あなたは「他の人たちってどうやってプログラミングを勉強しているんだろう」など考えたことはありませんか?
今回は、そんなあなたにオススメする勉強会・セミナーの検索ツールを紹介します。
プログラミング学習では、実際に新しい仲間たちと出会い好きなプログラミングのスキルを磨いている方々も多くいます。
この記事ではプログラミングの学習を効率的に導く勉強会やセミナーについてご紹介します。
1.エンジニアの勉強会とは
「技術レベルの向上と新しい技術を勉強すること」を目的とし、開かれる勉強会のことです。
エンジニアの勉強会の参加者は学生から社会人まで、年齢と企業の枠を超えて集まります。勉強会の他にもイベントとして開かれているものもあります。
スマホアプリの紹介や作成、入門者の方はプログラミング言語の基礎を実践を通して学ぶこともできます。
IT技術者やエンジニアに求められる創造性を育む討論会、意見交換を目的とした勉強会もあります。勉強会はエンジニア初心者からベテランまで幅広く対象としているので、自分に合ったレベルを選ぶことができます。平日・休日問わず開催されており、場所はアクセスがしやすい駅近くであることが比較的多いです。
そのようなIT・Web分野の勉強会のことを、「IT勉強会」と呼びます。
IT勉強会と同様に、エンジニアの技術向上を目的とした会に「ハッカソン」があります。
ハッカソンは実践レベルでエンジニアのスキル向上ができるイベントであるのに対し、勉強会はエンジニアのスキルと創造性を育むためのイベントです。
人気の勉強会やハッカソンは定員がすぐに埋まってしまうことがあります。情報サイトを利用し、勉強会の情報をいち早く知ることが重要です。
プログラミング初心者の方向けの学習方法については、こちらもご参考ください。
初心者に捧ぐ!プログラミングを独学で勉強する最強入門バイブル
【エンジニアが教える】プログラミング入門におすすめ無料学習サイト10選
それぞれの言語の勉強に役立つ書籍については、こちらもご参考ください。
【Webプログラマー必見言語】エンジニアがおすすめする厳選PHP入門書
【JavaScript入門】初心者でも実践!HTMLやCSSと違う?
2.エンジニア勉強会・イベントの情報サイト9選
エンジニアの勉強会は全国で開かれていますが、自分にぴったりな勉強会を探すのは大きな手間です。
そんなとき、いつ・どこで開かれるのか教えてくれる便利なWebサイトがあります。その中から押さえておきたいWebサイトを紹介します。
2-1.ATND
出典:ATND
ATNDはIT関連のイベント紹介と運営者のサポートを行うサイトで、イベントの中にはスマホアプリやUnityの勉強会が多数紹介されています。
3日以内に開催されるイベントを随時紹介しているので、すぐに参加できるイベントがあるか一目で確認できます。
facebookやtwitterで簡単に登録することができます。
Unityやそのインストール方法などについてはこちらもご参考ください。
【初心者必見】Unity5入門編〜インストール方法〜使い方を徹底解説!
【自宅で仮想空間を楽しみたい方必見】UnityでVR作成
2-2.TECH PLAY(旧:dots.)
出典:TECH PLAY
「すぐに面白い勉強会が見つかればいいのに」そんな思いに応えて生まれたdots.は2017年6月にTECH PLAYに名称変更されました。
IT技術系の勉強会だけでなく、エンジニアの懇親会や交流会といった参加者同士盛り上がれるイベントも紹介しています。
「タグ」と呼ばれる機能を使えば、自分が勉強したいプログラミング言語・開発手法を簡単に見つけることができます。
こちらもfacebookやtwitterで登録することができます。
2-3.connpass
出典:connpass
ソフトウェア開発会社のBeProudが運営しているIT勉強会に特化したプラットフォームです。
ひとつひとつのグループとイベントを成長させていくことに注力しているサイトです。
勉強会のグループの一員になれば新しい勉強会の告知を受けられます。継続して一つの技術をものにしたい方にお勧めできるサイトです。
facebook、twitterに加え、GitHubでも登録することができます。
2-4.DoorKeeper
出典:DoorKeeper
IT技術やWebに関する勉強会終了後、また同じ顔触れで勉強したいと思った方にお勧めできるイベント紹介サイトです。
DoorKeeperは、同じ興味を持った方たちのグループをコミュニティとして登録できます。
コミュニティごとにイベントの通知を受けられるので、興味をもった方同士で再び顔を合わせることができます。
エンジニアの勉強会だけでなく、ビジネス全般や技術に関する勉強会も掲載しています。
会員登録はGitHubやLinkedInでも行うことができます。
2-5.AZsaar!!
出典:AZsaar!!
イベント情報収集と同時に会場周辺の情報収集ができるサイトです。
ATND・connpass・doorkeeperなどのサイトからイベント情報を収集しており、各地域名などの注目キーワードからも検索することができます。
こちらのサイトに掲載されるイベントは、エンジニアの勉強会に特化している印象です。
カレンダー形式で表示してくれるので自分の予定と見比べやすく、登録不要で閲覧することができます。
2-6.openCU
出典:openCU
エンジニアに求められるクリエイティブ(創造性)をテーマに置いたイベントを毎月開いています。
渋谷・道玄坂を中心にイベントが開催されており、プログラミング言語やアプリ開発をテーマとした勉強会とは違った指向の勉強会をそろえています。
「もっと革新的なモノを作りたい。でも、どうやれば分からない。」と悩んでいるエンジニアにおすすめです。facebookやtwitterで登録ができます。
2-7.Street Academy
「個人のスキルを周りにシェアする」ことで、気軽に学べる社会作りを目指すイベント紹介サイトです。
エンジニア向けの勉強会やWeb・IT系の勉強会だけでなく、料理や化粧、ライフハックまでさまざまなジャンルのテーマを扱っているのが特徴です。
技術系ではないけれど「これをやってみたかった」という講座が必ず見つかるでしょう。
2-8.Peatix
出典:Peatix
IT・Web技術に関する討論会や意見交換のイベントなどを紹介しています。
Peatixは2013年に「誰でも簡単にイベントが開催できるサイトとしてグッドデザイン賞を受賞しているサイトです。
VRやARといった先端技術から業界の動向、資格試験の勉強会と幅広くテーマを扱っているので、気になるテーマがきっと見つかります。
ITやエンジニア関連のイベントだけでなく、食やフェスなどのテーマのイベントも掲載されています。
エンジニアの資格取得についてはこちらもご参考ください。
【エンジニア必見】ITエンジニアが取得すべき資格7選!
2-9.Study Mail
出典:Study Mail
キーワードを登録すると、エンジニアや技術に関連する勉強会の情報をメールで教えてくれる情報共有サービスです。
こちらで紹介したATND・connpass・doorkeeperを含めた9種類のサイトからイベントを探してくれます。
毎日チェックするメールの中に気になる勉強会やイベントの告知を見ることができるようになります。
勉強場所として利用できるカフェや勉強会については、こちらもご参考ください。
wifi有!プログラミング勉強に!渋谷・新宿・代官山 カフェ11選&勉強会
Study Mail
3.勉強会・イベント参加のメリット
エンジニアやITに関する勉強会には大きく成長できる理由があります。同じ興味を持つ方たち、専門的な知識を持つ講師の方と会う機会があるというのが一つの大きな要因です。
ここからは勉強会に参加するメリットを4つに分けて紹介します。
3-1.講師と直接話せる
本やインターネットでは一方的に情報を受け取るだけですが、直接講師と話ができることが大きなメリットです。
「何のことかさっぱり分からない」と感じた時、近くに質問を答えてくれる人がいると、自分で調べているより早く問題が解決し、大きな安心を感じます。
講師の方も自分の講義に対して質問をぶつけてくれる人がいると、さらに一歩進んだ話をしたくなるものです。自分から積極的に話をすることで、お互いに有意義な学習ができます。
3-2.エンジニアやIT関連の人脈をつくれる
同じ興味を持つ仲間を作ると、情報交換を通じて深い知識を身に着けられるだけでなく、目標となる人やライバルとなる人を見つけることができます。
勉強会は普段なら知り合うことがない異業界の人と話ができるのが醍醐味です。
3-3.勉強会への参加でモチベーションを維持できる
勉強会を通じて、自分のレベルアップを実感できるようになる
とモチベーションの維持につながります。
さらに、周囲の人から勉強熱心な姿勢を評価してもらえると、参加意欲が高まり、いいプレッシャーとなります。
また、勉強会で同じ目標を持った方・気の合うエンジニア仲間が見つかれば、次回の参加のハードルが低くなります。
また、勉強会で同じ目標を持った方・気の合う仲間が見つかれば、次回の参加のハードルが低くなります。
3-4.エンジニア同士が出会い、共同開発のキッカケができる
エンジニアの勉強会には志の高い人が集まります。そのような中でイノベーションが生まれれば、有志が集まり共同開発のチャンスが生まれます。
「新しいアプリを開発するため」に必要な知識を勉強で足を運んだ人と、「得意分野をさらに磨くため」に参加した人が意気投合して、共同でアプリを開発するということが起こり得るのです。
勉強会はビジネス的な慣習は意識しなくていいので、その分自由に取り組むことができます。
共同開発とまでいかなくても、自分のアイデアを聞いてくれる人が見つかると新たな発想・着眼点を見つける機会が得られます。
3-5.参加したあとは
勉強会・イベントに参加しただけでは、技術は身につきません。
参加した後は、その内容を振り返り、自分でもう一度自学する時間を設けるなど復習するといいでしょう。
また、交流などで知り合いができたときにも、次につなげるように行動できると、より深い交流につながるでしょう。
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4.最後に
エンジニア勉強会は開催される頻度も多く、初心者向けから上級者向けの勉強会が開かれています。
自分が得意なプログラミング言語の能力を伸ばすことや新たな分野への挑戦が可能です。
勉強方法は人それぞれです。しかし、すでに充実した勉強のコンテンツが身近にあるのなら、利用しない手はありません。
IT技術の勉強は決して難しいものではありません。しかし、ある程度の経験と手ほどきが必要です。先輩方のノウハウを吸収することで、理解の速さが大きくかわってきます。
ここで紹介した情報を利用すれば自分に合った勉強方法が見つかります。
さらに、勉強方法やスキルアップについて知りたい方は、こちらの記事もご参考ください。
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