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ディレクトリとは?意味やフォルダとの違い・共通点も解説

公開: 2020.11.17 更新: 2021.02.01

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ディレクトリは、プログラミングに限らずパソコン上の作業において重要な要素です。

ディレクトリの意味を理解し上手に操作できれば、パソコンに保存したデータの整理が快適になります。

この記事では、ディレクトリの意味やフォルダとの違いなどを解説します。

ディレクトリとは?

ディレクトリ(directory)は、「住所録」といった意味を持つ英単語です。


しかし、ITの世界におけるディレクトリの意味はこれとは異なります。

ここでは、ITの世界におけるディレクトリの意味やファイル・フォルダとの違いを説明します。

ディレクトリはデータを分類・整理する容れ物

ITの世界におけるディレクトリは、パソコン上に保存されているデータを分類したり整理したりするための容れ物という意味を持ちます。

テキスト・音声・動画など、さまざまな種類のデータをディレクトリを用いることで整理整頓できるのです。

また、ディレクトリにディレクトリを格納することもできます。

そのため、きちんと整理されたディレクトリは、複数に枝分かれした木のような構造を成しているのが特徴的です。

ディレクトリとファイルの関係

テキスト・音声・動画など、情報の集まりのことを「ファイル」といいます。

パソコンでデータを保存するときは、ファイル単位で情報が保存され、ファイルごとに名前をつけられるのが一般的。

ファイルに名前を付けられれば、ファイルにどのような情報が保存されているのかが明確になり便利です。

しかし、ファイルが多くなればなるほど、目的のファイルを探すのに手間がかかってしまいます。

そこで、「ディレクトリ」を用いて関連するファイルをまとめることで、ファイルを探す手間を軽減できます。

ディレクトリとフォルダの違いと共通点

ディレクトリと似た仕組みとして「フォルダ」があります。

両者はファイルを分類・整理するための容れ物という意味で大きな違いはありません。

GUIとCUIで呼び方が変わる

ディレクトリとフォルダは、対象のOSがGUIなのかCUIなのかで呼び方が使い分けられています。

GUIのOSの代表格ともいえるWindowsでは「フォルダ」と呼び、linuxのようなCUIが基本のOSでは「ディレクトリ」と呼ぶのが一般的です。

もともとはどのOSでも「ディレクトリ」と呼んでいたのですが、Windows95から「フォルダ」という言葉を使うようになり、現在は2つの言葉が並んで利用されるようになっています。

厳密にはディレクトリとフォルダには違いがある

さらに詳しく見てみると、ディレクトリとフォルダの間には違いがあります。

ディレクトリが「パソコン上に保存された情報を分類・整理する容れ物」であるのに対し、フォルダはそれに加えて「オブジェクトの容れ物」という意味も持ちます。

オブジェクトとは、パソコン上で操作や処理をする対象全般のことで、単にパソコン上に保存されているデータとは限りません。

例えば、Windowsのコントロールパネルの1つに「プログラムと機能」というメニューがあります。

コントロールパネル自体はフォルダですが、「プログラムと機能」はあくまでオブジェクトであり、「プログラムと機能」というファイル・フォルダがパソコン上に保存されているわけではありません。

このように、フォルダは格納されているものがファイルとは限らない点がディレクトリとの違いとも言えます。

ディレクトリの場所による呼び方

ディレクトリは、その特徴によって独自の呼び方があります。

ここでは、ディレクトリの種類とその特徴について説明します。

ルートディレクトリ

ルートディレクトリは、階層構造になっているディレクトリにおいて最上位に位置するディレクトリを指します。

すべてのファイル・ディレクトリの根幹にあたり、ルートディレクトリより上のディレクトリは存在しません。

Windowsにおいては、Cドライブ(C:\)やDドライブ(D:\)がルートディレクトリにあたります。

基本的には、ルートディレクトリはパソコンに1つしか存在しません。

しかし、Windowsは1つのハードディスクをパーティションと呼ばれる仕切りで複数に区画して利用するため、ルートディレクトリが複数存在することがあります。

一方でmacOSやlinuxは、基本的にハードディスクをパーティションで区切らず、1つのルートディレクトリ(/)の下で管理します。

カレントディレクトリ

カレントディレクトリは、現在作業しているディレクトリを指します。

Windowsを例に挙げると、「windowsキー+E」でエクスプローラーを開き、「C:\」「Program Files」の順でクリックした場合、カレントディレクトリは「Program Files」になります。

また、linux・macOSなどUNIX系OSのコマンド「pwd」は、カレントディレクトリを絶対パスで表示してくれます。

サブディレクトリ

サブディレクトリは、対象のディレクトリに格納されている全ディレクトリを指します。

例えば、Windowsの「Program Files」に格納されているディレクトリは、「Program Files」のサブディレクトリと見なせます。

また、ルートディレクトリを基準に考えれば、ルートディレクトリ以外のディレクトリは全てサブディレクトリです。

このように、どのディレクトリを基準に考えるかによって、どれがサブディレクトリになるかは異なることに注意が必要です。

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システムとしてのディレクトリの種類

ここまでは、パソコンにおけるディレクトリを説明してきました。

しかし、ディレクトリという仕組みはさまざまなシステムで利用されています。

ここでは、システムごとのディレクトリの特徴を説明します。

階層型ディレクトリ

「ディレクトリはデータを分類・整理する容れ物」で説明したディレクトリは、階層型ディレクトリと呼びます。

ルートディレクトリを最上位として階層構造を成しており、現在普及しているOSは階層型ディレクトリによって情報を管理しています。

Webディレクトリ

Webディレクトリは、インターネット上に存在するページのリンクを収集し、カテゴライズしたもの。

Webディレクトリを採用すれば、インターネット上の情報検索をしやすくなります。

ポータルサイトのYahooは、かつてWebディレクトリを採用した検索サービスでした。

ディレクトリサービス

ディレクトリサービスは、ネットワークを構成しているコンピュータの属性情報を収集し、効率良く管理するサービスです。

また、ディレクトリサービスはネットワークに接続するコンピュータのアクセス制御を担うことも可能です。

ディレクトリサービスを利用することで、ネットワークに接続するコンピュータはシングルサインオンが可能になり、サインオンの手間を軽減できるというメリットがあります。

ディレクトリサービスの代表例として、マイクロソフトが提供する「Active Directory」、サン・マイクロシステムズが提供する「NIS」などがあります。

ディレクトリを操作するLinuxコマンド

ディレクトリ操作系のLinuxコマンドは複数あり、それぞれどのような結果を得られるかが異なっています。

ここでは、以下の5つのディレクトリ操作コマンドを解説します。

  • 作成
  • 削除
  • コピー
  • 移動
  • 容量確認

ディレクトリの作り方

1つ目に紹介するコマンドは「mkdir」です。「make directory」の略で、ディレクトリを作成する際に利用します。

使い方は「mkdir (ディレクトリ名)」のように、「mkdir」の後に作製したいディレクトリの名前を指定するだけ。

例えば、「work」という名前のディレクトリを作成したい場合は、

mkdir work

と入力することで作成できます。

また、コマンドラインオプション「-p」を付けることで、一回のコマンドで複数のディレクトリを作成することも可能です。

例えば、「work」ディレクトリ以下に「sub_work」ディレクトリを作成したい場合は、

mkdir -p work/sub_work

で実行できます。

ディレクトリの削除

ディレクトリを削除したい場合は、「rm」あるいは「rmdir」コマンドを使います。

「rm」は「remove」の略で、ファイルやディレクトリを削除するコマンドです。

コマンドラインオプションを付けなければファイルを削除するコマンドになりますが、「-r」を使えば、ディレクトリを削除できます。

例えば、「work」ディレクトリを削除したい場合は、

rm -r work

と入力することで削除できます。

一方、「rmdir」は「remove directory」の略で、ディレクトリを削除するコマンドです。

「rmdir」はコマンドラインオプションを付ける必要はありません。

しかし、削除するディレクトリ内にファイル・ディレクトリが存在する場合は、エラーとなります。

windowsのように一旦ゴミ箱に格納されるのとは違い、「rm」「rmdir」はそのままハードディスクから消去されるため、原則復元できません。

そのため、コマンドを使う際には本当に削除してよいのか、実行する前に慎重な確認が必要です。

ディレクトリのコピー

ディレクトリをコピーしたい場合は、「cp」とコマンドラインオプション「-r」を使います。

「cp」は「copy」の略で、「cp -r (コピー元ディレクトリ) (コピー先ディレクトリ)」と入力することで、ディレクトリをコピーできるコマンドです。

例えば、「work」ディレクトリを「sample」ディレクトリにコピーしたい場合は、

cp -r work sample

でコピーできます。

また、コピーする際にディレクトリ名を決めることができるのも特徴的です。

例えば、「work」ディレクトリを「sample」ディレクトリに「work_copy」という名前でコピーしたい場合は、

cp -r work sample/work_copy

でコピーできます。

ディレクトリの移動

ディレクトリ間を移動する際は、「cd」を使います。

「cd」は「change directory」の略で、指定したディレクトリにカレントディレクトリを移すコマンドです。

例えば、「work」ディレクトリに移動したい場合は

cd work

で移動できます。

また、ディレクトリ名を指定せず「cd」をそのまま実行した場合は、ホームディレクトリに移動します。

ホームディレクトリまで逐一ディレクトリを移動せずに済むので、とても便利です。

ディレクトリ以下の容量確認

ディレクトリの容量を確認したい場合は、「du」を使います。

「du」は「disk usage」の略で、指定したディレクトリのサブディレクトリごとの容量を確認できるコマンドです。

例えば、「work」ディレクトリ以下の容量を確認したい場合は

du work

と入力します。

「du」はコマンドラインオプションが豊富なのが特徴です。

例えば、ファイルの容量を確認したいなら「-a」、キロバイト・メガバイト単位で容量を表示するならそれぞれ「-k」「-m」などが使えます。

ほかにも、容量を合計で表示する「-s」、接頭辞を付けて分かりやすく表示するなら「-h」など、状況に応じて使い分けましょう。

ディレクトリを操作するコマンドを覚えてもっとパソコンを活用しよう

この記事では、ディレクトリの作成・削除・コピー・移動・容量確認の5つの操作について説明してきました。

ディレクトリ操作系のコマンドの中でも基本的で使用頻度の高いコマンドのため、はじめのうちに使い慣れておきたいところです。

ディレクトリとは? まとめ

この記事では、ディレクトリの種類やフォルダ・ファイルとの違いなどを説明しました。

ディレクトリを上手に使うことで、パソコン上に保存されているファイルを整理でき、ファイルを探すのが楽になります。

また、IT用語の学習には本もおすすめです。興味のある方は以下の記事を参考にしてみてください。

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