学歴・経験なし!の私がリードエンジニアとして就職するまでの90日間
更新: 2021.12.03
採用倍率6倍。人材不足が叫ばれる一方で高度な技術力が必要とされる仕事柄、未経験からの就職は難しいと言われるエンジニア。
そんな中、テックキャンプ受講を機に上京。最短10週間で未経験からのエンジニア転職を実現する。TECH::EXPERTを受講し、日本最大級のエンジニア転職サイトを運営する企業にエンジニアとして転職を成功させた阿部さんに、これまでの半年を振り返っていただきました。
<プロフィール>
阿部 司(あべ・つかさ)
アン・コンサルティング株式会社エンジニア、29歳。短期大学を卒業後、新潟県にある福祉施設に就職。「人を楽しませるモノ作りがしたい」という思いから、エンジニアになるためTECH::EXPERTを受講。
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この記事の目次
純粋な興味で始めたプログラミングで「モノ作り」の面白さに目覚める
──前職を辞めて、エンジニアになろうと思ったきっかけはなんですか?
今年の3月まで約7年間、地元新潟の知的障害者福祉施設で働いていました。入居者様の生活支援が主な仕事でした。なのでプログラミングどころか、パソコン自体業務で扱うことは殆どありませんでした。
そんな背景もあり、実は当初からエンジニアになろうと思っていたわけではなかったんです。
テックキャンプを受講したのも、純粋にプログラミングに興味があったから。趣味でやっている動画編集の作品を投稿する場所を作ってみたいと思ったのがきっかけです。
以前、興味本位でC言語を触ったことがありましたが、独学では要領が掴めず挫折してしまったので、テックキャンプの通常コースに申し込みました。
もともと動画編集は得意で、友人を通して制作の依頼を受けることもありました。なので、Webデザイナーなどの見た目の部分を扱う仕事に就きたいとは思っていたのですが、やはり未経験だと就職は厳しそうだと感じましたね。
──エンジニアとして働きたいと思うようになったのはいつ頃ですか?
通常コースを受講し始めてからです。プログラミングを学べば学ぶほど、どんどん実力が付いて、作りたかったものが形になっていくのが本当に楽しかったんです。
もともと何かを作るのは好きだったので、向いていたのかもしれません。日に日に「エンジニアとして働きたい」という想いが強くなっていきました。
そして通常コースを受講し始めて1ヶ月半ほど経った時、TECH::EXPERTへ参加することを決意しました。
私にとって、大好きな友人がいる生まれ育った新潟を離れることは本当に勇気のいることでしたが、やるからには必ずエンジニアになると覚悟を決めて上京しました。
同じゴールに向かう仲間の存在が学習の支えに
──いざTECH::EXPERTが始まってみて、どうでしたか?
上京したばかりで、東京がどんなところかよく分かっていなかったのですが「これが普通なの?!」と思うくらい、メンターも受講生も熱心で優秀な方ばかりで驚きました。
「こんなにすごい人たちが普通にいるんだったら、自分は周りの人の何倍も頑張らなくてはいけない」と本気で思いました。周りの皆さんに比べて、自分は特に学力も高くないので、毎日通うことだけはとにかく続けようと決めたのもこの時です。
──単身上京し、厳しいカリキュラムをこなす中で苦労も多かったと思いますが、心の支えになったことはありますか?
「エンジニアになる」という同じゴールに向かう仲間として、メンターや他の受講者の方と一緒に頑張れたのは大きかったです。
学習につまずいた時には隣に座って考え、落ち込んでいる時には声をかけてくれるなど、カリキュラムを教えるに止まらない細やかな気配りに救われました。中には、自分のために早朝勉強会を開いてくれたメンターの方までいて、本気で自分をサポートしてくれる誠実な姿勢に心打たれることも多かったです。
実のところ、カリキュラムが進むにつれ、問題を自分で解決する力が養われるため、わざわざ教室に足を運んで質問する必要はなくなっていきます。それでも、自分の場合はあえて毎日教室に行って勉強することで、モチベーションを保っていました。
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▲受講生同士も気軽にアドバイスし合える関係
コンサルタントとの二人三脚で掴んだエンジニアとしての転職
──カリキュラムを終えた後、実際の転職活動はどのように行ったのですか?
キャリアコンサルタントの方に、自己PRから志望動機、話し方のコツまでアドバイスをもらって面接対策をしながら、自分の志向に合った企業を紹介してもらいました。
今まで就職活動自体はしたことがあったのですが、その時いかに自分が何も考えていなかったかを思い知りました。コンサルタントの方のサポートがなければ、転職できていないと断言できるほど、自分が大きく変わったという実感があります。
例えば今までの転職では長所と短所、志望動機を用意していたくらいで、自分の意見に整合性を持たせることまで考えたことがありませんでした。
今回の転職では、自己PRなどの基本的なことはもちろん「結論から述べる」「なぜを繰り返して考える」など、苦手だったロジカルシンキングも、模擬面接を通して鍛えていただきました。
また、転職活動時当初は行きたい会社に固執していましたが、コンサルタントの方との面談を通じて「エンジニアとして純粋にスキルを高めたい」という自分の思いに気付くこともできました。
そのおかげで、今の会社で100万PVを超えるサービスをリードエンジニアという裁量ある立場で携わる事ができるので、感謝しています。
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人を喜ばせる楽しさを、技術を通して叶えていきたい
──これからエンジニアとして、どんなことを実現していきたいですか?
35才までにサービスのスペシャリストになっていたいです。私の考えるサービスのスペシャリストとは、実際にサービスを使う消費者に価値を届けられる人のことです。
私が消費者にこだわる理由は、プログラミングを始めるきっかけにもなった動画作成での経験にあります。
冒頭でもお話ししましたが、もともと趣味が高じて結婚式で流すムービーなどをよく作っていたのですが自分の作ったビデオをみて、新郎新婦だけでなく、来賓の方まで泣いたり笑ったりしているのを目にした時、すごく嬉しかったんです。
「自分が作ったもので、人が喜んでいる瞬間」にこそ自分のやりがいが詰まっているんだ、とその時感じました。だから自分がサービスを作る時も「ユーザーが喜ぶかどうか」を第一に考えることを大切にしていきたいです。そのためにも、まずは技術を磨いてエンジニアとしての腕を上げていきたいと思っています。
──阿部さん、貴重なお話ありがとうございました!
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