- トラックパッドを使う
- マウスを使う
- キーボードとトラックパッドを使う
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「Macを使ったことがなく、右クリックの方法がわからない。ファイルの名前変更や削除などができず、作業にならない」
初めてMacを使う方にとって、意外なハードルとなるのが右クリック。
左クリックの方法は直感でわかっても、右クリックの方法を自力で探すのはやや難しいでしょう。
そこでこの記事では、Macで右クリックする方法を大きく分けて3つ紹介。それぞれもメリット・デメリットも解説します。
この記事の目次
トラックパッドかマウスかで右クリックの方法が異なる
Macでの右クリックの方法は、大きく3つに分けられます。
トラックパッドとは、Mac本体についているタッチパネルのことです。
マウスカーソルを動かしたり、クリックしたりするときなどに使用します。
では、それぞれの方法を解説していきます。

Macのトラックパッドで右クリックする方法
ますは、トラックパッドを使って右クリックする方法です。
以下の手順に沿って設定してみましょう。
1.画面左上にあるAppleのロゴマークをクリックし、「システム環境設定」を選択
2.「トラックパッド」を選択
3.「ポイントとクリック」の「副ボタンのクリック」で、右クリックの方法を次の3つから設定
- 2本指でクリック
- 右下隅をクリック
- 左下隅をクリック
これで設定完了です。手順3で選択した方法で右クリックが可能となります。
クリックの方法は動画の説明がついているので、とてもわかりやすいです。
実際に試してみて「やりにくい」と感じたら、同じ手順でクリックしやすい方法に設定し直しましょう。
トラックパッドで右クリックするメリット
トラックパッドを使うメリットとしては、主に以下の点があります。
- キーボードに近いため作業しやすい
- 外出先で便利
それぞれ解説していきます。
キーボードに近くて作業しやすい
トラックパッドはキーボードに近い位置にあるため、文章を書くなどの作業中にマウスカーソルの操作がしやすい点がメリットです。
キーボードから手を離しても距離が短いので、作業効率は落ちにくいでしょう。
Macではトラックパッドでの操作に慣れておくことで、効率よく作業できるようになります。
外出先で便利
トラックパッドを使うメリットにはマウスが不要という面もあります。
外出先でMacを使う時、トラックパッドで操作できればマウスを持ち運ぶ手間がかかりません。
机にPCとマウスを置いて作業できる環境があるかわからない時は、トラックパッドで操作できた方が便利でしょう。
また、外出先でMacを使う際、普段マウスを使っている人がいきなりトラックパッドを使うと操作に困ってしまうことも。
特に右クリックは、2本指でクリックするのか、右下隅をクリックするのかなどの設定が見た目ではわからないため、最初は戸惑ってしまいやすいです。
Macを使うなら、トラックパッドでの操作に慣れておくべきでしょう。
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トラックパッドで右クリックするデメリット
一見、メリットが大きいように思えるトラックパッドでの右クリックですが、デメリットもあります。
どのようなデメリットがあるのか、解説します。
マウスに慣れていた人は不便に感じやすい
これまでマウスで操作してきた方は、端末が大きく変わるので、トラックパッドでの操作を不便に感じてしまう可能性があります。
また、Macのトラックパッドは「2本指でクリック」が右クリックのデフォルトに設定されています。
マウスを使ってきた方からすると、2本指で操作するということ自体にあまり馴染みがない可能性も。
慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、トラックパッドでの操作は非常に便利ですので、少しずつ慣れていくことをおすすめします。
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マウスで右クリックする方法
Mac専用のマウスに「Apple Magic Mouse」というものがあります。
このマウスには、WindowsPCで使うマウスのような左右のボタンがありません。
Apple Magic Mouseを使う場合、トラックパッドと同じように右クリックの設定を行いましょう。
1.画面左上にあるAppleのロゴマークをクリックし、「システム環境設定」を選択
2.「マウス」を選択(トラックパッドと異なるので注意)
3.「ポイントとクリック」の「副ボタンのクリック」で、右クリックの方法を次の3つから設定(マウスがPC本体に接続されていないと設定できません)
- 2本指でクリック
- 右下隅をクリック
- 左下隅をクリック
デフォルトは「マウスの右側をクリック」で右クリックができる設定になっています。
デフォルトのままの方がわかりやすいかもしれません。
Apple Magic Mouseではない2つボタンのマウスを使う場合は、通常の使い方で右クリックができます。
マウスで右クリックするメリット
では、マウスを使って右クリックするメリットを解説します。
「これまでマウスを使っていた」「トラックパッドよりマウスの方が使いやすい」という方にとって、大きなメリットとなるでしょう。
操作がわかりやすい
マウスは右クリックの方法が直感でわかる構造をしています。パソコンに不慣れな方でもわかりやすいと思われます。
また、Windowsユーザーでマウスに慣れている方は、これまで通りの方法で右クリックが可能です。操作に戸惑いにくいでしょう。
2つボタンのマウスなら設定が不要
先述の通り、Apple Magic Mouseではない2つボタンのマウスを使うのであれば、Mac側で設定をしなくとも通常通りの使い方が可能です。
「設定を切り替えるのが面倒」という方は、2つボタンのマウスを使えば設定は不要です(マウスを購入前に、Macに対応しているか確認することをおすすめします)。
また「トラックパッドでの操作がやりにくいと」感じる場合も、無理せずマウスを使った方が作業効率が上がるかもしれません。
マウスで右クリックするデメリット
マウスで右クリックする場合にも、デメリットがあります。
操作性の問題だけでなく、マウスの購入や持ち歩きに関する問題もあるため、デメリットを理解した上でマウスを使うかどうか判断することをおすすめします。
マウスを購入する必要がある
そもそもの話になりますが、マウスを使う場合、マウスを購入する必要があります。
「会社で支給される」などがなければ、自費での購入が基本となるでしょう。
トラックパッドを使うなら、マウスを買うお金を節約できます。
マウスは数千円ほどで購入できますが、あまりお金を使いたくない方にとっては不要な出費となってしまうかもしれません。
外でMacを使う場合マウスを持ち歩く必要がある
トラックパッドの部分でも紹介しましたが、外出先でマウスを使いたい場合、マウスを持ち歩く必要があります。
荷物が多い時などは、不便に感じてしまうでしょう。
破損などのリスクも考えると、マウスは自宅や会社内など移動を伴わない場所で使うのがおすすめです。
キーボードから手を離す必要がある
マウスを操作する場合、一度キーボードから手を離す必要があります。
文章入力のようなキーボードを中心とした作業を行う場合、マウスの操作が煩わしく感じてしまうかもしれません。
トラックパッドもキーボードから手を離す必要がありますが、距離が近いため、煩わしく感じにくいでしょう。
キーボードとトラックパッドで右クリックする方法
キーボードとトラックパッドの両方を使って右クリックする方法もあります。
control+トラックパッドでクリック
後述のメリット・デメリットでも触れますが、control+トラックパッドでのクリックはそれほど使われることはなく、トラックパッドを使うのであれば、controlキーを使わない方が素早く右クリックができるでしょう。
ただ、右クリックの設定をする前の一時的な方法として使えないわけではないので、紹介します。
キーボードとトラックパッドで右クリックするメリット
「control+トラックパッドでクリック」での右クリックはメリットがあまり多くない印象です。
後述のデメリットと合わせて見ると、トラックパッドのみで右クリックした方がメリットが大きいでしょう。
左右のクリック明確に分けられる
例えば、トラックパッドの副ボタンクリックを「右下隅」に設定したとします。
この場合、自分では右下をクリックしたつもりでも、思ったように反応しないことも。クリックしている場所が中途半端なため、反応しないのです。
control+トラックパッドでクリックをすれば、トラックパッドのどこをクリックしても右クリックとして判別されます。
明確に左右のクリックを使い分けられるため、トラックパッドでのクリックに慣れていない場合はわかりやすいでしょう。
細かい設定が不要
control+トラックパッドで右クリックをすればば、システム環境設定を変更しなくても右クリックが可能です。
右クリックの設定方法がわからない段階では、一時的な対策としてcontrol+トラックパッドでの右クリックもおすすめです。
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キーボードとトラックパッドで右クリックするデメリット
最後に、デメリットの紹介です。
control+トラックパッドでの右クリックはデメリットが多いわけでもないのですが、「controlキーを押さずとも右クリックが可能」という点を意識していただきたいです。
トラックパッドに慣れればcontrolキーを押す動作が不要
トラックパッドだけを使っての左右クリックの使い分けは、慣れればスムーズにできるようになります。
つまり、右クリックの際にcontrolキーを押す動作が不要です。
トラックパッドのみクリックできるようになった方が、作業スピードが落ちにくいのでしょう。少し時間はかかりますが、練習することをおすすめします。
おすすめは「トラックパッドでの右クリック」
Macでの右クリックの方法としておすすめなのは、「トラックパッドでの右クリック」です。
理由は以下の通り。
・マウスを持ち歩く必要がなく、どこでも使える
・慣れてしまえば素早く操作できる。
・controlキーを使うよりも、トラックパッドのみで操作できた方がスムーズ
慣れるまで不便に感じるかもしれませんが、Macを使いながら少しずつ練習してみてください。