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「全マーケターがプログラミングを学ぶべき」Concurマーケ責任者が語る、技術がわかることで業務はいかに変わるのか

作成: 2016.11.02 更新: 2018.09.04

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2020年から小学校でプログラミングの授業が検討されていることからも分かるように、プログラミングの重要性や注目度が日に日に高まってきています。

しかし、実際にプログラミングを業務で使用する職種の方でないと、プログラミングの重要性は実感しにくいかもしれません。

そういった方々に向けて、TECH::CAMPの3ヶ月研修コースを受講されたコンカー柿野さんから「なぜ非エンジニア職でも、プログラミングを学ぶべきなのか」というお話を伺いました。

 

プロフィール  柿野 拓さん

大学卒業後、大手ERPベンダーのSAPに入社。マーケティングを中心に様々な業務を経験後、出張・経費管理クラウドベンダーのコンカーへ転職。コンカーでは、クラウドサービス「Concur Travel & Expense」のマーケティングを統括している。

実際に、自分の手で最新の技術を実装してみたかった

──なぜ、今回プログラミングを学ぼうと思われたのでしょうか。

柿野:クラウドサービスを展開するコンカーに転職したタイミングで、APIを活用したサービス連携を、知識だけではなく、実際に実装する経験をしたかったからです。

技術は概要だけでなく、プログラミングまでできて理解すると、マーケティング職として新しいサービス企画やプロジェクトを円滑に進められるため、とても重要だと思います。

エンジニアが最新技術でできることを理解しているかどうかで、依頼する内容をより具体的にお願いできますし、エンジニアのモチベーションを意識しながらプロジェクトを進めることができます。

企業現場では様々な種類のAIがマーケティング業務を支援し始めており、それらの特性を理解し、うまく業務に活用していくという意味でも、今回のようなプログラミング研修で自分が最新技術に近づくという努力が大切だと思いました。

となりにメンターがいてくれたから完成させることができた

──研修では、サービスを一つ完成させることがゴールであるオリジナルアプリケーションコースを受講いただきました。受講されてみていかがでしたか。

柿野:当初の企画に近いオリジナルアプリケーションを作成することができ、受講して本当によかったと思います。

私は230時間のコースを受講していたので、平均すると毎日2時間くらいの学習を3ヶ月間続け、最終的に、歯医者を比較するwebアプリケーションを作成しました。

歯医者はサービス内容が多彩で、患者の満足度にもばらつきがあり、データを正規化して表示するだけで、自分にあった歯医者を見つけることができます。

開発していく中で、計画通りに進まないこともありましたが、自分よりはるかに若い担当メンター(道祖)さんとの週に一度の面談で改善ポイントやエラーを回避するためのアイデアなどの効果的なフィードバックをもらえたので、「やってやるぞ!」という当初のモチベーションが維持できました。

教材をこなすのと違い、いざ開発!と言われても、どこから手を付ければよいかわからない部分も多かったので、企画からリリースまでの流れをメンターさんと一緒に確認しながら進めたのはとてもよかったと思います。

また、参考書やウェブサイトなどに載っていないような細かな部分をスカイプやチャット、あるいは直接教室で質問や確認ができたのは凄く助かりました。

メンターさんがいなければ、この短期間でここまでできるようにはならなかったです。

──柿野さんの学習意欲はいかがでしたでしょうか。(担当メンター道祖への質問)

道祖:柿野さんはモチベーションが高く、アプリケーション開発をとても楽しそうにされてました。カリキュラムの理解度も高く、ものすごく速い進捗スピードでカリキュラムを進めていらっしゃいました。

「好きこそものの上手なれ」ではないですけど、やはり「興味があるから学びたい」という気概で自分から積極的に学ぼうとされる方の成長スピードは凄まじいですね。

今回はそういったバイタリティ溢れる方の担当をさせていただき、僕自身も柿野さんの仕事観やスキルアップに対する意識から学びをいただきました。

既に柿野さんはマーケティングという専門分野を持っている上で、さらに別の分野にまで成長意欲をもって学習されている姿勢が素晴らしかったです。

「マーケティング×プログラミング」という2つのスキルが組み合わさったことで、柿野さんの人材としての魅力がより一層強化されたと思います。

ビジネスマンなら誰しも、柿野さんのように当然のスキルとしてプログラミングを身につけると、もっと効率的でよりよい社会になると思います。

 

「エンジニアではないから知らなくていい」はもう通用しない

──受講後、仕事に活きていることはありますか。

柿野:マーケティングという職種では、世の中のトレンド・データ・技術・マーケット状況・顧客情報・製品など、様々なことを把握して物事を判断する必要があります。

今回の学習で、最新技術や便利なツール、ソースコードの共有方法、プロジェクトを推進する上での重要なポイントなど、様々な気づきがありました。今まで見ていたものとは違う目線で物事を見られる感覚があります。

マーケティングはすでにITと切り離せない業務となっているので、それを支えてくれるエンジニアという人材の特徴や思考パターン、そして、クラウドサービスの裏側の仕組みまで理解している意味は大きいと思います。

技術を把握した上で、サービスを考えているのか、何もわからずにただ宣伝しているだけなのかでは、意味も説得力も違います。

自分の古臭い技術スキルがこれだけの短期間で、更新でき業務に活かすことができる。今回の研修はとても有意義なものでした。

この研修で得たものを活かして、良いビジネスアイデアを考えてつつ、今度はTECH::CAMPの皆さんと新しいなにかを一緒に作り上げられればと思っています。

──最後に、読者の方々に一言お願い致します。

柿野:時代が急激に変化している中で、クラウドサービス・AI・IoTなどが個人の生活や社会全体に溶け込む日がやってきます。

仕事においても、人間の力だけで行われる業務は減っていき、すべての仕事がIT化、また、一部はAIによって完全に代替されていくと思います。

そんな社会変化の中ではプログラミングは、もはやエンジニアがだけが持つスキルではありません。海外の方と話す時に英語で話すのと同様に、ITやAIとコミュニケーションする時にはプログラムで会話します。

ベーススキルとして概要レベルだけでもすべてのビジネスマンが押さえておくスキルだと思います。

「自分はパソコンが苦手」と思っている方でもTECH::CAMPで見え方が変わるかもしれません。自分を変え続けられれば、世の中の変化をもっと楽しむことができるようになります。

是非、TECH::CAMPで新しいインプットをしてみてはいかがでしょうか?

 

── 柿野さん、貴重なお話ありがとうございました!

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児玉悠太朗