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【これだけでOK】フリーターから正社員になるための完全ガイド

更新: 2020.03.06

いつかは正社員として働かなきゃと思ってるけど、なかなか就職がうまくいかないと思うことはありませんか?

フリーターと正社員では、将来的に見ると大きく差がついてしまうので焦ってしまうこともあります。

「でもそんなこと言ったって、どう探していいかわからないよ」

筆者の周囲でも、そんな知り合いがたくさんいました。
この記事ではそんな方のためにも、フリーターから正社員になるための完全ガイドを作成しました。

最近のフリーター事情

まずはフリーターについての現状を知るところから始めましょう。今、世の中には何人のフリーターがいて、属性はどうなっているのか。
就職活動は周りの求職者との戦いです。敵を知り、己を知るところから始めましょう。

フリーターの人口と年齢層

現在のフリーター人口は1398万人です(男性:324万人、女性:1074万人)
統計局労働力調査(詳細集計) 平成28年データより

前年比と比べると、33万人増えています。10年前からの傾向でみると、年々緩やかに増加しています。

また、年齢層毎での割合によると、全体的には平均的だが少し平均年齢が上がっている傾向にあります。ようは、少子高齢化が進んでいるということになっています。

フリーターでいる理由ランキング

では、なぜフリーターでいるのか。男女別で理由をまとめてみました。

<男性>
1位:自分の都合のよい時間に働きたいから(25.0%)前年比△
2位:正規の職員・従業員の仕事がないから(24.8%)前年比▲
3位:家計の補助・学費などを得たいから(13.0%)前年比△
4位:専門的な技能などを活かせるから(11.8%)前年比▲
5位:通勤時間が短いから(3.4%)前年比△
6位:家事・育児・介護などと両立しやすいから(1.0%)前年比と変わらず

<女性>
1位:自分の都合のよい時間に働きたいから(28.1%)前年比△
2位:家計の補助・学費などを得たいから(25.1%)前年比△
3位:家事・育児・介護などと両立しやすいから(17.1%)前年比△
4位:正規の職員・従業員の仕事がないから(11.5%)前年比▲
5位:専門的な技能などを活かせるから(5.3%)前年比▲
6位:通勤時間が短いから(4.3%)前年比△

男性の2位が「正規の職員・従業員の仕事がないから」と仕事に対しての意見になり、女性の2位が「家計の補助・学費などを得たいから」と家庭、もしくは自分の習い事に対する意見が入りました。

上記のように、男女ともに1位が「自分の都合の良い時間に働きたいから」、男性の2位が「正規の職員・従業員の仕事がないから」と仕事に対しての意見に対して、女性の2位が「家計の補助・学費などを得たいから」と家庭、もしくは自分の習い事に対する意見が入りました。

全体を通して、自分のペースで働きたい、という声が多く入っております。正社員になると、勤務時間は基本1日8時間、週40時間になりますので、ここに不満を持ち、フリーターとして働く道を選んでる人が多くなっています。

ただ、最近では正社員でも「週休3日制」や「短時間勤務」など、正社員でも比較的勤務時間が緩和されている求人が増えています

とはいえ、そのような求人はもちろん競争率も激しいのでしっかりと事前準備が大事になります。

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フリーターと正社員との大きな違い

ここで、冒頭にお話した、フリーターと正社員の将来的な観点も含めて違いを見てみましょう。今回は「生涯年収」「雇用の保証」「社会的信用性」の3点に注目しました。

生涯年収

特に違いがはっきりしているのが、この生涯年収です。
23歳〜65歳まで仕事を続けると仮定して、具体的な例で見てみましょう。

※フリーターの場合※
(仮定)時給1200円 1日7.5時間勤務 月20日
1200円×7.5時間×20日=月収18万円
18万円×12カ月×42年=生涯年収 9,678万円

※正社員の場合※
(仮定)年収400万円
年収400万円×42年=生涯年収 1億6,800万円(退職金、賞与など除く)

上記はあくまでも例ではありますが、2倍程の差が既に出ています。

なおかつ正社員は上記の金額に加えて、退職金や昇給、賞与などもあります。こちらは人によって個人差がありますが、3,4倍に広がる可能性もあります。

つまり、フリーターとして安い時給にも関わらず、正社員と同じようなお仕事を任せられるアルバイトをするのであれば、正社員になって働いた方が、老後の自分にとって数倍収入の差が生まれるのです。

雇用の保証

カンタンに言うと、辞めさせられるかどうか、です。

正社員は一方的に会社から解雇されることは法律で守られているためありえません。
それに対して、フリーター(非正規雇用)は契約期間が満了すれば解雇することが可能です。フリーターはとても不安定な立場になるのです。

社会的信用性

例えるならば、“ローン”が組みやすいかどうか、です。

正社員は、社会保険に加入されていたり、一般企業に正規雇用として安定して働けるため、社会的な信用性があるため、比較的ローンも組みやすいです。

それに対して、フリーター(非正規雇用)は社会保険に入っておらず、上記の雇用の保証の内容のように不安定なため、社会的信用性が低く、ローンが非常に組みにくくなっています。

ローンが組みづらくなるというのは、銀行からお金が借りられなくなることなので、例えば、結婚して家や車を買うことが難しくなります。

つまり、上記3点をまとめると、非正規雇用のフリーターは目先の現状だけで見ると正社員と同じように見えるかもしれないですが、長期的、将来的に考えたときに、非常に不安定かつ収入にも大きく差が出てしまうのです。

フリーターの就職事情

では、実際にフリーターから正社員へ就職するのはどれくらい大変なのでしょうか。こちらも総務省の統計局のデータを参考に見てみましょう。

フリーターから正社員への就職率

まずは年代別での就職率でみると、下記のようなグラフになります。

<年代別フリーター就職率>
参考データ:平成24年就業構造基本調査データより

20代がピークになっており、年齢を重ねる毎にやはり就職は厳しくなっています。女性に関しては、結婚などの家庭生活も含めて、正社員を望まない人が多いのが考えられます。就職活動は早いに越したことはないですね。

次に、学歴別での就職率を見てみましょう。

<学歴別フリーター就職率>
参考データ:平成24年就業構造基本調査データより

こちらは大卒が一番高くなっています。続いて高卒のフリーターの方も高くなっています。日本の学歴主義の風土がまだ残っている印象です。

ただ、企業のたくさんの人事と話してきた私の経験からすると、年齢、学歴のようなハード面を重視している企業は少なくなっており、性格、思考性などのソフト面を重視している企業が増えていると強く感じています全ての人にまだまだチャンスがあります。

諦めずに、就職活動を考えてみましょう。

企業人事から見るフリーターの印象

そんなフリーターのことを一般的な企業人事かはどんな印象でしょうか。正直な話で言いますと、あまり評価が上がることはあまりありません。

実際の社会人経験が無い方になるとなおさらです。ただ、それだけで不採用になるかと言うとそうでもありません。

企業の人事は、「なぜあなたがフリーターになったのか」に注目します。

「新卒時に周りと同じタイミングで就職をしなかったのは?」
「そもそも、就職活動は行っていたのか?」
「内定はもらえたのに辞退したのか、もしくは内定が全くもらえなかったのか」
「フリーターにならざるを得ない何か特別な理由があったのか」

などなど、フリーターのなった理由の憶測をします。そこに対して自分なりの考えをしっかりと答える事ができれば、良い評価を与えることができるでしょう。

選考時の面接対策

では、どのような面接対策をすればよいでしょうか。もちろん、企業によって様々ではありますが、200社以上の企業人事と関わった私の経験を踏まえてお答えします。

大事なのは、フリーターの期間に、何を考えていて、どのような行動をしていたのか、その経験がその企業のどのような部分で生かす事が出来るか」です。

企業の人事の方が求めているのは、「自社で活躍してくれる人材」です。活躍と言っても、色んな意味がありますが、わかりやすくいうと成果を残してくれるかどうか、です。

会社は成果を上げて売上を伸ばさなければ潰れてしまいます。

極端な話をすると、あなたがフリーター時にどんな仕事をしていたのかは関係ありません。それよりも、

「なぜ、その仕事をしていたのか。」
「その仕事でどんな活躍をしたのか。」
「日々、どんな事を考えながら行動していたのか。」
「どんな失敗があって、そこから何を学んだのか。」

というような内容が大事です。

そして、もう1つ言うのであれば、「第一印象」です。有名なメラビアンの法則というものがあります。

メラビアンの法則:
コミュニケーションで相手に与える印象には、話の内容(言語情報)よりも表情(視覚情報)や口調(聴覚情報)の方が強く影響する。その割合は、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%である

ようは、最初の第一印象が重要なんです。面接は最初の5分で90%決まる、とよく言われています。
ドアを開けた際には明るく、元気な声で挨拶をするようにしましょう。

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フリーターから正社員への就職方法(転職サイト編)

では、実際に就職活動はどのように行えればいいのでしょうか。代表的な就職サービスと、最近増えている就職サービスを紹介します。

転職サイトとは

TVCMなどでもよく見かける、転職サイト。ネット上で募集案件が並んでおり、自分が合うと思ったものに対してそのまま直接応募ができます。
(例:リクナビNEXTマイナビ転職DODA@typeなど)

転職サイトのメリット

1.幅広い検索軸によって好みの案件を見つけられ、かつ誰でも応募が出来る
2.今、人が欲しい案件が載っている
3.画像や動画などで、会社の雰囲気を多少つかむことができる。

転職サイトのメリットは、採用ハードルが低い傾向にあることです。これは企業側から考えると理解しやすいです。転職サイトは掲載費用型のタイプのため、サイトに載せるだけで費用が発生します。ようは応募が0件、採用が0件の場合と応募が20~30件、採用が5件の場合でも結果的にかかる費用は同じなのです。となると、1回の掲載期間で1人でも多く採用した方が得になりますので、比較的採用基準も必然的に低くなります。

転職サイトのデメリット

1.ネット上での情報しかないため、リアルな情報がわかりにくい
2.相談相手がいないため、自分は本当はどんな仕事が合うのかわからない
3.採用基準が低いがゆえに、競争率が高い。

デメリットとしては、マッチング力が低いことです。実際の企業情報はネットでしか得られないため不透明性があります。

さらに、転職サイトの記事を作成しているのは求人広告代理店の方がほとんどなので第三者が話を聞いて作成した内容になります。また、メリットの部分でもありましたが、採用基準は低いものの競争率が高いというデメリットもあります。

就職サイトで選考する際に気をつけること

転職サイトは、募集終了期間を過ぎると応募ができなくなりますので、募集期間に気をつけましょう。
また、その募集に対してどれくらい受けている人がいるのかなど、競争率などもわからないため、1件だけでなく複数受けるようにしましょう。

フリーターから正社員への就職方法(人材紹介エージェント編)

人材紹介エージェントとは

キャリア相談を乗ってくれて担当が付き、自分に合う募集案件を勧めてくれる人材紹介エージェントです。
(例:リクルートエージェントパソナキャリアマイナビエージェント、など)

人材紹介エージェントのメリット

1.キャリアアドバイザー(CA)が、履歴書、面接対策やキャリア相談をしてくれる。
2.ネットには出ていないシークレットな案件を持っている。
3.企業の内部事情(離職率や残業時間など)を理解している、把握できる。

人材紹介エージェントのメリットは、何より就職に関してサポートしてくれる事です。企業側からも情報を聞けるので、最初の履歴書・職務経歴書の添削はもちろん、各企業毎の面接対策を具体的なサポートをしてくれることです。

マッチング力も高いため、実際に入社した際に「思ってたのと違う」というようなミスマッチングの可能性もかなり低いです。

人材紹介エージェントのデメリット

1.企業は紹介会社に手数料を払うため(年収の35%など)、一般応募とくらべてハードルが上がる。
2.コンサルタントによって当たりハズレがある。
3.人材紹介都合で、行きたくもない企業を薦められる場合がある。

人材紹介エージェントのデメリットは、採用基準が高くなってしまうことです。上記の転職サイト同様に、企業側の目線で考えると人材紹介エージェントは入社時に想定年収の3割程度(例:300万だと紹介料90万円)とかなり高価になってしまうため採用基準も高くなってしまいます。

かつ、人材紹介エージェントも当たり外れがあります。

しかもこれは企業毎ではなく、担当毎で違うため運次第な所があってしまいます。

人材紹介エージェントで選考する際に気をつけること

人材紹介会社からある程度、面接対策をしてきた。というように企業の人事から見られるので、
キャリアアドバイザーさんと密にコンタクトを取り、面接対策をしっかり行いましょう。

フリーターから正社員への就職方法(育成型の人材紹介エージェント編)

育成型の人材紹介エージェントとは
まずは、育成をしてから最終的に人材紹介エージェントも行う、近年、増えているサービスです。
メリット、デメリットは基本的に人材紹介エージェントと似ています。
(例:テックキャンプ エンジニア転職公共職業訓練学校、など)

育成型の人材紹介エージェントのメリット(人材紹介で挙げた以外の部分で)

1.新しいスキルを身に付けられ、かつ就職も支援してくれる。
2.実務経験がなくても、採用してくれるような募集案件を持っている(あまりネットに載っていない)

育成型の人材紹介エージェントのメリットは、最近出てきたサービスでもあるため一概には言えませんが、人材紹介エージェントだけでなくそもそもの教育自体も行ってくれるところです。

かつ、実際に現場経験がない人材でも採用してくれるような求人案件を企業に交渉して持ってきてくれるので、ネットにはない募集条件を持っているメリットもあります。

育成型の人材紹介エージェントのデメリット(人材紹介で挙げた以外の部分で)

1.育成して身につけただけなので、実際に企業でその職業で働いた経験がなく、懸念されがち。
2.本気でやらないと、スキルがしっかり身につかない。

育成型の人材紹介エージェントのデメリットは、採用の難易度です。やはり実際に現場経験がない方を採用することになるので企業としては採用を懸念してしまう傾向になることです。

とはいえ、どこも採用出来ないとは言えませんが、自分の希望条件の企業に就職することは難しくなるでしょう。

また、もう1つのデメリットとして本気で取り組まないとスキル自体も身につかないため、生半可な気持ちでやっているとスキルも身につかず無駄な期間を過ごしてしまうかもしれません。


それぞれ、メリット・デメリットがありますので、よく考えて就職活動を行いましょう。

年齢別フリーターの就職活動例

年齢別のフリーターさんの就職活動例をあげましょう。

高卒フリーターの場合(25歳未満)

・転職サイト ◎
・人材紹介エージェント ☓
・育成型人材紹介エージェント ○

高卒フリーターの方は、社会人の経験こそないもののまだ年齢も若いので、企業側からすると、採用コストが低くすむ転職サイトでまずは社会人の経験を得ることをオススメします。もしくは、育成型で手に職をつけて就職されるのもいいでしょう。

26歳フリーターの場合

・転職サイト ○
・人材紹介エージェント ☓
・育成型人材紹介エージェント ◎
20代後半になると、同年代も社会人の経験をある程度積んでいる状態になるため、採用難易度も徐々に上がってきます。今のままの自分で勝負をするより、何かしら手に職をつけて周りと差別化を意識して就職しましょう。

30歳フリーターの場合

・転職サイト ◎
・人材紹介エージェント ☓
・育成型人材紹介エージェント ○
30歳になると、上記2つの例と比べると非常に難しくなってきます。特に社会人の経験が無い方となると、かなり案件も限られていくため、転職サイトやハローワークを使って正社員を目指しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

筆者の周囲のフリーターの知り合いを見ていると、フリーターということにネガティブになっており、就職活動に億劫になってしまっている人が多いように思えます。

企業側の目線で見ると、企業数は中小企業を中心に年々企業数が減少しております。倒産する理由の圧倒的な割合が「人材不足」です。

求職者と企業側のミスマッチングがまだまだ多いのが現状です。どの会社でも必ずその会社独自の魅力がありますし、あなたを必要としている会社は必ずあります。

フリーター生活は楽に思えてしまうかもしれませんが、どうか目先の楽ばかり考えず、何十年後の楽を考えていきましょう

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