テックキャンプでは、企業のITに関する課題解決に取り組めるよう、プログラミングに限らずテクノロジー関連のスキルが学べる「テックキャンプ研修」を提供しております。
昨年9月から11月までの3ヶ月間、通常の業務と並行してテックキャンプ研修を導入した大手クリエイティブエージェンシー。
計6名の方に研修を受けていただき、今回はお2人に研修後の様子について伺ってきました。
プロフィール1 仮名:児玉友美さん(以下Kさん)
主に住宅領域のサービスにおけるUI・UX改善のディレクション業務を行っている。
プロフィール2 仮名:西条彩香さん(以下Sさん)
制作を行うチームのSVを主務とし、UI・UXプロジェクトにはメニュー整備担当として介在している。
この記事の目次

コーディングのスキル不足で度々起こっていた納品ミス
— 普段はどのような業務をされているんですか?
K:現在、業務の8割が住宅領域における紙・Webの両媒体のコンテンツ制作ディレクターをやっていて、残り2割で新規事業のUI・UX改善ディレクターをやっています。
今のチームにはディレクターが私含めて3人、営業が1人いて、営業の方が「LPのこの部分を改善して欲しい」とか「こういうターゲットに向けて1からLPを作成したい」というクライアントからの要望がある案件を取ってくるのでそれを開発者にディレクションしています。
S:私は役職としては、制作センターのSV(スーパーバイザーの略)を普段は主務として担当しています。
UI・UXの企画の中では、提案・受注時に分かりやすいメニューを提示するため、案件で必要な作業項目と工数の洗い出しを行い、相場表を整理したりしています。
— 今回研修を受講していただいた方々は同じ部署という訳ではないんですね。
K:そうですね。各部署のUI・UX業務を担当している方でやりたい人が参加した形になります。
— コーディングの知識がないことでこれまで業務に支障をきたした経験はありますか?
K:研修を受けようと思った一番のきっかけになるんですが、以前私が納品したLPにコーディングの不具合が見つかって、ミス納品になったことがありました。
当時はディレクトリって何?というレベルで、コーディングのことを全くわかっておらず、開発者からあがってきたLPをチェックしようがなかったんです。
今考えてみるとそれってかなりリスクで、ディレクターもコーディング知識がないと業務を行っていくのが難しいと感じていました。
それ以降も何回もコーディングに関するミス納品があり、UI・UXを謳う部署にもかかわらず、コーディングの知識がないのはまずいということで受講に至りました。
S:ディレクターから開発者へ発注する際、自分たちが技術について分からないので、いくらが妥当なのか全く見当がつかないんです。
すると、「これだとこれくらいの金額ですね」と開発者側から提案されるんですけれど、それが高いのか安いのかもわからないので結局言い値でやるしかありませんでした。
K:研修を受ける前までは、例えばサイト上の四角を作るにも、PowerPointみたいにドラッグすれば作れるのかなとぼんやり思っていたんです。
けれど、実際は高さを何ピクセルで指定したり、位置の指定をしなければいけなかったりで簡単にはいかないなと思いました。
— 研修を受けた後でどのように業務に生きましたか?
K:デザインは簡単に修正できるものではないことがわかったので、丁寧かつ正確なスケジューリングができるようになり、ミスにも気づけるようになりました。
先日、先方から納品物に対して「体裁崩れが起きてます」と言われた時に、「コメントアウトは確認されていますか?」と理由があってそういう仕様になっていることを伝えることで解決しました。
コメントアウトも研修で学んだことの1つでとても役に立ちました。細かいところが多いですが、クライアントやコーダーさんと会話できるようになったことが大きいと感じています。
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業務と並行で1日1時間コツコツ学習!skypeや対面での質問、出張形式も!
— 業務と並行で大変だったと思いますが、どのように学習を進めていきましたか?
S:私は会社の隙間時間や昼休みにカリキュラムを眺めたり、1日1時間は触るようにして、週次の勉強会までにどこまで終わらそうというのを決めていました。
土日は渋谷が家から遠いので、家にパソコンを持って帰って、わからないところはskypeで聞いて学習していました。
K:私の場合は平日はアポで外に出ることが多かったので、土日に渋谷の教室に通わせてもらっていました。skypeではなくて対面で質問する方が自分には合っているなと感じていました。
教室に行くといろんなタイプのメンターさんがいるんですけれど、図を書いてくれて説明してくれるメンターさんが特にわかりやすかったです!
— 出張研修に関してはいかがでしたか?
S:メンターさんに週1で自社オフィスまで来ていただけるのはとても有り難かったです。出張形式がなければオフィスから毎回渋谷に向かわないといけなかったので、途中でくじけていたかもしれません笑。
メンターさんに毎回、次週までにここまでやっておいてくださいと言われるので、ここまでやらないとと思う気持ちになりました。
みんなで集まって定期的に勉強会を行うのは久しぶりだったので、受験期のような懐かしさも感じていました。

ディレクターであってもプログラミング知識は必須!エンジニア・デザイナーと三位一体のチームが強い
— ディレクターやUI・UXデザイナーにプログラミングスキルは必要だとお考えですか?
K:ディレクターやデザイナーはプログラミングのスキルがないともう立ちいかないなと思います。
今私のチームにUI・ UXにとても詳しい方に参加してもらっているんですが、その方が言っているのは、エンジニアとディレクターの3人がそれぞれ共通認識を持って会話できるチームほど、いいプロダクトが作れると。
本当にその通りだと思いましたし、プログラミングスキルがないのにUIだとかUXだとか言えないなと思いました。
アプリやサービスのUI・UXも日進月歩でどんどん改善されていて、1年前の技術がすでに古かったりします。カスタマーの目も肥えてきているので、使いにくかったらすぐに使われなくなる時代なんです。
S:大学生時代からプログラミングを学習していたり、今後中学生から義務教育で学習している人が社会にどんどん出てきて、競争が一層厳しくなります。
その時に技術がわからなくてクライアントと交渉ができないと仕事がなくなると感じています。
— 最後に今後の個人的な目標を教えてください。
K:コーディングやWebを通じてカスタマーへの価値提供を行っていきたいです。そのためにWebデザインの学校に通おうと思っています。今回、研修で学ばせていただいたことでUI・UXの技術的観点に興味を持ち、もっと学びたいと思うようになりました。
技術に対する理解が深まれば、ディレクターとしてさらに成長することができると思います。
S:私はディレクターではないんですが、今後コーディングができるディレクターが増えてくると思っています。その時に自分もコーディングを理解し、納得した上で相場表を作ったりマネジメントできるようになることが目標です。
K:私、父親が建築士をしていて、自前のHPを持っているんですが、全然いけてなくて・・・。HPを変えるだけでも全く違うと思うとWebの力は改めてすごいなと思います。将来的にはそういったところに携われるようになりたいです。
— 貴重なお話ありがとうございました!
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