「対面での忘年会は不安……。でも、年末くらい少し盛り上がりたい」
そのような場合におすすめしたいのがオンライン忘年会です。
ビデオ通話ツールを利用して行うオンライン忘年会は誰でも参加しやすく、時間を気にせず自由に楽しめるといったメリットがあります。
今回は、盛り上がるオンライン忘年会を企画・開催するコツについて解説します。
2020年はオンライン忘年会が主流?
コロナ禍で外出をできるだけ控えたい2020年は、オンライン忘年会が主流となるのでしょうか。
まず、2020年の忘年会事情について解説します。
忘年会は約9割の企業が実施しない予定
出典元:東京商工リサーチ
東京商工リサーチの「忘・新年会に関するアンケート」調査によると、2020年は忘年会を開催しない企業が約9割とあります。
さらに、忘年会に参加したくないと考える人もカジナビによると7割という結果。
オンラインよりも飲食店が主流
上述のカジナビの調査によると、2020年も忘年会の主流はオンラインではなく飲食店での開催のようです。
ただし、オンライン飲み会は飲食店と家に続く、3番目の選択肢として選ばれています。
オンライン忘年会は失敗すると地獄になる?
オンライン忘年会に対して、SNS上では否定的な意見も多く見られます。
そもそもオンライン飲み会をやりたくないという人もいるので、会社から強制的に参加させられるオンライン忘年会に拒否感を示す人がいるのも当然と言えるでしょう。
オンライン忘年会の幹事になった人は、このような意見があることを念頭に、参加するメリットが感じられるように工夫する必要があります。
嫌がる社員を無理やり参加させるオンライン忘年会は、今年の最悪の思い出となり、来年の士気に影響を及ぼす可能性もあるでしょう。
「ウチの会社もオンライン忘年会やるから参加してね」
って言われた時の顔 pic.twitter.com/wUIwpCpUzY— 大嘘⛄エアコミケ(12/29)新刊 (@U_S_O) December 6, 2020
オンライン忘年会は仲のいい人と小規模に開催するのに最適
オンライン忘年会は、仲のいい友だちや家族といった小規模で行うのに最適。
対面で接触することに対する不安もないですし、それぞれが自宅から気軽にまったりと参加できるからです。
後ほどオンライン忘年会のメリットとデメリットを解説しますが、そのデメリットも仲のいい人同士であればむしろプラスに感じる可能性が高いと思います。
年の瀬に仲のいい人とゆっくり話をしたいという場合には、オンライン忘年会を企画することはとてもおすすめです。
「予定がなくてつまらない」と感じている人は、ぜひ友だちに声をかけてみてください。
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オンライン忘年会のメリット・デメリット
オンライン忘年会のメリット
オンライン忘年会のメリットは、参加者の自由度が高いことです。
以下におもなメリットを記載します。
- 不安を感じずに参加できる
- どこからでも参加できる
- 忘年会の費用をコントロールできる
オンライン忘年会のデメリット
オンライン忘年会のデメリットは、参加する意識が低いと苦痛に感じやすい点と言えるでしょう。
以下にオンライン忘年会のおもなデメリットを記載します。
- 話す人が偏りがちになる
- ダラダラと長時間続けてしまいやすい
- 参加者が自分で準備が必要
盛り上がるオンライン忘年会を企画・開催するコツ
できるだけビデオはオンにしてもらう
ビデオ通話で会話をする時は、顔が見えた方が話しやすいもの。ですので、できるだけビデオ通話ツールのカメラはオンにしてもらうようにお願いしましょう。
ただし、「部屋を映すのがイヤだ」「バーチャル背景でも部屋が映っていると落ち着かない」という人に無理強いはしないように気をつけてください。
同じ人ばかりが発言しないようにする
声の大きい人がずっとしゃべっている、という状況にならないようにしましょう。
ゲームなどのネタを用意したり、会話のテーマを事前に伝えたりするなど、みんなが発言できる機会を作ることが大切です。
また、音声だけでなく、チャットでもコミュニケーションを取るようにすると、発言するのが苦手な人も参加しやすくなります。
それぞれが積極的に参加してもらうようにお願いしておく
参加の可否を確認する際に、積極的に音声でもチャットでも発言してもらえるように依頼しておくのも大切。
オンライン忘年会は、人数が増えると「自分は適当に参加すればいいや」と思いがち。
それぞれに準備が委ねられるオンライン忘年会は、参加する姿勢がなければ楽しむことは難しくなります。
また、前述の同じ人がしゃべるという状況が起こりやすくなるので、さらに場が盛り下がってしまうでしょう。
そのような状況を避けるために、事前の声掛けを行って「積極的に参加して一緒に盛り上げてください」と伝える必要があります。
途中参加・退出がしやすいようにタイムテーブルを公開する
オンライン忘年会では、それぞれの事情によって途中参加・退出をする人もいることを前提にしましょう。
そういった柔軟な参加ができるように、事前にオンライン忘年会のタイムテーブルを公開しておくのがおすすめです。
もしかすると「今は社長の挨拶だからパスして、ビンゴから参加しよう」という人が増え、社長の挨拶の参加者は激減という状況になるかもしれません。
それはそれでオンライン忘年会ならではの出来事なので、社長を含めた上司は笑い話にするくらいの寛容さが必要です。
オンライン忘年会用のフードデリバリーを利用する
オンライン忘年会のための準備が面倒という人向けに、フードデリバリーを利用するのもおすすめ。
2020年はさまざまサービスがオンライン忘年会向けのプランを提供しています。
当日に自宅に食事が届くので、「タダでご飯を食べたい」という参加者の増加も見込めるでしょう。会社が社員を労うという意図で実施するなら、それをよしとするくらいの度量を持って、オンライン忘年会を開催するべきです。
人それぞれの楽しみ方ができるのも、オンライン忘年会のいいところでしょう。
オンライン忘年会を盛り上げるネタやゲームを用意する
漠然と会を開催するのではなく、ビンゴがゲームといったオンライン忘年会を盛り上げるネタを仕込んでおきましょう。
「ビンゴはスプレッドシートで作る」「クイズは選択式にする」など忘年会を盛り上げるネタは、オンラインで完結するように工夫すると親切です。
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オンライン忘年会の成功は事前準備にかかっている
2020年の忘年会の選択肢の1つとなったオンライン忘年会。
オンライン忘年会は紹介したコツを抑えて企画を練ることが大切です。
オンライン忘年会に楽しく参加してもらうにはどうしたらいいかを考えて、事前準備をしっかり行うことが成否を分けるといっても過言ではないでしょう。
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