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Googleアカウントを削除したらどうなる?正しい削除と復元方法を解説

更新: 2023.11.08

無料で使えて便利なGoogleアカウントですが、必要以上のアカウント所有はかえって管理の手間を増やすことに繋がります。

またセキュリティの観点からも、個人情報が入力されたアカウントを放置しておくのはやめておくべきでしょう。

不要なGoogleアカウントは、削除するか名前を変えて再利用しましょう。

この記事では、Googleアカウントの削除・復元の方法・名前を変更する方法などを紹介。Googleアカウントの管理者はぜひ参考にしてみてください。

※記事内の情報は2023年11月執筆時の内容です。最新情報は公式サイト等でご確認ください。

Googleアカウントとは

「Googleアカウント」とは、Google ドライブ・Google フォト・YouTubeなど、Googleが提供するサービスを利用するために必要なネット上の会員証のようなもの。

アカウントの作成・利用は無料で、作成ページからアカウント名、名前、生年月日などの情報を入力するだけで誰でも簡単に作成することができます。

またGoogleアカウントは用途に応じて複数使い分けることも可能です。

例えば、ビジネス用とプライベート用のアカウントを別に持つことで、各アカウントで無料容量が獲得できる、メールが1つのフォルダで混ざらないなどのメリットも。

Googleアカウントを複数作成・管理する方法については、「Googleアカウントを複数作成・管理する方法!使い分けるメリットや注意点も解説」で解説しています。

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スマホから不要なGoogleアカウントを削除する方法

Googleアカウントには、あなたの名前・生年月日・住所・電話番号などの個人情報が含まれているため、使わなくなったGoogleアカウントは適切に削除することが大切です。

特に日々持ち歩くスマートフォンは盗難や紛失のリスクも高く、不要なアカウントは随時削除するのがおすすめ。

ここでは、Googleアカウントそのものは残しつつ、スマホからアカウントを削除したい場合の方法をiPhoneとAndroid別で解説します。

iPhoneの場合

iPhoneを利用している場合は、次の手順で登録しているGoogleアカウントを削除します。

  1. 設定アプリを開く
  2. メール、連絡先、カレンダー、メモのうちアカウントを削除したいものを選択する
  3. 「アカウント」をタップする
  4. 削除したいアカウントを選択する
  5. 「アカウントを削除」をタップする

Androidの場合

Androidスマートフォンを持っている人は、次の方法で削除しましょう。

  1. 設定アプリを開く
  2. 「アカウント」または「ユーザーとアカウント」をタップする
  3. 削除したいGoogleアカウントを選択する
  4. 「アカウントを削除」をタップする

Googleアカウントを完全削除する方法

Googleアカウントそのものを削除したい場合は、次の手順で行います。

  1. Googleトップページの右上のアイコンをクリックする
  2. 削除したいアカウントに切り替える
  3. 「アカウント」ボタンをクリックする
  4. 「データとカスタマイズを管理」>「サービスやアカウントの削除」>「アカウントを削除」をクリックする
  5. パスワードを入力する
  6. チェックボックスにチェックを入れて「アカウントを削除」を実行する

なお、一度削除したアカウントは場合によっては2度と復元できない可能性もあります。

削除する前に、この後に解説する「Googleアカウントを削除したらどうなる?」の内容をしっかりと把握しておきましょう。

Googleアカウントを削除したらどうなる?

Googleアカウントは、1つのアカウント(メールアドレス)でGoogle PlayやGoogle ドライブなど、さまざまなGoogleのサービスと紐付いています。

アカウント自体を完全削除すると、当然ながらそのアドレスで利用登録していた全てのサービスは使えなくなります。

具体的には、次のようなことが起きる可能性があります。

  • 削除したアカウントで登録していたメール、写真、ファイル、カレンダーの予定などが見られなくなる
  • 削除したGmailを使って登録していたサービス(メルマガ、オンラインバンキングなど)が利用できなくなる

支払い義務は残る

削除した(する)Googleアカウントを使って、Googleストアでスマホを購入したり、Google Playで音楽・アプリをダウンロードしたりした場合、それらの残金の支払いは行われます。

「代金を払いたくないからアカウントを削除してしまえ」といった不正行為は当然できません。

一方で、次のようなケースはアカウントが削除されると、本来受け取れるはずの収益が受け取れない可能性があるため注意です。

  • ブログにGoogle AdSenseの広告を貼っている
  • YouTubeで動画配信をしている

同じアカウントの再取得はできない

一度アカウントを完全に削除した場合、同じアカウント名(Gmailアドレス)でアカウントを作り直すことはできません。つまり、削除されたアカウントのIDは永久欠番となります。

削除したアカウントを復元したい場合

アカウントを削除した後に「やっぱり元に戻したい」となった場合、次の条件を満たせばアカウントが復元できる可能性があります。

  • 削除してから日が経っていない
  • 復元したいアカウント情報(ユーザー名やパスワード)を覚えている

削除してからの日数は、明確には書かれていませんが2~3週間以内が目安のようです。削除したアカウントの具体的な復元手順は、Googleのサポートページをご確認ください。

Googleアカウントの名前を変更する方法(PC・スマホ共通)

古いアカウントを別の用途で再利用したい場合、結婚して名字が変更になった場合、現在登録されている名前では不都合が生じる場合などは、アカウントの名前を変更することが可能です。

スマホとPCで画面の見え方が少し違うケースもありますが、変更方法は基本的に同じ。

  1. 変更したいアカウントでログインする
  2. Googleトップページの右上のアイコンをクリックする
  3. 「アカウント」をクリックする
  4. 「個人情報とプライバシー」>「個人情報」をクリックする
  5. 「名前」を選択し、右に表示されているペンのアイコンをクリックする
  6. 新しい名前を入力して、登録する

不要なGoogleアカウントは削除しよう

Googleアカウントには、名前・メール・写真などの重要な個人情報が多数含まれています。

もう何年も使っていないアカウントや、使用目的を達成したアカウントは、適切に削除するようにしましょう。

また、アカウントの削除によってこれまで利用していたサービスに突然アクセスできなくなってしまうといった事態が起こると大変です。

所有するアカウントの利用用途や紐付いているサービスは、日ごろからしっかりと管理することが大切です。

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この記事を書いた人

石田ゆり
元システムエンジニア・コンサルタント。ERPパッケージソフトウェア会社にて設計から開発、品質保証、導入、保守までシステム開発の一通りの業務を経験し、その面白さと大変さを学ぶ。働く人々を支援するバックオフィス系システム・業務効率化ツール等に特に興味あり。趣味は旅行、ヨガ、読書など。

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