あなたはITエンジニアに必要な知識や経験をどのように身につけたら良いのか悩んでいませんか?
筆者もITエンジニアに必要なスキルを身につけるために、アルバイトをしながら時間を割いて書籍を読み漁りましたが、思ったように知識が身につかず悩んでいました。
しかし、この記事を読むことでITエンジニアになるために必要な知識や経験を効率よく身につけることができます。
実際に筆者も、ITエンジニアのアルバイトがどのようなものであるのかを理解してからは、ITエンジニアに必要なスキルを身につけながら収入まで得ることができました。
ぜひ参考にしてください。
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この記事の目次
ITエンジニアのアルバイトとは
ITエンジニアのアルバイトとは、WEBサービスに関する開発や運用を行う業務について、非正規雇用で勤務することを言います。
当然WEB開発に必要な、プログラミングスキルや最低限のPCに関する知識が必要になります。
しかし、基本的には企業の正社員を補佐する役割が多く、専門的知識や経験がそれほどなくても採用される場合もあります。
中には、1から教育し実践までをサポートしてくれる企業もあるため、将来ITエンジニアとして働きたいと考えている学生の方が、既に身につけている技能をスキルアップのために働くということも可能です。
仕事内容
基本的には、デザイナーが作成した案にあわせて開発を行って行きますが、企業によってはデザインの一部を任される場合もあります。
フロントエンドエンジニアは、バックエンドなどの関連する仕事の部署との連携が必要となるため、円滑なコミュニケーション能力が要求されます。
また、企業によってはバックエンドで必要とされるサーバー運用に関するシステムスキルやデータベースに関する知識が要求される場合もありますので、周辺知識が多いほど有利であると言えます。
アルバイト経験者の声を知ろう
実際にプログラミングの経験がある方から、未経験で身につけた方まで様々な方のアルバイト体験談をご紹介します。
このブログをご覧いただくことで、アルバイトにより身につく力やリアルな現場について知ることが出来ます。
◇バイトでプログラム言語を習得できた方のブログ
私は情報系の学生でしたので、是非とも経験がしたかった事柄の一つです。
JavaScriptは触れた事のあるプログラミング言語でも勉強したとは言い難い言語だったからです。
その為、最高の経験が積めたと感じました。
引用元:
プログラマーのアルバイトは、プログラミング言語の経験を積める!
◇実践を通してプログラミングの知識開発
「プログラミングを始めたのは高専に入ってからです。以前から興味あったのですが、機会がなく、実際にはじめてみるとのめりこみました。プログラミングサークルの先輩の助言などを受け、いまは実戦を経験するためにアルバイトというカタチで企業で勉強させていただいています」
◇未経験からでもプログラマーになれる
未経験だから就職できないのであれば経験者になってしまえばいいじゃないかと思い立ったから。
まず本屋でホームページ関係の本を読み漁り、まずはHTMLとCSS(マークアップ言語ですが)を勉強することに。
テキストエディタで簡単なサイトを作っては公開し、作っては公開しを何度も繰り返し、2カ月たったころには、それなりにプロっぽいシンプルなサイトを作れるようになっていた。
ITエンジニアのバイトをすることの一番のメリットはお金をもらいながら、プログラミングを学ぶことができるということです。
また、既に身につけているプログラミングなどの知識をさらに深めて行くことも可能ですし、やる気次第では未経験であってもエンジニアになることができます。
アルバイト求人サイト一覧
ITエンジニアのバイトがどのようなものかが分かったところで、実際にITエンジニアのバイトの求人をどのように探すのかが次のステップです。
求人情報は様々な媒体で提供されていますが、随時更新され、PCやスマホからいつでも確認できるオンラインで提供されている求人情報が求人媒体としては最も優れています。
オンライン上の求人情報と言っても沢山ありますので、以下では求人情報を提供している人気の求人サイトを紹介します。
◇マイナビ バイト
出典:マイナビ バイト
・デザインが良く見やすい
・勤務地の絞り込みが使いやすい
・夏休みや冬休みなど期間限定の求人も探しやすい
マイナビバイトはSEやプログラマなどのITエンジニアのアルバイト求人情報が豊富です。
地域や賃金の他に、未経験歓迎などの項目で検索ができるため、エンジニアバイト初心者の方であっても、バイト先を簡単に探すことができます。
◇ジョブセンス
出典:ジョブセンス
・就職祝い金がもらえる
・求人登録数が多い
・履歴書の書き方など就職に役立つ情報がわかりやすい
業界でもトップクラスの求人数を誇る、ジョブセンスです。求人によって祝い金が設定されているものもあります。
また、路線で求人情報を探すこともできるため、普段の生活圏で通いやすい企業を選択する際に役立ちます。
◇エンバイト
出典:エンバイト
・サイトが使いやすい
・バイトの検索から採用までが早い
・短期間のバイトも探しやすい
転職サイトでおなじみの、エンジャパンが運営しているバイト専用の求人サイトです。転職求人サイト同様に使いやすく、情報量も豊富です。
◇バイトル
出典:バイトル
・掲載情報が豊富
・夏休みなどの長期休みのバイトが探しやすい
・履歴書の登録をしておくことで企業からのスカウトがくる
バイトの求人情報に特化した求人サイトバイトルですが、情報量が多く好みのバイトが探しやすい特徴があります。
また、履歴書を登録しておくことで情報を見た企業の採用担当者からスカウトがくる場合もあります。
◇バイトーク
出典:バイトーク
・採用祝い金がもらえる
・自分にあったバイトを探せる
・サイトが見やすく検索しやすい
バイトークはサイト立ち上げ以降、順調に求人登録数が増え続けています。
求人情報は企業の特徴や雰囲気が伝わる内容となっているため、自分にあった職場であるかイメージしやすくなっています。
平均時給比較
ここでは、求人サイトに掲載されている情報等を基にITエンジニアの業種別の平均的な時給を紹介します。
- システムエンジニア:1,500円
- アプリ制作:1,500円
- プログラマー:1,100円
- サーバー管理:1,100円
- WEBエンジニア:1,300円
システムエンジニアのアルバイトの時給が高めに設定されています。
システムエンジニアはシステム全体の設計に携わる機会が多いため、プログラミングだけではなく関連する部門の業務詳細についての知識が必要とされます。
社内のメンバーとのやりとりだけではなく、場合によっては外部のクライアントとの折衝の機会もあるため、総合的な能力が問われます。
また、同じ業種であってもプログラミング経験がある場合や実務経験がある場合にはここで紹介した平均的な時給を上回る待遇を得られる可能性もあります。
IT系アルバイトの地域分布
提供:ここある!仕事
こちらは、IT系のアルバイトの求人の分布を地図であらわしたものになります。色が濃いほど求人数が多く薄い色ほど求人数が少ないということになります。
求人数の分布を地図で見てみると、IT系アルバイトの求人の大半は関東に集中していることが分かります。
東京近辺に住んでいる方の場合には、エンジニアのバイトをするチャンスは多く、地方に住んでいる方にはエンジニアとしてバイトをするチャンスが無いように思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、例え地方に住んでいたとしてもチャンスはあります。
最近のIT系エンジニアの求人の中には、在宅勤務を認めるものも多く存在します。
会社によっては完全に出社なしで作業できる場合もあるため、遠隔地に住んでいる場合でもIT系エンジニアとして働くことは可能です。
ITエンジニアの就職先
仕事内容や賃金などをご紹介しましたが、ITエンジニアとして就職を考える場合どのような企業を目指していけば良いのでしょうか。
そこで、現在ITエンジニアを目指している方が、就職したいと考えている理想の就職先のランキングベスト5を紹介します。
就職先ランキング
1位 グーグル
2位 トヨタ自動車
3位 ソニー
4位 日本マイクロソフト
5位 楽天
ITエンジニアを目指している方が、勤めたい企業とはグーグルやマイクロソフトなど、現在のネット社会ではおなじみの企業が大半です。
学生のうちにしっかりとプログラミングなどのスキルを身につけておくことで、ここで紹介したような一流企業への入社もできるかもしれません。
海外IT企業へ入社するためには?
出典:写真AC
海外のIT系の企業に勤めているエンジニアは、日本国内のITエンジニアに比較して約1.5倍の報酬をもらっています。
また、全ての社員に平等にプロジェクト参加の機会が与えられるため、新たな取り組みについて積極的に挙手し成果をあげることで更に報酬をアップさせることも可能です。
能力とやる気さえあればどんどん可能性が広がっていきますが、問題はどのように海外のIT企業に入社するかということになります。
そこで実際に海外で働いている方のブログをひとつ紹介します。
海外で働くとは
ここでは実際に海外でITエンジニアとして働いておられる方の体験談をご紹介します。
それでも海外でITエンジニアとして働いてみたいという願望から「シンガポール(またはアメリカ)」勤務できる日系企業の求人を探して転職してきた。
「シンガポールなど海外でSEとして働くには何をすべきか」という点を、日本でのSE経験しかなかった私個人の考えとしてまとめておきたいと思う。
海外企業に入社するためには、日本へ進出している外資系IT企業に就職することが、最も確実と言えるでしょう。
そのためには、以下で紹介するような就活フェアを活用することもひとつの手です。
就活フェア
求人サイトなどが定期的に実施している就活フェアや転職フェアでは、多い場合で数百もの企業が参加します。
そのため、一度に複数の企業の採用担当者や現役社員から採用面接時には聞けないような生の声を聞くことができる他、企業の持つ雰囲気を肌で感じることもできます。
日本国内の企業はもちろんですが、外資系IT企業も多く参加するため海外IT企業への就職を考えている方にとっても有意義なものとなります。
就職フェアには以下のようなものがあります。
求人サイトはたらいくが主催する就転職フェアです。案内所が準備されており、初めてフェアに参加する方でも迷うことなくフェアを楽しむことができます。
転職求人サイトのDODAが主催する転職フェアで、300以上の企業が参加する規模の大きなフェアになります。東京だけではなく関西や九州、東海地方でも実施されています。
エンジニアの求人サイト@typeが主催する転職フェアです。ITエンジニアの募集には富士通 ・日本オラクル ・スクウェア・エニックス・ 楽天・日本アイビーエムなどがあります。
知っておきたい!ITエンジニアの就活に有利なもの
ITエンジニアになるために就活をする場合、初心者でも採用される可能性があるとはいえプログラミングのスキルや知識が豊富であるほど即戦力となります。
採用率の向上や賃金など待遇面で優遇される、就活するうえで有利になるものを以下で紹介します。
オススメの資格一覧
働いてみたいITエンジニアの業種で必要とされる資格を取得しておくことで、知識面で自身が持てる他、就職後の知識の吸収もスムーズになります。
また、直接関連の無いと思われる資格であっても、冒頭でも述べたように仕事上他の部署との連携時に役立つ場合もあります。
そのため、実務経験がない場合にはITエンジニアを目指すうえで、これら資格を取得することは有効な方法となります。
ポートフォリオを作ろう
就活で重要なことは、どのような資格を持っていて、どのような経験をしてきたのかということに加え、就職先の企業で何をやりたいのかということになります。
Web開発系の企業にITエンジニアとして就職したいと考えた場合「自分はこんな仕事がしてみたい」
あるいは「こんな仕事ができる」ということをアピールする意味でもポートフォリオは言葉だけではなく行動を通してITエンジニアになりたいという意思を伝えることができます。
そのため、可能な限りポートフォリオを作ることをお勧めします。
未経験の場合は?
IT系の業務経験がなく、プログラミングなどの知識が無い場合にはIT系のエンジニアのバイトをすることに不安を感じることでしょう。
そのような場合には、「ITエンジニアとしての就活に有利なもの」の項目でも触れたようにプログラミングやシステムに関連する知識を身につけておくことで、
採用面で有利なだけではなく、採用後もスムーズに取り組むことができます。
そこで、プログラミングやシステムに関する知識を得る方法を以下で紹介します。
オススメのプログラミングスクール
未経験からサービスをつくることが出来るようになるために、短期集中でプログラミング学習することが可能です。
- とにかくコードを書く
- 疑問はメンターに質問して解消する
- 実際にサービスを作りあげる
この3つを徹底的に行うことで、未経験でも短期間で実践スキルを身につけることが可能です。
メンターがチャットやビデオ通話などのオンラインで質問対応してくれます。
しっかりと学習に取り組めば、全くの未経験から、自分でゼロからサービスをリリースするレベルまで到達できます。
興味を持った方は、まずは下記からカウンセリングや説明会を受けてみてください。プログラミング学習の理解を深められるでしょう。
テックキャンプ プログラミング教養はこんな人におすすめ
- スキルアップしたい社会人
- 就職に向けて準備をしたい大学生
- 自分でWebサービスをつくって副収入を得たい人
- 教養としてテクノロジーを学びたい人
TechAcademyは、ITベンチャーである株式会社キラメックスが運営する、オンラインプログラミングスクールです。
現役エンジニアのサポートのもと、未経験者が短期間でプログラミングを学べるコースを用意しています。
生徒1人ひとりにメンターがつくので、効果的に学ぶことができるのが特徴です。
HTML/CSS、jQuery、Ruby/Ruby on Railsなどに対応しています。
CodeCamp(コードキャンプ)は、ビデオ通信を利用したオンライン講義を行うプログラミングスクール。
講義は毎日朝7時〜23時40分まで受けることができますので、仕事が忙しい社会人にも続けやすい環境です。講師は現役エンジニアで、生徒の理解するスピードに合わせて講義をすすめていきます。
コースは、目的に合わせた「webマスター」「アプリマスター」「デザインマスター」の3つ。HTML5/CSS3、JavaScript/jQuery、PHP/MySQL、Java、Swiftなどを学ぶことができます。
オンラインのプログラムスクールの場合には、好きな時間にプログラミングの勉強をすることができるだけではなく、講師に直接疑問点を確認することもできるため実地スクールと変わらない結果を得ることができます。
さらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もご参考ください。
IT系の勉強会に参加
スクールの場合には一定の期間や時間を一つの単位として取り組みますが、単発で行われるIT勉強会に参加するという方法もあります。
これから学んでみたいスキルの勉強会に参加することで、概要を掴むことができます。
また、既に習得しているスキルであっても、新技術や更新された情報の確認をすることができるため積極的に参加すると良いでしょう。
いつどのようなIT勉強会が行われるか確認したい場合には以下のようなIT勉強会の情報をまとめているサイトを参考にすると良いでしょう。
おすすめの学習教材
独学でITエンジニアに必要な知識を身につける場合、専門の書籍を購入して読むという方法もあります。
最初はよくわからないことも多いですが、概要だけでも理解するつもりで細部にはこだわらず通して一通り読んでみるだけでも広い知識を身につけることができます。
まずは以下のような基本的な書籍を読んでみると良いでしょう。
まとめ
いかがでしょうか。
アルバイトの期間中にこなした仕事も経験や実績として認められるものであり、知識も更に深まります。
また、ITエンジニアのバイトをするメリットとして、アルバイト先の企業が気に入った場合には、そのまま就職できる可能性もあります。
そのため、ITエンジニアになりたいと考えている学生さんは迷わずにアルバイトをしてみることをお勧めします。
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