前記事のナレッジワーカーとして働くために必要な4つの能力。おすすめの本も紹介では、ナレッジワーカーの特徴について解説しました。
では、ナレッジワーカーとして働くにはどのようなスキルが必要なのでしょうか。
本記事ではナレッジワーカーとして働くために必要なスキルや働く際のコツを解説します。
また、ナレッジワーカーを目指している人におすすめの読むべき本も紹介しているので、ぜひ参考にして下さい。
この記事の目次
ナレッジワーカーに必要とされる能力
今やどの企業にも不可欠なナレッジワーカーですが、どのような能力が必要とされるのでしょうか。
こちらの項目ではナレッジワーカーとして働くために必要とされる能力を解説します。
問題解決能力
ナレッジワーカーは問題解決能力が必要です。
「業績不振」「非効率な業務」「職員の不安や不満」こういった問題解決に導くために、ロジカルシンキングや考え抜く力が求められます。
そのためには日頃から与えられた業務に対しさまざまな疑問や視点を持ち、いかに解くべき問題を見極めるか考えることも重要になるのです。
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情報収集能力
ナレッジワーカーにはさまざまな知識が求められます。
そして、知識を得るために情報収集能力は欠かせません。常にアンテナを張り巡らせ情報を集め、知識を深める必要があります。
どこで調べるか、誰に聞くかなどを知っていれば、例え苦手な分野の情報収集であっても対応可能です。
そして、ただ情報を集めるだけではなく自分に本当な知識であるか取捨選択することも必要となるでしょう。
発想力・創造力
発想力と創造性もナレッジワーカーに必要な能力です。
現在、数多くの企業があります。他社と差別化や独自の強みが無ければ、厳しい企業戦争を生き残ることはできません。
そのため差別化や独自の強みを生み出すために、斬新な発想や創造が求められるのです。
アウトプット能力
知識を活かして個人が成果を出しただけでは、組織としての成長や発展は望めません。得た知識をいかにアウトプットするかが重要です。
つまり、ナレッジワーカーには目に見えない知識を形式知にできる能力が必要となります。
ナレッジワーカーの知識で得たアイディアや独自のノウハウなどの知的財産を、本やマニュアルのようにして組織に展開することでよい人材教育にもなり、より大きな成果に繋がります。
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ナレッジワーカーとして働く際のコツ
普段の意識で生産性や効率性を大きく上げることができます。
こちらの項目では、ナレッジワーカーとして働く際のコツを紹介します。
調査と文書作成業務はわける
ナレッジワーカーとして働くために、調査と文書作成業務はわけて行いましょう。
調査を行いながらに文章作成をしてしまうと、それまで調査に集中していた勢いが失われてしまうからです。
例えば調査をしながら上司への提案書を作成しようとすると、どこまで調査や提案書が進んだのか忘れたりしてまた見直したりすることになり、作業が捗らなくなります。
そのため、調査と文章作成業務は同時進行してはいけません。
常に生産性を上げるための方法を模索するクセをつける
ナレッジワーカーは情報収集が得意なため好奇心が強い性質があります。
仕事が効率化したり生産力を上げるためのノウハウやテクニック、アプリなどを発見するとそれを自分の仕事に取り入れていくのがおすすめです。
そのためナレッジワーカーとして働くためには、常に生産性を上げる方法を模索するクセをつけましょう。
メールチェックに気を取られすぎない
ナレッジワーカーとして働くためには、メールのチェックに気を取られすぎないようにしましょう。
メールは業務の集中力を大きく阻害します。1通1通メールが届くたびにチェックして返信していると、考えているよりも時間を取られてしまうのです。
そのため、業務中とメールのチェックの時間をわけて確保し、それぞれ集中して行いましょう。
ナレッジワーカーとして働く方におすすめの本
日頃の業務に役立つ内容となっているので、ぜひ読んでみてください。
知識創造の方法論
この本は、一橋大学名誉教授で経営学者の野中郁次郎さんと、グローバルマーケティングや大手企業のナレッジマネジメントに携わった経営情報学者である紺野登さんの2人によって書かれた本です。
哲学、経済学、社会学を通じて「知的鍛錬法」を学ぶための内容となっています。
どのように知識を獲得して発展してきたのか、その方法やどのように活用していくのか具体例を交えて解説しています。
ナレッジワーカー
この本は雑誌で「世界のトップ25コンサルタント」に選ばれたトーマス・H・ダベンポートさんによって書かれた本です。
本書はナレッジワーカーとはなんなのか、どんな人物像なのかに始まり、ナレッジワーカーに対してのマネジメント手法について詳しく記載されています。
さいごに
ナレッジワーカーとして働くには、本記事で紹介したようなスキルが必要です。
そんなナレッジワーカーを目指すには毎日の学習や努力が必要となってくるでしょう。
もしあなたがこれからの時代において重宝される人材になりたいと考えているのであれば、努力を積んでナレッジワーカーを目指してみるのもよいのではないでしょうか。
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