テレワークでのWeb会議が増えているビジネスマンの方も多いかと思います。
Web会議では、音声が聞き取りにくかったり、動画の質が悪かったりすると、どうしてもストレスがたまり会議への集中力も散漫になってしまいます。
Web会議やオンライン飲み会などをストレスなく行うためには、Webカメラの導入をおすすめします。
本記事では、これからWebカメラの導入を考えている方や買い換えを検討している方向けに、おすすめのWebカメラ10選を解説していきます。主要メーカーについても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
パソコン用Webカメラのおすすめメーカー
パソコン用Webカメラのメーカーも充実してきました。
一昔前まではWebカメラは高級品でしたが、最近では価格も安く高性能なWebカメラを提供するメーカーが多くなっています。
まずは、代表的なWebカメラのメーカーを確認していきましょう。
バッファロー
バッファローのWebカメラは価格が安く、手軽に導入できる点が魅力。初めてWebカメラを購入しようと考えている方にはピッタリです。
まずはバッファローのWebカメラを試してみて、さらに上の性能のものが欲しくなったら他の製品を検討する、という方法も良いでしょう。
エレコム
エレコムのWebカメラは、価格が安いものから最高800万画素の高性能なものまで、ユーザーが選べる商品が多数揃えられているのが特徴です。
そして、動画編集が気軽に行える専用ソフト「エレコムWebCamアシスタント」もありますので、動画配信を行い方におすすめなメーカーでもあります。
サンワサプライ
サンワサプライは、高性能なWebカメラが数多く揃えられているメーカーです。価格もそこまで高くありません。
カメラ内蔵USBスピーカーフォン、800万画素の高解像度USB書画カメラなど、他のメーカーでは手に入らない独特のWebカメラもあります。Webカメラにこだわりたい方は、このメーカーではないでしょうか。
ロジクール
ロジクールのWebカメラは、ビデオ会議とテレビ電話に特化したものが多いです。キーボードやマウスなど、パソコンの周辺機器との相性も抜群。
また、持ち運びにも便利なサイズですので、テレワークでは自宅で使用し、出社時には会社で使用するなどの使い方もできるでしょう。
格安ブランドのWebカメラも選択肢の1つ
上記メーカーの他にも、海外のメーカーではさらに格安のWebカメラも販売されています。
最近ではスペックやデザインの質が向上しており、Amazonなどを利用すれば気軽に購入できますので、検討する価値は十分にあります。
パソコン用Webカメラのおすすめ10選
ここまで、代表的なWebカメラのメーカーを確認しました。次に、各メーカーが販売しているおすすめのWebカメラを紹介していきます。
Webカメラの購入をお考えの方は、ぜひご参考ください。
iBUFFALO BSWHD06MWH
マイクが内蔵されているタイプのWebカメラですが、価格は非常にお手頃です。120万画素の720pHDですので、テレビ電話などを快適に行うことができます。
接続もケーブルをパソコンにつなげるだけですので、初心者の方でもすんなりと使えることでしょう。最初の1台におすすめです。
IVSO ウェブカメラ
広い角度から通話や録音が簡単にできますので、大人数でのWeb会議にむいているWebカメラです。安価な点も大きな魅力。
自動ノイズ低減機能が備えられているのでクリアな音声を届けることができ、自動光補正とHDRテクノロジーによって、薄暗い場所でも快適に利用可能です。
サンワサプライ CMS-V43BK
100万画素の広角150度レンズが搭載されています。カメラ本体にマイクが内蔵されているタイプで、Skypeなどの各種ビデオチャットに対応しています。
また、絞り、明るさ、コントラスト、ホワイトバランスなどを自動調整してくれるので、どのような環境でもストレスフリーで利用できます。
エレコム UCAM-C520FEBK
イヤホンマイクつきの200万画素高画質Webカメラです。
隅々まで美しい映像でビデオチャットなどを楽しめます。フレームレートは最大で30fps、撮影画角は対角で68°かつカメラの角度は上下に調節可能です。
マルチスタンドを採用していますので、場所を選ばず設置して使えます。
ロジクール C922n
自動HD光補正機能によって、光の加減を自動調整してくれます。カメラの両サイドにはマイクが搭載されており、広い範囲から音を拾うことができます。
大人数のWeb会議などで使えば、スムーズに進行できるでしょう。
他にも、フルHD画質やオートフォーカス機能などの機能があります。
ASUS ROG Eye
ノイズフィルタリング機能を備えたデュアルマイクが内蔵されているので、音楽や動画配信などをお考えの方にはピッタリの商品です。
また、60fpsでフルHD1080pでのストリーミングが可能なほか、「Face Auto Exposure」とオートフォーカステクノロジーにより動画配信者の顔を自動的に検出してくる優れものです。
バッファロー BSW500MBK
マイク内蔵型で、200万画素の120°広角レンズを採用したフルHD対応Webカメラです。
プライバシーシャッターも搭載されていますので、使用しない場合はシャッターを閉じておきましょう。そうすればハッキングなども防げて安心です。
また、Webカメラ用の拡張ソフトウェア「CyberLink YouCam6 BE」をダウンロードしておけば、プレゼンテーション用のビデオ撮影にも大いに役立つでしょう。
エレコム UCAM-DLI500TNBK
500万画素の高画質で、フルHDを超える最大2592×1944ピクセルに対応しているWebカメラです。
カメラ本体にマイクが内蔵されているので、ヘッドセットは不要です。折りたたむとコンパクトになるので持ち運びに最適なWEBカメラでもあります。
サンワサプライ CMS-V47BK
カメラ、スピーカー、マイクが一体となった、フルHD対応の高画質Webカメラです。
360度からの集音が可能で、エコーキャンセリング機能とノイズリダクション機能により、クリアな音質を提供できます。
少々値は張りますが、5Wのスピーカーが音声をくっきりと再生してくれますので、音にこだわりを持つなら最高の一品かもしれません。
ロジクール C980GR
小型でありながら高性能なWebカメラです。
フルHDガラスレンズで暗い場所での撮影もノイズが出にくく、詳細までくっきりと写し出すことが可能です。
また、AIによる顔追尾オートフォーカスを搭載した最先端のWebカメラで、縦型撮影にも対応しています。
USB-Cポートが必須な点に注意。
パソコン用Webカメラは搭載する機能や用途を考慮しよう
Webカメラには、たくさんの種類があることをお分かりいただけたかと思います。
どのような場面で使うのか、どのぐらいの人数で使うのかによって、購入するべきWebカメラも変わってきます。
アフターコロナ後も引き続きテレワークを継続する企業が多いので、今のうちに自分にあったWebカメラを1台購入しておいても良いでしょう。
パソコン用Webカメラの用途
インターネット接続ができる環境であれば、Webカメラはどこからでも利用できます。
ビデオ会議や動画配信、防犯対策など多くの場面で活用されています。
まずは、それぞれの場面での活用方法を確認していきましょう。
テレビ電話や会議を円滑に
テレビ電話や会議をスムーズに行うためには、やはりWebカメラの導入は必要でしょう。
SkypeやZoomのようなミーティングツールを利用してWeb会議を行っている企業も多いと思いますが、写りが悪くなって円滑に進まなかった経験はないでしょうか。
回線の接続状況に問題がある場合もありますが、Webカメラを導入すればより円滑なコミュニケーションが取れるかと思います。
動画配信でクリアな画質実現
動画配信には、よりクリアな画質が求められます。画質が悪い映像を配信し続けてしまうと、視聴者の満足度は下がり離れていってしまうでしょう。
Webカメラを導入すれば、より鮮明できれいな映像を配信でき、コンテンツのクオリティを上げられます。
見守りや防犯対策にも活用可能
ペットの見守りや防犯対策として利用するのも、Webカメラの活用方法の1つです。
自宅にWebカメラを設置しておけば、不在時にペットの様子や部屋の状況などの映像をスマートフォンに送ってくれるなど、防犯機能に特化したWebカメラも販売されています。
カメラがついていないパソコンでもビデオ通話ができる
最近のパソコンは、Webカメラが内蔵されているタイプがほとんどです。
旧式パソコンではカメラが内蔵されていないこともありますが、外付けのWebカメラを端末に接続すれば、テレビ会議や友達とのビデオ通話が可能になります。
パソコン用Webカメラの選び方のポイント
ここでは、意識するとよいポイントをいくつかピックアップして解説してきます。
設置タイプ:クリップタイプとスタンドタイプ
設置タイプには、ディスプレイに挟んで固定する「クリップタイプ」と、パソコンの横に立てて固定する「スタンドタイプ」の2種類があります。
クリップタイプのメリットは、ディスプレイさえあれば簡単に設置できるところです。また、折りたためるタイプが大半なので持ち運びにも便利です。
一方のスタンドタイプは、社内会議など大勢の人数でWeb会議を行いたいときなど、広い画角が必要となる場面で役立ちます。場所を選ばず安定した撮影ができるのもメリットの1つです。
画素数:映像の鮮明さ
友達とのオンライン飲み会などで使用するWebカメラは、100万画素を目安にすれば大丈夫です。
社内会議でホワイトボードを写す場合など、画角の広さや鮮明さが必要な場面では、300万画素程度は必要となるでしょう。
また、ホワイトボードの内容などをピンポイントで映したい場合には、「パン・チルト・ズーム」といった画面を調整する機能が付属しているかも確認しておくべきです。
レンズの性能:広角タイプなら会議に最適
カメラが映す範囲のことを画角といい、Webカメラの画角は75°程度のものが多いです。
75°だと限られた範囲しか写せませんので、Web会議で使用する場合などは150°程度は欲しいところです。
フレームレート:映像の見やすさに関係
フレームレートとは、1秒間当たりのフレーム数のことです。解像度と同じく、数値が高いほど1秒間のコマ数が増え滑らかな映像を写すことが可能となります。
動画配信などでWebカメラを使用するならば、より見やすい映像を配信するためにフレームレート数は意識するべきです。Web会議などでしか使わないのであれば、過度に意識しなくてもよいでしょう。
マイクの性能:クリアな音声を届ける
最近のWebカメラはマイクが内蔵されているタイプが大半ですが、中には音質の悪いものもあります。
音質が悪いとWeb会議などで支障をきたしますので、マイクの有無はもちろんのこと、音質のクリアさも考慮してWebカメラは選ぶべきです。
パソコン用Webカメラはセキュリティに注意
インターネットに接続されている状態では、常に悪意の第三者からアクセスされる危険性があります。
そのようなことが起きないように、セキュリティ対応を行う癖をつけておきましょう。ウイルスに侵されてしまってからでは遅いのです。
この記事もオススメ
OSを常に最新にしてウイルス・乗っ取り対策を
OSは、常に最新バージョンにアップデートするよう心がけましょう。これだけでもウイルスの侵入を防ぐには有効です。
ウイルス対策ソフトも導入しておきたいところです。定期的にウイルススキャンを行うと、ウイルスの侵入をさらに防ぐことが可能となります。
また、パスワードも定期的に変更することをおすすめします。
これらの対策はWebカメラを導入するからというよりも、インターネット接続を行うならば全てやっておきたいウイルス対策です。
この記事もオススメ
使わない時はカメラの接続をオフにする
基本的なことですが、Webカメラを使用しないときは、パソコンとカメラの接続を切断しておきましょう。
ノートパソコンに内蔵されているWebカメラでもオフにできます。Windowsであれば、設定画面からWebカメラ機能の制限ができます。
MacOSでは、Webカメラを無効化するためのフリーソフトがリリースされていますので、すぐに導入することをおすすめします。
誰にでもできるウイルス対策ですので、積極的に行うべきでしょう。
Web用カメラを活用してコミュニケーションを円滑に
SkypeやZoomなどを利用しての会議や授業、飲み会の中で、音声が途切れたり写りが悪かったりすれば、コミュニケーションが取りにくくなってしまいます。良質なWebカメラを使用すれば、円滑なコミュニケーションの手助けとなるはずです。
新しい生活様式に合わせて、1家に1台、Webカメラを導入してみてはいかがでしょうか。
はじめての転職、何から始めればいいか分からないなら
「そろそろ転職したいけれど、失敗はしたくない……」そんな方へ、テックキャンプでは読むだけでIT転職が有利になる限定資料を無料プレゼント中!
例えばこのような疑問はありませんか。
・未経験OKの求人へ応募するのは危ない?
・IT業界転職における“35歳限界説”は本当?
・手に職をつけて収入を安定させられる職種は?
資料では、転職でよくある疑問について丁寧に解説します。IT業界だけでなく、転職を考えている全ての方におすすめです。
「自分がIT業界に向いているかどうか」など、IT転職に興味がある方は無料カウンセリングにもお気軽にお申し込みください。