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初心者向けプログラミングセミナー9選と利用時に注意したいポイント

更新: 2024.07.29

プログラミングに興味がある、またはすでにやっている人にとって、セミナー・勉強会は新しい技術に触れたり、知識を深めたりするためにとても良い場です。しかし、

「プログラミングセミナー・勉強会とはどのようなところなのか」
「どうやってセミナーを探せば良いのか」
「プログラミング未経験者でも参加できるのか」

という疑問もあることでしょう。

この記事では、プログラミングセミナー・勉強会の内容や探し方、プログラミングの効果的な活用方法を解説します。

プログラミングセミナー・勉強会に初めて参加する方は、この記事を参考にしてください。

この記事の目次

プログラミングセミナー・勉強会とは

プログラミングセミナー・勉強会は主に、参加者自身のIT技術向上や技術者同士の交流を目的として開催されています。

現役のエンジニア・プログラマだけでなく、これからプログラミングを勉強しようと思っている学生などの未経験者向けのセミナーも数多く開催されているため、自分の知りたい内容・習熟度に合ったセミナーを探すことが重要です。

おすすめのセミナー・勉強会やその探し方については、この記事の後半で詳しく解説しています。

セミナー・勉強会の種類

一言でプログラミングセミナー・勉強会と言っても、講義形式から参加型のものまでその内容は様々です。まずは一般的なセミナー・勉強会の種類を解説します。

セミナー

セミナー・勉強会と名付けられているものの多くは、有名なエンジニアや業界のスペシャリストなどの話を一方的に聞く講義形式を指します。

最新技術や今後のIT業界の動向を、初心者向けの勉強法や基礎講座など、初心者から上級者向けまで様々あり、期間も数時間から数日間に渡って開催されるものもあります。

ハンズオンセミナー

ハンズオンセミナーとは、その名の通り参加者が実際に手を動かしながら参加する形式のセミナー・勉強会です。

ゲームやアプリを開発する、AIを開発するといったように各セミナーに決められているテーマに沿って、講師による講義を併行して実際に手を動かしながら進めていきます。

ただ一方的に話を聞くより内容を定着させることができるハンズオンセミナーも、講義形式のセミナー・勉強会と同様に幅広いレベルが設定されています。

もくもく会(自習会)

講師に教えてもらう形式ではなく、参加者がそれぞれ自習形式で知識を深める形式もあります。

もくもく会ではあるテーマに沿って集まったメンバーが、それぞれ思い思いのペース・方法で黙々と学習を行います。一人で作業を行う一方で、疑問点や新しい発見などをその場にいる他の参加者と共有できることで、より効率よく学習を進める目的があります。

もくもく会は、各参加者が独立して学習を進める必要があるため、中級者~上級者向けであることが一般的です。

LT(ライトニングトーク)会

LT会では、参加者がそれぞれ自身が行っている開発や身に付けたノウハウなどを発表します。プログラミングに関連する発表会のようなものをイメージしてもらえると分かりやすいでしょう。

エンジニア・プログラマを対象にしたLTから、プロジェクトマネージャーやコンサルタントなど他のIT職種を対象としたものまでありますが、いずれにおいても参加者は自身の経験やノウハウを発表する必要があるため、中級者~上級者向けのセミナーです。

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プログラミングセミナー・勉強会でできること

毎日の仕事で忙しい日々を送っていると、休日や仕事終わりにセミナーや勉強会に足を運ぶことが億劫に感じられるかもしれません。

あるいは、仕事で実際にプログラミングを使っているのであれば、わざわざ外部の勉強会に参加する意味がない、と考えてしまうこともあるでしょう。

しかしながら、セミナー・勉強会は新しい知識や人との出会いなど、その場でしか得られないようなメリットがいくつかあります。

効果的な学習ができる

各テーマに沿って集中的に知識やスキルのインプットが出来るセミナー・勉強会では、効率的に学習が進めることができます。

例えば「Pythonを使ったWebサイトの構築方法」というテーマのセミナー・勉強に参加したと想定します。すると講師の指導を受けながら、ものの数時間でシンプルなWebサイトを作成することが出来るでしょう。

セミナーや勉強会に参加することなく、独学で行うこともできますが、疑問点を即座に解消しながら最短時間で目標達成が出来ることはセミナー・勉強会に参加する大きなメリットです。

エンジニアとの情報交換ができる

セミナー・勉強会には、様々な経験やバックグラウンドを持つエンジニアが集まります。

同じようなことに興味・関心のある他のエンジニアとの情報共有も、セミナー・勉強会に参加する一つのメリットです。

自分と異なるシステム開発に携わるエンジニアは、あなたの知らない知識を持っているかもしれません。あなたもまた、彼らが知らない知識を共有できることもあるでしょう。

会社や一つのプロジェクトに長く従事していると、知識が普段使っている分野に偏ってしまいがちです。普段は知る機会の少ない分野の知識を得る良い機会になるでしょう。

エンジニアとの人脈ができる

セミナー・勉強会では、他の会社や開発プロジェクトに関わるエンジニアとの人脈作りにも効果的です。

社外で人脈を持っていることで、彼らの紹介などで転職活動を有利に進められたり、フリーランスエンジニアの場合は仕事の受注に繋がることもあります。

それ以外にも、ITに関する最新情報が培った人脈から入ってきたり、単純に共通の趣味を持つ友人としてプライベートの時間も充実させることも出来る可能性があります。

初心者がプログラミングセミナー・勉強会に参加できる?

セミナー・勉強会への参加を検討するにあたり気になるのが「初心者でも参加できるか」です。「興味はあるが場違いなのでは」などの不安を抱いている方は多いでしょう。結論から述べると、参加対象者が限定されていなければ初心者であってもセミナー・勉強会へ参加できます。

歓迎されないと思われがちですが、セミナーで初心者は手厚いサポートを受けられる傾向があります。活躍中のエンジニアも、元は初心者だったためです。同じような経験をしているため、つまずいている点を教えてくれるなど、サポートをしてくれる方が少なくありません。

初心者が一定の割合で参加している点もポイントです。具体的な人数はセミナー・勉強会で異なりますが、複数人の初心者が参加していることもあります。つまり、セミナー、勉強会に参加する初心者はそれほど珍しくないといえます。気になるセミナー・勉強会がある方は積極的に参加するとよいでしょう。

初心者におすすめのプログラミングセミナー・勉強会

プログラミングセミナー・勉強会に参加するメリットについて紹介しましたが、これらのメリットを得るためには、あなたのレベルと知りたい情報や身につけたいスキルにあった会に参加することが重要です。

これから紹介するおすすめのセミナー・勉強会の中で、あなたのキャリアなどに有益なものがないか確認してみましょう。

テックキャンプ

テックキャンプは、未経験者に特化した学習環境を提供しているエンジニアスクールです。4,600名を超える転職決定実績(2016年9月1日~2023年6月30日の実績)があります。

また、定期的にセミナー・勉強会も開催しています。たとえば、過去には未経験から市場価値の高いエンジニアを目指す方法についてのオンラインセミナーを開催しています。お勧めしたいポイントは、独学でITエンジニアになった創業者からノウハウを学べること、適切な技術の学習方法がわかること、AI時代に活躍できるITエンジニアになるためのロードマップが明確になることの3つです。

eLV

eLVは「組織の枠を超えITエンジニアの価値向上に寄与する」ために生まれたITエンジニアコミュニティです。

ほぼ毎週勉強会を開催しており、テーマもセキュリティやエンジニアリング理論、ITコンサルタント講座など分野は様々。

初心者歓迎のものからある程度の予備知識があることを推奨しているものまで、レベルも異なります。

各開催会でテーマやゴールが明確に設定されているため、自分の知りたい内容、深めたい分野の会が開催されていれば積極的に参加してみましょう。

BPStudy

BPStudyは、2007年9月から毎月1回のペースで開催されているWeb系の技術に関する勉強会でです。技術者が自らのノウハウや知見を発表する 「技術者のTED」 のような会を目指しています。

Web系のプログラミング言語がメインですが、その他の開発手法、OSなどWeb関連の技術が扱われることもあります。

TechLION

TechLIONは、IT文化の振興、UNIX/Linux文化の普及、エンジニア同士の連帯を目的として定期的に開催されているトークイベントです。

夜に開催されているこのイベントは、IT業界の第一線で活躍しているエンジニア達のスピーチやディスカッションを聞くことができる、トークライブ形式の勉強会です。参加費はかかりますが、飲み物・軽食がついていきます。

登壇者として参加することで実際に他のエンジニアとの熱い議論を楽しむ他、観覧者として彼らの話を聞き、質問をしたり、他のエンジニアとの交流することも楽しみの一つです。

イベントの開催日程は、告知サイトの他Twitterでも発信されているため、興味がある方はチェックしてみましょう。

Ruby会議

Ruby会議とは、プログラミング言語Rubyに関連する情報発信・共有が行われる会議です。

日本人によって開発されたRubyは、そのシンプルさから初心者向け言語として人気であるだけでなく、多くの情報を日本語で得られることも魅力の一つです。

一般的な有名プログラミング言語の場合、最新情報はまず英語で発表されることが多く、最新情報を取り扱う会議や勉強会も英語であることが多いです。

そのような状況で、Rubyは日本語の文献、サイト、勉強会やセミナーが多く開催されています。

その中でRuby会議は特に豊富なコンテンツが人気の会で、一流のRubyエンジニア達の話を日本語で聞き、さらに日本語で質問することもできます。

Rubyに関する情報を知りたい、Rubyエンジニアの人脈を作りたいという人におすすめです。

DMM WEBCAMP

DMM WEBCAMPは、DMMが運営するオンライン完結のスクールです。専属講師がマンツーマンで指導をしてくれる点と目的にあわせて「副業・フリーランスコース」「はじめてのプログラミングコース」などを選べる点が特徴といえるでしょう。

DMM WEBCAMPもさまざまなセミナーを開催しています。過去には、未経験者がエンジニアになるためやってはいけないことをテーマに掲げたセミナーなどを開催しています。エンジニアに求められる正しい知識を身につけられる点が魅力です。このほかにも、ゼロから始めるデザイナーキャリアの始め方など、DMM WEBCAMPはさまざまなオンラインセミナーを開催しています。

卒業生を対象に、無償・無期限で入会できるコミュニティを立ち上げている点も見逃せません。卒業生同士で一緒に勉強したり人脈を作ったりできます。

RUNTEQ

RUNTEQは、プログラミングの知識だけでなく、新たな事業を生み出す力なども学べるスクールです。エンジニアの採用・育成を行ってきたテックカンパニーが、蓄積したノウハウを生かして運営している点がポイントといえるでしょう。

RUNTEQもさまざまなセミナーを開催しています。一例としてあげられるのが、コードを入力して実際に「動く」を体験する「プログラミング体験会」です。本勉強会には、未経験者も参加できました。

あるいは、役立つ、役立たないにかかわらず、1週間でアプリをカタチにする「クソアプリweek」もあげられます。1週間で少しだけレベルアップを目指す点が特徴です。本勉強会も、エンジニア歴を問わず参加できました。RUNTEQは、初心者を対象とするセミナーを多数開催しています。

プログラミングセミナー探しにおすすめのサイト10選

おすすめのセミナー・勉強会をいくつか紹介しましたが、もちろんこれ以外にも大小様々なセミナー・勉強会が日々開催されています。

ここからは、セミナー探しにおすすめのサイトをいくつか紹介します。開催予定やコンテンツを定期的にチェックし、興味があるものがあれば積極的に参加してみましょう。

TECH PLAY

TECH PLAYはIT勉強会・セミナーなどのイベント情報検索サービスです。

開催エリアとコンテンツからセミナー・勉強会の検索ができる他、数あるイベントの中から自分の都合のよい日程に開催されているものを検索できるイベントカレンダー機能がついており、忙しいエンジニア・プログラミングにぴったりです。

また、興味のあるタグをあらかじめ選んでおくことで、それに一致する新しいイベントやレポートがアップロードされると、メールでお知らせしてくれる機能もあります。

自らサイトを開いて検索をせずに済むため、とりあえず登録しておくのも方法の一つです。

connpass(コンパス)

エンジニアをつなぐIT勉強会支援プラットフォームであるconnpassでは、様々なイベントの情報をチェックすることができる他、イベントを開催したい場合にはconnpass上でグループを作成し、告知することができます。

また、TwitterやFacebookと連携させることで、友達が公開したイベントや参加するイベントをお知らせしてくれます。同じ興味・分野の人脈をすでに持っている場合には、そこからセミナーの開催情報を得られるため大変便利です。

Doorkeeper(ドアキーパー)

doorkeeperは参加者としてイベント検索するだけでなく、運営側としてイベントの作成や告知などが行えるコミュニティサイトです。

現役エンジニアだけでなく、子供向けのプログラミング体験イベントなども紹介されています。人気のコミュニティやイベントをサイト上で見ることができるため、参加する勉強会の評判が気になる、という人にはおすすめです。

AZusaar!!

AZusaar!!(あずさー)は Zusaar、こくちーず、connpass、doorkeeperのイベントと会場周辺のホテルを検索できるサービスです。

遠方からセミナー・勉強会に参加する場合は、AZusaar!!を利用することで余計な労力を使わずに周辺のホテルを見つけることができます。

また、カレンダーの一覧で開催される日ごとにイベントを見ることができるので、予定が空いている日や出張や用事で訪れた場所で開催されるイベントを探したい方には特におすすめです。

ストリートアカデミー

ストリートアカデミーは500カテゴリーの中から、先生を選んでオンライン講座、対面講座を受講できるサービスです。500カテゴリーの中には、プログラミング、アプリ開発、AI・機械学習などが含まれています。目的にあわせて講座を選べば、さまざまなスキルを身につけられるでしょう。先生は、顔写真・本人確認済みです。生徒からの評価に応じてバッジでランク付けされています。詳細は次のとおりです。

バッジの種類 ブルー シルバー ゴールド プラチナ
実績 3回以上教えた 10回以上教えた、もしくは50人以上教えた 20回以上教えた、かつ100人以上教えた 20回以上教えた、かつ200人以上教えた
満足度レーティング 3.5以上 3.5以上 3.5以上 4.4以上

 

評価の高い先生を見つけやすい点も魅力です。

OpenCU

OpenCUは「クリエイティブの学びをシェアする」をコンセプトに掲げるプラットフォームです。約7,000人の登録メンバーが活動しています(2024年5月に確認)。提供しているコンテンツは次の3つです。

【コンテンツ】

  1. EVENT:さまざまなテーマに基づくトップランナーのトークセッション
  2. WORKSHOP:主に課題の解決に求められるスキルを提供するクリエイティブラボ
  3. IDEAS:アイデアの共有を目指すWebコンテンツ

登録メンバー向けに、リアルな学びの場を提供する有料WORKSHOPも展開しています。開催されたイベントや今後開催されるイベントは公式サイトで確認できます。また、過去に開催されたイベントのレポートをチェックすることも可能です。クリエイティブ系のセミナーを探している方にとって有益なサービスといえるでしょう。

こくちーず

こくちーずは無料でセミナー・イベントを告知できるプラットフォームです。したがって、無料でセミナー・イベントを探すこともできます。プログラミングに特化したサービスではありませんが、イベントのジャンルに「テクノロジー/開発」「IT/インターネット」があります。プログラミングに関連するイベントを探すことも可能です。過去には、Pythonを学べる講座などが開催されています。

こくちーずの特徴は、リアルイベントだけでなくオンラインイベントも探せることです。クレジットカード決済、コンビニ支払い、ATM払い(Pay-easy)に対応した「こくちーず決済」を導入している点も見逃せません。さまざまな支払い方法に対応しているため、気になるセミナーなどに手軽に参加できます。

Peatix

Peatixは「出会いと体験を広げる」をコンセプトに、勉強会、ライブ、習い事などを掲載している国内最大級(会員数840万人、掲載イベント数15,000件以上。2024年5月時点)のサービスです。

プログラミング限定のサービスではありませんが、関連するさまざまなイベントが登録されています。具体例として、ITエンジニアまたはITエンジニアを目指す人を対象とするプログラミング勉強会、高校生以上の初心者を対象とするPythonハンズオン講座などがあげられます。

さまざまなイベントの中から、目的に合っているセミナーやレベルに合っているセミナーを見つけられる点が魅力といえるでしょう。

IT勉強会カレンダー地域別版

IT勉強会カレンダー地域別版はITの勉強会情報を地域別にまとめたGoogleカレンダーです。開催場所、開催時間、勉強会名を表示している点が特徴です。以上の情報を週ごと、月ごとなどに表示できます。したがって、お住まいの地域で開催されている勉強会情報を手軽に入手できます。場所と時間をもとに、勉強会を探せる点が魅力といえるでしょう。ただし、2024年5月に確認したところ、登録されている情報はありませんでした。稼働状況に注意したいサービスといえるかもしれません。

プログラミングセミナー・勉強会で失敗しないためのポイント

数あるプログラミングセミナー・勉強会の中には、無料で参加できるものも多くあり、それらは有料セミナーよりも気軽に参加できます。

しかし、無料・有料に関わらずセミナー・勉強会の時間を有意義に過ごし、価値あるものとするかはあなた次第です。

なんとなく、といった軽い気持ちで参加したり、レベルが合っていない会に参加してしまうことは結果的に時間の無駄となってしまう可能性もあります。

ここからは、プログラミングセミナー・勉強会の場を無駄にせず、有効活用するためのポイントをいくつか紹介します。

参加する目的を明確にする

どのプログラミング言語を、何のために学ぶのか明確にしてからセミナー・勉強会に参加することは、時間を無駄にしないために最も重要なことです。

目的が定まらないままなんとなくセミナーに参加しても、内容についていけなかったりそこで得た知識を活かすことができず、「無駄な時間だった」と感じてしまうことにも繋がります。

目的を明確にすることでセミナーに参加している間に質問が浮かんできたり、テーマに関連する別のトピックに対して興味が湧いてくることもあります。そのようにして関心のある分野を増やしていくことで、知識の幅を広げていくことができます。

自分が学んでいるプログラミング言語に合わせて選ぶ

初心者向けのセミナーや勉強会は、プログラミング言語を切り口に開催されることが一般的です。既に学習を始めている方は、学習中の言語について学べるセミナーや勉強会を選びましょう。

複数の言語を同時に学ぶと、混乱してしまうケースが多いためです。たとえば、書き方の違いに戸惑うなどが考えられます。また、一緒に使うことが少ない言語を組み合わせると、学習の効率が落ちてしまいます。この点も気を付けたいポイントです。

一般的に、ひとつの言語を習得すれば、2つ目以降の言語も習得しやすくなるといわれています。基礎や習得方法は共通していることが多いためです。まずは、1つの言語を理解するところから始めましょう。

事前に情報を確認する

参加前に、セミナーや勉強会の情報を確認しておくことも大切です。この作業を怠ると、期待している結果を得られないことやトラブルに巻き込まれることが考えられます。確認しておきたい主なポイントは次のとおりです。

【ポイント】

  • 主催者情報
  • 参加費用
  • 会場の設備

過去に、評判のよいセミナー・勉強会を開催している主催者であれば、基本的に安心して参加できます。参加費用は費用対効果で考えることが大切です。金額だけで評価しないようにしましょう。オフラインのセミナー・勉強会に参加する場合は、会場の設備も確認しておく必要があります。とくに、Wi∸Fi環境は忘れずにチェックしておきたいポイントです。

プログラミングについて簡単に予習しておく

セミナー・勉強会の内容について、予習をしておくことも失敗しないコツです。予習をしていないと「分からないことがわからない」ため、目的意識をもって参加しにくくなります。また、せっかくの質問時間も有意義に活用できません。

初心者であっても、できる範囲で最低限の学習はしておくほうがよいでしょう。「分からないことがわかった」だけでも大きな成長です。分からないことがわかれば、意味のある質問を行えます。セミナーや勉強会を活用して大きく成長する大切なポイントです。

セミナーで学んだ内容は自習に活かす

セミナーを有効活用できるかどうかは、セミナーを受けている間だけでなく、その後の行動も重要です。

セミナーを受けて「新しいことを知れた」と知識を得たことに満足するだけでは不十分です。学んだ内容はその後の自身の仕事や作業に活かし、知識を無駄にしないように努めましょう。

例えばプログラミング未経験者の方の場合は、学んだ内容の復習も兼ねて開発を行ってみましょう。

その場では理解したつもりでも実はちゃんとわかっていなかったことにも気づくことができ、知識の定着化にも役立ちます。

人脈作りは自分から積極的にする

セミナーに参加するメリットとして、他のエンジニアとの情報共有や人脈形成を紹介しました。人脈作りのために参加するのであれば、自分から積極的に声をかけるのがおすすめです。

待っていても、誰かから声をかけてもらえるとは限らないですし、声をかけてくれた人とのつながりが、本当に有益かどうかも分かりません。

必要な人脈は自分から獲得する意気込みで、積極的に声をかけ、その中で今後も継続して繋がりを持ちたい人に絞っていきましょう。

怪しげなセミナーでないか確認する

数あるセミナーの中には、残念ながら怪しげな商材を売りつけるようなものも存在します。

初めて参加するセミナーの場合は、エントリーの前にセミナーの詳細や評判などを確認すると良いでしょう。

セミナー・勉強会以外で初心者がプログラミングを学ぶ手段

プログラミングは、セミナーや勉強会以外の方法でも学べます。主な学習方法は次の2つです。

【学習方法】

  • 参考書
  • 学習サイト

これらの学習方法について解説します。

参考書

誰でも簡単に取り組める学習方法として参考書があげられます。参考書のメリットは、セミナーや勉強会に比べて費用を抑えやすいことです。周囲に惑わされず自分のペースで学習を進められる点も魅力といえるでしょう。

ただし、学習の質は参考書の質によって大きな影響を受けます。口コミを確認する、試し読みをするなどして、理解しやすいものを選ぶことが大切です。また、1人で学習を進めるため、挫折するケースが少なくありません。事前に、向き、不向きを考えておきましょう。自分でつまずきを乗り越えなければならない点にも注意が必要です。基礎知識がない初心者は、小さな壁が大きな壁に感じられることもあります。

学習サイト

無料または有料の学習サイトを活用して学びを進めることもできます。無料学習サイトの特徴は、原則として学べる内容が限られていることです。本格的に知識、スキルを身につけたい場合は、有料学習サイトを利用することになります。

有料学習サイトの相場は1カ月あたり数千円程度です。有料学習サイトの主なメリットは、手軽に始められることと自分のペースで学習できることといえるでしょう。ただし、参考書と同じで、質問することは原則としてできません。したがって、分からない点は自分で解決する必要があります。また、全体像を把握しにくい点にも注意が必要です。「何をしているか」がわかりにくいため、学習を継続しにくい傾向があります。

セミナー・勉強会だけでプログラミング習得は難しい

セミナー・勉強会の開催期間は1日〜数日程度であることが一般的です。もしあなたがプログラミング未経験者で、セミナーや勉強会に参加してプログラミングスキルを身につけたいと思っているのであれば、それは少し無理があるかもしれません。

未経験者向けのプログラミングセミナーや勉強会は、実際に数多く開催されています。しかし、内容は入門〜基礎部分であることが多く、開発に必要なスキルまで達するためにはその後の継続的な学習が重要です。

あくまでの入門編・基礎編としてセミナー・勉強会を活用すると考えておくようにしましょう。

未経験者はプログラミングスクールに通うのがおすすめ

全くの初心者が実践レベルのスキルを身に着けたい場合、概ね3〜6ヶ月の期間が必要と言われています。

未経験からプログラミングを身につけるのであれば、プログラミングスクールの受講がおすすめです。

セミナー・勉強会の場合、参加者が独自で勉強を進めていく面が強いので、全く知識のない状態だとついていけないことも考えられます。

スクールで基礎を身につけ、ある程度スキルが身についた段階でセミナー・勉強会に参加してさらにスキルアップを目指す、という流れが良いでしょう。

さいごに

セミナー・勉強会は参加することに意義があるのではなく、その時間を有効活用し、そこで得た知識を自分のものとして仕事や趣味に活かすことに意義があります。

貴重な時間を無駄にしないよう、明確な目的を設定し、セミナー・勉強会選びを慎重に行いましょう。

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この記事を書いた人

石田ゆり
元システムエンジニア・コンサルタント。ERPパッケージソフトウェア会社にて設計から開発、品質保証、導入、保守までシステム開発の一通りの業務を経験し、その面白さと大変さを学ぶ。働く人々を支援するバックオフィス系システム・業務効率化ツール等に特に興味あり。趣味は旅行、ヨガ、読書など。

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