールディングスの2017年度平均給与は年収約873万円有価証券報告書)という実績です。

2017年度上場企業3000社以上の平均年収ランキングでは「平均年収189位」「サービス業の平均年収16位」「人材サービス業の平均年収1位」という実績です。

従業員一人一人を一番の価値と考え「働く喜び」をテーマにイノベーションを起こすことを目指す企業であるからこその待遇であるといえます。

比較的高い給与高水準

リクルートキャリアの年収については発表されていませんが、リクルートホールディングスと同様に高い年収が期待できます。

入社3年目30歳で700万円前後、新卒入社30歳マネージャークラスで年収1000万円を超えるというケースもあるようです。年収制で手当等や残業時間分・賞与・インセンティブを含んだ給料制度です。

年齢やキャリアとともに年収も上がっていく?

リクルートキャリアの人事評価は、ミッショングレード制で年2回の査定があり、行動評価と業績評価で年収が確定します。年齢やキャリアとともに年収があがるという仕組みではないようです。

ただ会社に長く勤務し続けていても、給料は上がりにくい昇給の方法をとっています。自分から積極的に行動を起こし、成果を残すことが年収アップにおいて大切です。

株式会社リクルートキャリアの男女比や勤続年数は?

男性より女性の方が多い職場

出典:リクルートキャリア

リクルートキャリアでは女性の積極採用を行っており、2017年の従業員男女比は、男性45.3% 女性54.7%で女性のほうが10%程度多く働いています。

そのため、産休や育休といった、働く女性を思案する福利厚生などもそろっています。この点は、次に開設する平均勤続年数の長さにも関連しています。

平均勤続年数は男性の方が長め

男女間の平均勤続年数の差は、0.5年程度と少なく、男性は平均8年、女性は平均7.5年となっています。

男女ともに勤続年数は8年前後と長めです。要因としては高水準の給与や充実した福利厚生があることが考えられます。

株式会社リクルートキャリアの評判・口コミは?

時代のニーズに合わせた事業展開を続けるリクルートキャリアですが、変動が多い職場では働きやすさとしてはどうでしょうか。社員からの口コミを調べてみました。

社風は?上下関係は厳しい?

アンケート結果

・質問:どのように仕事を進めのか

 回答:自分のやり方ですすめられる

・質問:社風は挑戦的か堅実的かどうか

回答:挑戦的な社風

アンケート回答者(131人の社員・元社員)の意見が一致しているというのが印象的です。

回答の一部を紹介します。

企業文化・社風・組織体制
回答者:20代 / 女性 / 現社員(非正社員) / 営業系
やる気さえあればやりたいことはやらせてもらえる、基本的に人間関係はよく多様性を認め合う雰囲気もあるため、頭ごなしに否定されたりすることもない。当事者意識を求められる。

 

教育・研修
回答者:30代 / 女性 / 現社員(正社員) / 販売・サービス系記事URL
現場任せなので、良くも悪くも画一的ではない教育。
一方で、所属する組織や教育担当によって内容も質も全然変わる。
ただ、異動の頻度は高いので、何年もそこにいて苦しむということは多くない。前の部署ではあまり振るわなかったが、異動や上長の変更で大活躍する人も多い

 

仕事のやりがい・キャリア
回答者:30代 / 男性 / 現社員(正社員) / 営業系記事URL
一人一人への期待が高く、背伸びしたその先のレベルを常に求め続けられるので、達成意欲や成長意欲の高い人には合う会社。顧客への貢献度がダイレクトにわかり、プロセスも結果も細かく数値化され、日々配信されるので、PDCAを回しやすい。

 

仕事内容
回答者:20代 / 男性 / 現社員(正社員) / 営業系記事URL
風通しの良い風土は魅力的。新人でも、手を挙げれば何かとできる。また、成長させるための機会は嫌という程ころがっているので、本人のやる気次第で大きな成長が得られると思う。

 

入社理由・入社後の印象
回答者:20代 / 女性 / 現社員(非正社員) / 営業系記事URL
研修は中途社員に関しては簡単なものしかない。また、繁忙期に入社してしまうと各支店内での研修を非常に簡単なものしかしてもらえず、やりながら覚えるスタイルでかなり苦労をする。入社時期は見極めた方がいい。営業未経験でもokと言うものの、1年スパンの仕事のため仕事の流れを覚えるのに1年かかる。これが結構大変。

出典:(カイシャの評判:株式会社リクルートキャリア

非常に風通しのよい職場で、先輩、後輩の関係はあっても、お互いを認め合っている環境のようです。

新人にも大きな仕事を任せられるチャンスがあるので、出世を考える人はどんどん挑戦できる制度も整っていると見られます。

残業時間は長い?

「リクルート」と聞くと、社員は多忙で、毎日夜遅くまで残業しているイメージを持つ人も多いでしょう。

働き方改革が推進されているリクルートキャリアでは、残業の時間についてかなり意識が高く、残業数が多くなると上司との面談が行われ業務上の問題を相談することができます。

同様に休日・休暇についても積極的に取得することをすすめているのでお休みを取りにくいという雰囲気はないようです。年数によってプラス休暇の制度もあります。
ワークライフバランスを重視する人にとっては、さらに働きやすい環境となるでしょう。

リクルートキャリアの実態は、思い描いていた働き方と少しギャップがあるかもしれません。

ただ、社員として働く人たちの声の中には、飲み会の多い会社だという意見もあります。歓送迎会や仕事終わりに部署単位での飲み会などの機会は多いと思われます。

終業後の時間の使い方は、在籍する部署によって異なるでしょう。

出典:リクルートキャリア

株式会社リクルートキャリアで働く人たちの声

現在、リクルートキャリアで働く社員のインタビュー記事を見てみましょう。

「平等で自由な格差のない就活を」 吉田裕紀氏 営業 マネジャー

2008年新卒でリクルート入社。販促領域(Hot Pepper)で活躍していたが人材領域で働きたいと、2011年社内公募制度(キャリアウェブ制度)で異動が実現。2016年マネージャーとなる。

人材領域に移動後、2014年から福岡勤務となり地場産業の採用支援に取り組むが地域格差ともいうべき圧倒的IT人材の不足という壁にぶつかります。

そこでなんと、ITベンチャー社長の「IT人材の育成から始めよう。IT学校をつくりたい。」という思いの実現に向けて一緒に走り出します。そして多くの協力者を得て見事第1歩となるIT学校をスタートさせることができたのです。

圧倒的シェアを誇る「リクナビ」の強み、大手やベンチャーなどどんな企業もどの地域の企業も平等にアプローチできるメディアであることを活かして「就職マーケットの地域格差をなくす」ことを実現したいと強く願っています。「リクナビ」という強力なメディアでこそ実現可能だと信じて突き進んでいるのです。

「転職者の思いに全力で向き合っていきたい」 高木知美さん キャリアアドバイザー

地方銀行、学習塾勤務を得て2013年リクルートキャリア入社。エキスパート(EXP)社員として勤務。

自身の転職時にリクルートのキャリアアドバイザーに励まされ前に進むことを支援してもらった経験から、かつての自分のように転職という人生の転機の不安な気持ちを支えることができるような人になりたい、とキャリアアドバイザーへの転職を決意します。

年間数百を超える面談では、自身の強みや可能性を信じ自信をもってすすんでもらいたいと“高木式面談3原則”「褒める」「勇気づける」「共感する」を大切にしてお話しています。

キャリアアドバイザーになって2年が経ち、現在ではたくさんの感謝の手紙を受け取るようにもなりました。こうした嬉しい報告をいただけることは、キャリアアドバイザーとしての誇りですし、日々の業務に臨むうえでの原動力にもなっています。

出典:リクルートキャリア

株式会社リクルートキャリアの主な雇用形態

リクルートグループには独自の雇用形態があります。職種によって雇用形態が変わります。

ゼネラル(GE)社員

職務範囲・勤務エリア・雇用期間の規定がない社員で、多様なミッションを担い将来的にはビジネスをリードする経営陣としての役割を期待されています。

Career ViewCV)社員

リクルートの採用で、もっとも特徴的な制度の一つが「Career View(CV)社員」です。CV社員は職務範囲・勤務エリア限定で雇用期間は上限3年(1年更新)という中で自ら希望した勤務地・職種でキャリアアップを目指せます。

一般的には、「契約社員」と呼ばれる働き方に似ています。

エキスパート社員(EXP)社員

職務範囲・勤務エリア限定で雇用期間に定めがあります。特定分野のエキスパートとしての役割を期待されています。エキスパート社員の9割は女性社員です。

株式会社リクルートキャリアの募集職種・仕事内容は?

画像出典:リクルートキャリア

企画開発職

サービス・商品企画

サービス・商品の戦略・設計・実行まで一貫した業務を担います。新規サービスや商品ではコンセプト設計・プロモーションも担当します。

リクルートキャリアでは数多くのサービスを運営しています。サービス・商品の企画力はリクルートキャリア全体としても高めていきたい部分でしょう。

Webマーケティング

Webマーケティングの職種は、リクルートホールディングスが総合職(企画戦略スタッフ)として一括して採用を行います。グループ全体を牽引する人材として活躍が期待されます。

ビッグデータなどから顧客の興味や行動をリサーチし、適切な戦略を練る大切な職種です。データや数字を取り扱うので、数字に強い人が向いています。

システム開発・ディレクション

システム開発の内製化をすすめているリクルートキャリアでは成長中の既存サービスの改善・リニューアルや新規サービスのリリースから運用まで様々な新しい取り組みに挑戦することが可能です。既存のシステムにとらわれず自由な発想やプロセスの改善などにトライし、サービスの発展に貢献できる人材を求めています。

プロジェクトマネジメントとして、サービス・商品のシステムの課題やソリューション立案・実行まで一括して担当します。

顧客折衝職

メディア営業

新卒採用(リクナビ)では、学生の就活に関連するメディア営業やインターンシップ、採用イベントなどを担当します。中途採用(リクナビNEXT)では、転職のメディア営業や応募者数の増加、離職防止などの課題に取り組みます。

就職・転職をしたい求職者と、優秀な人材を欲している企業がマッチングするきっかけを作る職種です。

リクルーティングアドバイザー

企業向け人材紹介に関連する業務。事業の発展や課題解決に向けて適した人材を提案し、面接から入社までサポートします。

人材採用において、どのようなフローを踏めば理想的な人材の採用・定着ができるのかわからずに悩んでいる企業は多いです。内定を出しても辞退してしまう新卒や、配属されて数ヶ月で退職してしまう第二新卒・中途社員がいるのも実情です。

そういった企業の悩みを解決するのがリクルーティングアドバイザーの大きな仕事となります。

キャリアアドバイザー

応募者向け人材紹介に関連する業務をこなします。面談を通じて適切な企業を紹介し、転職を成功へ導くためのサポートです。

採用において悩んでいるのは企業側だけではありません。求職者も悩みを抱えています。

どうすれば自分の強みをアピールできるのか、魅力のあるes(エントリーシート)や履歴書のプロフィールを書くにはどうすればいいのかといった悩みの解決に努めます。

アセスメント営業

人材・組織コンサルティングとしてアセスメントツール(心理行動分析データ)を活用して、クライアントへの人材像の提案、職務要件定義の見直しなどを提案します。

データを用いてアドバイスを行うことで、応募者と企業がマッチするにはどうすればいいのか、対策を論理的に考えることができます。

コンサルタント職

PROコンサルタント

PRO(リクルートメント・プロセス・オプティマイゼーション)事業戦略に基づいてリクルート人材ビジネスの豊富な実績と経験を活かし、企業の採用戦略から実行まで最適な採用手法でサポートします。

コーポレートスタッフ職

経営企画、財務、経理、人事、広報、総務、法務など会社を支え、より良い方向へ導く重要な業務です。

直接売上に関わる業務はしないものの、営業社員の抱える悩みの解決や業務の効率化などを対応しています。

株式会社リクルートキャリアの社内制度は?

社員一人一人が、企業全体が既存の枠にとらわれず、リクルートキャリアのビジョン・ミッションを実現するために様々な取り組みが行われています。

社員のキャリアを支援するCDC(Career Development Cycle)

CDCの具体例

「何を実現したいのか?」「自分はどうありたいのか?」というひとりひとりの「キャリアプランを会社におけるミッションと接続し、実現することが目的です。

「自分の軸となる価値観」「かけがえのない持ち味」を互いに磨いていくことを目指しています。

Will Can Mustシート

Will「実現したいこと」、Can「活かしたい強みや克服したい課題」、Must「能力開発につながるミッション」を記入するWill Can Mustシート。半年ごとに見直しがあり、上長と共有し実現に向かって探っていきます。

人材開発委員会

部や課をとりはらい、Will Can Mustシートを参考に中長期的な視点で社員の適切な配置やミッションを組織横断で議論し検討します。年に2回行われます。

ミッショングレード制度

職務の価値・大きさ・期待・役割をグレードで区分し、評価によってグレードが決定します。
これにより社員の年収が確定します。こちらも半年ごとに行われ、評価と年収の増減で社員のモチベーションを喚起します。

自己申告制度

自己のキャリアについて、直属の上司以外との対話ができる機会を設けています。自由な発想で新たな視点でのキャリア構築の幅も広がります。

社員自らが成長を促す制度

海外トレイニー制度

1年間の海外勤務を体験することができる制度です。グローバル化する国内の顧客へ実体験を伴った提案や社内の活性化が期待されています。

JUMP

自主応募で、社外のビジネススクールを利用し自分に必要だと感じるスキルを磨くことができます。自ら学ぶ姿勢を支援しています。

新規事業の立案につながる制度

VISION MISSON AWARD

今までの枠にとらわれず、リクルートキャリアのビジョン・ミッションに向かうための「兆し」を発掘して全員で共有します。発掘者は表彰されます。

CAREER RING

リクルートグループの発展の源となっている新規事業提案制度「RING(Recruit Innovation Group)」は1983年に生まれました。グループ規模でなく社外からも多く参加しています。数百件もの起案案件から審査が行われ、新規事業が生み出されていきます。

各自の働きやすい環境を作る制度

在宅勤務制度

育児や介護などオフィスでの就業が難しい社員を対象に在宅就業ができる制度です。各社員が最適な環境で働けるように配慮しています。

時短勤務制度

育児や介護などオフィスでの就業が難しい社員を対象に時短勤務が選択できる制度です。

アニバーサリー休暇

有給休暇の取得促進を目的として、連続4営業日以上の有給休暇を取得(年1回)するとアニバーサリー手当金6万円が支給されます。

リフレッシュ休暇

日常からのリフレッシュを目的として連続5営業日の休暇を取得(3年毎)でき、リフレッシュ手当24万円が支給されます。

GIB(GOAL IN BONUS) 

所属組織の目標達成のごほうびとして年間最大20万円が支給されます。4名以上で1泊旅行に行くことが条件です。

株式会社リクルートキャリアの中途採用試験の難易度は?

採用試験のフローは?

書類選考のあと、SPI・筆記試験、面談へと進みます。

「SPIのみでes(エントリーシート)が課されていない」「面接はコンピテンシー面接(過去の行動を掘り下げる質問)である」との情報もあります。

リクルートキャリアが求める人材は?

リクルートでは、以下のような条件に当てはまる人材を求めています。

・主体的に行動する

・自分のやりたいことが明確である

・常に進化を続ける・努力する

・成果をあげることができる

・周りの人から信頼を得ている

・問題解決能力

社員を成果で評価するというリクルートキャリアの制度からも想像できるように、自主性や主体性を持っている人が、人材としての評価が高くなる傾向があるようです。

ただ、成果や業績のために周りの同僚を出し抜こうとするのではなく、協力しながら仕事を進め、信頼を集められる人材であることも求められます。

面接では何をアピールすればいい?

書類選考よりも面接を重視しています。

リクルートの方々から多く聞かれる言葉として紹介されているものがあります。「なぜそうなのか」「ほかの選択肢はなかったのか」「具体的な理由は?」というものです。

面接では「なぜそうなのか(応募したのか)」、「ほかの選択肢はなかったのか(比較・検討したのか)」「具体的な理由(自分の言葉で)」「自身の将来像」をポイントに、熱意を伝えられるようにがんばってください。

自分の現在の状態や、将来の目的をしっかりと理解しておくことが肝心となるでしょう。そのためには、自己分析を綿密に行い、自分にとってどのようなキャリアを歩むのがベストなのか把握し、答えられるよう徹底しましょう。

事前に周りの人を相手に面接の練習を行い、良い点や悪い点などをチェックしてもらうのもおすすめです。

倍率は高い?

経験・スキルに加えてリクルートキャリアが求める人物像はハイレベルです。倍率以前に、選考基準自体がある程度ハードルが高いものだと考えられます。

リクルートキャリアは、人材紹介業界でも業績最大手の企業です。テレビやインターネットなど、数多くの広告を出しており、幅広い年代から認知されてもいます。求人の応募者数も多くなるでしょう。

特にメディア営業や、サービス企画職は、転職の際に求められる資格やスキルが、システム開発職などを比較すると少ない可能性があります。その点からも、採用試験の条件に当てはまる人も増え、倍率も増加すると予想できます。

学歴は関係ある?

採用部署によって求める学歴は違ってきます。応募要項をよく確認して応募しましょう。

しかし、リクルートキャリアはその知名度や平均収入の高さなどから人気の高い企業です。就職・転職希望者も高学歴の人が多く、採用の候補者は、一般からすると優秀と見られる人が多いでしょう。

新卒採用の場合は、学歴が判断基準に含まれる可能性が高いです。学歴が全てではありませんが、評価を分ける恐れがあるということは理解しておきましょう。

転職の場合、学歴以上に経歴やスキルが重視されます。学歴が評価基準に占める割合が低い分、確たる実績やスキルがあることをアピールしなければなりません。

株式会社リクルートキャリアに転職するには、どんなキャリアパスが必要?

職種によっては未経験でも積極的に採用されています。会社の風土や働き方にあうかどうかが重要です。

体育会系でイケイケな感じの風土という声もあり、そのような雰囲気に抵抗がない方が向いています。

また、業績や仕事での成果志向の制度を設けていることも判断基準の一つとなると思います。このような環境で働くことに納得した上で、転職対策を練ってください。

エンジニアとして転職するには、実務経験や資格が必要

リクルートキャリアが提供しているイベント情報・管理サービス「ATND」では、Ruby、Ruby on Railsを採用しており 、データベースはMySQL、インフラはオンプレミスの環境です。

Javaの開発案件もあります。よって複数のプログラミング言語を柔軟に使いこなせるエンジニアは歓迎されます。

一方、全くのプログラミング未経験での入社は難しい可能性があります。

Javaはプログラミング言語の中でも習得難度の高い言語です。未経験から習得するにはハードルが高く、挫折してしまう恐れがあります。

せっかくリクルートキャリアに入社できても、仕事についていけず、最終的に退職してしまうような事態は避けたいとことです。

未経験から転職する場合は他社で実務経験を積み、転職を目指すのがおすすめ

リクルートキャリアに未経験からエンジニアとして転職したいのであれば、直接転職採用試験を受けるのはおすすめしません。

プログラミングの勉強をして他社へ就職し、経験と実績を積んだ上での入社を目指すといいでしょう。即戦力となるスキルを積んでからの転職は、年収アップも期待できるというメリットもあります。

プログラミング未経験からの転職を目指すなら、プログラミングスクールの利用をお勧めします。

プログラミングスクールでは、Rubyなどの初心者でも学びやすい言語を中心に、実践レベルになるまで学習することができます。テキストやカリキュラムも初心者向けに作られているので、挫折する可能性は低いです。

関連記事:社会人におすすめ!プログラミングスクール17選

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