MacBookの調子が悪いときや動作が遅いときには、一度再起動をすることで改善する可能性があります。再起動の方法はいくつかあるので、カーソルが動かないときや画面がフリーズしてしまったときに備えて、複数の方法を知っておくと便利です。
この記事では、MacBookを再起動する方法を4つ紹介します。また、再起動が必要になる主な原因であるフリーズの対応についても解説します。
この記事の目次

MacBookを再起動する方法
MacBookを再起動する基本の方法は次の3つです。
- アップルメニューから再起動
- ショートカットキーで再起動
- ターミナルから再起動
これらの3つの方法が行えない場合には、電源ボタンで強制的に行う方法もあります。それぞれの詳しいやり方を解説していきましょう。
アップルメニューから再起動する
- アップルメニューの「再起動…」をクリックする
- 確認メッセージが表示されたら「再起動」をクリックする
確認メッセージを表示させずに再起動をしたい場合には、optionキーを押しながらアップルメニューをクリックしましょう。メニューの表示が「再起動…」が「再起動」になり、確認メッセージなしで再起動が実行されます。
ショートカットキーで再起動する
- controlキーを押しながら電源ボタンを1回押す(長押しではなく、短く1回だけ)
- 確認メッセージが表示されたら「再起動」をクリックする(または「R」キーをクリックする)
確認メッセージなしで再起動したい場合には「command + control + 電源ボタン」をクリックしましょう。すぐに画面が暗くなり、再起動が実行されます。
ターミナルから再起動する
- ターミナルを起動させて「sudo shutdown -h now」を入力する
- ログインパスワードを入力して、returnキーで実行する
なお、ターミナルは次のいずれかの方法で起動させることができます。
【方法1】
- DockでLaunchpadのアイコンをクリックする
- 検索フィールドに「ターミナル」と入力する
- 「ターミナル」をクリックする
【方法2】
- Finderで「/アプリケーション/ユーティリティ」フォルダを開き、「ターミナル」をダブルクリックする
電源ボタンで強制的に再起動する
マウスもキーボードも動かないときは、電源ボタンを長押しして強制的に終了させることもできます。画面が真っ暗になったら、一呼吸おいて再度電源ボタンを押し、MacBookを起動させましょう。
しかし、この方法は端末に負荷がかかるので、最後の手段として認識しておきましょう。
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MacBookがフリーズしたときの対処方法
MacBookの再起動が必要になるシーンで多いのが、画面やマウスが動かない(フリーズする)ときです。
画面が動かなくなると、イライラして電源ボタンを押してすぐに強制終了しそうになる人がいるかもしれませんが、その方法は端末に負荷がかかるためおすすめできません。
フリーズの主な原因と基本の対処法を解説します。
主なフリーズの原因
フリーズの主な原因は、パソコンに負荷がかかりすぎていることです。
例えば、複数のアプリを起動させた状態で動画編集やプログラミングなどの高負荷な作業を行うと、パソコンが同時に処理することができずに画面が固まってしまうのです。
他にも、内蔵のハードディスクの不具合や、公式ではないサードパーティ製のアプリが原因となってフリーズするケースなどもあります。
フリーズの直前に行っていた作業が何であったかを考えることで、フリーズの原因がわかる可能性があります。フリーズが急に頻発するようになった場合には、アプリのインストールやアップデートがなかったかどうかも考えてみましょう。
対処法①スリープにして待つ
フリーズしたパソコンは、外からは全く動いていないように見えても、内部では処理が行われています。無理にアプリを終了したり、画面をむやみにクリックしたりするのではなく、一度スリープ状態にして待ってみましょう。
MacBookのフタを閉じてしばらく待ち、本体のアクセスランプが消灯して処理が落ち着いたことを確認してから、再度開けてみましょう。
対処法②アプリを強制終了する
パソコンの画面全体ではなく、動画編集やドキュメント作成などの一部のアプリのみがフリーズしている場合には、そのアプリを強制終了してみましょう。
ただし、強制終了をすると作業中のデータは失われます。まずは通常の終了方法を試した後に、強制終了を行いましょう。
【通常終了の方法】
- 方法1:Dockにあるフリーズしたアプリのアイコンを右クリック >「終了」をクリックする
- 方法2:「command」キーを押しながら「tab」キーで終了させたいアプリを選び、「command + Q」キーを押す
【強制終了の方法】
- 方法1:Dockにあるフリーズしたアプリのアイコンを右クリック >「option」キーを押しながら「強制終了」をクリックする
- 方法2:「option + command + esc」キーを同時に押して「アプリケーションの強制終了」画面を表示(またはアップルメニュから「強制終了」を選択) > 終了したいアプリを選択して、「強制終了」をクリックする
対処法③再起動する
頻繁にフリーズが起きる場合には、この記事の前半で解説した方法で、一度再起動をしてみましょう。
まずはアップルメニューやショートカットキーなどを使った通常の再起動方法を試してみて、それらの方法で再起動ができない場合は、「control + command + 電源ボタン」で強制再起動します。
強制再起動もできない場合は電源ボタンを長押しして強制終了することになりますが、これは端末に負荷がかかってしまいます。強制終了をしなければいけない事態が何度も発生する場合には、ハードウェアなどの不具合を疑いましょう。
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MacBookを再起動する方法まとめ
MacBookの再起動は、アップルメニューから行う方法と、ショートカットキーを使って行う方法が主流です。ターミナルに慣れている人は、コマンドを使って行うのも便利でしょう。電源ボタンを長押しして強制終了する方法は、他の方法では問題が解決しない場合にのみ行うようにしましょう。
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