MacBookのtrackpad(トラックパッド)は、マウス操作が不要になるほど使いやすいことから、パソコンをMacBookに変える人も多いです。
そこで本記事では、MacBookのトラックパッドの特徴、覚えておきたいジェスチャの使い方、トラブルが起きたときの対処法などを解説します。
MacBook初心者の方は、参考にしてみてください。
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この記事の目次
trackpad(トラックパッド)とは
trackpad(トラックパッド)とは、ポインティング・デバイスの1つである板状のセンサーで、マウスの代わりとなるものです。
操作は簡単で、本体を指でなぞることでマウスポインターを動かせます。
トラックパッドは、AppleのMacBookを含むほとんどのノートパソコンに標準搭載。
ちなみに、デスクトップパソコンの場合は標準搭載していないため、外付けのトラックパッドを別途用意しなければなりません。
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MacBookのトラックパッドの特徴
MacBookのトラックパッドの特徴は、大きく分けて2つです。
- マウスよりも快適&便利
- ジェスチャで色々な操作ができる
マウスよりも快適&便利
トラックパッドを使うメリットは、以下の通りです。
- マウスと比較して、操作するのに場所を取らない
- スマートフォンのタッチ操作に似ており、直感的に操作できる
- スワイプでブラウザを移動できるので、ネットサーフィンが快適
- 手首への負担が減るので、腱鞘炎(けんしょうえん)対策になる
上記の通りで、うまく使いこなせばマウスよりもMacBookを効率よく操作できるでしょう。
ジェスチャで色々な操作ができる
MacBookのトラックパッドを使いこなすには、ジェスチャを覚えるのが必須です。
ジェスチャとは、特定の指の動きや指の本数で、特定の操作を行える機能のこと。
つまり、スマートフォンでいう画面のスクロールや拡大などの操作と同じと考えて構いません。
MacBookのトラックパッドで使える具体的なジェスチャは、次章で紹介します。
MacBookで使いたいトラックパッドのジェスチャ
本章では、MacBookのトラックパッドのジェスチャを紹介します。使いこなすことで、PC作業の効率化に役立つはずです。
- 基本的なジェスチャ
- ジェスチャの設定方法
基本的なジェスチャ
MacBook初心者は、基本的な9つのジェスチャを覚えましょう(各画像出典:Apple)。
MacBookで使えるジェスチャは、Appleのサポートページでも紹介していますので、合わせて参考にしてみてください。
- 左クリック・右クリック
- スクロール
- 拡大・縮小
- 回転
- ページ間スワイプ
- デスクトップ表示
- Launchpad表示
- ミッションコントロール
- 調べる&データ検出
左クリック・右クリック
決定や選択などで使う左クリックは、トラックパッドを1本指でタップします。
ショートカットメニューを開くときに使う右クリックは、2本指でタップします。
スクロール
画面をスクロールするには、2本指を上下にスワイプします。
また、2本指を素早くスワイプすると、スクロール速度も速くなります。
拡大・縮小
画面を拡大するには、親指と人差し指でピンチアウト(指の間を離す動作)します。
画面を縮小するには、親指と人差し指でピンチイン(指の間を近づける動作)します。
回転
画像やファイルの回転を行うには、2本指をひねるようにして動かします。
ページ間スワイプ
ページ間のスワイプ(画面の移動)を行うには、2本指を左右にスワイプします。
右にスワイプすると前の画面に戻る操作で、左にスワイプすると次の画面に進む操作です。
デスクトップ表示
Macのデスクトップを表示させるには、親指と3本指でピンチアウトします。
画面を縮小したりアプリを終了する手間を省けますので、覚えておきましょう。
Launchpad表示
Launchpadとは、MacBookにインストールされているアプリを一覧表示して管理するツール。
Launchpadを表示させるには、親指と3本指でピンチインします。
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ミッションコントロール
Mission Control(ミッションコントロール)とは、現時点で開いているウインドウやアプリなどを見渡して、簡単に切り替えられる便利な機能です。
ミッションコントロールを表示するには、4本指を上にスワイプします。
調べる&データ検出
単語の意味を検索したり日付や住所などのデータ検出をするには、3本指でタップします。
言葉の意味を素早く検索できるので、ぜひ活用しましょう。
ジェスチャの設定方法
ジェスチャの設定は、MacBookのシステム環境設定の「トラックパッド」から行います。
「ポイントとクリック」「スクロールとズーム」「その他のジェスチャ」に分かれており、ジェスチャの追加、使わないジェスチャの削除、ジェスチャの変更などを設定できます。
MacBookのトラックパッドが反応しない時の対処法
本章では、MacBookのトラックパッドが効かない・反応しないときの対処法を解説します。上手くいかない時はここを確認しましょう。
- スワイプが効かない時
- マルチタッチジェスチャが効かない時
- トラックパッドが押し込めない時
スワイプが効かない時
スワイプが効かない場合は、以下の対処法を試してみてください。
- MacBookのシステム環境設定の「トラックパッド」を開く
- 「その他のジェスチャ」の「ページ間のスワイプ」で、操作をいったん別のものに変更する
- 動作確認をしてスワイプが効いたら、元の操作に戻す
上記を試しても効かない場合は、「ターミナル」アプリを開き、以下のコマンドを入力してDockを再起動しましょう。
- killall Dock
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マルチタッチジェスチャが効かない時
マルチタッチジェスチャとは、3本指や4本指を使って行うジェスチャのことです。
マルチタッチジェスチャが効かない場合も、スワイプと同様の手順でジェスチャをいったん変更して、動作確認しながら対処しましょう。
トラックパッドが押し込めない時
マウスの左クリックに該当する動作は、トラックパッドを軽く押し込むことで可能。
しかし、何らかの原因で押し込めないトラブルが発生することも。
その場合、まずは外付けの機器があれば外し、MacBook本体を再起動して解消するかどうか様子をみてください。
これで解決しない場合は、本体をセーフモードで起動してみましょう。起動時に読み込まれるソフトウェアが原因の場合、これで解決できるかもしれません。
それでも解決しない場合、本体のシステムエラーが原因かもしれません。NVRAM(PRAM)・SMCのリセットを試してみましょう。
各方法については、以下のApple公式サポートを参考にしてみてください。
▶️Macをセーフモードで起動する
▶️Mac の SMC をリセットする
▶️Mac で NVRAM をリセットする
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MacBookのトラックパッドをカスタマイズできるアプリ
本章では、MacBookのトラックパッドをカスタマイズできる「BetterTouchTool」を簡単に解説します。ワンランク上の快適さを、という方におすすめです。
BetterTouchToolとは
BetterTouchToolとは、MacBookのトラックパッドで行えるアクションを増やせるツールです。
例えば、BetterTouchToolを使うと以下のアクションをトラックパッドで行えます。
- ブラウザの終了、新規タブの追加、画面のリサイズなど
- Finderやスクリーンショットツールなどのアプリの操作
右手だけでブラウザやアプリを操作できるので、使いこなせばショートカットキー以上の利便性を発揮できるでしょう。
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購入方法は2種類
BetterTouchToolの購入プランは、以下の2種類です。
※価格は公式サイト参照
- スタンダードライセンス:10米ドル、2年間のアップデートを受けられる
- ライフタイムライセンス:22米ドル、期間の制限がなくアップデートを受けられる
トラックパッドを使いこなせばMacBookがさらに快適に
MacBookのトラックパッドの概要、覚えておきたいジェスチャの使い方、トラブルが起きたときの対処法などを解説しました。
MacBookを効率よく使うなら、トラックパッドで何ができるのかを覚えて活用するのが近道。
基本的なジェスチャやカスタマイズなどもうまく活用しながら、MacBookを賢く快適に使いこなしましょう。
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