より質の高いコミュニケーションに欠かせない、PCマイク。
この記事では、スタンド型・クリップ型・フラット型のおすすめ機器12選を紹介します。
用途や予算を考慮して、自分に最適な一品を探してみましょう。
この記事の目次
スタンド型PCマイクのおすすめ5選
それでは、さっそくおすすめのPCマイクを紹介します。
スタンド型のPCマイクは、安定感がありかつ高音質なものが多いのが特徴です。
以下に、おすすめのスタンド型PCマイクを5つ紹介します。
サンワサプライ USBマイクロホン
出典:Amazon
サンワサプライが開発した、USB接続方式のスタンド型PCマイクです。
スタンド型のPCマイクでありながら、コンパクトなサイズで机においても邪魔になりません。底部には滑り止めがついており、スタンド型らしくしっかり自立できるような形状になっています。
単一指向性のマイクでノイズが入りずらく、さらにUSB接続方式であることから、パソコン内のノイズの影響も受けにくくなっています。
フレキシブルアーム機能を搭載しており、自分好みの形に調節できます。
また、ミュート機能も備えており、現在のマイクの動作状況がランプで一目で分かる仕組みになっています。
SONY エレクトレットコンデンサーマイクロホン
出典:Amazon
SONY開発のPCマイクで、エレクトレットコンデンサー方式を採用しています。
この方式は、一般的に感度が高く楽器や歌のレコーディングのような、音質を意識する必要がある場面に適しています。
見た目は、手に持つタイプのマイクで付属品であるマイクホルダーにはめるようにして使います。また、このマイクホルダーは、上下方向に角度調節が可能です。
USB接続方式を採用しており、パソコン内のノイズの影響を受けにくいです。
さらに、USBオーディオボックスという付属品を利用することで、パソコンを介さずに音を出力可能になります。
Razer Seiren X
出典:Amazon
Razer社が開発したPCマイクです。
USB接続方式で、コンデンサーマイクを採用しています。見た目は縦に長い長方形となっており、根元の部分で角度調節ができる仕組みになっています。
単一指向性のなかでも、特に狭い範囲を集音するような構造になっており、使用者の声以外の余計な音を極力拾わないように設計されているのが特徴です。
また、ショックマウントという、足音や隣接する部屋の音のような振動するタイプのノイズを削減する機能を備えています。
特に楽器のレコーディングにおいては、この機能を備えていることでレコーディング後にノイズを除去する作業をせずに済むというメリットがあります。
エアリア(AREA) パソコン用マイク
出典:Amazon
エアリアから発売された単一指向性のUSB型接続マイクです。
メッシュとスポンジをマイクの外側につけているため、ノイズが入りにくい仕組みとなっています。
また、ケーブルにもノイズを低減させる工夫を施しているため、クリアな音声をパソコンに届けることができます。
ニートマイクロフォン WIDGET C
出典:Amazon
カラーは少々派手ではありますが、マイク位置を調整できたり、ケーブル長さが1.9mもあったりなど、比較的利便性の高い商品です。
また、24-bit/96kHzに対応しているため、音質も非常に高いです。
クリップ型PCマイクのおすすめ3選
クリップ型PCマイクは、体に装着するタイプなので動作をしながら使用できるというメリットがあります。
以下に、おすすめのクリップ型PCマイクを3つ紹介します。
iBUFFALO マイクロフォン
出典:Amazon
バッファロー社が開発したPCマイクです。必要な機能以外を省くことで、低価格を実現しています。
接続方式は3.5mmステレオミニプラグで、パソコンのマイク入力端子に接続することで使用可能。
マイクについているピンで胸元、襟元に装着して使います。ウィンドスクリーンが付属されており、吐息、鼻息のようなウィンドノイズを遮断できる仕組みになっています。
ケーブルの長さは、およそ2mです。パソコンの前で通話するといった場面で使用するには特段問題は起きないでしょう。
決して高音質とは言えないものの、低価格で会話するのに十分な音質を持っているのでコストパフォーマンスは高い部類に入ります。
ELECOM パソコンマイク
出典:Amazon
ELECOM社が開発したPCマイクです。見た目は縦長で、胸元に縦方向に引っ掛けて使用します。
3.5mmステレオミニプラグの接続方式を採用しており、パソコンのマイク入力端子に接続するだけで使用できます。
ケーブルの長さは1.6mで、パソコンで使用する分には十分な長さと言って良いでしょう。重さは2.0グラムなので、装着したところで重量感を感じることなく使用できます。
高音質ではないものの、パソコンで通話するには十分の音質が確保されています。
FIFINE ピンマイク
出典:Amazon
ファイファイン社が開発したPCマイクです。
先に紹介した2つのクリップ型PCマイクに対して、こちらのPCマイクはUSB接続方式を採用しています。
3.5mmステレオミニプラグの接続方式よりも、パソコン内のノイズの影響を受けにくくなるというメリットがあります。
さらに、サウンドカードが搭載されており、よりクリアな音質で出力できるのが大きな特徴です。
そのほか、ヘッドホン端子がついているので、併せて使用することでパソコンを介さずに音を聞くことができます。
フラット型PCマイクのおすすめ4選
フラット型PCマイクは全指向性のマイクで、複数人が同時に声を発する場面で使用するのに最適なPCマイクです。
以下に、おすすめのフラット型PCマイクを4つ紹介します。
サンワサプライ フラット型PCマイク
出典:Amazon
サンワサプライ社が開発したフラット型PCマイクです。
見た目は円形で平たく、裏面には滑り止めのラバーが付いているので、安定感は抜群です。
また、手のひらに収まるくらいコンパクトなサイズで、場所を占めることもなく、持ち運びにも優れているのが特徴です。
接続方式は3.5mmステレオミニプラグで、パソコンのマイク入力端子に接続するだけですぐに使用可能。
全指向性のPCマイクであることから、複数人で会議を行う場面で使用するのにおすすめです。
約1,000円とお手頃な値段設定になっています。
サンワサプライ WEB会議高感度USBマイク
出典:Amazon
サンワサプライ社が開発したフラット型PCマイクです。
楕円形で平たい形をしており、机に置いたときの安定感は申し分ありません。
サイズもコンパクトなので、場所をとることもなく持ち運びするにも問題ありません。
USB接続方式を採用しているので、パソコンによるノイズの影響を受けにくいのが特徴です。
そのほかの機能として、マイクのミュート機能やリモート会議で起こりがちなエコーのキャンセリング機能が搭載されています。
eMeet マイクスピーカー
出典:Amazon
eMeet社が開発したフラット型PCマイクです。
見た目は円形で洗練されたデザインとなっており、サイズもコンパクトで持ち運びする際にも問題ありません。
AIを搭載した全集音マイクを4つ備えており、本体を中心として半径約8mから10mの広範囲の音を拾えるのが最大の特徴です。
また、話し手の位置を検出した上でその人の声がクリアに聞こえるように音を拾う機能も備えています。全指向性のPCマイクでありながら、高音質であることがこのPCマイクの強みとなっています。
また、場面に応じて接続方式を切り替えることが可能です。パソコンに接続するのであればUSB接続、持ち運びをする場合はBluetooth接続といったように使い分けができます。
ヤマハ YVC-300
出典:Amazon
4〜6人の小規模な会議に最適なフラット型のマイクです。
オプションの連結ケーブルを繋ぐと、さらにもう1台の機種と接続ができ、10人程度の会議でも利用ができます。
発話者を自動で見抜く「マイク自動追尾」機能を搭載しており、人の声を瞬時に聞き分けて自動でとらえる優れものです。
様々な用途に活用できるPCマイク
昨今の働き方改革、新型コロナウイルス感染拡大防止のための外出自粛などの影響で、リモートワークをする人たちが増えてきました。
それに伴って、オフィスで行っていた会議は、スカイプ、Zoomといったオンライン通話アプリを利用して、リモートで行う方式に変わりつつあります。
しかし、パソコンの標準マイクを使うと声が聞こえにくいなどストレスが溜まることも。
そこで活躍したいのがPCマイク。PCマイクは、パソコンに接続して利用するマイク機器です。基本的にパソコンに標準で搭載されているものよりも、クリアで質の高い音を出力できます。
相手にクリアな声を届けられれば、リモート会議などのコミュニケーションがより円滑になりますよね。
3種類のPCマイクの特徴を紹介
PCマイクはその形状によって、スタンドマイク型、クリップマイク型、フラットマイク型の3種類に分類されます。
以下に、それぞれの特徴、適した使い方を紹介します。
安定&高音質が特徴のスタンドマイク型
1つ目は、スタンドマイク型です。
このPCマイクは、机に置いて使用するタイプになります。スタンドマイク型は、安定性に優れてかつ高音質なものが多いのが特徴です。
また、体に装着しないため、長時間会話をする場合に疲れを感じないことがメリットとして挙げられます。
その一方で、マイク自体のサイズが大きく、可搬性に乏しい点がデメリットとして挙げられます。
ながら使用に最適なクリップマイク型
2つ目は、クリップマイク型です。
テレビで芸能人が装着しているピンマイクのように、胸部に装着して使用します。
コンパクトなサイズで、かつ軽量であるため、重量感を感じることなく疲れにくいのが特徴です。
また、机に置くものではないので、場所を占有せずに済むことがクリップマイク型のメリットですね。
まわりの音声を拾いづらいので、自分の音声だけをクリアに伝えられます。その一方で、複数人の声を集音するのには向いていません。
複数人の音声を拾う会議などにはフラットマイク型
3つ目は、フラットマイク型です。
平たい見た目をしていて、机に置いて使用します。
その形状から、テーブルを囲んでの会議など複数人の声を集音可能というメリットがあります。
また、収納性、可搬性に優れており、出先で使用するのに適しています。
このタイプのマイクは、ものによって集音範囲が異なるため、利用する場所、人数などを考慮したうえで選ぶ必要があります。
PCマイクを選ぶ際のポイント
3種類あるPCマイクについて、それぞれの特徴を説明してきました。
自分に合ったPCマイクを選ぶには、どのようなポイントを意識したら良いでしょうか。
ここからは、PCマイクを選ぶ際におさえておきたい2つのポイントについて説明します。
音を拾う指向性
マイクにおける指向性とは、空間のどの方向から発せられる音を拾うかという特性を言います。マイクの指向性は、単一指向性・双指向性・全指向性のおもに3種類。
先に挙げた3種類のPCマイクについても、それぞれ指向性に違いがあります。以下で、PC用のマイクに多く見られる単一指向性と全指向性の違いを記載するので参考にしてください。
単一指向性
まず、単一指向性のマイクについて説明します。
このタイプのマイクは、決まった方向から来る音を拾うもので、それ以外のノイズ音を拾いにくく、クリアな音になるのが特徴です。逆に言えば、マイクの集音範囲から外れてしまうと音を拾ってくれなくなるため、マイクとの位置関係を気にしなければなりません。
単一指向性のマイクは、使用者以外の音を拾う必要のない場面、例えばスカイプ、Zoomの通話といった用途で使用するのに適しています。
双指向性
次に、双指向性のマイクです。
このマイクは、正面および背面に向けて同等の感度を持つことが特徴です。
一方で、側面への感度は低いので、複数の音源に囲まれた状態で、特定の音をピックアップすることができます。
また、向かい合った2つの音源から音を拾う際にも役立つでしょう。
全指向性
最後の全指向性のマイクは、全方向の音を拾うタイプとなります。また、音を拾う感度が高いので、広範囲の音を拾えるのが特徴です。
しかし、感度が高いゆえに余計な音を拾ってしまうのが難点です。
全指向性のマイクは、複数の人が同時に使用する場面で使用するのに適しています。
PCとの接続方式
もう1つのポイントは、PCとの接続方式です。マイクの接続方式は、マイク入力端子、USB端子、Bluetooth接続の3種類があります。
マイク入力端子は、ステレオミキサー機能を利用できるのが最大の特徴です。ステレオミキサーとは、PC内部で発せられる音とマイク音声をミックスする機能のことを言います。
この機能はゲーム実況のような、マイク音声以外に拾う音がある場合に重宝されます。一方で、ノイズが発生しやすいことが欠点です。
一方、USB端子はノイズが発生しにくいのが特徴です。
したがって、歌、楽器の収録といった、音質が重視されるような場面での利用に適したタイプと言えます。
また、Bluetooth接続の場合は、無線接続となるためコードによるストレスを感じないことがメリットです。
反面、電池がなくなった場合に充電する必要があることが難点です。
PCマイク使用時にあると便利な機能
PCマイクは、音を拾うという本来の機能に加え、便利な機能を備えているものがあります。
ここでは、PCマイクを使うときにあると便利な機能について紹介します。
フレキシブルアーム機能
フレキシブルアーム機能は、マイクのアーム部分が自由に変形できます。
スタンドマイク型のマイクによく見られる機能です。
角度や高さを、自分にとって最適な形にカスタマイズできます。
ミュート機能
ミュート機能はその名の通り、マイク入力をオフ状態にする機能のことです。
スカイプなどで通話中に咳、くしゃみといった聞かれたくない音が出そうになった場合にも、相手に聞かれずに済みます。
ボリューム調整機能
ボリューム調整機能は、マイク入力のボリュームを調整できる機能です。
PC側でも、マイクのボリュームを調整可能ですが、PCマイク側であれば素早く調整できます。
また、PC側でボリュームを最大にしても音が小さいときは、PCマイク側のボリュームを上げることで、音をより大きくできます。
目的にあったPCマイクでスムーズなコミュニケーションを
ここまでスタンド型、クリップ型、フラット型それぞれのおすすめPCマイクを紹介してきました。
どのタイプであっても価格は幅広く、さまざまな機能を搭載しています。
どのような場面でどのような使い方をするのかをあらかじめ考えたうえで、それに適したPCマイクを選ぶことが重要です。
また、どの程度の機能、音質を期待するのかについても予算を考慮したうえで選択しましょう。
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