iPadはブラウジングや電子書籍を楽しむだけでなく、動画編集をしたり、絵を描いたり、キーボードを接続してビジネスに活用したりできます。
しかし、目的が定まっていないとうまく活用できず、宝の持ち腐れになってしまうかもしれません。
筆者はiPad miniからiPad Pro(12.9)まで、ほぼ全サイズのiPadを使用してきましたが、現在は自宅でたまにiPad mini を使用する程度です。
本記事ではそんな筆者の経験から、iPadが不要な人の特徴や、iPadがあると役立つシーンを紹介します。
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この記事の目次
iPadがいらない人の特徴
iPadがいらない人、買っても後悔する人の特徴は以下の通りです。
- 目的がはっきりしていない
- ノートパソコンを持っている
- 絵を描かない
- 漫画を読まない
それぞれ詳しく解説します。
目的がはっきりしていない
iPadを買っても後悔する人の特徴の1つに「目的がはっきりしていない」ことが挙げられます。
「持っていると何となく便利そう」という理由でiPadを買うと、恐らくあまり活用できずに後悔することになるかもしれません。
初代iPadが発売された2010年頃であれば、スマホの画面サイズは小さいのが一般的だったため「画面が大きくて見やすい」iPadは、それだけでアドバンテージがありました。
しかし現在はスマホ画面も大型化し、漫画や動画、インターネットをする分には何ら困りません。
目的が定まっていない状態で何となくiPadを買うと、おそらく後悔してしまうでしょう。
ノートパソコンを持っている
iPadがいらない人の特徴2つ目は「ノートパソコンを持っている」です。
iPadはモデルによっては、キーボードやマウス、タッチパッドなどを接続して、ノートパソコンのように使用できます。
つまり、既にノートパソコンを持っている人であれば、立ち位置が被ってしまうので不要になる可能性が高いということです。
「Apple Pencilを使って、どうしても手書きで使用したい」
「どうしても使いたいiPadアプリがある」
上記のような理由がなければ、既にノートパソコンを持っている人には不要になる可能性があります。
絵を描かない
iPadとApple Pencilを組み合わせれば、電子ペーパーとして活用でき、絵を描くことができます。
イラストレーターや漫画家の中には、PC+ペンタブレットからiPad+Apple Pencilに移行している人もいるようです。
筆者はApple Pencilも購入しましたが、絵を描くことはなかったため、手書きのメモ帳として利用するにとどまっていました。
漫画を読まない
漫画を読む機会が少ない人は、iPadを買ってもあまり使用しないかもしれません。
iPadの良さの1つである大きな画面は、漫画を読む際に発揮されます。
動画鑑賞においてもスマホより迫力を感じられますが、絵と文字を見る必要のある漫画を読む際は、見やすさと迫力がアップし、スマホでは得られない没入感が得られました。
iPadを横向きで使用すれば見開きで漫画が読めるので、コミック本を読む感覚で漫画を楽しめますが、普段から漫画を読まない人であれば、この大画面ならではの良さを生かし切れないでしょう。
「iPadがあって良かった」と感じたシーン
ここからは、ほぼ全サイズのiPadを使用してきた筆者が、過去に「iPadがあって良かった」と感じたシーンを紹介します。
- アプリを活用できたとき
- 漫画を読んだとき
- Apple Pencilを使ったとき
それぞれ詳しく解説します。
アプリを活用できたとき
iPadとスマホ、パソコンでできることは重なる部分もあるため、iPadならではの便利アプリを活用できたときは「持っていて良かった」と感じました。
例えば、小売店に勤務していたときに活用したアプリ「POPKIT」は大変便利でした。
小売店における新商品の紹介やトレンドに乗った店頭広告の作成は、時間との勝負です。
POPKITは、iPadで簡単に広告を作成できるアプリで、店舗に立ちながら広告を作成するのに大変役立ちました。
スマホでも利用できますが、広告を作成するには画面が小さいため、iPadがあって良かったと感じています。
漫画を読んだとき
自宅でゆったりと漫画を読む際にもiPadはおすすめです。
移動中に漫画を読むためにiPadを持ち出してもよいのですが、スマホでも読めることと、荷物になるため、自宅で使用することがほとんどでした。
筆者のおすすめサイズはiPad miniです。無印iPadよりも大きなサイズのモデルの方が見開きで読むときに読みやすく迫力もありますが、片手で持って漫画を読むには少々重く感じるため、手軽に使えるiPad miniが1番でした。
Apple Pencilを使ったとき
筆者の場合、絵を描くわけではありませんが、電子ペーパーとして活用するためにApple Pencilを購入しました。
「手書きは脳の活性化に良い」といわれていたため、手書きでメモや日記を書くために購入したのです。
現在はスマホやPCにメモを取ることが多くなり、メモは紙とボールペンを使用するようになったためApple Pencilは手放しましたが、ほぼ無限に使える電子ペーパーとして役立てることができました。
WEBミーティングの際に「Google Jamboard」や「Miro」などのホワイトボードアプリを画面共有して、手書きで説明するのに役立ててもよいでしょう。
iPadではなくスマホやPCの方が便利だと感じたシーン
ここからは、iPadではなくスマホやPCの方が便利だと感じたシーンを紹介します。
- ビジネス用途
- 動画・音楽鑑賞
- ブラウジング・SNS
ビジネス用途
iPadにキーボードやマウスを接続すればパソコンのように使えますが、前述した通りノートパソコンを持っていれば事足りてしまいます。
さらに、ファイル管理や文書、資料の作成はやはりパソコンの方が向いているといえるでしょう。
また、せっかくノートパソコンより軽量なiPadにキーボードを付けてしまうと、重量もほぼ変わらなくなってしまいます。
従って、タッチ操作とApple Pencilを必要としないビジネス用途での利用であれば、パソコンを使用した方が無難といえるでしょう。
動画・音楽鑑賞
動画鑑賞、音楽鑑賞に使うのであればパソコンやスマホでも事足ります。
大画面で楽しみたい場合はパソコンが向いていますし、YouTubeなどで動画を検索する際もキーボード入力の方が効率的です。
画面の大きさにこだわりがないのであれば、スマホでも動画鑑賞はできるので、問題ないといえるでしょう。
ブラウジング・SNS
インターネットブラウジングやSNSの利用であれば、スマホやパソコンがあれば事足ります。
スマホ画面がiPadよりも小さいことから「一度に目に入る情報量が少なくて困る」と感じている場合は、iPadを検討してもよいでしょう。
しかしパソコンを持っているのであれば、この悩みは解消できるため、わざわざiPadを購入する必要はないといえるでしょう。
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まとめ:iPadがいらない人の特徴
本記事ではiPadがいらない人の特徴を解説しました。
- 目的がはっきりしていない
- ノートパソコンを持っている
- 絵を描かない
- 漫画を読まない
上記のような人は、iPadを買っても後悔するかもしれません。
逆に言えば、パソコンを持っていなくてiPadを使う目的が明確な人であれば、iPadを活用できる可能性は十分にあるといえるでしょう。
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