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「女性ならではのセンスを生かした課題解決」いま私がプログラミングを学ぶわけ

更新: 2020.04.01

「人の選択肢の可能性を広げる場を提供できるような人になりたい」という思いを持ち、そこに対して様々なアクションを取られてきた田中絢子さん。

今回「女性ならではのセンスを生かした課題解決ができる手段を、もっと広げておきたい」という思いでプログラミング学習に踏み出した彼女に、その心をお伺いしました。

プロフィール  田中 絢子 さん

1994年生まれ21才。 早稲田大学政治経済学部在学中。 大学1年生時、学生団体BelaVirino(ベラビリーノ)の設立に従事し副代表として活動。フィリピンのセブ島にて、国際協力プロジェクトとしてミスコンテストを開催。

大学2年生時、ブラジルのスラム街で2ヶ月間インターンシップを経験し世界30カ国の学生とNGOの運営体制改善に尽力。 大学3年生時、インターンシップ先のシリコンバレー進出を支援。現地に渡り、多くの協力者を得る。現在大学4年生で休学中。※記事掲載当時の情報です

5月からバングラデシュにおける教育事業の立ち上げプロジェクトに参画予定前のこのタイミングで、「女性ならではのセンスを生かした課題解決」をするための手段を増やしておきたいと思いテックキャンプを受講。

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美容の力を用いて女性のエンパワメントを図る団体を設立

──どういった大学生活を過ごされてきたのですか?

様々な校外活動をしてきたのですが、1番注力してきたのは「すべての女の子が自分らしく輝ける世界へ」というコンセプトで、Bela Virinoという団体の立ち上げをやってきたことです。

この団体では主な活動として、フィリピンのセブ島で「女の子の夢への第一歩を創る」というコンセプトでのミスコンを主催しています。

「美容×国際協力」というテーマで、美容の力を用いた女性のエンパワメントのために国内外で活動中です。

──なぜミスコンというソリューションを選んだのですか?

フィリピンってミスコンが大変人気なんです。でも出場者側がお金を払わないといけないために貧困層の女の子たちはその機会を得ることができない。

わたしたちはこの不平等さに着眼し、「フィリピンの貧困層の女性たちにも平等に憧れのミスコンに出場できるような機会をつくりたい」と思い今回この企画をしました。

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──ミスコン出演機会の創出が、どのように女性のエンパワメントにつながるのですか?

現地では、日本人の主催しているミスコンに出た実績が、今後の彼女たちのキャリアの可能性を広げる大きな要因となります。

また、ドレスを着たことない女の子たちがドレスを着ることで、「自分の憧れの姿になれることはとってもワクワクするし、綺麗になった姿を人に評価されることはすごく嬉しくて自分の自信に繋がる」と出場者の女の子たちは言います。

──そうなのですね。そのほかの特徴はありますか?

また、わたしたちのミスコンでは内面の美しさの評価を重視しています。

「どんな人生を送ってきて、どんな想いを持っていて、どんな夢を叶えたいのか」というスピーチをしてもらいます。

このスピーチ中は出場者もその家族や友人も皆涙し、会場はとても感動的な空気に包まれます。このスピーチは、日本のメンバーが出場者とじっくり対話をし、想いを深堀りし、一緒に作り上げます。

「自分の人生についてこんなにしっかり考えたのは初めて。家族や村の人に感謝の気持ちを伝えられた。」という感想をもらえます。

「自分が課題解決できる手段を増やしておきたい」という思いでプログラミングを学習

──今回のプログラミング学習はどんな経緯があるのですか?

このタイミングでプログラミングを学んだ理由は2点あります。

1点目が「5月から行くバングラデシュのインターンで必要なスキルだと思ったため」です。

実はこの夏から次のステップとして、アジア最貧国と言われているバングラデシュにあるエンジニア教育の会社でインターンをしにいきます。

そこでしっかり自分の価値発揮ができるように、今の準備段階でできることをしておきたいと思いました。

2点目が「自分ができる、課題解決手段を増やしておきたいと思ったため」です。

自分は今までアナログなリアルなイベントで自分のできることやってきました。でも、ここにITスキルがあることで、自分ができる課題解決の幅が、確実に広がると思っています。

また、エンジニアという職業は女性やグローバルに働きたい人にとって非常に良い選択肢だと思っています。家ででも外国ででも、インターネット環境さえあればどこででも働けますからね。

今すぐエンジニアにならないにしても、一度下地を作っておくことで自分の将来の幅を広げられるのではないかと思ったので、学生という時間のある今のうちに時間の投資をしようと思いました。

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「世の中の社会課題の解決」に、女性ならではのセンスを生かして貢献していきたい

──田中さんは、何に突き動かされて、こんなにアクティブに活動されているのですか?

人一倍好奇心が強いので、気になること、面白そうだと思うことはなんでもやってみたいんです。(笑)

また、高校生の時からドキュメンタリー番組をよく見ていたこともあって、社会課題への関心は強い方だと思います。せっかく一度しかない人生、自分の好きなことで人の役に立つことができたらいいなと思っています。

そのためにも、大学生の今のうちは色んな機会に挑戦したいです。

──どういう役割で「世の中の社会課題の解決」に貢献していきたいですか?

自分がやるべきことは、先進事例の踏襲ではないと思っています。

自分にしかできない「女性ならではのセンス」を生かした役割で、この目的達成に新しい手段で貢献していきたいです。

なので今回プログラミングスキルを身につけたことを生かして、今後はITとセンスを絡めた解決策を実行していくつもりです。

また、余談ですが、この世の中には機能や品質は大変優れているのに、それを魅せる「ブランディング・センス」の部分で台無しになってしまっている事例が大変多いと感じています。

こうした機会損失の是正も自分が取り組んでいきたいことの1つではありますね。

──どんな人生を歩んでいきたいですか?

人の選択肢の可能性を広げる場を提供できるような人になりたいと思っています。

ブラジルのスラム街では、売春をすることでしか生きられない人を多く目にしたことで、彼女たちが自分の意思に基づいて自分の人生を選択できるような環境づくりに従事したいと強く感じました。

また、日本の大学生にも、「こうすることが正解だから」と他の生き方をあまり考えることなく就職する人も多いと感じています。色んな生き方の可能性を、一生を通じて人に伝えていけたらと思います。

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田中さん、貴重なお話ありがとうございました。

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